今回は、2025年3月に簿記3級に合格された会社員E.N.さんにお話を伺いました。 Funda簿記の3級コースにお申込みいただき、見事合格されました。 E.N.さんはお仕事が多忙で、元々予定していた長期のご旅行も重なり、学習を2度中断されています。 忙しい社会人にとって、学習と仕事の両立は大きな課題ですが、その中で簿記の資格取得を成し遂げたE.N.さんのお話は、多くの社会人にとって参考になるはずです。 ぜひ最後までご覧ください。

今回のインタビュアーは、Funda簿記で2級に合格後、Funda簿記メンターとして活動されているゆうぞらさんです。 <a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt=""></a><h5 id="hf1743a6c10">_ARTICLE_TOC_</h5> <h2 id="h0b1e22a39c">簿記学習のきっかけは仕事でIR資料を読む必要があったため</h2><h3 id="ha91932f054">顧客との会話の質を上げるため簿記学習を開始</h3>

ゆうぞらさん

E.N.さん、こんにちは。 このたびは簿記3級の合格おめでとうございます。

E.N.さん

ありがとうございます。 ただ、めちゃくちゃ時間がかかってしまいました…勉強方法が良くなかったかもしれません。

いえいえ、そんなことはありません。 学習データをこちらで拝見していますので、一つずつお話を伺えたらと思います。 まず、簿記学習を始めたきっかけを教えていただけますか？

はい。私はソフトウェア関連の企業に勤務しており、仕事で顧客のIR（投資家向け情報）資料を読むことがあります。 細かく読み込む必要はないのですが、お客様との会話の中で企業の今後の方針や投資の話になることがあります。 その際に自分の言葉でしっかり話すには、会計の知識が必要だと感じました。 また、NISAを始めたので、お金の知識を深めたいと思って簿記の勉強を始めました。

<h3 id="h883bd87954">勉強に身が入らず勉強から離れていた</h3>

E.N.さんは学習期間にブランクがありますが、お仕事の影響でしょうか？

はい。仕事が繁忙期に入ったこともありますが、おそらく最初の方はやる気があまりなかったのだと思います。 元々「絶対に資格を取りたい！」というよりは、学習のきっかけのとおり会計の知識を身につけたいな、というものだったので、資格に対する強いこだわりはありませんでした。 さらに、予定していた長期の旅行も重なり、学習が中断してしまった時期がありました。

<img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/cbb223e024c749ccb30dbcb7ad356fb9/3.png" alt=""> <h2 id="h09a14bb414">勉強方法を変えてスランプを乗り越えた</h2><h3 id="h8b5090dd0e">アウトプット重視に変えて理解度がアップ</h3>

ブランク明けに簿記学習を再開されたときのことを教えてください。

実は、ブランクまでの間はスライド学習ばかりしていて、なんとなく分かったようなつもりになっていました。 ブランクから戻ってきたときに、その内容をほとんど忘れていて、これではあかん！と危機感を覚えました。

そこから本腰を入れて取り組むようになりました。 それまでは問題演習をほとんどしていなかったので、アウトプットを意識した学習に変えてみたところ、理解度が一気に上がりました。

<img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/304e5a4dadb84aa2aa9a53400851b769/4.png" alt=""><h3 id="h22369671a6">挫折した経験から学習タイミングを見直し習慣化</h3>

ありがとうございます。 ご職業を聞くと、お仕事がかなりお忙しいのでは？と思うのですが、勉強時間はどのように捻出されていたのですか？

そうですね、ブランク前は土日だけ、寝る前にほんのちょろっとやるだけ、というような感じだったのですが、それだけでは足りないということが失敗して分かりました。

ちょうどその頃、いいタイミングで仕事が落ち着いたこともあり、時間が作れるようになったので、時間ができれば問題を解きまくるように意識していました。 あとは、朝活をやるといいというのはあちこちで聞くので、仕事前に勉強するように変えたら自然と習慣になりました。

3級の学習を振り返っていかがでしたか？ 目標は達成できましたか？

合格までの道のりは長かったですが、ブランクが2回あるので実際に勉強した日数はそこまで多くなかったかもしれません。 とにかく、無事に合格できて良かったです。

本を読むより簿記を勉強した方が財務諸表の知識が深まると聞いていたのですが、そのとおりだと感じました。 学習を進めるうちに理解が深まっていく実感があり、今は簿記2級にも挑戦してみたいと考えています。

<h2 id="h7a36d6160d">Funda簿記合格体験記：まとめ</h2>E.N.さんは当初、資格取得に強いこだわりがあったわけではなく、学習も思うように進まない時期が続きました。 しかし、「このままではいけない」という気づきをきっかけに勉強方法を見直し、見事合格を手にされました。 さらに、IR資料への理解をより深めたいとの思いから、次は簿記2級への挑戦も視野に入れていらっしゃいます。 このたびはお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。 今後のご活躍も心より応援しております。 <h3 id="h5d0b7cf793">Funda簿記アプリで一緒に勉強しよう！</h3>簿記アプリ「Funda簿記」を使って、今日から一緒に勉強をはじめませんか？ あなたの参加をお待ちしております！ <a href="http://bit.ly/3IEZfb3" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/490cc6273f6a4dd0b03b52a6a0753c1c/Funda%E7%B0%BF%E8%A8%98_%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC%E2%91%A4%E8%96%84%E9%BB%84%E8%89%B2.png?w=2500&amp;h=843" alt="Funda簿記で勉強しよう"></a>

Funda簿記を通じて日商簿記検定3級に合格した、E.N.さんの合格体験記を紹介します。お仕事が多忙かつ元々予定していた長期のご旅行も重なりながらも簿記3級に合格するコツをお伺いしました。簿記3級の取得を考えている方や合格を目指している方はぜひ参考にしてみてください。

