<h2 id="h80df65513a">仕訳とは？</h2>仕訳（しわけ）とは、ビジネスの結果を決算書で報告するために、日々の取引を帳簿に記録する方法をいいます。仕訳で記録するものは、勘定科目と金額のみです。 勘定科目とは、取引の内容をわかりやすく記録するための名称のことをいいます。たとえば、現金や備品、借入金などがあります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/8fdae3f0df8a49ae92ab494ed7bb0f3a/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%891.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="仕訳とは"> 仕訳を理解できるようになると、仕訳を見るだけで、取引内容がわかるようになります。 さらには決算書を見るだけで、どのようなビジネスを展開しているかをイメージできるようになります。 この記事では、簿記を学ぶ上で必須ともいえる仕訳の手順や基本ルールについて図解を用いてわかりやすく解説していきます。 簿記学習中の方やこれから簿記の勉強を始める方は、ぜひ参考にしてみてください。<h5 id="hf1743a6c10">_ARTICLE_TOC_</h5><a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt="Funda簿記の公式LINE"></a><h3 id="h2825d93e54">仕訳を行う理由</h3>仕訳を行う理由は、決算書を企業関係者に報告するためです。決算書とは、企業の経営状態や財産状態を表したものをいいます。決算書を通じて財務状況を正確に報告するためには、日々の取引を正しく仕訳して帳簿に記録しなければなりません。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/18008112329b45f5b68976fc7dea01e7/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%892.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="仕訳を行う理由"><h3 id="hef579d0379">仕訳の手順</h3>それでは、取引を仕訳に変換する手順を事例を用いて解説します。 今回は「銀行から現金で100万円を借り入れた。」という取引の事例を使い、仕訳に変換するステップを紹介します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/3e997536ab4043cd80e17d37895c8b5f/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%893.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="仕訳の手順"><h4 id="h77d1a90ac6">手順①：取引を「原因」と「結果」に分解</h4>上記の取引をを仕訳に変換するためには、まず大きく「原因」と「結果」の2つに分解します。今回の取引は「銀行から現金で100万円を借り入れる」ですので、「原因」は「銀行から借り入れた」で、「結果」は「お金が増加した」となります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/2d382cb5f57d4a2089d6857091c1fcd5/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%894.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="仕訳の手順"><h4 id="h70638d2949">手順②：取引の内容を表す名前を付ける</h4>続いて、分解した各要素に名前をつけます。 原因側は「借入金」、結果側は「現金」です。この「借入金」や「現金」を勘定科目といいます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/77c18729e62747d0ab1b603282962c27/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%895.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="仕訳の手順"><h4 id="h5835dc7318">手順③：左側と右側にわけて金額を入力して記入</h4>最後に、記入欄を左側と右側にわけて、それぞれに勘定科目と金額を記入することで完成です。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/7c740e4f0df2450e8db755ee6abe3f36/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%896.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="仕訳の手順"> 以上の手順で、日々の取引を仕訳という形で記録していきます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/c6df67f592ec4163a6891657c0eb790b/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%897.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="仕訳の手順">

新卒くん

仕訳という形で記録していくことはわかりました。 しかし、なぜ現金を左側に記入すると「現金が増加した」と表現できるのかさっぱりわかりません。

大手町さん

これは「ホームポジション」という仕訳の基礎ルールが存在することで現金の増加を表現できています。

<h2 id="had86d5f96b">仕訳の基本ルール</h2>仕訳をする上で欠かせない基本ルールに「ホームポジション」というものがあります。<h3 id="h3c5ed34079">ホームポジション</h3>ホームポジションとは、各勘定科目のあるべき位置のことを指し、「左側」と「右側」の2つに分かれます。例えば、現金という勘定科目のホームポジションは左側です。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/35e06519e12e4852a8d05e860d1392ec/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%898.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="ホームポジションとは"><h4 id="h16dfdfc060">【補足】借方と貸方</h4>簿記の用語として、仕訳や決算書における左側は「借方（かりかた）」、右側は「貸方（かしかた）」という名前がつけられています。意味などを覚える必要はありませんが、仕訳を行う上で頻出の用語ですので押さえておきましょう。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/096ffb19aefc41d7a172a7bc135dd32a/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%899.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="借方と貸方"> 仕訳ができるようになるためには、すべての勘定科目のホームポジションを覚えている必要があります。 「勘定科目は無数にあるので覚えられない。。。」と心配になるかもしれませんが、安心してください。 実は、ホームポジションは各勘定科目ごとに決まっているのではなく、各勘定科目が属するグループごとに決まっています。 そして、そのグループは大きく5つしかありません。したがって、5つのグループが左側（借方）か右側（貸方）かを覚えるだけで大丈夫です。<h3 id="h43a47cf02f">勘定科目の5つのグループ</h3>勘定科目のグループは以下の5つに分けられます。 貸借対照表の「資産」「負債」「純資産」と、損益計算書の「収益」「費用」です。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/9b2dab7c1a8c471b813fe69777ac4031/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8910.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="勘定科目の5つのグループ"><h4 id="h822b08c215">左側がホームポジションの勘定科目</h4>5つのうち、左側（借方）がホームポジションである勘定科目は、貸借対照表の「資産」と損益計算書の「費用」です。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/7983d39e5889437da7b22616192fdc87/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8911.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="左側がホームポジションの勘定科目"><h4 id="h93045643f0">右側がホームポジションの勘定科目</h4>一方、5つのうち、右側（貸方）がホームポジションである勘定科目は、貸借対照表の「負債」「純資産」と、損益計算書の「収益」です。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/71fd64b1191d4e6e91c584a80a1f34d0/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8912.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="右側がホームポジションの勘定科目">

なるほど！ 配置する場所のルールが決められているのですね。

そのとおりです。 つまり、左側がホームポジションの資産の場合、増加した時には左に記入し、減少した時には右に記入します。

<h2 id="h95c1b439b6">金額の増減を仕訳にする方法</h2>仕訳において、勘定科目をホームポジションに記入するか、ホームポジションの逆側に記入するかで意味が変わります。 簿記上の取引事例を用いて、金額の増減を仕訳に変換する方法を見ていきましょう。<h3 id="h3c47d19c7d">資産が増加した時</h3>まずは、「新たに現金が100万円増加した。」という取引の事例を使って、資産が増加した時の仕訳の流れを解説していきます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/de318b06545d4b808d46f36f720cce29/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8913.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="資産が増加した時の仕訳事例"> 現金が新たに増加したため、仕訳にする際は現金という勘定科目の増加を表す必要があります。現金は資産の勘定科目であるため、ホームポジションは左側（借方）です。そのため、ホームポジション側である左側（借方）に現金100万円を記入し、現金の増加を表現します。 仕訳でホームポジション側に記入することで、その勘定科目の増加を表すことができます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/cf20b5b53b33416eaeb46edd8702c9d4/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8914.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="資産が増加した時の仕訳事例">

元々500万円あった残高に100万円が追加されたのですね。 だから仕訳では左側に現金と書いているのか！

<h3 id="h342da3031f">資産が減少した時</h3>次に、「現金を200万円支出した。」という取引の事例を使って、資産が減少した時の仕訳の流れを解説していきます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/bb14c6b5f61445168e07cda2f865aed4/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8915.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="資産が減少した時の仕訳事例"> 現金を支出したため、仕訳にする際は現金という勘定科目の減少を表す必要があります。現金は資産の勘定科目であるため、ホームポジションは左側（借方）です。そのため、ホームポジションの逆側である右側（貸方）に現金200万円を記入し、現金の減少を表現します。 逆側への記入が残高の減少を表す理由は、ホームポジション側の金額から逆側の金額を引いた差額が、その勘定科目の残高となるためです。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/3e2c5ec326154ce895486129b53a34ac/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8916.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="資産が減少した時の仕訳事例"> つまり、取引を仕訳に変換するときは<ul><li>なんの勘定科目が</li><li>増加したのか、減少したのか</li></ul>を読み取り、ホームポジションと照らし合わせることで判断します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/8b8ce908a49c45969a521441d407fe0d/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8917.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="ホームポジションによって記入する場所を判断"> 仕訳をする際は勘定科目に関する知識が必須となります。 勘定科目とは、取引の内容をわかりやすく記録するための名称のことをいいます。今回の記事では詳細な説明は省きますが、勘定科目について詳しく知りたい方は下記の記事がおすすめです。

簿記の試験で登場する勘定科目を一覧で解説！資産・負債・純資産・収益・費用それぞれの勘定科目を一覧にまとめて紹介しています。「勘定科目がなかなか覚えられない」、「どこまで覚えればいいのか分からない」と悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

勘定科目とは？試験で登場する勘定科目一覧を図解で解説！

<h2 id="he729bdb805">仕訳問題に挑戦してみよう</h2>それでは、ここまでの内容を踏まえて実際の仕訳問題に挑戦してみましょう。 仕訳問題とは、取引を仕訳に変換する簿記の基本を問う問題です。取引の内容からどのような仕訳になるかを考えてみましょう。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/09cb341727d94871b368eabd9cf2ffff/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8918.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="仕訳問題とは"><h3 id="h99de9e8d6d">第1問</h3>以下の取引を仕訳に変換してください。

当社は、500万円を現金で支払い、土地を購入しました。

借方：現金500万円　貸方：土地500万円

借方：土地500万円　貸方：現金500万円

<h4 id="hf1beda9edd">正解発表</h4>正解は、選択肢②の「借方：土地500万円　貸方：現金500万円」でした。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/2e418206908f43d187447446da3ef653/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8920.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="第1問の解答"><h4 id="hc499e4ad38">解説</h4>まずは、取引を原因と結果に分解します。 今回は土地を現金で購入したため、土地の増加が原因であり、現金の減少が結果となります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/36d0ea6179644a79887f715a42edd6d3/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8921.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="第1問の解説"> 次に、それぞれの取引に勘定科目を付けます。 原因側は「土地（資産）」、結果側は「現金（資産）」です。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/ee36abfd178348cb801e4177e493e79a/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8922.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="第1問の解説"> 現金と土地は資産のグループに属します。したがって、ホームポジションはどちらも左側（借方）です。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/11b54199d81d4a5799195ad8edfaf683/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8923.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="第1問の解説"> 最後に、左側（借方）と右側（貸方）にわけて勘定科目と金額を記入して完了です。 現金のホームポジションは左側であるため、減少を表すために右側（貸方）に記入します。 土地のホームポジションは左側であるため、増加を表すために左側（借方）に記入します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/b06faee47cef435282910d77576c90d7/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8924.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="第1問の解説"><h3 id="h0d3b83bc89">第2問</h3>以下の取引を仕訳に変換してください。

当社は、銀行にお金を20万円返済した。

借方：現金20万円　貸方：借入金20万円

借方：借入金20万円　貸方：現金20万円

<h4 id="hf1beda9edd">正解発表</h4>正解は、選択肢②の「借方：借入金20万円　貸方：現金20万円」でした。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/6344e1f6cfb449ebafdcc694871c105d/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8926.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="第2問の解答"><h4 id="hc499e4ad38">解説</h4>まずは、取引を原因と結果に分解します。 今回は銀行にお金を返済したため、借金の減少が原因であり、現金の減少が結果となります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/ec76d3b7bf9a437b988b76b9a1b4cb76/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8927.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="第2問の解説"> 次に、それぞれの取引に勘定科目を付けます。 原因側は「借入金（負債）」、結果側は「現金（資産）」です。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/d33a76a002af451eb4a8220fca27f6ad/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8928.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="第2問の解説"> 現金は資産のグループに、借入金は負債のグループに属します。したがって、現金のホームポジションは左側（借方）、借入金のホームポジションは右側（貸方）となります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/b17e04d9b1154f5db9595eb5b6df9582/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8929.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="第2問の解説"> 最後に、左側（借方）と右側（貸方）にわけて勘定科目と金額を記入して完了です。 現金のホームポジションは左側であるため、減少を表すために右側（貸方）に記入します。 借入金のホームポジションは右側であるため、減少を表すために左側（借方）に記入します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/2f470b7e139148db9a44aaf709bcf6c9/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8930.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="第2問の解説"><h2 id="h02ef5e2f8d">仕訳を行う際のポイント</h2>最後に、仕訳を行う際の2つのポイントについて紹介します。<ul><li>ホームポジションを正しく覚える</li><li>左右の金額が一致することを確認する</li></ul>それぞれ詳しく解説します。<h3 id="he7d8ab3b83">ホームポジションを正しく覚える</h3>仕訳を行う際は、どの勘定科目がどのホームポジションなのかを正しく覚えていることがポイントです。勘定科目のホームポジションの位置をしっかり理解していれば、取引をスムーズにかつ正確に仕訳をすることができます。 いきなりすべての勘定科目のホームポジションを覚えることは難しいため、まずは頻繁に登場する勘定科目や仕訳問題を解いていく中で出てくる勘定科目から覚えていきましょう。 ホームポジションの覚え方については、下記の記事を参考にしてください。

