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基礎知識

2023/09/21

簿記とは?「会計」との違いや簿記を学ぶことの全体像を解説!

簿記とは?「会計」との違いや簿記を学ぶことの全体像を解説!_サムネイル画像

簿記は、ビジネスにおいて重要な役割を果たす会計の基礎技術です。
この記事では、これから簿記を学習する方に向けて、簿記とはなにか簿記を学ぶとはなにかをわかりやすく解説します。簿記の基本的な概念を身に付け、ぜひ簿記の学習に役立ててください。

目次

  • 前提:会計とは?
  • 簿記と会計の違いは?
  • 問題:簿記の領域として正しいものは?
  • 正解発表
  • 簿記とは?
  • 簿記の目的
  • 簿記と会計の違い
  • 簿記で学ぶことの全体像
  • ①企業の取引を計算する方法
  • ②企業の取引を記録する方法
  • ③決算書を作成する方法
  • 簿記のまとめ

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前提:会計とは?

「簿記とはなにか」を知る前に、前提として会計について学びましょう。

会計は英語でAccountingといいます。
Accountには「報告する」という意味があります。

つまり、会計の本質的な意味は「報告すること」です。
会計とは
会計では、企業の経営成績を報告するために、取引を「金額」に変換します。
企業の取引を金額に変換することで、企業の状態を可視化し、他の企業と比較することが可能となります。
会計の役割
したがって、会計の一連の流れは

  • 企業の取引を金額に変換して帳簿に記録
  • 決算書を作成
  • 企業関係者に報告

となります。
会計の一連の流れ
会計について詳しく知りたい方はこちら

簿記と会計の違いは?

では本題の「簿記とはなにか」について学びましょう。

問題:簿記の領域として正しいものは?

早速ですが問題です。
会計の一連の流れ」のうち、簿記の領域として正しいものはどれでしょう?
簿記の領域:確認問題

タップで回答を見ることができます

1

選択肢①

2

選択肢②

3

選択肢③





正解発表

正解は選択肢②です。
簿記の領域の確認問題:正解発表

簿記とは?

簿記」は英語でBookkeepingと言います。
Bookは帳簿、Keepingは記録をつけることを意味します。
つまり、簿記とは、企業の取引を金額に変換し、帳簿へ記録することを言います。
簿記とは
簿記とは

簿記の目的

日々の取引を帳簿に記録する理由は、簿記の最終的な目的が「決算書を作成すること」だからです。
簿記の目的

簿記と会計の違い

簿記と会計は目的が異なります。
簿記の目的は「決算書を作成すること」です。
そして会計の目的は、その決算書を通して「企業の状態を報告すること」です。
簿記と会計の違い

簿記で学ぶことの全体像

簿記とは、決算書を作成するために、企業の取引を帳簿へ記録することです。
したがって、簿記を学ぶとは

  • 企業の取引を計算する方法
  • 企業の取引を記録する方法
  • 決算書を作成する方法

を学ぶことになります。
簿記で学ぶことの全体像

①企業の取引を計算する方法

簿記学習では、正しい決算書を作成するための計算方法を学びます。
例えば、法人税等や減価償却費の計算方法があります。
企業の取引を計算する方法

②企業の取引を記録する方法

簿記学習では、正しい決算書を作成するための記録方法を学びます。
企業の取引を記録する方法
仕訳の方法についてはこちら

③決算書を作成する方法

簿記学習では、簿記の目的である決算書を作成する方法を学びます。
決算書を作成する方法

簿記のまとめ

会計との違いを通して、簿記とはなにか簿記で学ぶことの全体像を紹介しました。
これから簿記学習にチャレンジされる方の参考になれば幸いです。

少しでも会計や決算書に興味を持った方は、下記の公式LINEも覗いてみてください。
初学者向けに、基礎から解説する情報を発信しています。
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また、基礎からしっかり学びたい方は、ぜひ学習アプリ「Funda簿記」をご覧ください。
アプリ内で決算書の構成や作り方を学ぶことができます。
Funda簿記の学習アプリ

この記事を書いた人

著者:大手町のランダムウォーカー

Funda社運営

大手町のランダムウォーカー

トータルSNSフォロワー20万人の会計インフルエンサー。著書の『世界一楽しい決算書の読み方』はシリーズ累計30万部突破。

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