【2度の中断を挟むも3級合格！】ブランクを乗り越えた学習法とは？

2023年4月より宮崎県立妻高等学校で、簿記の学習アプリ「Funda簿記」を用いた授業がスタートしました。 Funda簿記を導入することで、簿記を学ぶ生徒にどのような変化が起きたのか紹介します！ 今回は、簿記の科目を担当する、有村先生と山本先生に直接お話を伺いました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/8e54c72eba084420a90fcff054e12eeb/%E5%A6%BB%E9%AB%98%E6%A0%A1%EF%BC%9A%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%BC.png?w=960&amp;h=540" alt="宮崎県立妻高等学校の導入事例"><h5 id="hf1743a6c10">_ARTICLE_TOC_</h5><h2 id="hd83a717120">抱えていた課題：生徒が簿記に興味を持ちにくい</h2>宮崎県立妻高等学校ではこれまで、紙のテキストや問題集を用いて、簿記の授業を行っていました。それにより、生徒が簿記に興味を持ちにくいという課題がありました。その理由は3つあります。 <h3 id="h6b318541f7">理由①簿記を学ぶ必要性がわからない</h3>以前まで使用していたテキストは、実社会とどのように関係があるのかは記載されていません。 簿記が社会に活きる知識であることは知っていても、就活や仕事にどのように活きるのか明確にイメージできず、学ぶ必要性がわからない生徒が多かったです。 <h3 id="hb4fbaabfd4">理由② 無機質な暗記で終わる</h3>従来のテキストは、勘定科目の意味や仕訳を解説するだけで終わります。 ただ事実が記載されており、それを見たまま暗記するだけの学習方法になってしまう生徒が多くいました。 <h3 id="h8d5c03975e">理由③先生も簿記の面白さを伝えられない</h3>先生自身も簿記の面白さを伝えられないという悩みがありました。実際のビジネスの現場を経験している先生が少ないため、簿記の事例を説明することができませんでした。 授業を通して資産運用や就職に役立つことまで伝えたかったものの、難しいと感じていました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/e5d34099aaf040c0bc5e0dad91ec6798/%E5%A6%BB%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E8%A8%98%E4%BA%8B1.jpg?w=1280&amp;h=720" alt="生徒が興味を持ちにくい理由"><h2 id="hb61343c299">解決策としてFunda簿記を選んだ理由</h2>妻高等学校の先生方は、生徒に楽しく簿記を学んでほしいと思っていました。 この課題を解決するために、Funda簿記の導入を決定しました。 なぜFunda簿記を選んでくれたのでしょうか？理由は主に2つです。 <h3 id="hc2fc3ffe5f">理由①イラスト中心のわかりやすいスライド</h3>Funda簿記の学習教材はイラスト中心のスライドです。 キャラクターの会話形式で解説されていたり、図解を用いて解説されていたりします。 そのため、従来の活字のテキストよりもわかりやすく、楽しく簿記を学べる教材となっています。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/bfe1f7d4001c479b9d13e1d47925da8e/%E5%A6%BB%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E8%A8%98%E4%BA%8B.jpg?w=1280&amp;h=720" alt="Funda簿記の学習スライド"><h3 id="ha91a7cbf7f">理由②決算書やビジネス事例を用いて解説</h3>また、論点に絡めた決算書やビジネス事例を豊富に取り入れています。 学習して得た知識が、どのようなビジネス、どのような場面で活きるのかを体験できます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f45df53e5d814512b9727dc67e06e388/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8917.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="Funda簿記の学習スライド"><h2 id="hb146e5bc97">Funda簿記の導入による生徒の変化</h2>Funda簿記を導入した結果、多くの生徒が簿記を楽しく学ぶようになりました。 <h3 id="h35f7b2f15f">簿記への興味が高まった</h3>特に実際の企業事例が登場することで、取引のイメージがより具体的になり、知識がどのように活きるのかをイメージできるようなるため、学ぶモチベーションが高くなっています。 また、アプリによる進捗管理によって前に進んでいる感覚を得られることも生徒の学習モチベーション向上につながっています。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/30711eda4ffd4273a901482ba3b7b715/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8918.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="進捗の可視化でもモチベーションアップ"><h3 id="hf8f21c7ec5">家で学習する生徒が増加</h3>目に見える大きな変化には、家で学習する生徒が増加したことが挙げられます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/cad01b65bacc43bfb8d5b3bf95fb797a/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8920.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="家で学習する生徒が増加"> 従来の紙テキストは机に座り、カバンから取り出して開く必要があるため、予習や復習のハードルが高い傾向にあります。 しかし、Funda簿記は、常に手元にあるスマホの中に教材が入っているため、お風呂の中や寝る直前に学習する生徒が増えました。中には趣味のゲームついでに簿記アプリを開く生徒もいます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/8b21dea7faed4224b2221ecc6ae4eda0/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8919.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="家で学習する生徒が増加"><h2 id="ha214098e44">まとめ</h2>企業事例が豊富で、ゲーム感覚で簿記を学べるアプリを導入したことで、妻高等学校では簿記に興味を持ってくれる生徒が増えました。授業にお邪魔したときに、生徒からも「簿記が楽しくなった」という声を聞くことができました。 有村先生・山本先生、お忙しいなかインタビューにご協力してくださり、本当にありがとうございます。 生徒に簿記を楽しく学んでほしいと思っている高校の先生方、ぜひFunda簿記を使った授業をしてみませんか？ ご連絡お待ちしています！ <a href="https://boki.funda.jp/contact/business"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/737390bbcb72405ebc56d69adf6cbc11/Funda%E7%B0%BF%E8%A8%98%EF%BC%9A%E6%B3%95%E4%BA%BA%E5%90%91%E3%81%91%E5%B0%8E%E5%85%A5%E7%9B%B8%E8%AB%87%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC%20(1).png?w=1280&amp;h=620" alt="Funda簿記導入相談窓口"></a> また、より詳しく知りたい方は、先生業務を5分の１まで削減し、より効率的な教育体制を構築した事例もセットでご覧ください。 <a href="https://boki.funda.jp/blog/article/case-1011"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/0e6c72a9a5524333ba20136a975cccfe/%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC%EF%BC%9A%E5%85%88%E7%94%9F%E5%90%91%E3%81%91.png?w=960&amp;h=540" alt="先生向け！Funda簿記導入実績"></a>

今回はFunda簿記を簿記の授業に導入している宮崎県立妻高等学校の事例を紹介します。生徒が簿記に興味を持ってくれないという課題が、Funda簿記で解決された理由を解説しています。