簿記の学習をする上で必須の知識である「ホームポジション」について詳しく解説！ホームポジションの意味や勘定科目が属するグループ、勘定科目のホームポジションを判断する方法を図解を用いてわかりやすく解説します。仕訳問題でどちらに記入すべきかわからないといった悩みを抱えている方はぜひ参考にしてみてください。

【簿記】ホームポジションとは？勘定科目が属するグループを徹底解説

<h3 id="hfe566b1a85">左右の金額が一致することを確認する</h3>仕訳をした際は、必ず左右の金額が一致します。もし、左右の金額が一致しない場合は、計算ミスや書き間違い、記入漏れなどが考えられます。そのため、取引を仕訳にした際は、左右の金額が一致するか確認しましょう。 また、取引によっては勘定科目が2つ以上登場するときもあります。複数の勘定科目が出てきた際も左右の金額は必ず一致するため、仕訳が終わったら見直しましょう。<h2 id="hab5d0790de">仕訳のまとめ</h2>今回は簿記3級に登場する「仕訳」の手順や基本ルールについて解説しました。 仕訳をする際はホームポジションを覚えることが大切です。また、仕訳をした後は必ず左右の金額が一致するか確認する必要があります。 「仕訳」は簿記を学ぶ上で必須の知識であるため、しっかり理解しておきましょう！ 少しでも会計や決算書に興味を持った方は、下記の公式LINEも覗いてみてください。 初学者向けに、基礎から解説する情報を発信しています。 <a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt="Funda簿記の公式LINE"></a> また、しっかり学びたい方は、ぜひ学習アプリ「<a style="color:#0186ab" href="http://bit.ly/3Zt5HJz" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Funda簿記</a>」をご覧ください。 アプリ内で決算書の構成や作り方を学ぶことができます。 <a href="http://bit.ly/3Zt5HJz"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f76a103b16784134ba3058a183e29b0c/Funda_2.png?w=2500&amp;h=843" alt="Funda簿記の学習アプリ"></a>

簿記を学ぶ上で欠かせない基礎的な考え方「仕訳」について解説！仕訳の意味や基本ルール、取引を仕訳に変換する手順を図解を用いてわかりやすく説明します。仕訳のやり方が分からない方やどちらに記入すべきか戸惑う方は、この記事を通じて、仕訳の基本を理解しましょう。

【簿記】仕訳とは？基本ルールや手順、わかりやすい覚え方を解説！

<h2 id="h510cf95890">勘定科目とは？</h2>勘定科目とは、取引の内容をわかりやすく記録するための名称のことをいいます。たとえば、「現金」や「備品」、「借入金」などがあります。 勘定科目を用いることで、会社のお金がどこから入ってきたのか、どこに使ったのかが明確になります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/bd3b1f068fcb4b00bdd55bbf2482e221/%E5%8B%98%E5%AE%9A%E7%A7%91%E7%9B%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7%E8%A1%A8.jpg?w=1280&amp;h=720" alt="勘定科目とは"> 簿記の学習をしていると「勘定科目がなかなか覚えられない」、「種類が多くてどこまで覚えればいいのか分からない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか？仕訳をする際には勘定科目の知識が必須であるため、勘定科目を覚えることは簿記の学習でつまづきやすいポイントの1つです。 この記事では、試験で登場する最低限覚えるべき勘定科目を一覧にして紹介します。簿記の学習をしている方はぜひ参考にしてみてください。<h5 id="hf1743a6c10">_ARTICLE_TOC_</h5><a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt="Funda簿記の公式LINE"></a> なお、簿記を基礎からしっかり学びたい方は、まずは先に下記のトレーニングから始めてみてください。

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<h3 id="h6c567f4e12">勘定科目が必要な理由</h3>勘定科目は、決算書を作成するために必要です。企業関係者に正確な財務状況を報告するためには、日々の取引を勘定科目を使って仕訳し、勘定科目ごとに正しく金額を集計したうえで財務諸表を作成しなければなりません。 また、勘定科目には誰が記載しても同じように帳簿に分類できる特徴があるため、どこに費用がかかっているのか、無駄なコストがないかなど、経営判断をする際にも役に立ちます。<h3 id="he7a964aca9">勘定科目は5つのグループに分けられる</h3>勘定科目は資産・負債・純資産・収益・費用の5つのグループに分かれており、それぞれホームポジションが決められています。 ホームポジションとは、各勘定科目のあるべき位置のことを指し、「左側」と「右側」の2つに分かれます。

<h2 id="h94c1a70bb6">簿記とは？</h2>簿記（ぼき）とは、日々の企業の取引を金額に変換し、帳簿に記入・記録することをいいます。簿記は元々「帳簿記入」を略した言葉であり、英語でBookkeepingと言います。Bookは帳簿、Keepingは記録をつけることを意味します。 つまり、お金の流れを帳簿に記録することが簿記の本質となります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/1b644aa2aa6348f2916cedc4cbd5540d/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%897.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="簿記とは"> 帳簿（ちょうぼ）とは、事業の取引やお金の流れを記録するものです。たとえば、簿記の基礎となる主要簿や、その主要簿の記録を補う補助簿などがあります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/66fa0b75c2a64540bb898f225ab939e9/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%892.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="帳簿とは"> 簿記は、ビジネスにおいて重要な役割を果たす会計の基礎技術です。事業活動を行うすべての企業で用いられるため、ビジネスマンにとって必須のスキルとなります。 この記事では、簿記に興味がある方やこれから簿記を学習する方に向けて、簿記とはなにか、簿記を学ぶとはなにか、簿記がわかるとどんなメリットがあるのかについてわかりやすく解説します。 簿記の基本的な概念を身に付け、ぜひ簿記の学習に役立ててください。<h5 id="hf1743a6c10">_ARTICLE_TOC_</h5><a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt="Funda簿記の公式LINE"></a><h3 id="hb796236c79">簿記の目的</h3>簿記の目的は、決算書を作成することです。企業は決算書を作るために、日々の取引を帳簿に記録しているのです。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/68512487390b4d82b599d576c5717900/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%899.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="簿記の目的"> 決算書を一言でいうと、企業の経営成績表のことを指します。 簿記の3級の試験では、損益計算書と貸借対照表を中心に扱います。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/8b067c85512c4421b83abc85be965975/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%894.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="決算書とは"> 損益計算書とは、どの程度の利益が出たか等の会社の成績や、売上を上げるのに費やした費用の状況を表す決算書です。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/ba00626a029c413c9b8f061eb7a95565/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%895.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="損益計算書とは"> 貸借対照表とは、会社に存在する財産の状態や会社資金の調達と運用の状況を表す決算書です。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/eda8dee0c2cb4117a844eceddc2e78e4/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%896.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="貸借対照表とは"><h3 id="hca472416fa">簿記と会計の違い</h3>簿記と似た用語に会計というものがあります。 会計とは、簿記によって作成された決算書を企業関係者に報告することを意味します。会計は英語でAccountingといい、Accountには「報告する」という意味があります。 つまり、会計の本質的な意味は「報告すること」です。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/9130d01fa89543e4a64e595d6a009b23/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%892.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="会計とは"> 簿記と会計の違いは目的が異なる点です。 簿記の目的は決算書を作成することですが、会計の目的はその決算書を通して企業の状態を報告することです。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/5579a423aa1c4ae89de0e1d992a4b6f5/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%898.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="簿記と会計の違い"> 会計についてより詳しく学びたい方は、こちらの記事をご覧ください。

会計の基本概念や決算書、ステークホルダーなど、ビジネスの基本をわかりやすく解説します。これから会計・簿記を学びたい初心者にオススメの記事です。決算書が読めると企業のビジネスや儲けの仕組みがわかると言われます。その背景についてをこの記事ではわかりやすく図解を通じて説明します。

会計とは？決算書が作成される流れをわかりやすく解説

なるほど！ つまり、会計の領域の中に「簿記」が存在するのですね！

その通りです！ この点は違いが分からない方も多いので覚えておきましょう。

<h2 id="h25d5f70c4f">簿記で学ぶことの全体像</h2>簿記とは、決算書を作成するために、企業の取引を帳簿へ記録することです。 したがって、簿記を学ぶとは<ul><li>企業の取引を計算する方法</li><li>企業の取引を記録する方法</li><li>決算書を作成する方法</li></ul>を学ぶことになります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/d8684eee385249b7b3da039a0ec5a7bf/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8911.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="簿記で学ぶことの全体像"><h3 id="h858472227a">①企業の取引を計算する方法</h3>簿記の学習では、正しい決算書を作成するための計算方法を学びます。 例えば、企業が支払う法人税等の計算や建物などの減価償却費の計算があります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/397d2a77c5734d07996b7b081a99b6fc/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8912.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="企業の取引を計算する方法"><h3 id="h5fc4d4eea6">②企業の取引を記録する方法</h3>正確な決算書を作成するためには、簿記のルールに基づいた記録方法で日々の取引を記録します。そのため、簿記の学習では企業の取引を記録する方法を学びます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/cf3c401fc8464d4587926a5575df9bbf/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8913.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="企業の取引を記録する方法"><h3 id="h5f8c38bd1d">③決算書を作成する方法</h3>また、簿記の最終的な目的は決算書を作成することです。 したがって、企業の状態を表す決算書を作成する方法も学習します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/6360082dde95452898a7f73a83e81166/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8914.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="決算書を作成する方法"><h2 id="h9aac3c2ff0">簿記の記録方法とは？</h2>それでは、簿記を使って企業の取引をどのように記録するのかを解説します。 簿記は、企業関係者に企業の状態を報告するために取引を記録する技術であることから、ビジネス言語とも呼ばれています。英語圏の人とコミュニケーションを取るための手段が英語であるのと同様に、簿記はビジネスの世界でコミュニケーションを取るための手段の1つなのです。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/320e72ffc11c40e28cff8ab6b62073b1/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%899.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="簿記はビジネス言語"> 今回は「当社は50万円を現金で支払い、備品を買いました。」という取引の事例を使い、企業の取引を記録する方法を英語と比較して説明していきます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/786f6e5990394157a41eec70c591be97/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8910.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="今回の取引事例"> 「備品の購入」という取引を英語圏の人に伝えようとした場合、下記のように日本語を英語に変換して伝える必要があります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/d1dc9d7e0668401e862e4f0730408535/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8911.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="取引を英語に変換"> 一方で、同じ取引を簿記によって変換すると、「備品が50万円増加した」かつ「現金が50万円減少した」という表現になります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/68208b5afeae403cb5f854e4680c860c/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8912.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="取引を簿記によって変換">

英語は単語を1つずつ変換する必要がありましたが簿記はとてもシンプルですね！

そのとおりです！ 日々の取引を「○○が～円増加した」や「△△が～円減少した」などと表現するのが簿記の特徴です。

<h3 id="h443cfe88f6">日々の取引は「仕訳」で記録する</h3>日々の取引は仕訳という方法で記録します。 仕訳（しわけ）とは、ビジネスの結果を決算書で報告するために、日々の取引を記録する方法をいいます。仕訳で記録するものは、勘定科目と金額のみです。 勘定科目とは、取引の内容をわかりやすく記録するための名称のことをいいます。簡単に言うと、英単語のようなものです。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/207b04f5cee240c6addfa912b3eeda81/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8914.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="仕訳とは"><h3 id="hecd6b7916d">取引の仕訳事例</h3>簿記の世界では、仕訳を用いて日々の取引を下記のように表現します。

借方：備品 500,000　貸方：現金 500,000

この形式で「備品が50万円増加した」かつ「現金が50万円減少した」と表現します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/253ceadee762485f9d8c63c4cf87b94e/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8913.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="簿記を使った取引表現"> 簿記の考えを理解すると、仕訳を見ただけでどのような取引が行われたかを読み解くことができます。 ビジネスの世界では仕訳を使ってコミュニケーションを取るため、ビジネスマンにとっては必須のスキルとなります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/193f2da2659c48e7a3dc7528d49d21ed/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8915.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="仕訳を見たら取引内容がわかる"> 仕訳のやり方や基本ルールに関しては、下記の記事で詳しく解説しています。

<h2 id="hbbf88fbdeb">簿記がわかるメリット</h2>最後に、簿記がわかるメリットを紹介します。 簿記を学ぶと主に3つのメリットがあります。<ul><li>ニュースがわかる</li><li>お金の流れがわかる</li><li>決算書が読める</li></ul>順に解説していきます。<h3 id="h96024a1bee">ニュースがわかる</h3>簿記を学ぶメリットとして、ニュースの内容がわかるようになります。 ニュースを見ていると、次のような用語を耳にしたことはありませんか？ <ul><li>「〇〇グループが決算を発表し、△△万円の赤字を計上したことを発表しました。」</li><li>「〇〇社が粉飾決算をしたとして、元社長らが金融商品取引法の疑いで逮捕されました。」</li></ul> 上記の内容は普段聞き流したり、分かった気になったりしがちなニュースです。しかし、簿記の学習をしていると見え方が変わります。<h3 id="he3502c1e9e">お金の流れがわかる</h3>簿記は日々の企業の取引を金額に変換し、帳簿に記入・記録することです。そのため、簿記の勉強をしていると、お金の流れがわかるようになります。 どのように支出を分類するか、キャッシュフローはどう管理するかといった知識が簿記の学習で身に付くため、基本的な経理業務が行えたり、家計管理なども抵抗なくできるようになります。<h3 id="h44a0225787">決算書が読める</h3>簿記の目的は決算書を作成することであるため、簿記を学ぶことで決算書が読めるようになります。決算書が読めると以下のようなメリットがあります。<ul><li>ビジネスマンとして基本的な知識があると評価される</li><li>就職先・転職先の経営状態がわかる</li><li>取引先の財政状態を把握できる</li><li>投資先の企業が投資対象として適切か判断できる</li><li>融資先の企業が健全かどうか判断できる</li><li>確定申告を行えるようになる</li></ul>このように、決算書が読めるとビジネスの現場だけでなく、就職や転職、投資、確定申告など様々なシーンで役立ちます。<h2 id="hb5f557a4f6">簿記のまとめ</h2>今回は、簿記とはなにか、簿記で学ぶことの全体像、簿記を学ぶメリットについて紹介しました。 簿記は、日々の企業の取引を金額に変換し、帳簿に記入・記録することをいい、最終的な目的は決算書を作成することです。簿記を学ぶと様々なシーンで役に立つため、興味がある方はまずは3級からチャレンジしてみてください。 これから簿記学習にチャレンジされる方の参考になれば幸いです。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/790221cc72324e6cbc79f229d8207aac/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8916.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="簿記のまとめ"> 簿記3級の概要について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

簿記3級の試験内容から合格率、取得するメリット、合格するための勉強方法、ネット試験の対策方法について解説します。簿記について知らない初心者の方でも分かるように図解を用いて丁寧に解説しています。簿記3級に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

簿記3級とは？試験内容や合格率、取得するメリットについて徹底解説

少しでも会計や決算書に興味を持った方は、下記の公式LINEも覗いてみてください。 初学者向けに、基礎から解説する情報を発信しています。 <a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt="Funda簿記の公式LINE"></a> また、基礎からしっかり学びたい方は、ぜひ学習アプリ「<a style="color:#0186ab" href="http://bit.ly/3Zt5HJz" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Funda簿記</a>」をご覧ください。 アプリ内で決算書の構成や作り方を学ぶことができます。 <a href="http://bit.ly/3Zt5HJz"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f76a103b16784134ba3058a183e29b0c/Funda_2.png?w=2500&amp;h=843" alt="Funda簿記の学習アプリ"></a>

これから簿記を学習する方に向けて、簿記とはなにか、簿記を学ぶとはなにかをわかりやすく解説します。初心者でも理解できる内容で、図解を用いて簿記の基本的な考え方を学ぶのに役立つ記事です。簿記を学ぶことの全体像や簿記がわかるメリットなどについても説明していますので、簿記に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

簿記とは？会計との違いや簿記を学ぶメリットを初心者向けに解説！

まずは簡単なクイズです。 「会計」という単語を当たり前のように使っていますが、そもそも企業会計において「会計」とはどのような意味を有するのかをご存知でしょうか？ ぜひ考えてみて下さい。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/7867a2b1055b451d9d389f987d1ce247/%E4%BC%9A%E8%A8%88%E3%81%A8%E3%81%AF%E2%91%A1.png?w=1080&amp;h=1080" alt="会計とは：クイズ"> 意外と即答できる人は少ないのではないでしょうか？ この記事では、決算書の読み方はもちろん、会計や簿記を学ぶと、どのようなメリットがあるのかを、図解を通じて紹介します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/1d3d6897bd3d41219138f14297ce8846/%E4%BC%9A%E8%A8%88%E3%81%A8%E3%81%AF.png?w=1080&amp;h=1080" alt="この記事がおすすめの方"><h5 id="hf1743a6c10">_ARTICLE_TOC_</h5><a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt="Funda簿記の公式LINE"></a>

<h2 id="he511607037">会計とは？</h2>会計とは、お金の流れを記録し、その情報をまとめて報告することです。会計は、企業だけでなく、家庭や団体、国家などさまざまな組織や個人のお金の流れを管理するための仕組みです。 この記事では、会計の中でも「企業会計」を前提に解説を行います。<h3 id="h283325d721">会計と企業会計</h3>企業会計とは、会計の中でも特に企業のお金の流れを記録し、報告するための会計です。 企業会計では、企業が行う取引や投資、資金調達などのお金の動きを、決まったルールに従って記録し、それらの情報をまとめて企業関係者に報告します。 簡単に言うと、会計はお金の流れを記録・報告する全般的な仕組みであり、企業会計はその中の一部で、企業に特化した会計のことを指します。 会計の知識や技術は、企業だけでなく、さまざまな組織や個人のお金の管理に役立ちますが、企業会計は主に企業経営に関わる人たちにとって重要な知識となります。<h3 id="ha85a2153c7">会計の語源</h3>「会計」という言葉は、英語で「Accounting」と表現されます。 ビジネススクールやMBAのプログラムで学ぶことが一般的です。英語での表現「Accounting」の語源は、「Account」という言葉であり、「報告する」という意味を持つ動詞です。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/9437e52f3a604ff98651f7c7a09ea8e6/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E7%9B%AE%E7%9A%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E4%BD%95%20(1).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="会計とは"> これを踏まえると、会計の本質的な意味は「報告すること」になります。 会計のルールや技術を用いて、企業の経営成績や財政状態を企業関係者に対して報告することが会計の主な目的です。 <h3 id="h504bb308e1">会計とファイナンスの違い</h3>書店などで、「会計とファイナンス」というタイトルの書籍を目にすることがありますが、実は両者は異なる領域の学問です。 ファイナンスやマーケティング、商品開発や人材採用などは、企業が行う「企業活動」の一部です。一方、会計は、これらの「企業活動」の結果を報告する役割を担っています。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/9e28750bb0aa465dbee280427c9900da/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E7%9B%AE%E7%9A%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E4%BD%95%20(2).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="会計の役割"><h3 id="h564a118f52">会計を通じて金額に変換</h3>企業活動の結果は、会計のルールに基づいて金額という統一された単位に変換されます。 これにより、企業の状況が可視化され、時系列や競合企業との比較が容易になります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/ca40bda8364e4e6b8ae5e7d66e1f94c0/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E7%9B%AE%E7%9A%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E4%BD%95%20(3).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="会計の役割"> 以上のように、会計は企業活動の結果を報告し、その情報を利用して経営者や株主など関係者が意思決定を行うための重要な学問です。 <h2 id="hde095d39fa">会計の一連の流れは？</h2>会計とは、企業が行うさまざまな活動の結果をお金の流れとして記録し、その情報をまとめて企業関係者に報告することです。具体的には、以下のようなステップがあります。<ol><li>企業活動の結果をお金の動きとして認識</li><li>認識されたお金の動きを帳簿（記録帳）に記録</li><li>帳簿に記録された情報をまとめて決算書（報告書）を作成</li><li>決算書を企業関係者に報告</li></ol>ここからは、企業の日々の取引がどのように企業関係者に報告されるのかを、一連の流れを通じて解説します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/26d9b45cda8541a099dcf649c8a31667/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E7%9B%AE%E7%9A%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E4%BD%95%20(4).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="会計の一連の流れ"><h3 id="hbe4cb960d2">①企業活動の結果をお金の動きとして認識</h3>企業は日々様々な活動を行っています。商品の仕入や販売のみならず、営業電話や朝礼も立派な企業活動です。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/d1c4d7e4628845e185a7832d4ef98c85/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E7%9B%AE%E7%9A%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E4%BD%95%20(5).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="会計の一連の流れ"> この多岐に渡る企業活動のうち、すべてが会計上の取引として認識されるわけではありません。 認識の厳密な定義は存在しますが、この記事では初学者向けのわかりやすさを優先してイメージを共有すると、通常は「お金が動く活動」が会計上の取引として認識されることとなります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a466bedab84645b09fc8bb7037dd1af7/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E7%9B%AE%E7%9A%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E4%BD%95%20(6).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="会計の一連の流れ"><h3 id="h0034835665">②認識されたお金の動きを帳簿（記録帳）に記録</h3>会計上の取引として認識されたものは、帳簿に記録されます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/617ae45989ee4b0d8dd47ea0a53c067f/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E7%9B%AE%E7%9A%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E4%BD%95%20(7).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="会計の一連の流れ"> 帳簿とは、事業の取引やお金の流れを記録する、いわゆる記録帳のことです。 簿記は「帳簿記入」の略語が元々の語源となります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/0c599b9cdc0f424191965b7166348306/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E7%9B%AE%E7%9A%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E4%BD%95%20(8).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="帳簿とは"> 簿記の詳細について知りたい方はこちら

<h3 id="h5a95012db0">③決算書の作成</h3>帳簿にあらゆる取引が記録されますが、帳簿の状態で報告することは適切ではありません。 そこで、帳簿にまとめられた数値を、報告のためのフォーマットに集計しなおす必要があります。 この報告のためのフォーマットが決算書です。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/aa5bf2be685947ae800521f2f0a24ccf/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E7%9B%AE%E7%9A%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E4%BD%95%20(9).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="会計の一連の流れ"> 決算書は「企業の経営成績の報告書」です。多くの方が普段目にしている、損益計算書や貸借対照表、キャッシュ・フロー計算書はこのように集計され作られています。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/014c85ae40004170a46dbcf58c54d9f3/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E7%9B%AE%E7%9A%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E4%BD%95%20(10).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="決算書とは"><h4 id="h60f5f62cf3">損益計算書</h4>損益計算書（そんえきけいさんしょ）とは、企業がある一定期間（通常は1年）において、どれだけの利益を上げたか、または損失を出したかを示す報告書です。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/055aa8c186c44e248541f634930aca4d/%E6%90%8D%E7%9B%8A%E8%A8%88%E7%AE%97%E6%9B%B8%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E.jpg?w=1280&amp;h=720" alt="損益計算書とは"> 損益計算書の読み方について詳しく知りたい方は、下記の記事がおすすめです。

損益計算書の読み方をわかりやすく解説！損益計算書とはそもそもなんなのか、損益計算書からわかる情報などについてを図解を用いてわかりやすく説明します。今回は、初心者でも理解できるようにGoogleとFacebookの事例を用いて損益計算書の読み方を紹介していますので、ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです。

【初心者向け】損益計算書の読み方とは？儲けの裏側を知ろう！

<h4 id="hc43906f925">貸借対照表</h4>貸借対照表（たいしゃくたいしょうひょう）とは、企業の財政状態を報告する報告書です。企業の有する資産や負債の詳細が開示されます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/8da3d5b0c3aa4631a0c39308d261c5a2/%E8%B2%B8%E5%80%9F%E5%AF%BE%E7%85%A7%E8%A1%A8%E3%81%AE%E8%AA%AD%E3%81%BF%E6%96%B9%E8%A7%A3%E8%AA%AC%20(15).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="貸借対照表とは"> 貸借対照表の読み方についてより詳しく知りたい方は、下記の記事がおすすめです。

貸借対照表の読み方をわかりやすく解説！貸借対照表の意味や構造、内訳などについてを図解を用いてわかりやすく説明します。今回は、初心者でも理解できるように東日本旅客鉄道とクックパッドの事例を用いて貸借対照表の読み方を紹介していますので、ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです。