高校金融教育の最前線！学習アプリ「Funda簿記」の高校導入事例

2023年4月より宮崎県立妻高等学校で、簿記の学習アプリ「Funda簿記」を用いた授業がスタートしました。 Funda簿記を導入することで、簿記を教える先生の業務にどのような変化が起きたのか紹介します！ 今回は、簿記の科目を担当する、有村先生と山本先生に直接お話を伺いました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/8e54c72eba084420a90fcff054e12eeb/%E5%A6%BB%E9%AB%98%E6%A0%A1%EF%BC%9A%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%BC.png?w=960&amp;h=540" alt="宮崎県立妻高等学校の導入事例"><h5 id="hf1743a6c10">_ARTICLE_TOC_</h5><h2 id="h4e65939491">抱えていた課題：先生の業務が多すぎる</h2>宮崎県立妻高等学校ではこれまで、教科書や問題集、自作プリント等を用いて、簿記の授業を行っていました。それにより、簿記の授業の業務が多すぎるという課題がありました。 <h3 id="h9cdbd3e416">簿記の授業での業務の多さ</h3>授業に関しては、生徒に渡す自作のプリントを印刷して配布する必要がありました。 また、授業中の小テストは、問題作成・印刷したものを配布し実施していました。 さらに、従来は生徒との余計なコミュニケーションが発生していました。具体的には、テキストのどのページのどこを先生が今話しているのかがわからなくなる生徒がでてくるため、ページを進めるたびに細かく指示を出す必要がありました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/ca3a73d4193d4b55a14fed9b5773bc71/%E5%A6%BB%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E8%A8%98%E4%BA%8B%EF%BC%92.jpg?w=1280&amp;h=720" alt="抱えていた課題"><h3 id="h3ba4df5256">簿記の定期試験での業務の多さ</h3>定期試験に関しては、問題の作成から印刷、採点、評価にいたるまで、すべて手作業で行う必要がありました。 したがって、学習した内容の論点の問題を自作していました。 簿記は貸方・借方が一致していなければならないルールがあるため、仕訳以外の問題を出す場合は、先生に大きな負担がかかっていました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/8eb97b1e3ae74aa9bf78237624d963c7/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%893.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="抱えていた課題"><h2 id="hc7874a6a64">Funda簿記の導入により業務が大幅削減</h2>妻高等学校の先生方は、なぜ業務が大幅に削減されたのでしょうか？ Funda簿記の実際の活用方法を紹介します。<h3 id="hb34211a330">簿記の授業での活用方法</h3>妻高等学校の授業では、Funda簿記の「学習スライド」と「固定問題機能」を主に利用しています。 まず授業のはじめに「固定問題機能」を使って小テストを実施しています。 Funda簿記の「固定問題機能」とは、先生が論点と問題形式を選択するだけで、瞬時に問題を作成できる機能です。 問題の作成が完了すると、すぐに生徒のアプリに配信されます。さらに、解き終わった問題はアプリが瞬時に自動で採点するため、先生は採点する必要がありません。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/d09ebf579d8f4d3e96f30242fba09ce0/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%895.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="Funda簿記の「固定問題機能」"> 採点結果は生徒のアプリ画面と先生の管理画面にすぐに表示されます。そのため、小テストの解答結果を見て、<ul><li>理解度が高ければ次の論点へ進む</li><li>理解度が低ければ前回の復習から入る</li></ul>というように、その日の授業の内容を決めることができます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/2b16579e13d54ad0aa29d9497a1b57da/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%896.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="実際の授業風景の紹介"> 内容が決まると学習スライドを用いて授業を進めます。 生徒が各自のタブレットや学校のデスクトップPCでFunda簿記のアプリを開くと同時に、先生がアプリ画面をディスプレイに映しています。前の画面を見て話を聞く生徒もいれば、先生の画面に合わせて手元のスライドを進めながら話を聞く生徒もいる、という授業スタイルです。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a8a7525fdb504a508420973056e06aac/%E5%A6%BB%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E8%A8%98%E4%BA%8B%EF%BC%91.jpg?w=1280&amp;h=720" alt="Funda簿記の学習スライド"><h3 id="habfaaf84b1">簿記の授業における業務の変化</h3>固定問題機能を使って小テストを実施することで、プリントの印刷業務がかなり削減されました。Funda簿記は生徒が解答完了ボタンをクリックするだけで自動採点するため、解き終わった生徒から一人ひとり採点する業務もなくなりました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/ca789d6153ec4c3e9dae4d27ee736ee5/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%897.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="Funda簿記導入による授業の変化"> また、授業中の生徒との余計なコミュニケーションも減少しました。 Funda簿記の学習スライドは、1スライドの情報量が少ないです。 そのため、自分のタブレット端末を見ている生徒も、ディスプレイに映るスライドと同じスライドを開けば、説明箇所がどこかわからなくなることはありません。 その結果「このページを開いて！」という指示をする負担もなくなりました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a027a93e047c481faa9b08a70dac05df/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%898.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="Funda簿記導入による授業の変化"><h2 id="hd08f48e6ec">定期試験での活用方法と業務の変化</h2><h3 id="hdd2a418411">簿記の定期試験での活用方法</h3>妻高等学校では「固定問題機能」を使って1学期の期末テストを実施しました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/d330700f27064bb2976ed6564fa69847/%E5%A6%BB%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E8%A8%98%E4%BA%8B1.jpg?w=1280&amp;h=720" alt="固定問題機能での期末テスト"> 1時間の試験問題も、先生が論点や問題形式を選択するだけで数秒で完成し、生徒に配信されます。試験時間の終了とともに、生徒が試験完了ボタンを押すだけで、数秒で採点が完了します。 採点結果もCSVから吐き出せるため、評価用のExcelシートに貼り付けるだけで試験の評価が完了します。 <h3 id="h364735ef4b">簿記の定期試験における業務の変化</h3>固定問題機能を使って期末テストを実施したことで、問題の作成、印刷、採点の業務がなくゼロになりました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/71c2967a931b412b9c6b318a2c840667/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8910.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="Funda簿記導入による定期試験の変化"> <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/899c61502a184930bf17d22a6209f396/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8911.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="Funda簿記導入による定期試験の変化"><h3 id="h260344ac22">業務削減以外の嬉しい変化</h3>また、その他にもFunda簿記導入によって嬉しい変化がありました。 それは、生徒の試験に対する意識です。 Funda簿記での期末テストは採点がすぐに終わるため、試験直後に生徒は解答の正誤を確認できます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/396bbafd80604a2daddee073dbcf7751/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8912.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="Funda簿記の試験機能"> 以前は、試験の約1週間後に返却されていたため<ul><li>試験を解いたらそれで終わり！他の教科もあるから気になった問題を復習できない</li><li>解答が返却されても点数だけみて終わり！間違えたところは見直さない</li></ul>という状況が当たり前でした。 しかし、Funda簿記ではすぐに解答・採点結果を確認できるため、どの問題をなぜ自分が間違えたのかをすぐに確認して、試験内容の理解を深めるようになりました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/3ca33ab44c104f358d4e3317c7010ea9/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8913.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="定期試験に対する意識の変化"><h2 id="ha214098e44">まとめ</h2>今回はFunda簿記を導入したことによって、簿記を教える先生の業務が大きく削減された事例を紹介しました。 実際に試験を終えた先生からは「こんなにラクしていいのか？と思うほどだった」という感想をいただきました。 有村先生・山本先生、お忙しいなかインタビューにご協力してくださり、本当にありがとうございます。 業務が多すぎてお困りの高校の先生方、ぜひFunda簿記を授業に取り入れてみませんか？ ご連絡お待ちしています！ <a href="https://boki.funda.jp/contact/business"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/737390bbcb72405ebc56d69adf6cbc11/Funda%E7%B0%BF%E8%A8%98%EF%BC%9A%E6%B3%95%E4%BA%BA%E5%90%91%E3%81%91%E5%B0%8E%E5%85%A5%E7%9B%B8%E8%AB%87%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC%20(1).png?w=1280&amp;h=620" alt="Funda簿記導入相談窓口"></a> 学習者向けの導入事例に興味ある方は、下記の記事も併せてご覧ください。 <a href="https://boki.funda.jp/blog/article/case-1012"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/b7a9d1bd204049c8934a58d6515b9805/%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC%EF%BC%9A%E7%94%9F%E5%BE%92%E5%90%91%E3%81%91%E2%91%A1.png?w=960&amp;h=540" alt="学習者向けの導入事例"></a>

今回はFunda簿記を簿記の授業に導入している宮崎県立妻高等学校の事例を紹介します。先生の業務が多すぎるという課題がFunda簿記で解決された理由を解説しています。