【初心者向け】貸借対照表の読み方とは？企業の財政状態を知ろう！

<h4 id="h3d7685dba3">キャッシュ・フロー計算書</h4>キャッシュ・フロー計算書とは、企業がある一定期間において、どのように現金が出入りしたかを示す報告書です。現金の収入と支出を、営業活動・投資活動・財務活動の3つのカテゴリーに分けて表示します。 <a style="color:#0186ab" href="https://navi.funda.jp/article/cashflow-statement" target="_blank" rel="noopener noreferrer">キャッシュ・フロー計算書の読み方についてはこちら</a> <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/9ba5001f41fa4d4fa4eab8a90c01096d/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%891.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="キャッシュ・フロー計算書とは"><h3 id="h5d30668e37">④利害関係者に報告</h3>作成された決算書は、利害関係者に開示されます。 利害関係者とは、企業や組織の活動に関心を持ち、その活動によって影響を受ける人々や団体のことを指します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/c1af4a0471b342f1ae20c9cab60cbef5/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E7%9B%AE%E7%9A%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E4%BD%95%20(11).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="会計の一連の流れ"> 主な利害関係者には以下のような人々や団体があります。<ol><li>株主・投資家</li><li>従業員</li><li>顧客・消費者</li><li>取引先</li><li>地域社会・環境</li></ol>会計においては、利害関係者に対して、企業の経営状況や財務状態を適切に報告することが求められます。 このため、会計情報は利害関係者にとって重要な判断材料となります。企業は、さまざまな利害関係者と良好な関係を築くことで、持続可能な成長や社会的責任を果たすことができると考えられています。<h2 id="ha214098e44">まとめ</h2>本記事では、初心者向けに会計の概要について解説しました。会計の本質は企業の経営成績や財政状態を報告することであり、そのために決算書が作成されます。また、ステークホルダーは企業の活動に関心を持ち、会計情報を重要な判断材料として利用します。 よく「決算書が読めるとビジネスがわかる」という言葉を耳にしますが、その理由は決算書に集計されている数字は企業活動の要約情報だからです。 ぜひ、会計や決算書の知識を深め、ビジネスに対する理解を向上させましょう。 少しでも興味を持った方は、下記の公式LINEも覗いてみてください。 初学者向けに、基礎から解説する情報を発信しています。 <a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt="Funda簿記の公式LINE"></a> また、決算書の読み方や、ビジネスの基本をしっかり勉強したい方は、学習アプリ「<a style="color:#0186ab" href="http://bit.ly/3Zt5HJz" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Funda簿記</a>」を使ってみませんか？ 一緒に楽しく簿記の勉強をしましょう！ <a href="http://bit.ly/3Zt5HJz"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f76a103b16784134ba3058a183e29b0c/Funda_2.png?w=2500&amp;h=843" alt="Funda簿記の学習アプリ"></a>

この記事では、簿記の学習者が苦手意識を持ちやすい帳簿の解説をはじめ、「T字勘定」の使い方についてを図解で解説します。 T字勘定を使いこなせるようになると、簿記試験の合格はもちろん、勘定分析の基礎が身に付きます。 初学者にもわかるように、T字勘定の使い方を丁寧に解説しているので、ぜひ最後までお付き合いください。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/ba46c9f420ed4f8ca974f23713c3bae3/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%EF%BC%9A%EF%BC%B4%E5%AD%97%E5%8B%98%E5%AE%9A%20(1).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="T字勘定の解説"><h5 id="hf1743a6c10">_ARTICLE_TOC_</h5>T字勘定の学習後は、ぜひ簿記学習アプリ「<a style="color:#0186ab" href="https://boki.funda.jp/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Funda簿記</a>」の試験対策にも挑戦してみてください。 <a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt="Funda簿記の公式LINE"></a> なお、簿記を基礎からしっかり学びたい方は、まずは先に下記のトレーニングから始めてみてください。

<h2 id="hcbd111b84b">簿記の必須知識「T字勘定」とは？</h2>T字勘定とは、仕訳をまとめるため、勘定科目別に作成する図のことをいいます。アルファベットの「T」の形をしていることからT字勘定と呼ばれています。 T字勘定は、総勘定元帳（下記で解説）を省略したものです。簿記検定にて出題される総勘定元帳の書き方は、T字勘定で書かれる場合が多いため、簿記検定を受験する際には、覚えておいて損はない知識となります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/72a775882f054138be8adf77ffaef292/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%EF%BC%9A%EF%BC%B4%E5%AD%97%E5%8B%98%E5%AE%9A%20(2).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="T字勘定とは"><h3 id="h65a6f1c108">簿記の全体像と総勘定元帳の位置づけ</h3>T字勘定を理解するためには、簿記における取引記録の全体図を知る必要があります。 下記は取引記録の全体図を図解したものです。 図にも表されているように、日々の取引は、①仕訳帳に記録され、②仕訳帳から総勘定元帳に転記し、③その後、財務諸表が作成されます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/da1d169e6e0e41ac98f3f7c7867f5699/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%EF%BC%9A%EF%BC%B4%E5%AD%97%E5%8B%98%E5%AE%9A%20(3).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="取引記録の全体図"> 総勘定元帳とは、勘定科目別に取引が記録されている帳簿です。 総勘定元帳を見ることで、各勘定科目がどのような原因で増減したかを知ることができます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/0a85fe328d284ada802c2b9a35df7dfa/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%EF%BC%9A%EF%BC%B4%E5%AD%97%E5%8B%98%E5%AE%9A%20(4).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="総勘定元帳とは"> T字勘定とは、この総勘定元帳を省略したものを意味します。 簿記試験でも、紙面の都合から出題される総勘定元帳の書き方は、T字勘定で表現されることが多いです。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f88e42c2607b41f58942ac21747162db/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%EF%BC%9A%EF%BC%B4%E5%AD%97%E5%8B%98%E5%AE%9A%20(5).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="T字勘定とは"><h3 id="h7a3a1064ba">なぜT字勘定を使うのか？</h3>なぜT字勘定を使うことをお勧めするのかというと、仕訳や帳簿の動きを視覚的に把握することができるからです。視覚的に把握することで、ミスの防止はもちろん、新たな気づきを得るきっかけとなります。 従って、簿記試験では積極的にT字勘定を使うことをお勧めしています。<h2 id="h8312a997b8">簿記のT字勘定の考え方</h2>ここからは、簿記試験でもそのまま使える「T字勘定」の考え方を解説します。 T字勘定に、取引を記入していくことになりますが、正確に記入するためには、背景にある考え方を理解する必要があります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/b54a4ffc43e341cf8bfb2a87283df562/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%EF%BC%9A%EF%BC%B4%E5%AD%97%E5%8B%98%E5%AE%9A%20(6).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="T字勘定の基本ルール"><h3 id="h23c572b76c">勘定科目を振り分ける簿記の５つのグループ</h3>T字勘定を理解する際に、まずは勘定科目ごとのホームポジション（借方科目か、貸方科目か）を確認する必要があります。 勘定科目は、資産、負債、純資産、収益、費用の５つに分けられ、それぞれにホームポジションが決められています。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/0cb0a11a14164e0ca7a1e0216155bd90/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%EF%BC%9A%EF%BC%B4%E5%AD%97%E5%8B%98%E5%AE%9A%20(7).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="勘定科目を振り分ける5つのグループ"><h3 id="hb6df672d9e">貸借対照表科目の簿記のT字勘定</h3>まずは、貸借対照表科目（資産、負債、純資産）のT字勘定入力ルールを紹介します。 資産科目の場合、ホームポジションは借方（左）となります。 従って、増加する場合は借方、減少する場合には貸方に記入します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a2a69a85923f4f399f911aa1bdd13f0d/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%EF%BC%9A%EF%BC%B4%E5%AD%97%E5%8B%98%E5%AE%9A%20(8).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="T字勘定の考え方：資産科目のケース"> 一方、負債・純資産科目の場合、ホームポジションは貸方（右）となります。 従って、増加する場合は貸方、減少する場合には借方に記入します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/7a271432ffc244a9a186a2e948bf6258/image%20(186).png?w=1920&amp;h=1080" alt="T字勘定の考え方：負債・純資産科目のケース"><h3 id="h25c009e3ac">損益計算書科目の簿記のT字勘定</h3>次は、損益計算書科目（収益、費用）のT字勘定入力ルールを紹介します。 収益科目の場合、ホームポジションは貸方（右）となります。 従って、増加する場合は貸方、減少する場合には借方に記入します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/d0b3c717e032430c8272d27f9b1e6aec/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%EF%BC%9A%EF%BC%B4%E5%AD%97%E5%8B%98%E5%AE%9A%20(10).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="T字勘定の考え方：収益科目のケース"> 一方、費用科目の場合、ホームポジションは借方（左）となります。 従って、増加する場合は借方、減少する場合には貸方に記入します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/515fbee2580345b3ad9768623af9b142/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%EF%BC%9A%EF%BC%B4%E5%AD%97%E5%8B%98%E5%AE%9A%20(11).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="T字勘定の考え方：費用科目のケース"> このように、勘定科目によって、入力する箇所が左右で入れ替わるため、注意が必要です。 T字勘定を記入する際には、勘定科目のホームポジションを常に意識しましょう。<h2 id="habda6794c1">簿記のT字勘定の構成要素</h2>次は、T字勘定の構成要素について解説します。 T字勘定は、貸借対照表科目（資産・負債・純資産）と損益計算書科目（収益・費用）で構成が異なります。<h3 id="h793a84ad5e">貸借対照表科目の構成要素</h3>貸借対照表科目の場合、①期首残高、②期中変動額、③期末残高の３つの構成要素となります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/176096dc7e8241bdad8c6a563e3ddbdd/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%EF%BC%9A%EF%BC%B4%E5%AD%97%E5%8B%98%E5%AE%9A%20(12).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="貸借対照表科目の構成要素"> 上述したホームポジションが入れ替わると、構成要素の書き方も逆となります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/0b6b9c790d4d4251ae3ee5279ce9cc77/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%EF%BC%9A%EF%BC%B4%E5%AD%97%E5%8B%98%E5%AE%9A%20(13).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="貸借対照表科目の構成要素"><h3 id="h490f8ba4f7">損益計算書科目の構成要素</h3>損益計算書科目の場合、①期中変動額、②損益の２つの構成要素となります。 収益・費用は1年ごとに集計され、年度が替わるとまた０からスタートします。 従って、繰り越し等は存在しません。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a1cf740ca341449a95441e42634be7b9/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%EF%BC%9A%EF%BC%B4%E5%AD%97%E5%8B%98%E5%AE%9A%20(14).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="損益計算書科目の構成要素"> 損益計算書項目も、上述したホームポジションが入れ替わると、構成要素の書き方も逆となります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/e907779b92a84a04aac1d7fff2b8f614/5-3_%E7%B7%8F%E5%8B%98%E5%AE%9A%E5%85%83%E5%B8%B3%EF%BC%88%E4%B8%BB%E8%A6%81%E7%B0%BF%EF%BC%89.jpg" alt=""><h2 id="h270169b03c">簿記のT字勘定の記入手順</h2>ここからは、実際にT字勘定を埋めていく流れを紹介します。 今回は貸借対照表科目である「現金」のT字勘定を埋めていきます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/1c307d8afa004563b98695d6bc3cf24e/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%EF%BC%9A%EF%BC%B4%E5%AD%97%E5%8B%98%E5%AE%9A%20(16).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="T字勘定の記入ルール"><h3 id="h7864be7133">T字勘定の記入手順①大枠を記入</h3>T字勘定を埋める最初のステップは、T字勘定の大枠を記入することです。 今回は貸借対照表科目であるため、構成要素は①期首残高、②期中変動額、③期末残高の３つです。 さらに、現金は資産科目であるため、ホームポジションは借方（左側）となります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/1a98874fd221404281f198b807c53ba8/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%EF%BC%9A%EF%BC%B4%E5%AD%97%E5%8B%98%E5%AE%9A%20(17).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="T字勘定の記入ルール"><h3 id="h5b79d23dfe">T字勘定の記入手順②期首残高を記入</h3>大枠を記入したら、期首残高から金額を埋めていきます。 前期から繰り越された現金の金額が300円あるため、T字勘定の期首残高に300円を記入します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/be94622f73ef47e79f4536668d4ddae2/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%EF%BC%9A%EF%BC%B4%E5%AD%97%E5%8B%98%E5%AE%9A%20(18).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="T字勘定の記入ルール"><h3 id="h8e0da398ff">T字勘定の記入手順③期中の取引を記入</h3>次は期中取引をT字勘定に記入します。 商品を販売したことによる現金の増加1,000円を期中増加に記入し、商品を仕入れたことによる現金の減少を期中減少に記入します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/d6f8d61e7813475184380ed888ef1b1d/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%EF%BC%9A%EF%BC%B4%E5%AD%97%E5%8B%98%E5%AE%9A%20(19).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="T字勘定の記入ルール"> さて、ここまでの内容を反映したT字勘定を確認してみましょう。 数字の情報のみ記入されていますが、これだと「何が原因で数字が増減したか？」をT字勘定から読み解くことができません。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/5999039cc6204868b706e49396bbc3d8/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%EF%BC%9A%EF%BC%B4%E5%AD%97%E5%8B%98%E5%AE%9A%20(20).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="T字勘定の記入ルール"> そこで、数字の左に「増減の原因となった相手勘定」を記入します。 商品を販売した結果、現金が増加した場合は「売上」を記入。 商品を仕入れた結果、現金が減少した場合は「仕入」を記入します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/53330824aa69495fba24b08393682e4e/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%EF%BC%9A%EF%BC%B4%E5%AD%97%E5%8B%98%E5%AE%9A%20(21).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="T字勘定の記入ルール"><h3 id="hcd1fffc9a3">T字勘定の記入手順④期末残高を記入</h3>最後に、期首残高に期中の増減額を加減し期末残高の数値を計算し記入します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/b9273504ee78428ca042c7094203409f/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%EF%BC%9A%EF%BC%B4%E5%AD%97%E5%8B%98%E5%AE%9A%20(22).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="T字勘定の記入ルール"><h3 id="h8d9ecddfb6">T字勘定の記入手順：まとめ</h3>これで現金のT字勘定が完成しました。 いきなりすべてを覚えるのは難しいかもしれませんが、何回もT字勘定を作成することで、自然とできるようになります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/76a014301af44b538cd24bdcf48a5f78/%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%EF%BC%9A%EF%BC%B4%E5%AD%97%E5%8B%98%E5%AE%9A%20(23).JPG?w=1280&amp;h=720" alt="T字勘定の記入手順：まとめ"><h2 id="hd91c8f5e37">実際の試験形式</h2>簿記3級の試験では大問2でT字勘定を埋める形式の問題が出題されます。 取引が提示され、それを元に仕訳を行いT字勘定に構成要素や増減の原因となった相手勘定、取引の数値を記入する問題です。 右と左を逆に記入しないよう注意しましょう。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/9dc6f0f2c6e343e683326b9bff5cc85e/T%E5%AD%97%E5%8B%98%E5%AE%9A.jpg?w=1280&amp;h=720" alt="実際の試験形式"><h2 id="h72a3f10890">簿記のT字勘定：まとめ</h2>以上、今回はT字勘定の解説でした。苦手な人も多い帳簿の論点ですが、1つずつ丁寧に追っていくことで必ず理解できるようになります。 T字勘定を使いこなせるようになると、パズルを解くような感覚で、簿記の問題を解いたり、勘定分析ができるようになります。 この記事を参考に、まずは自分の手を動かして紙にT字勘定を作成してみましょう。 さらにしっかり簿記の学習をしたい方は、簿記の学習アプリ「<a style="color:#0186ab" href="https://boki.funda.jp/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Funda簿記</a>」がおすすめです。 皆さんも、ぜひ学習アプリ「Funda簿記」を使って、一緒に楽しく簿記の勉強をしませんか？ <a href="http://bit.ly/3Zt5HJz"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f76a103b16784134ba3058a183e29b0c/Funda_2.png?w=2500&amp;h=843" alt="Funda簿記の学習アプリ"></a> また、少しでも会計や決算書に興味を持った方は、下記の公式LINEも覗いてみてください。 初学者向けに、基礎から解説する情報を発信しています。 <a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt="Funda簿記の公式LINE"></a>

簿記合格の必須テクニックである「T字勘定」の使い方を図解で徹底解説します。T字勘定は、総勘定元帳を簡易的に表現するためのテクニックです。簿記3級はもちろん、簿記2級の試験でも役に立ちます。簿記試験の点数を底上げしたい方はぜひ参考にしてみてください。実際の試験形式も記載していますので、本番の試験対策にも活用できます。

簿記合格の必須知識「T字勘定」を解説！総勘定元帳を得点源にしよう

<h2 id="h1991d361f6">決算とは？</h2>決算（けっさん）とは、一定の会計期間（通常は1年）が終了した際に、その期間中の会社の資産や利益などの状況を明確にするための一連の手続きを指します。 これにより、会社の財務状況や業績を正確に把握し、経営者や株主、取引先などに適切な状況を報告することができます。 決算は様々な場面で使用される言葉ですが、本来の意味は、企業活動が継続して行われている中で、ある時点を人為的に区切る作業のことをいいます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/1976089999dc4768a3216a688e051b0e/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%891.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="決算とは">

これだけでは、正直よくわかりませんね。 もっと簡単に説明してください。

「決算」や「会計年度」という単語は、よく耳にするものの、なんとなく使っている方も少なくありません。 簿記3級の試験では決算書を作成する問題が出題されますが、初心者には難しいと感じることが多いでしょう。 この記事では、決算の考え方や用語、役割、企業事例についてを簿記初心者向けにわかりやすく解説します。<h5 id="hf1743a6c10">_ARTICLE_TOC_</h5><a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt="Funda簿記の公式LINE"></a><h2 id="hbf05bc6632">決算とはいつ？</h2>決算日のタイミングは企業ごとに異なりますが、日本の多くの企業では3月31日を会計年度末としています。そのため、決算手続きは4月に行われることが一般的です。ただし、会計期間は企業によって異なる場合があるため、必ずしもすべての企業が同じ時期に決算を行うわけではありません。<h3 id="haba671f3f7">会計期間は集計対象を表す</h3>会計期間とは、企業活動の成果や財務状況を評価するために、決算書に集計する対象期間のことを指します。 企業会計においては、経営者や関係者が企業の業績を把握しやすくするために、一定の期間ごとに企業活動の記録や計算を行います。 また、会計期間は会計年度や事業年度と呼ばれることもあります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/c75d25dcfcd8450997182d520f5633c5/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%892.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="会計期間とは"><h3 id="h3e3e226e80">会計期間を意味する用語</h3>当期の会計期間を基準にして、一つ前の期間を「前期」と呼び、一つ後の期間を「翌期（次期）」と表現します。 簿記試験でも、当たり前のように出てくる用語のため、しっかり押さえておきましょう。<ul><li>当期：対象の会計期間</li><li>前期：１つ前の会計期間</li><li>翌期：１つ後の会計期間</li></ul><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/ca9fa484ab60420281759e679ca318c2/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%893.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="会計期間を意味する用語"><h3 id="hc7e09aa925">会計期間を構成する用語</h3>会計期間は期首から始まり期末で終わります。期首と期末の間の総称のことを期中と表現します。 会計期間を構成する用語も、当たり前のように登場するため、使いこなせるようにしておきましょう。<ul><li>期首：会計期間のはじまりの日</li><li>期中：期首と期末の間の総称</li><li>期末：会計期間の終わりの日</li></ul><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/80bd2acbbc3343a7a32bf0bd6729e237/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%894.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="会計期間を構成する用語"><h3 id="h2ac3a4760e">上場企業の決算スケジュール</h3>上場企業の場合、四半期（3か月ごと）に一度、株主や金融機関などの利害関係者に対して、決算資料を作成し、報告することが求められます。 決算期とは、事業年度の最終月を指します。企業によって決算期は異なり、例えば3月決算の会社もあれば、12月決算の会社も存在します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/159a02d231e04ad3a1677e9f0c6e5318/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%895.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="【補足】上場企業の決算スケジュール"> 決算書作成の全体像を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

<h2 id="h4f38783a66">決算の目的とは？</h2>決算の目的は、企業の経営成績や財政状態を明らかにすることです。 通常、企業活動は、倒産や解散がない限り半永久的に継続されるものです。しかし、決算という手続きを通じて、人為的に一定の期間ごとに集計を行うことで、企業の資産や利益などの状況を明確にすることが可能になります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/12cd133872014df8a08873d6f9ee1d8e/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%896.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="決算の役割"><h3 id="h3482ef72ac">決算がないとどうなる？</h3>決算が存在しない場合は、会社が倒産でもしない限り決算書を作る機会が発生しないこととなります。 そのため、下のような企業が出てくるでしょう。

企業の社長

今作ってもキリが悪いので、 企業が倒産する時にでも決算書を作ります！

いや、倒産まで待てませんよ… 今知りたいのに…

もし決算がなければ、キリが良くなるまで決算書が出てこない状態となってしまいます。 そこで、決算という手続きを通じて企業の財政状態や経営成績などを把握することができるようになります。 重要な点をまとめると、下記のようになります。

・「決算」は人為的に企業活動を区切るために必要です ・決算書に記載される数値は、特定の期間の業績や、特定の時点での財務状態を示します ・ほとんどの決算書は、企業活動の途中過程を報告しているに過ぎません

<img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/bceea6fcc71c4215bddcaf36cde2c6c5/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%898.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="決算の役割"><h3 id="h8504c84557">簡単な事例でわかる決算の重要性</h3>それでは、具体的な事例を使って、決算で行う手続きを紹介します。 商品を仕入れて販売したケースで考えてみましょう。 たとえば、当期に仕入れた商品が全て販売できたとします。この場合、正確な業績が報告されることになります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/3158573043f943eba643823663a78dbb/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%899.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="決算の事例"> しかし、仕入れた商品が期間内に全て販売できていない状態でも、決算書を作成しなければなりません。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/0b12b812f63b4b9c93b3d8c40ff7cf49/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8910.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="決算の事例"> そこで、今期の経営成績と現時点での財政状態を整理するため「決算整理」が行われます。 決算整理とは、1年をまたぐお金の流れがあった際に当期と翌期に金額を適切に分けて調整することをいいます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/ffa48ee58dfb4d86b09226dfffe3352a/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8911.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="決算の事例"> 決算整理をすることで、当期の成績を正確に計算することが可能となります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/ed66fcf303614357a3c69a2a9b252f2b/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8912.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="決算の事例"><h2 id="hfb01d1bb0a">企業事例で簡単に決算を解説</h2>それでは、実際の企業事例を元に、簡単に決算の重要性を紹介します。 今回は、日産自動車を事例に解説します。<h3 id="h5bf4a6cd6d">日産自動車の事例</h3>日産自動車は、自動車及び部品の製造販売を行っている自動車業界大手のメーカーです。 日産自動車の貸借対照表を確認すると、「商品」という項目が記載されています。この「商品」とは、次期に繰り越される在庫のことを意味しています。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/864f0dc3a1664d6d817e1d8577cb03bf/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8913.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="日産自動車の事例"><h3 id="h992aabe415">決算の確認問題</h3>ここまでの内容を踏まえて、決算に関する問題です。 決算の役割は次のうちどれでしょう？ <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/895fda19f4cd4741a98b5acb1cbd9e0c/%E4%BC%9A%E8%A8%88%E3%83%BB%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%82%BA%EF%BC%9A%E6%B1%BA%E7%AE%97%EF%BC%9A%E6%A6%82%E8%A6%81%EF%BC%9A%E5%95%8F%E9%A1%8C%E2%91%A0.png?w=1200&amp;h=675" alt="決算の確認問題">

企業の状態を利害関係者に報告する

<img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/92744b01bb434914803bfdd89576a446/%E2%91%A5%E5%91%B3%E3%81%AE%E7%B4%A0%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97.png?w=1080&amp;h=1080" alt="一緒に考えてみよう"><h3 id="hf1beda9edd">正解発表</h3>正解は、選択肢③企業の活動を人為的に区切るです。 決算（けっさん）とは、１つの会計期間の会社の資産や利益等を確定するための一連の手続きのことをいいます。 様々な場面で登場しますが、本来の意味は継続している企業活動を人為的に区切る作業のことをいいます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/410afc6c9d584cf095308b3f415eea9b/%E4%BC%9A%E8%A8%88%E3%83%BB%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%81%AE%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%82%BA%EF%BC%9A%E6%B1%BA%E7%AE%97%EF%BC%9A%E6%A6%82%E8%A6%81%EF%BC%9A%E6%AD%A3%E8%A7%A3.png?w=1200&amp;h=675" alt="決算の確認問題：正解発表"><h2 id="h8084f47f84">決算の解説：まとめ</h2>今回は簿記3級における「決算」の基本的な考え方について解説しました。 決算は、１つの会計期間の会社の資産や利益等を確定するための一連の手続きのことをいいます。 簿記3級の本番の試験では、大問3で決算書を作成する問題が出題されます。 そのため、決算の基本的な考え方や用語をしっかりと理解しておくことが重要です。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/1976089999dc4768a3216a688e051b0e/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%891.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="決算のまとめ"> 少しでも会計や決算書に興味を持った方は、下記の公式LINEも覗いてみてください。 初学者向けに、基礎から解説する情報を発信しています。 <a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt="Funda簿記の公式LINE"></a> また、しっかり学びたい方は、ぜひ学習アプリ「Funda簿記」をご覧ください。 アプリ内で決算書の構成や作り方を学ぶことができます。 <a href="http://bit.ly/3Zt5HJz"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f76a103b16784134ba3058a183e29b0c/Funda_2.png?w=2500&amp;h=843" alt="Funda簿記の学習アプリ"></a>