簿記の先生の業務負担が５分の１に！Funda簿記の高校導入事例

この記事では、教育現場における簿記アプリ「Funda簿記」の活用事例を紹介します。 今回は、静岡県立大学経営情報学部（以下静岡県立大学）の上野先生に詳しく話を伺いました。 簿記の教育関係者にとって、大変参考になる内容となっていますので、ぜひご覧いただけますと幸いです。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/c367d56ffc654f02bab957770dfedb93/9.jpg?w=1920&amp;h=1080" alt="上野先生"> <a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt="Funda簿記の公式LINE"></a><h5 id="hf1743a6c10">_ARTICLE_TOC_</h5>

大手町さん

今回は静岡県立大学の上野先生に、Funda簿記の導入の感想を伺います。 貴重なお時間を割いて頂きありがとうございます。

上野先生

こちらこそ。よろしくお願いします。

上野　雄史（うえの　たけふみ） 静岡県立大学経営情報学部　教授 静岡県立大学経営情報学部助教、講師、准教授等を経て、2021年より現職。 専門は財務会計・経営分析で、年金・保険・リスクのトライアングル関係を会計学の視点で研究している。 <a href="https://db.u-shizuoka-ken.ac.jp/show/prof61.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">詳しくはこちら</a>

それでは、早速聞いていきましょう。

<h2 id="he905fadcc0">簿記アプリの活用方法は？</h2>

まずは率直に伺います。 Funda簿記を大学の授業で活用してみて、先生目線で見た時に、最も良いと思った機能を教えてください。

利用者の簿記の学習データが詳細に見れるというのは画期的ですね。 勉強時間はもちろん、学習方法、問題の解き方などのデータが可視化されると、今まで気づけなかった課題などを発見する切っ掛けとなります。

簿記アプリ「Funda簿記」は、学習プロセス全体をアプリ上で完結させることを可能にしています。 この簿記アプリの最大の特徴は、様々なシーンにおける簿記学習者のデータを収集できる点です。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a536bb0f93fa49528f9320f856fc00da/image.png" alt=""> 上野先生は、このデータを基に学生の学習パターンを分析し、効果的な学習方法へのフィードバックを学生の方に提供しています。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a3023daaa3ea41b7baee8a27bfc8a586/10.jpg" alt="">

<h3 id="he96bb1015d">誤った勉強方法を特定</h3>特に注目されるのは、学生が犯す間違いのパターンを分析することです。 これにより、誤った学習方法をとっている学生を特定し、彼らに適切なアドバイスを行っています。 一般的に、学生は自分の解答が正解か不正解かは把握できますが、その学習方法自体の誤りに気づくことは難しいものです。 ここで上野先生の役割が重要となり、第三者の立場から客観的に学習データを分析し、学生が自身の勉強方法を見直すきっかけを提供しています。 ※下記は実際のフィードバックに活用された上野先生の資料です <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/558f2ff4bfff44ada2ecda3db1722d47/11.jpg" alt="">

<h3 id="h4c293d5750">生徒に対して学習方法の改善を提示</h3>上野先生のフィードバックスライドは、実務的な知識の活用において、単にパターン学習に頼るだけでは不十分であることを示唆しています。 資格試験の合格はパターン学習でも可能ですが、実際の業務で知識を活かすためには、より深い理解に基づく学習が必要です。 このような観点から、上野先生は学生に対して学習方法の改善を促しています。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/7bc0478aa6174dbf8777518e0fe41783/13.jpg" alt=""> その結果、学生は従来気づかなかった勉強方法の誤りに気付き、それを改善する機会を得ることができます。 このように、客観的なデータに基づくフィードバックを提供することで、学生の学習効果は大きく向上することが期待されます。

上野先生とのチャットでは、定期的にこのような学習データに関する示唆を共有して頂いています。 このような活用事例を共有頂くことで、いずれは「誤った勉強」を自動的に特定し、それに基づいて最適な学習方法を推奨する機能の実装を目指しています。

<h2 id="h32b560fc98">簿記アプリの授業での活用方法は？</h2>

次は、簿記アプリの授業などでの活用方法について伺います。 様々な機能があるなかで、最もよく活用する機能は何でしょうか？

Funda簿記には、アプリ上で問題を作成できる機能があります。 この機能は教育現場で大いに役立っています。

Funda簿記には、先生が論点と問題形式を選択するだけで、瞬時に問題を作成できる機能が実装されています。 問題の作成が完了すると、ボタン1つで、すぐに生徒のアプリに配信されます。 さらに、解き終わった問題はアプリが瞬時に自動で採点するため、先生は採点する必要がありません。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/d650a260112a439a84b6f3aecb915028/image.png" alt="">

<h3 id="h54e4578b87">先生の授業の進め方</h3>授業の開始時や終了前に、この問題作成機能で作成された小テストを実施することで、生徒の理解度や前回の授業内容の定着度を確認できます。 テストの結果は、先生の画面に即座に統計データとして表示されるため、授業の進行に応じて対応を調整することが可能です。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/496097534ff4444dbc07166b1da08070/image.png" alt="">

また、生徒の学習進度に応じて「超特急」「特急」「急行」「各駅停車」といった分類タグを付けて管理しています。この分類に基づいて、出題する問題を変更することも可能で、生徒一人ひとりの学習ニーズに合わせた指導が行えるようになっています。

確かに、生徒によって勉強スピードも違いますしね。私たちも「そういう使い方をするのかー」と大変勉強になりました。

<h3 id="h6b00e2a1aa">大学生のアプリ学習への反応</h3>

次は、実際に学習をする学生の方の反応について伺います。 学生の方からは、どのような反応が目立ちますか？

資格取得のための簿記教材に留まらず、実際の企業事例も豊富学べる点は良いですね。学生からも非常に好評を得ています。

Funda簿記は、資格取得のための簿記教材としての機能に留まらず、実際の企業事例を豊富に取り入れた教材を提供しています。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f6131b37cd3949518247fdc81f55533f/image.png" alt=""> この実践的なアプローチは学生から非常に好評を得ており、「事例を活用した学習が楽しい」という肯定的なフィードバックが多く寄せられています。 Funda簿記のスライド学習システムを通じて、学生は簿記の理論だけでなく、具体的な事例を用いて知識を深めることができます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f7da4c06142c45489db021de523f5eae/16.jpg" alt="">

私自身も、最近では高校や大学での講義依頼も増えており、静岡県立大学の上野先生の授業でも教鞭をとる機会がありました。実際に勉強している学生の方たちと直に接することで、非常に多くの学びを得ることができました。

大手町さんが、難しい会計論点をどのように解説するのか、非常に興味深かったです。

2023年7月に行われた授業では、「連結会計」という難しいテーマにもかかわらず、学生からは非常に好意的な反応がありました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/74dcd958148146149b3f5eec68c78cd0/15.jpg" alt=""> 実際のビジネス事例を交えた解説により、多くの学生が難しい論点を理解し、苦手意識を克服することができたと感じています。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a6e78441d28e45ad886ca28cc49920e7/14.jpg" alt="">