聞いたことはあるけど、意外と知らない「決算」という単語。この記事では、簿記3級において重要な論点である「決算」について解説します。決算の考え方や目的についてを簿記初心者向けにわかりやすく説明します。知識の確認問題も記載していますので、論点の理解と知識の定着にご利用ください。

決算とは？意外と意味を知らない簿記・会計の用語をわかりやすく解説

この記事では、企業のビジネスモデルと財務数値を結びつける会計クイズを元に、貸借対照表の読み方を解説します。 今回は、JR東日本を運営する鉄道会社「東日本旅客鉄道」と料理のレシピサイトを運営する「クックパッド」を扱います。 下記のようなクイズを通じて、貸借対照表の読み方を解説します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/5daaf12d4d22487d943bf3f66ea0b27a/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8917.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="会計クイズ">

そもそもこの図が何を表しているかぜんぜん分からないです…

今の段階では全くわからなくても問題ありません。 この記事を読み終わる頃には、貸借対照表が読めるようになっているはずです。 初心者の方にも理解しやすいように図解を用いて解説していきますので、ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです。<h5 id="hf1743a6c10">_ARTICLE_TOC_</h5><a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt="Funda簿記の公式LINE"></a><h2 id="h439025d1f9">貸借対照表とは？</h2>貸借対照表（たいしゃくたいしょうひょう）とは、企業の財政状態や資金調達・運用状況を記録したものをいいます。 簡単に言うと、企業が保有している財産や借金の状況などが一目でわかる報告書です。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/959bb05820604f1f9bb53c9a283d79b3/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%892.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="貸借対照表とは">

貸借対照表を「ちんしゃくたいしょうひょう」と間違える方が多いので注意しましょう。

貸借対照表は、左側（運用サイド）と右側（調達サイド）の金額の合計が必ず一致します。そのため、英語ではバランス・シート（Balance sheet）と呼ばれます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/0d893105624543c997329dca46bdf1e8/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%893.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="バランスシートの由来"><h3 id="h23b1f6f337">貸借対照表からわかる情報</h3>貸借対照表からは以下の情報を読み取ることができます。<ul><li>会社の規模</li><li>資産や負債の中身</li><li>会社の純資産</li></ul>貸借対照表を見ることで、会社の規模の大きさや、保有している財産、企業が抱えている借金などを知ることができます。また、企業が自由に使えるお金がいくらあるのかも分かります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/94b4c27fd6d14aacbe6687357924dfd6/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%894.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="貸借対照表からわかる情報"><h3 id="hc759117530">貸借対照表の実物は難しい</h3>ところが、実際の貸借対照表を見ると、難しい単語や数字ばかりで初心者の方は理解できないかと思います。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/247c2be317ee49118277f9cb7140c25f/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%896.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="貸借対照表の実物は難解"> そこで、この記事では初心者の方でも理解できるように、貸借対照表を図解にして説明します。 まずはシンプルな図から貸借対照表の読み方を理解し、慣れてきたら実物の貸借対照表に挑戦してみてください。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/6bacf22f3ce54191b9897f350e8820d6/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%897.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="貸借対照表の図解化"><h3 id="h7784424f71">貸借対照表の構造</h3>貸借対照表は左（資産）と右（負債と純資産）に分けて見ます。 貸借対照表は右から左にお金が流れていく構造になっています。右（負債・純資産）からお金を調達し、調達したお金を左（資産）で運用する流れです。 右側の負債と純資産を調達サイド、左側の資産を運用サイドと呼んだりします。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a7ce68fff34b4c04808e4f0888c34eba/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%898.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="貸借対照表の構造"><h4 id="h8dec1523f2">調達サイド</h4>貸借対照表の右側（負債と純資産）は資金調達の状況を表しています。 銀行からの借り入れなどの返済が必要な資金調達の場合は負債に計上されます。一方、株主からの調達のような返済が不要な資金調達の場合は純資産に計上されます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/09c8cbecdea04db88aa3963b108776de/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%899.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="貸借対照表の調達サイド"><h4 id="h8113a91628">運用サイド</h4>貸借対照表の左側（資産）は資金運用の状況を表しています。 企業は調達してきたお金を元に利益を生み出す必要があります。そこで、資産の中身を見ることで、どのような手段で利益を生み出そうとしているのかを読み取ることができます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/25d80e67b6054ddb984a0463b4c23fdb/%E8%B2%B8%E5%80%9F%E5%AF%BE%E7%85%A7%E8%A1%A8_%E4%BF%AE%E6%AD%A3.jpg?w=1280&amp;h=720" alt="貸借対照表の運用サイド"><h3 id="h1c49f2edea">貸借対照表の内訳</h3>ここからは、貸借対照表の区分である資産・負債・純資産について詳しく解説していきます。<h4 id="hcb2a171c9d">資産</h4>資産とは、企業が保有する財産を意味します。 企業は資産を運用し利益を生み出しますが、その回収期間が長いか短いかによって、流動資産と固定資産に分けられます。<ul><li>流動資産</li><li>固定資産</li></ul>流動資産は短期間で資金を回収できる資産のことをいいます。資産そのものである現金や売ればすぐに現金化できる商品などが該当します。 一方、固定資産は資金回収が長期に及ぶものをいいます。事務所や社用車、パソコン等の備品などが当てはまります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fd56541566bc47b59bc29d5e57202ce4/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8911.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="資産の内訳"><h4 id="h63d653e992">負債</h4>負債とは、企業が返済しなければならない債務を意味します。 負債も返済期限の期間に応じて、流動負債と固定負債に区分されます。<ul><li>流動負債</li><li>固定負債</li></ul>流動負債は決算日から1年以内に返済する必要がある負債です。具体例として、商品を仕入れるときの代金をツケで支払った際に生じる買掛金や、1年未満に返済期限が到来する短期借入金などがあります。 一方、固定負債は決算日から1年を超えて返済する予定のある負債です。代表的なものに、返済期限が1年以上先になっている長期借入金や、返済期限が1年以上先になっている社債などがあります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/679f057e720a40fc8fcc11a6e3d538a5/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8912.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="負債の内訳"><h4 id="h215e7f19a2">純資産</h4>純資産とは、返済が不要な資金を意味します。 株主が出資した資本金や、今までに上げた利益の積み重ねである利益剰余金などが純資産に当てはまります。 また、新株予約権や評価換算差額などのような、資産でも負債でもないその他の項目も純資産に記載されます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/7d975a2b86c94bc492bfeac7d56f3f97/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8913.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="純資産の内訳"><h4 id="h48d5b16aca">貸借対照表のまとめ</h4>以上の内容をまとめます。 貸借対照表は、企業の財政状態を報告する決算書で、資産・負債・純資産の3つの項目で構成されています。右側（負債と純資産）が調達状況を表し、左側（資産）が運用状況を表しています。 また、資産と負債はそれぞれ流動項目と固定項目に分けられます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/9081916efa7448599cba2ce68619294b/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8914.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="貸借対照表のまとめ"><h2 id="h181398e3fb">会計クイズ：貸借対照表の読み方</h2>以上の内容を踏まえて、会計クイズに挑戦してみましょう。<h3 id="hbf3dbf5db7">登場企業の紹介</h3>はじめに、登場企業の紹介です。<ul><li>東日本旅客鉄道</li><li>クックパッド</li></ul>両社はそれぞれ業界が異なるため、資産の持ち方や資金調達の方法も異なります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/70baf1353c71452e998f8c66f642e57d/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8916.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="登場企業の紹介"><h3 id="h0d5981c0db">会計クイズ：問題</h3>それでは、改めてクイズです。 JR東日本を運営する東日本旅客鉄道の貸借対照表はどちらでしょう？ 鉄道会社がビジネスを行う際にどのような資産が必要かを予想して考えてみてください。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/5daaf12d4d22487d943bf3f66ea0b27a/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8917.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="会計クイズ：問題">

<img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/d6e51c5e36634904914da44f757fd5ec/%E2%91%A4%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2.png?w=1080&amp;h=1080" alt="みんなも一緒に考えよう"> <h3 id="h8bbdeb1f11">会計クイズ：正解発表</h3>正解は、選択肢②が東日本旅客鉄道でした。 みなさん正解できましたか？ <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/34109fcc9a4f436daf560ae1a3fe670e/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8919.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="会計クイズ：正解発表"><h2 id="h7855cac4f8">会計クイズ：解説</h2>それでは、ここから詳しい解説に入ります。 両者のビジネスモデルが貸借対照表にどう反映されるのかを見ていきましょう。

<h3 id="he84e5241a8">鉄道業の決算書の読み方</h3>鉄道事業を運営するには土地や建物等の多額の設備が必要となります。そのため、東日本旅客鉄道の固定資産には建物や土地が多く計上されています。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/13eaae045a804e2cbc21d86204288f0d/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8922.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="東日本旅客鉄道の資産"> また、その多額の設備を購入するためには、多額の資金が必要となります。東日本旅客鉄道は、長期の有利子負債を使い、設備を購入するための資金を調達しています。したがって、負債の比率が大きくなります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/223ee03d000d4d94be13f8e7b361f9df/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8923.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="東日本旅客鉄道の負債"> このような特徴は他の鉄道会社も同様です。 東武鉄道と阪神阪急HDの貸借対照表を並べてみると、同じような形になることがわかります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/183b0f3d82f34d83a0ece8721a1cc134/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8924.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="鉄道業の貸借対照表"><h3 id="hb15eae7b05">IT業の決算書の読み方</h3>IT企業はパソコンとネットワーク環境があれば事業を展開することが可能なため、事業運営に大きな資産を必要としません。クックパッドの貸借対照表を見ても分かる通り、資産の大半が現金等の流動資産で構成されています。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/33a999f78be848d9a02e57db11bac987/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8926.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="クックパッドの資産"> 多額の設備を必要としないため、外部からの資金調達も鉄道業に比べ必要ありません。そのため、クックパッドの貸借対照表には負債がほとんどありません。積み上がった利益が純資産にそのまま計上されるため、純資産の比率が大きくなります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/05e82f5f9c9c46cd8dec0d4ea93e7fe7/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8927.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="クックパッドの純資産"> 他のIT企業の貸借対照表と比較してみましょう。 ニュース配信アプリを運営するグノシーや、地元の掲示板を運営するジモティーの貸借対照表も、クックパッドと似たような形になっていることが分かります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/8ead2bfaecde4310b4d1b9a6ffd7b664/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8928.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="IT企業の貸借対照表"><h2 id="h643e674d15">貸借対照表の読み方：まとめ</h2>最後にまとめです。 今回は、貸借対照表の読み方を実際の企業事例を元に解説しました。貸借対照表を見ることで、企業の財政状態を読み取ることができます。ぜひ他の企業の決算書も見てみてください。 以上、今回の正解は、選択肢②が東日本旅客鉄道でした。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/128a944ea85b4f03b884e2294b530ff1/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8930.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="会計クイズ：正解発表"> 最後までお付き合いいただきありがとうございました。 貸借対照表について、より詳しく学びたい方は下記の記事をご覧ください。 テレビ局の事例を元に貸借対照表の読み方を詳しく解説しています。 <a href="https://navi.funda.jp/article/balance-sheet"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/ec797921efcc49e3990103b7c242121c/%E3%82%B5%E3%83%A0%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%AB%E2%91%A0%E8%B2%B8%E5%80%9F%E5%AF%BE%E7%85%A7%E8%A1%A8.png?w=960&amp;h=540" alt="貸借対照表の記事"></a> また、他のクイズにも挑戦したい方は下記のトレーニングシリーズがお勧めです。 貸借対照表の会計クイズを沢山解いて決算書に慣れましょう。

会計クイズに挑戦して、金融機関の決算書の読み方を身に付けましょう。

【業種別決算書の読み方】金融機関の決算書編

アプリで基礎から学びませんか？

取引単位で、どのように財務諸表が動くかを学べるトレーニングです。今回は資金調達取引を解説します。

【実践トレーニング】取引と財務諸表の動きを理解しよう①会社設立編

少しでも会計や決算書に興味を持った方は、下記の公式LINEも覗いてみてください。 初学者向けに、基礎から解説する情報を発信しています。 <a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt="Funda簿記の公式LINE"></a> また、決算書の基礎からしっかり学びたい方は、ぜひ学習アプリ「Funda簿記」をご覧ください。 アプリ内で決算書の構成や作り方を学ぶことができます。 <a href="http://bit.ly/3Zt5HJz"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f76a103b16784134ba3058a183e29b0c/Funda_2.png?w=2500&amp;h=843" alt="「Funda簿記」で一緒に学ぼう"></a> ＜この分析記事の出典データ＞ <a style="color:#0186ab" href="https://www.jreast.co.jp/company/ir/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">東日本旅客鉄道株式会社 IR</a> <a style="color:#0186ab" href="https://info.cookpad.com/ir/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">クックパッド株式会社 IR</a>

この記事では、企業のビジネスモデルと財務数値を結びつける会計クイズを元に、損益計算書の読み方を解説します。 今回は、Googleを運営する「Alphabet」とFacebookやInstagramを運営する「Meta」を扱います。 下記のようなクイズを通じて、損益計算書の読み方を解説します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/90d41c362c5a46de9ea0b0e7da0f41aa/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%892.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="会計クイズ">

いきなり決算書を見ても全くわからないです…

今の段階では全くわからなくても問題ありません。 この記事を読み終わる頃には、損益計算書が読めるようになっているはずです。 初心者の方にも理解しやすいように図解を用いて解説していきますので、ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです。<h5 id="hf1743a6c10">_ARTICLE_TOC_</h5><a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt="Funda簿記の公式LINE"></a><h2 id="hd5d7500307">損益計算書とは？</h2>損益計算書（そんえきけいさんしょ）とは、企業が1年間でいくら売り上げて、いくら費用がかかったのか、最終的にいくら利益が出たのかを記録したものをいいます。 簡単に言うと、どれくらい儲かったかが一目でわかる企業の成績表です。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/62664f7e6f994b639ca98a40eb01aca0/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%894.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="損益計算書とは"><h3 id="h0f35ddb96e">損益計算書からわかる情報</h3>損益計算書からは以下の情報を読み取ることができます。<ul><li>売上の規模</li><li>儲けの状況</li><li>経営戦略</li></ul>どれくらい売上を上げているかや、収益と費用を比べることでどの程度の利益を生み出したかが分かります。また、利益を生み出すためにどのような費用をかけたのかを知ることで、企業の経営戦略なども読み取ることができます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/e38632dbae0948b0b32bd79f093d7ca3/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%895.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="損益計算書からわかる情報"><h3 id="h7edbc34bc2">損益計算書の実物は難しい</h3>しかし、実際の企業の損益計算書を見ると、難解な単語や大きな数字が登場するため、初心者の方は難しいと感じるかと思います。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/23bdc6d66a704b30b1aedaf968230153/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%897.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="損益計算書の実物は難しい"> そこで、この記事では初心者でも理解できるように、損益計算書を図解化して説明します。 まずは図解を通じて損益計算書のイメージを把握し、その後に実物の損益計算書に挑戦してみてください。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/3884bf7e1f3f4ca997280bb86b30da5a/%E6%90%8D%E7%9B%8A%E8%A8%88%E7%AE%97%E6%9B%B8_%E4%BF%AE%E6%AD%A3.jpg?w=1280&amp;h=720" alt="この記事では決算書を図解化して解説"> 上記の図解を、さらに簡略化すると下図のようになります。 やっていることは、収益と費用を比べて、いくら儲かったかを表示しているだけです。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/48633b4120384017bacb0045bf66b818/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%899.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="損益計算書の仕組み">

図解ならいける気がしてきました！

<h2 id="h2f081ac6c9">企業は何で儲かっている？</h2>それでは、ここでクイズです。 冒頭で触れたGoogle、Facebook、Instagramは何で稼いでいるでしょうか？ ぜひ考えてみてください！ <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/eb928201cf79494f9d50263986bee043/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8911.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="会計クイズ">

<img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/d6e51c5e36634904914da44f757fd5ec/%E2%91%A4%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2.png?w=1080&amp;h=1080" alt="みんなも一緒に考えよう"> <h4 id="hf1beda9edd">正解発表</h4>正解は、選択肢③の広告収入でした。 みなさんわかりましたか？ <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/314a5e107041437da1d5c9f8a1644be2/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8912.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="会計クイズ：正解発表"> それでは、ここから解説に入ります。

<h3 id="hfd7e96ddc6">GoogleとFacebookの収益</h3>GoogleとFacebookの収益の内訳を見ると、どちらも売上の大部分が広告収入で構成されています。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/99ad4bc0f02c46dcacef08a96473f581/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8913.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="GoogleとFacebookの収益">

広告収入ってなんですか？

<h3 id="h12c738cec4">広告ビジネスの基本</h3>広告ビジネスとは、自社のプラットフォーム上に広告を出稿する代わりに、広告費を受け取るビジネスです。 広告を出したい企業は、魅力的なプラットフォームに広告費をかけることで、その利用ユーザーに自社の商品を宣伝することができます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f340d3a69a20429b8b4c30b5028b70da/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8915.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="広告ビジネス"><h4 id="h11caf21460">Googleの事例</h4>Googleは、検索結果の1番上に広告として表示する権利を与えることで、広告主から広告費を受け取るビジネスをしています。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/cefa12468743428086bba6e9f81e4159/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8916.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="Googleの広告収入"><h4 id="h418f0274a4">YouTubeの事例</h4>また、Googleを運営するAlphabetは、YouTubeにも広告商品を提供しています。 広告を出したい企業は、Alphabetに広告費を出すことで、YouTube上で自社の商品の動画を流すことができます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/8329e2e4abde43908c5df6a1660912c6/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8917.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="YouTubeの広告収入"><h4 id="hd1cb97a989">Instagramの事例</h4>Instagramでは、プラットフォーム上に広告枠を提供しています。 企業は広告商品にお金を出すことで、ユーザーの投稿画面に表示され、自社の商品を宣伝することが可能になります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/612938526d99494cbee1891cd1096da9/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8918.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="Instagramの広告収入"><h2 id="h252e30a3a1">会計クイズ：損益計算書の読み方</h2>以上を踏まえて、会計クイズです。 Googleを運営するAlphabetの損益計算書はどちらでしょう？ 両者のビジネスモデルが決算書にどう影響するのかを予想して考えてみてください。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/01f24fc25d6340eea1ee59ff4602032b/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8920.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="会計クイズ">

<img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/d6e51c5e36634904914da44f757fd5ec/%E2%91%A4%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2.png?w=1080&amp;h=1080" alt="みんなも一緒に考えよう"> <h4 id="hf1beda9edd">正解発表</h4>正解は、選択肢①がAlphabetでした。 みなさん正解できましたか？ <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/2ab9eed1f8b546e9a0df5700c2a70c5f/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8921.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="会計クイズ：正解発表"> それでは、ここからは両者の広告ビジネスが決算書にどう反映されるのかを詳しく解説していきます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/e281a8eaa4f04456be4c0464e5794cf3/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8922.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="GoogleとFacebookの収益"><h3 id="h30a94f2629">Googleの広告ビジネス</h3>Alphabetの広告収益は主に3つあります。<ul><li>Google検索＆その他：Googleの検索結果やGmailなどに掲載された広告による収入</li><li>YouTube広告：YouTubeに掲載された広告による収入</li><li>Googleネットワーク：Google AdSenseなどのGoogleネットワークのパートナーサイトに掲載された広告による収入</li></ul><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f7ef0d0aede249c0a4dbe47f3610e0ba/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8924.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="Alphabetの広告収益"> Googleの広告ビジネスの特徴として、Googleとユーザーの間にYouTuberやブロガーなどの第三者が介入してきます。この第三者は、Googleのプラットフォームにコンテンツを出すことで、ユーザーの増加に貢献してくれます。 Google側はそこに広告を表示する見返りとして、YouTuberやブロガーへの支払いが発生します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/b26f5047e692477bb4e1022b59c19125/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8925.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="Googleの広告ビジネス"> このYouTuberやブロガーへの支払いが費用（売上原価）に計上されます。 したがって、Facebookと比べて費用の比率が大きくなります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/374a8c22353341aa8111c359af4e5b7f/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8926.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="Googleの損益計算書"><h3 id="h493803db4e">Facebookの広告ビジネス</h3>続いて、Facebookの広告ビジネスを見ていきます。 Facebookは、自社のプラットフォーム上に広告を出稿する一般的な広告ビジネスを展開しています。プラットフォーム上に直接広告を出すモデルであるため、Googleと違って第三者が介入することはありません。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/40bbacea490d4fbf8ce67e5070797e6b/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8928.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="Facebookの広告ビジネス"> Facebookの費用は、サーバー代やSNS運営費しか発生しないため、第三者に対して支払いが発生するGoogleと比べて費用（売上原価）の比率が小さくなります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/4432dc5a0453427abd31ac3af5ddd177/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8929.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="Facebookの損益計算書"><h2 id="h22d8231993">損益計算書の読み方：まとめ</h2>最後にまとめです。 今回は、損益計算書の読み方を実際の企業事例を元に解説しました。損益計算書を見ることで、売上の規模や儲けの状況、経営戦略などを読み取ることができます。ぜひ他の企業の決算書も見てみてください。 以上、今回の正解は、選択肢①がAlphabetでした。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/1dc6e835796841feb7a566fd2474807f/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8931.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="会計クイズ：正解発表"> 最後までお付き合いいただきありがとうございました。 損益計算書について、より詳しく学びたい方は下記の記事をご覧ください。 マツキヨとローソンの会計クイズを元に損益計算書の読み方を詳しく解説しています。 <a href="https://navi.funda.jp/article/profit-and-loss-statement"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/221c7191574f4f6082f6bde4f94deb3b/%E3%82%B5%E3%83%A0%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%AB%E2%91%A0%E6%90%8D%E7%9B%8A%E8%A8%88%E7%AE%97%E6%9B%B8.png?w=960&amp;h=540" alt="損益計算書の記事"></a> また、他のクイズにも挑戦したい方は下記のトレーニングシリーズがお勧めです。 損益計算書の会計クイズを沢山解いて決算書に慣れましょう。

この機に基礎から簿記・会計を身に付けませんか？

アプリで基礎から勉強を始める！

業種別の決算書の読み方が学べるシリーズ！今回は喫茶店ビジネスです。

【業種別決算書の読み方】喫茶店ビジネス編

他のクイズにも挑戦してみよう！

分析力の基礎が学べるトレーニングです。今回は収益モデルがテーマです。

【1分トレーニング】決算分析実力テスト！収益モデル編

少しでも会計や決算書に興味を持った方は、下記の公式LINEも覗いてみてください。 初学者向けに、基礎から解説する情報を発信しています。 <a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt="Funda簿記の公式LINE"></a> また、決算書の基礎からしっかり学びたい方は、ぜひ学習アプリ「Funda簿記」をご覧ください。 アプリ内で決算書の構成や作り方を学ぶことができます。 <a href="http://bit.ly/3Zt5HJz"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f76a103b16784134ba3058a183e29b0c/Funda_2.png?w=2500&amp;h=843" alt="「Funda簿記」で一緒に学ぼう"></a> ＜この分析記事の出典データ＞ <a style="color:#0186ab" href="https://abc.xyz/investor/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Alphabet IR</a> <a style="color:#0186ab" href="https://investor.fb.com/home/default.aspx" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Meta Platforms IR</a>