<h2 id="h5b202384d7">簿記アプリと相性の良い学校は？</h2>

ここまでのご説明、ありがとうございます。最後に、Funda簿記を推奨する場合、どのような学校が最適だとお考えですか？

やはり多人数を対象とする学校での導入が適しています。多人数の成績や採点管理が非常に容易になるためです。また、データ分析の観点からも、より多くの学生データがあれば、より多くの洞察を得ることができます。

貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。今後も使いやすい簿記アプリを目指して機能改善に励みます。本日は貴重なお時間を割いていただき、ありがとうございました！

今回、静岡県立大学におけるFunda簿記アプリの導入事例を詳細に紹介しました。 この機会を得ることができたのも、上野先生がお忙しい中でインタビューに快く応じてくださったおかげです。この場を借りて、改めて深く感謝申し上げます。 簿記・会計教育に取り組まれている先生方や、業務が多すぎてお困りの先生方。 ぜひFunda簿記を授業に取り入れてみませんか？ トライアルなども大歓迎です。ぜひ気軽にご連絡ください。 <a href="https://boki.funda.jp/contact/business"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/737390bbcb72405ebc56d69adf6cbc11/Funda%E7%B0%BF%E8%A8%98%EF%BC%9A%E6%B3%95%E4%BA%BA%E5%90%91%E3%81%91%E5%B0%8E%E5%85%A5%E7%9B%B8%E8%AB%87%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC%20(1).png?w=1280&amp;h=620" alt="Funda簿記導入相談窓口"></a>

今回はFunda簿記を簿記の授業に導入している静岡県立大学経営情報学部での事例を紹介します。簿記の学習データを活用し、勉強方法のフィードバックを行っている上野教授にお話をお伺いしました。

大学の授業で簿記の学習アプリを導入！静岡県立大学経営情報学部事例

2023年7月より福岡女子商業高等学校で、簿記アプリ「Funda簿記」を用いた日商簿記3級の学習がスタートしました。Funda簿記を導入することで生まれた3つの変化についてを紹介します！ 今回は、福岡女子商業高等学校にて簿記教育を担当されている鈴木先生にお話を伺いました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/46fa1267b4a048a8817723c9c5a66a0a/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E5%A5%B3%E5%AD%90%E7%B4%B9%E4%BB%8B%E7%94%BB%E5%83%8F0312.jpg" alt=""> <h5 id="hf1743a6c10">_ARTICLE_TOC_</h5><h2 id="hf10a5642b6">教育現場における課題</h2><h3 id="ha974039901">福岡女子商業高校での2つの課題</h3>福岡女子商業高等学校ではこれまで、プリントを用いて演習問題の授業を行っていました。プリントを用いた演習学習には、メリットもある一方で、それを実施する教員側の業務負担も大きいという課題がありました。 今回は、中でも負担の大きい課題を２つ紹介します。<ul><li>授業時における課題</li><li>長期休みにおける課題</li></ul><h3 id="hed3304e0bc">授業時における課題</h3>授業で演習問題を行う際は、生徒全員分のプリントを用意する必要があります。 その際に、毎回教員がプリントを作成・印刷し、全生徒に配る工数が発生します。 これらの準備に関する時間は、積み重なると非常に大きな負担となります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f139b68a2fe7446fb730105385e69020/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%891.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="授業時の教員の業務負担"><h3 id="h3d98f3e1fd">長期休みにおける課題</h3>夏休みのような長期休みの際には、プリントなど用意に加えて、その後の確認作業も加わります。 夏休みには生徒の膨大な課題を1つ1つ手作業で採点しなければなりませんでした。 そのため、教員の業務負荷が大きいという課題を抱えていました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fd9b1bbff3a34759b1b8c137613b7a5f/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%892.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="夏休みの課題"> このように、教育現場には多くの課題が存在します。<h3 id="h162f2bc5f7">課題の解決後の期待</h3>このような課題が解決されると、教育現場では、どのような変化が生まれるのでしょうか？ 今回は鈴木先生に、お話を伺いました。

Funda簿記を導入する際に期待していたことなどはありますか？

鈴木先生

Funda簿記導入にあたり主に期待していたのは、簿記アプリの機能を活用し、成績管理や採点などの教員の間接業務の負担を減らすこと、そして削減した時間で生徒への指導時間を増やすことです。 その結果として、生徒が自発的に学べる環境を作ることを期待していました。

それでは、ここからはFunda簿記を導入後の変化について紹介していきます。

<h2 id="h14fa8e8673">Funda簿記を導入したことによる生徒の変化</h2>Funda簿記を導入したことで、生徒に変化がありました。 ここからは、生徒がどのように変化したのかを紹介します。<h3 id="h7dac5d4409">自主学習を進める生徒が増加した</h3>

Funda簿記を導入してから生徒になにか変化はありましたか？

生徒の自主性があがりました。 Funda簿記はスキマ時間にサクッと勉強することができます。 自主学習を進めていた生徒いわく、通学中や寝る前に、スマホで簿記を勉強していたようです。

<h4 id="hd522e3c312">Funda簿記の特徴①：スキマ時間に勉強できる</h4>Funda簿記はWeb上のアプリのため、授業用のデバイス（PC・タブレット端末）や個人のスマホから利用することができます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f376bd4992f341eabf20de0ed7b82471/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E5%A5%B3%E5%AD%901-3.jpg?w=1280&amp;h=720" alt="Funda簿記の特徴：PCやスマホでいつでも利用可能"> スマホで問題を解く際には電卓も表示されるため、スマホひとつで勉強することが可能です。 テキストと筆記用具を用意しなくてはいけない手間が省けることにより、通学中や寝る前、スマホゲームのついでなどに、簿記を勉強する生徒が増えています。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/4fde6ddfc4db499b8ccc1a025db1a713/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E5%A5%B3%E5%AD%901-4.jpg?w=1280&amp;h=720" alt="Funda簿記の特徴：スキマ時間に勉強できる"><h3 id="h5b26d10950">試験前に模擬試験を解くようになった</h3>

また、模擬試験やカテゴリー別問題は、生徒が好きなだけ問題を作成し、解くことができます。 そのおかげで試験前では、指示をしていないのに模擬試験を解く生徒も多く、苦手なカテゴリーを自ら判断し、問題演習することで、点数を上げていきました。

<h4 id="h08e2930d56">Funda簿記の特徴②：好きなだけ問題に挑戦できる</h4>生徒は模擬試験機能と練習問題機能で、自ら問題を作成することもできます。<ul><li>模擬試験...ボタン一つで本番同様の試験に挑戦できる機能</li><li>練習問題...大問ごと・論点ごとに問題を作成することができる機能</li></ul><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/4b0d78323bc84294a197d5df60540f7d/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E5%A5%B3%E5%AD%901-5.jpg?w=1280&amp;h=720" alt="Funda簿記の特徴：好きなだけ問題に挑戦できる"> これらFunda簿記の問題機能はすべて何度でも利用でき、問題生成から採点、解答解説まで自動で瞬時に行われます。 生徒自身が採点したり、解説ページを探したりする手間がなくなるため「問題を解くこと」と「解説を読んで復習すること」に集中できます。 その結果、生徒の問題演習量が大幅にアップし、短期間で合格点に到達する生徒もいます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/7b561804dac34aa5b3924ab264bf31ad/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E5%A5%B3%E5%AD%901-6.jpg?w=1280&amp;h=720" alt="Funda簿記の特徴：問題演習に集中できる">

<h2 id="h574ed23507">Funda簿記の導入効果</h2>Funda簿記を授業で導入したことによって、教員の負担が大きく軽減されました。 具体的にどのような変化があったのかについて紹介します。<h3 id="hb92a5f4242">教員の業務負担が削減された</h3>

Funda簿記を導入してみて、実際に教員の負担削減に効果はありましたか？

はい、今回大きな恩恵を受けました。 Funda簿記では、固定問題機能によってボタン一つで問題の作成と配信ができるので、授業の準備にかかる業務が大きく削減されました。 また、Funda簿記の自動採点システムによって夏休みの課題にも変化がありました。 夏休みはほぼ毎日、固定問題機能で仕訳問題の課題を配信していたのですが、生徒一人あたり約30回分の採点作業が一切なかったので、とても楽でした。 その分、生徒の解答結果や学習状況の把握に時間を割くことが出来ました。 他の科目は紙の教材で授業を行っているのですが、Funda簿記に慣れてしまった今では、印刷・配付・採点の作業がすごく大変に感じています（笑）

<h4 id="h266a660762">固定問題機能とは</h4>先生が作成したオリジナル問題を生徒に配信できる機能です。 先生は、出題する範囲や問題形式、論点のカテゴリーをアプリ上で選択するだけで、簿記の問題を作成することが可能です。 問題作成後、チェックをつけた生徒のアプリ上にその問題が配信されるため、クラスごとや生徒ごとに問題を出題することができます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/663f6934e4ec4d05926a382a4566c6dd/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E5%A5%B3%E5%AD%901-1.jpg?w=1280&amp;h=720" alt="Funda簿記の固定問題機能"> この機能を活用することで、これまで時間と労力をかけていた問題の作成、印刷、配付、採点の業務がわずか数クリックで可能となります。 問題の解答状況や偏差値、解答に要した時間などが一覧で表示されるため、成績評価にもそのまま活用することができます。 夏休みの課題や授業中の小テスト、期末テストまでも固定問題機能のみで実施することが可能なため、先生の業務負担の削減に貢献しています。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/25715059424b48dfaa3a8e98ba1a2492/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E5%A5%B3%E5%AD%901-2.jpg?w=1280&amp;h=720" alt="Funda簿記による業務の削減"><h3 id="hec5ff2e5b8">生徒に適切なアドバイスができた</h3>

他にはどのような変化がありましたか？

生徒の学習データが詳細に見られる教員用の管理画面を使って、生徒に最適なアドバイスをすることができました。 例えば、同じような間違いを繰り返している生徒には、解き方や勉強方法をアドバイスしたり、毎日のように勉強している生徒や総学習時間が多い生徒には「頑張ってるね！」と声掛けをしていました。

<h4 id="h46b4a576ed">学習データとは</h4>Funda簿記では、先生側の管理画面から、生徒の総学習時間、学習日時、問題の解答時間、入力した解答など詳細な学習データを見ることができます。 この学習データを活用することで、生徒一人ひとりに最適なアドバイスや声掛けが可能となります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/2a2616bd1bea4e5f83fb8f0d45b98d08/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E5%A5%B3%E5%AD%901-7.jpg?w=1280&amp;h=720" alt="Funda簿記の学習データ">

<h2 id="ha214098e44">まとめ</h2>今回は、福岡女子商業高等学校におけるFunda簿記アプリの導入事例を紹介しました。 鈴木先生、お忙しい中インタビューにご協力してくださり、ありがとうございました。 簿記の授業での業務が多くてお困りの先生方、生徒一人ひとりに最適な学習を提供したい先生方、Funda簿記を授業に取り入れてみませんか？ 少人数からの利用などにも対応しております。ぜひ気軽にご連絡ください。 <a href="https://boki.funda.jp/contact/business"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/737390bbcb72405ebc56d69adf6cbc11/Funda%E7%B0%BF%E8%A8%98%EF%BC%9A%E6%B3%95%E4%BA%BA%E5%90%91%E3%81%91%E5%B0%8E%E5%85%A5%E7%9B%B8%E8%AB%87%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC%20(1).png?w=1280&amp;h=620" alt="Funda簿記導入相談窓口"></a> <a href="https://yashima.ac.jp/fgchs/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">福岡女子商業高校</a> 福岡県にある私立女子商業高等学校。 グローバルな視点を持って地域や社会に貢献できる目標を自らの意志で設定し、どんな困難あっても達成する女性を育成するという教育理念を掲げています。

今回は簿記アプリ「Funda簿記」を授業に導入している福岡女子商業高等学校の事例を紹介します。簿記アプリの導入によって解決された課題や変化した点について教えていただきました。簿記の授業での業務が多くてお困りの先生方、生徒一人ひとりに最適な学習を提供したい先生方はぜひ参考にしてみてください。

簿記アプリの導入で間接業務を削減！福岡女子商業高等学校の事例

今回の記事では、「簿記・会計教育」をテーマに、東京理科大学様とFunda簿記で共同研究した内容についてを紹介します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a5bf227765b6466582f14165810bcff3/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%891.JPG" alt=""> 簿記を学習中の方はもちろん、簿記・会計の教育に携わる方にも有用な内容となっていますので、ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです。 <a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt="Funda簿記の公式LINE"></a><h5 id="hf1743a6c10">_ARTICLE_TOC_</h5><h2 id="hd08541d88f">東京理科大学との共同研究の概要</h2>東京理科大学岩澤ゼミの学生3名が簿記学習アプリ「Funda簿記」の学習データを用いて単元ごとのミス傾向を分析し、効果的な勉強方法を提言した研究内容が第8回アカウンティングコンペティションの実践的研究分野において優秀賞を受賞しました。