<h2 id="hd256122b9f">ホームポジションとは？</h2>ホームポジションとは、各勘定科目のあるべき位置のことを指し、「左側」と「右側」の2つに分かれます。例えば、現金という資産の勘定科目のホームポジションは左側です。 勘定科目が増加した場合は、ホームポジション側に記入し、勘定科目の増加を表現します。逆に、勘定科目が減少した場合は、ホームポジションの逆側に記入し、勘定科目の減少を表現します。 左側がホームポジションの現金の場合、増加した時には左側に記入し、減少した時には右側に記入します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/4a565ea64bf843619b58b83bb8496a9b/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%891.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="ホームポジションとは"> 簿記の用語として、仕訳や決算書における左側は「借方（かりかた）」、右側は「貸方（かしかた）」という名前がつけられています。意味などを覚える必要はありませんが、仕訳を行う上で頻出の用語ですので押さえておきましょう。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/13a02023e39b420d80ba0ca34b0397a8/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%892.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="借方と貸方"> <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/98887cd87537451abf7f19757d4e35be/%E2%91%A0%E6%90%8D%E7%9B%8A%E8%A8%88%E7%AE%97%E6%9B%B8%E3%81%AE%E8%AA%AD%E3%81%BF%E6%96%B9%E2%91%A1%E5%91%B3%E3%81%AE%E7%B4%A0%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97.png?w=1080&amp;h=1080" alt="これだけでは1mmもわかりませんよ"> 仕訳をする際に「この勘定科目はどちらに記入すればいいのだろう？」と悩む方が多いと思います。勘定科目の種類はたくさんあるため、簿記の学習でここが1番つまづきやすいポイントです。 この記事では、勘定科目のホームポジションを通じて、仕訳で記入すべき場所を覚える方法をわかりやすく解説します。仕訳問題で手が止まっている方はぜひ参考にしてみてください。<h5 id="hf1743a6c10">_ARTICLE_TOC_</h5><a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt="Funda簿記の公式LINE"></a> なお、簿記を基礎からしっかり学びたい方は、まずは先に下記のトレーニングから始めてみてください。

どの勘定科目が左側で、どれが右側なのか分からないです… 大手町さん助けてください！

各勘定科目ごとに左か右かを覚えるよりも、勘定科目がどのグループに属するかを覚える方が定着しやすいかと思います。 それでは、勘定科目のホームポジションについて詳しく解説しますね。

ホームポジションを理解する際に、勘定科目に関する知識が必須となります。 勘定科目とは、取引の内容をわかりやすく記録するための名称のことをいいます。今回の記事では、詳細な説明は省きますが、もし勘定科目について詳しく知りたい方は、下記の記事がお勧めです。

<h3 id="h822b08c215">左側がホームポジションの勘定科目</h3>勘定科目は資産・負債・純資産・収益・費用の5つのグループに分かれており、それぞれホームポジションが決まっています。 はじめに、左側（借方）がホームポジションの勘定科目を解説していきます。<ul><li>資産</li><li>費用</li></ul><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/dc1c6dca01dc4f8ba0b3548f8f53c429/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%894.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="左側がホームポジションの勘定科目"><h4 id="h97abfa5c44">資産グループ</h4>資産とは、会社の保有する財産や権利のことをいいます。資産に属する代表的な勘定科目には、現金や売掛金、備品などがあります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/7f61c813fc4c46eebfa3f75fc34ba795/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%895.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="資産グループとは"> 資産グループの勘定科目には「財貨または権利」という特徴があります。財貨には、目に見えないソフトウェアや商標権などのような無形の財産も含まれます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/5de38b24481946d39d2097968f91441e/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%896.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="資産グループの特徴"><h4 id="h2e25c42e23">費用グループ</h4>費用とは、会社の利益を減少させる要因のことをいいます。費用に属する代表的な勘定科目には、仕入や支払利息、給料などがあります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/e9629da94fa748808dc4cba125455bf5/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%897.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="費用グループとは"> 費用は代金などを支払ったときに発生するため、「支払～」「～費」という勘定科目が多いです。また、利益を減らす要因のため「～損」という勘定科目が多い特徴もあります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/8eb63d1e9a224a59bc2d54209cf1a5e8/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%898.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="費用グループの特徴"><h3 id="h93045643f0">右側がホームポジションの勘定科目</h3>次に、右側がホームポジションの勘定科目を解説していきます。ホームポジションが右側（貸方）になる勘定科目は3つあります。<ul><li>負債</li><li>純資産</li><li>収益</li></ul>それぞれ詳しく見ていきます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f07b697f974b4d79b7fb90117e9f8ccf/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%899.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="右側がホームポジションの勘定科目"><h4 id="h33af4d66d7">負債グループ</h4>負債とは、会社が将来支払う義務のことをいいます。負債に属する代表的な勘定科目には買掛金や借入金、預り金などがあります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/ff6236aaa40d46c8bb1292e954747664/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8910.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="負債グループとは"> 負債グループの勘定科目には「義務」という特徴があります。お金を支払わなければいけない義務や、商品・サービスを提供しなければいけない義務（前受金など）が含まれます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/0d6119cf79134e40a6e6f84f23fdb8f7/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8911.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="負債グループの特徴"><h4 id="h761b16d84e">純資産グループ</h4>純資産とは、資産総額から負債総額を差し引いた差額のことをいいます。純資産に属する代表的な勘定科目には、資本金や繰越利益剰余金などがあります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/17b1ab6e68094bb8981e5c4985025000/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8912.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="純資産グループ"> 簿記3級で出てくる純資産の勘定科目は少ないので、ここで覚えておきましょう。<ul><li>資本金</li><li>利益剰余金</li></ul>資本金とは、株式会社設立の際など、株式を発行して出資金を得た際に発生する勘定科目です。 利益剰余金とは、過年度に会社が稼いだ利益を意味する勘定科目です。内部留保と呼ばれることもあります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/42bfeccbfb6b48c891f754ed0c4e7649/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8913.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="純資産グループの代表的な勘定科目"><h4 id="hef9b5553af">収益グループ</h4>収益とは、会社の利益を増加させる要因のことをいいます。収益に属する代表的な勘定科目には、売上や受取利息、受取家賃などがあります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a3ecc85c9ecc418699c636374fe5610e/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8914.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="収益グループとは"> 収益は代金などを受け取ったときに発生するため、「受取～」という勘定科目が多いです。また、利益を増やす要因のため「～益」という勘定科目が多い特徴もあります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f0879c6cfa654acb800ac20125134fcc/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8915.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="収益グループの特徴"><h2 id="hf9cc224f13">勘定科目のホームポジションを判断する方法</h2>それでは、勘定科目のホームポジションを判断する方法を現金を例に解説していきます。 勘定科目のホームポジションは、<ul><li>勘定科目がどのグループに属するか？</li><li>そのグループがどちらのホームポジションか？</li></ul>の2つを照らし合わせることで判断します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a5e6e9948d0d4f12a36d551594c1ef8a/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8916.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="勘定科目のホームポジションを判断する方法"><h3 id="h2c11cc76fd">Step１：勘定科目が属するグループを考える</h3>まずは、勘定科目がどのグループに属するか？を考えます。今回の場合は現金ですので、「現金は資産グループに属する」となります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/25b6982bdb574457b80c23d0052a11a1/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8917.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="勘定科目のホームポジションを判断する方法"><h3 id="hee65199b29">Step２：そのグループがどのホームポジションかを考える</h3>次に、そのグループがどちらのホームポジションか？を考えます。今回は資産グループのため、「資産グループのホームポジションは左側（借方）」となります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/1ed886fb4c2b42328b3b4c7bc8e5a585/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8918.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="勘定科目のホームポジションを判断する方法"><h3 id="h1e402c11d4">Step３：勘定科目のホームポジションを導き出す</h3>以上2つの判断手順により、各勘定科目のホームポジションを導き出します。今回の例でいうと、「現金のホームポジションは左側」となります。 これによって、仕訳で増減を表現する際に、左右のどちらに記入すればいいかが判明します。 ホームポジションが左側（借方）の現金は、増加した際は左側（借方）に、減少した際は右側（貸方）に記入すればいいと分かります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f8bdda33dadc44f588c722ddbacc6a72/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8919.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="勘定科目のホームポジションを判断する方法">

なるほど！ これなら僕でもできそうです！

<h2 id="h8bbe3a116b">仕訳事例を通じてホームポジションを覚えよう</h2>ここからは仕訳問題に挑戦してみましょう。 仕訳（しわけ）とは、ビジネスの結果を決算書で報告するために、日々の取引を帳簿に記録する方法をいいます。仕訳で記録するものは、勘定科目と金額のみです。 今回の記事では仕訳の基本的な内容については省略しますが、より詳しく知りたい方は下記の記事がお勧めです。

<h3 id="h47a38c006f">水道光熱費を支払った時の仕訳事例</h3>水道光熱費を現金で50,000円支払った時、どのような仕訳になるか考えてみてください。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/54266018331447fcb61eed1045e87f73/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8920.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="水道光熱費を支払った時の仕訳事例"> <h4 id="hf816ec99b0">解答解説</h4>はじめに、勘定科目がどのグループに属するか考えます。今回登場する勘定科目は現金と水道光熱費の2つです。 現金は会社の保有する財産のため、資産グループに属します。また、水道光熱費は会社の利益を減少させる要因のため、費用グループに属します。 次に、そのグループがどちらのホームポジションかを考えます。 現金が属する資産グループはホームポジションが左側（借方）です。また、水道光熱費が属する費用グループもホームポジションが左側（借方）です。 これで勘定科目のホームポジションを判断することができました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/1da5a7299f734219be884f920fc4a7a4/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8921.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="水道光熱費を支払った時の仕訳事例"> 水道光熱費を現金で支払ったため、現金が減少します。 現金のホームポジションは左側（借方）であるため、減少を表すために右側（貸方）に記入します。 一方で、水道光熱費という費用が発生しているため、費用の発生を表現する必要があります。 水道光熱費のホームポジションは左側（借方）であるため、発生を表すために左側（借方）に記入します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/052d15b7fd424426af3a1df7561effcf/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8922.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="水道光熱費を支払った時の仕訳事例"> よって正解は、<ul><li>借方：水道光熱費50,000　貸方：現金50,000</li></ul>です。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/cb8aa56f46274f1a88b1a6b2db0dd888/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8923.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="水道光熱費を支払った時の仕訳事例"><h3 id="h782c403f57">商品を販売した時の仕訳事例</h3>次に、「商品10万円を販売し、代金を現金で受け取った」ときの仕訳を考えてみてください。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f8924f72aa7d4ef9b62d837b545e8c9f/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8924.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="商品を販売した時の仕訳事例"> <h4 id="hf816ec99b0">解答解説</h4>はじめに、勘定科目がどのグループに属するか考えます。今回登場する勘定科目は現金と売上の2つです。 現金は会社の保有する財産のため、資産グループに属します。また、売上は会社の利益を増加させる要因のため、収益グループに属します。 次に、そのグループがどちらのホームポジションかを考えます。 現金が属する資産グループはホームポジションが左側（借方）です。一方、売上が属する収益グループはホームポジションが右側（貸方）です。 これで勘定科目のホームポジションを判断することができました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/635154500f5942cf84df65ab2e16da0e/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8925.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="商品を販売した時の仕訳事例"> 商品販売の代金は現金で受け取ったため、現金が増加します。 現金のホームポジションは左側（借方）であるため、増加を表すために左側（借方）に記入します。 一方で、商品を販売したため、売上が発生します。 売上のホームポジションは右側（貸方）であるため、発生を表すために右側（貸方）に記入します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/3e8f977f40724945b501b45f35664205/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8926.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="商品を販売した時の仕訳事例"> よって正解は、<ul><li>借方：現金100,000　貸方：売上100,000</li></ul>です。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/c93f036eee084a5aa3f5bbba8f5d2fb3/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8927.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="商品を販売した時の仕訳事例"><h2 id="h6f5e4c8c9f">ホームポジションのまとめ</h2>今回は「ホームポジション」について解説してきました。 勘定科目のホームポジションは、<ul><li>勘定科目がどのグループに属するか？</li><li>そのグループがどちらのホームポジションか？</li></ul>の2つを照らし合わせることで判断します。 仕訳問題を解く際に必須の知識であるため、しっかり押さえておきましょう。 少しでも会計や決算書に興味を持った方は、下記の公式LINEも覗いてみてください。 初学者向けに、基礎から解説する情報を発信しています。 <a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt="Funda簿記の公式LINE"></a> また、しっかり学びたい方は、ぜひ学習アプリ「Funda簿記」をご覧ください。 アプリ内で決算書の構成や作り方を学ぶことができます。 <a href="http://bit.ly/3Zt5HJz"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f76a103b16784134ba3058a183e29b0c/Funda_2.png?w=2500&amp;h=843" alt="Funda簿記の学習アプリ"></a>

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