この度は優秀賞の受賞おめでとうございます！

<h3 id="h93dac12a89">アカウンティングコンペティションとは</h3>アカウンティングコンペティション（通称：アカコン）は、2016年に創設された会計学分野における大学生の研究発表会です。 2023年12月24日に開催された第8回では、同時開催方式（2方式×2分野＝4部門で表彰する方式）で行われ、71チーム、29ゼミ、23大学が学術的研究分野と実践的研究分野に分かれて、研究成果を競いました。 出典：<a style="color:#0186ab" href="http://accocom.com/%e3%82%a2%e3%82%ab%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%83%9b%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8/%e7%ac%ac7%e5%9b%9e%ef%bc%882022%e5%b9%b4%ef%bc%89%e5%ae%9f%e6%96%bd%e8%a6%81%e9%a0%98/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">第8回（2023）実施要領｜アカコンホームページ</a> <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/66d24dc9775e4fd3804b0cf0a38ec65b/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%892.JPG" alt=""><h3 id="ha82f5ecb95">受賞者・指導教員</h3>Funda簿記と共同研究し、見事優秀賞を受賞した東京理科大学岩澤ゼミの学生3名を紹介します。<ul><li>経営学部経営学科3年の後藤大翔さん</li><li>経営学部経営学科3年の佐藤由衣さん</li><li>経営学部経営学科3年の杉本秋さん</li></ul>下の写真は、左から杉本さん、佐藤さん、後藤さんです。 3人のインタビューに関しては、後ほど紹介します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a03f0d3c803e49158d736046520c1814/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%893.JPG" alt=""> また、学生3名の指導を行ったのは東京理科大学経営学部経営学科の講師である岩澤佳太先生です。

岩澤　佳太（いわさわ　けいた）東京理科大学経営学部経営学科　講師 慶應義塾大学商学研究科博士課程終了後、立教大学経営学部助教を経て、2022年より現職。 専門は会計学で、主に「コスト」を切り口に、企業にとって有効なマネジメントとはどのようなものか、そのメカニズムや阻害要因等を定性的かつ定量的なアプローチで研究している。 <a style="color:#0186ab" href="https://www.tus.ac.jp/ridai/doc/ji/RIJIA01Detail.php?act=pos&amp;kin=ken&amp;diu=7618" target="_blank" rel="noopener noreferrer">詳しくはこちら</a>

<h3 id="hd8930df7e7">受賞内容</h3>受賞題目は「簿記の得意不得意は何で決まるのか？～仕訳回答データ5千件超とアンケートの分析より～」です。 今回の共同研究は、簿記学習においてミスが起こる要因や苦手意識を持つ要因について、膨大なデータ分析から検証した研究です。簿記学習アプリ「Funda簿記」の学習データを分析し統計的に検証することで、分野ごとのミス傾向等を分析しました。 膨大なビックデータの分析に基づいて、簿記学習に対して有意義な提言を行ったことなどが高く評価され、全体2位となる優秀賞の受賞に至りました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/0cdb1e1c690e40d4a831162d6fb077c8/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%894.JPG" alt=""><h2 id="h1db3fd5305">研究内容「簿記の得意不得意は何で決まるのか？」</h2>それでは、東京理科大学とFunda簿記で共同研究した内容についてを要約して紹介します。 研究内容はタイトルにもある通り「簿記の得意不得意は何で決まるのか？」です。簿記が嫌いになってしまう要因をデータをもとに解明し、効果的な勉強方法を提言します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/703bbe14c97c46f4b64ec675e3577d11/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0001.jpg" alt=""><h3 id="hde1573aa46">研究目的</h3>はじめに、研究目的を明確にするために、先行研究についてをいくつか見ていきます。 学習方法に関する先行研究によると、学習内容・方法は成績や苦手意識に影響があるとされています。たとえば、簿記の講義では資格試験のために暗記重視の学習になり、面白さを感じにくい点から苦手意識を持つ人が多くいます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f8e047edacb14c6aa635b5e57e2bbe72/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0006.jpg" alt=""> また、学習者の特性に関する先行研究では、学習者の特性は学習量・成績に影響を及ぼすとされています。たとえば、誠実性の高い人は他の人に比べて学習量が多くなります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/e1aaf588034c4604a01c6851b348c98e/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0007.jpg" alt=""> 簿記教育に関する先行研究においては、結論・暗記ベースの学習で各単元の習熟度の差が生じるとされています。このことから、暗記学習だけでは簿記を完璧に理解することは難しいことが分かります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/52e308efd91d43a7be81c41b8b038ab5/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0008.jpg" alt=""> 最後に、山根氏によると、簿記の各単元と各得意科目やGPAに相関があると結論付けています。簿記の単元ごとに求められる能力が異なるため、各単元で効果的な勉強方法も異なることがこの先行研究から分かります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/5ff6287ab50c4bd59c349c3e69698218/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0010.jpg" alt=""> 上記の先行研究をまとめます。<ul><li>学習内容・方法は成績や苦手意識に影響あり</li><li>学習者の性質は学習量・成績に影響あり</li><li>結論・暗記ベースの学習で各単元の習熟度の差が生じる</li><li>簿記の各単元と得意科目やGPAとの間に相関あり</li></ul>以上を踏まえると、簿記嫌いになってしまう理由を説明するためには、「仕訳問題の各単元に着目して、簿記の得意不得意を分ける要因を解明する」ことが賢明です。こちらが本研究の目的となります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/7e1abe8ca2f94edc8e357b13950e9303/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0011.jpg" alt=""><h3 id="hee0609de82">研究のステップ</h3>研究目的を達成するために、以下の3ステップで簿記の得意不得意を分ける要因を解明します。<ol><li>仕訳問題にはどのようなミスがあるのか？</li><li>単元ごとにミス傾向の違いがあるのではないか？</li><li>単元ごとの得意不得意には、勉強方法や得意科目が影響しているのではないか？</li></ol><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/751dc5b245ed44439f027bee41b73e31/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0013.jpg" alt=""> また、その際に以下の2つのデータを用いて分析していきます。<ul><li>「Funda簿記」の仕訳問題回答データ</li><li>東京理科大学経営学部経営学科1年生144人を対象とした簿記に関するアンケート</li></ul>具体的なデータ収集について説明します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f56753447bef4177ac1ee1d7bf69104b/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0014.jpg" alt=""> 簿記学習アプリ「Funda簿記」では、仕訳問題の回答データを収集することができます。そのため、こちらのデータをもとに単元ごとのミスのパターンや傾向についてを分析します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/781d2dd6c9d84addb8b5e518f0434da1/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0017.jpg" alt=""> 簿記初学者に対する各単元の得意不得意・学習方法などを調査するために、東京理科大学経営学部経営学科1年生を対象に簿記学習に関するアンケートを取り、学習方法や学習者の性質の影響を抽出します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/9f0cdbe4c8a34f3c9b2dbd3249c11567/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0020.jpg" alt=""><h4 id="hefc05f08f6">STEP1．仕訳問題にはどのようなミスがあるのか？</h4>はじめに、仕訳問題のミスを種類分けするために、簿記学習アプリ「Funda簿記」の3級合格者50名分の仕訳問題回答データを収集します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/69f11a9596604d22a264b052166a18eb/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0022.jpg" alt=""> 整理したデータをミスの種類ごとに分けて、フローチャートでまとめます。 具体例として、数字の桁数を間違えた場合は「ケアレスミス」に分類し、数字は合っているのに勘定科目が違う場合は「単元の理解不足」に分類します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/50903266a46540a38a92c3eb6061da44/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0026.jpg" alt=""><h4 id="h1e48124664">STEP2．単元ごとにミス傾向の違いがあるのではないか？</h4>STEP1でまとめたミスの種類は、ミスの原因によって4つのミス傾向に区別することができます。<ul><li>ケアレスミス</li><li>論点抜け</li><li>理解不足</li><li>暗記不足</li></ul>フローチャートを用いたミス分類データを見ると、各単元でミスの割合が異なります。つまり、単元ごとにミスの傾向に違いがあることが分かります。 たとえば、ケアレスミスが多い論点は「貸付・借入」に対して、論点抜けがが1番多い論点は「有形固定資産の購入」です。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/225f5e1a918b4814bebb54c208f3ae10/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0033.jpg" alt=""> また、アンケートの分析結果によると、学生がそれぞれ苦手だと思っている単元には偏りがあるように見えます。 このことから、単元ごとに得意不得意が分かれることが読み取れます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/9bc34cb528c14a03ba3435564acf5f28/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0036.jpg" alt=""><h4 id="h7f0da908f8">STEP3．単元ごとの得意不得意には、勉強方法や得意科目が影響しているのではないか？</h4>STEP2の分析によって、単元ごとに固有のミス傾向があることを発見しました。したがって、各単元で求められる勉強方法が異なるのではないかという仮説が立てられます。これを仮説①とします。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/94a0b0882c2c41b3bf7b23c1e3264851/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0039.jpg" alt=""> 今回はわかりやすく、アンケート結果を以下の4つの勉強方法に分類して仮説検証を行います。<ul><li>外向勉強タイプ</li><li>基礎重視勉強タイプ</li><li>パワー勉強タイプ</li><li>コツコツ勉強タイプ</li></ul><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/e8f79de8e475405eae43369251328804/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0040.jpg" alt=""> 次に、STEP1で触れた「簿記学修達成度と高校時代の得意科目との関係性」から、単元によって高校時代の得意科目との関係が異なるのではないかという仮説が立てられます。これを仮説②とします。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/529a837afc1e45918c1e2140bed315f2/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0041.jpg" alt=""> 上記の仮説を2つの単元に焦点を当てて検証します。<ul><li>固定資産の改良・修繕</li><li>現金過不足</li></ul>固定資産の改良・修繕の単元は暗記不足によるミスが多い傾向にあります。一方、現金過不足の単元は理解不足によるミスが多い傾向にあります。 この2つの単元で、求められる勉強方法と得意科目との関係性が異なるのかを見ていきます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/876e8319a9a8496a837673b0610cd619/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0045.jpg" alt=""> 最初に、仮説①について検証します。 重回帰分析の結果、固定資産の改良・修繕の単元の場合、パワー勉強タイプと基礎重視勉強タイプと関係があることが分かります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/28cf43066ef8444f80b1918debf44410/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0047.jpg" alt=""> 一方、現金過不足の単元の場合は、パワー勉強タイプと関係があることが分かります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/e60a34268ec74467bcc927c5558e4b37/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0048.jpg" alt=""> 以上の結果から、単元ごとに求められる勉強方法は異なることが証明できます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/b5fc983f12d24355a66b073ed7901cef/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0049.jpg" alt=""> 次に、仮説②について見ていきます。 t検定の結果、固定資産の改良・修繕の単元は、数学の得意度と関係があることが分かります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/1c4033aa92ba408591f0278a544c1c20/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0051.jpg" alt=""> 一方、現金過不足の単元は、数学の得意度との関係は見られませんでした。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/483acdf99c7c436a9d8c2192ba655610/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0052.jpg" alt=""> 以上の結果から、単元によって高校時代の得意科目との関係が異なることが証明できます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/dad87c4d02844aaa95d04b7431b16733/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0053.jpg" alt=""> 仮説①と仮説②の検証の結果、各単元で有用な勉強方法や能力（得意科目）との関係性が異なることが分かりました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a635f2083d0345c68cc801e00f3f44ba/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0054.jpg" alt=""><h3 id="h877ab5691f">研究結果</h3>最後に本研究の結果をまとめます。 研究のステップ1～3によって、以下のことが分かりました。<ul><li>単元ごとに固有のミス傾向がある</li><li>単元ごとに有用な勉強方法や能力（得意科目）との関係性は異なる</li></ul>つまり、簿記の学習では、単元や問題ごとに適した勉強方法を考えるべきであり、また能力によって効率的な勉強方法が異なるため、自分に合った勉強方法を行うことが大切になります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/94772bcfd8114439ae56d4864e679c48/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0056.jpg" alt=""><h2 id="h59237dafe6">学生・先生によるコメント</h2>ここからは、Funda簿記と共同研究を行った東京理科大学岩澤ゼミの学生3人と指導教員である岩澤先生にお話を伺います。

今回の研究の取り組みや満足度、簿記の勉強をしている方へのアドバイスなどについてを色々聞いていきます。

<h3 id="h1579bcfe71">佐藤由衣さん</h3>はじめに、佐藤由衣さんにお話を伺っていきます。

まずはお疲れさまでした！ 今回の研究の取り組みに対してなにか苦労した点などはありますか？

佐藤由衣さん

1番苦労したのは方向性を決めたことです。 研究の3ステップや最後の結論をどのように持って行くかについて、先生のお話を色々伺ったりゼミ生の間でも話し合ったりして苦労した覚えがあります。

ありがとうございます！ 今回の研究を終えて、簿記の勉強をしている方へアドバイスがあればぜひお願いします。

仕訳問題を解いて間違えたり、苦手だと感じたりしても、簿記を嫌いにならないでください。間違えた箇所を見直したり、もう一度理論に戻って復習を行ったりなどしたら、仕訳問題を解けるようになると思います。

素晴らしいですね！ 最後に、自分の中での満足度について教えてください。

色々大変な部分はありましたし最優秀賞は取れませんでしたけど、ゼミ生との分析はすごく楽しかったので、満足度は120点です！

以上、佐藤由衣さんのコメントでした。 ありがとうございました！<h3 id="h4b1112cdd4">杉本秋さん</h3>続いて、杉本秋さんにお話を伺っていきます。

杉本さんよろしくお願いします！ 今回の研究の取り組みで1番力を入れた点などはありますか？

杉本秋さん

1番力を入れた点は、フローチャートを作成してミスの傾向を分類ごとにまとめたことです。 どれがどのミスに分類するのかを判断する基準を作って、1つ1つミスを当てはめていく作業は大変でした。ただ、それと同時に、数字のデータに基づいて分析を行う重要性を実感しました。

素晴らしいですね！ いま簿記の勉強をしている方へなにかアドバイスがあればぜひお願いします。

問題を間違えた際に、ただ間違えたで終わらせるのではなく、間違えた理由を自分の中で分析しながら勉強した方が効果的だと思います。

なるほど、ありがとうございます！ 最後に、今回の研究に対する満足度について教えてください。

最優秀賞を逃した点と、時間があれば人ごとのミス傾向についても分析したかった点を踏まえて、満足度は80点くらいです。

以上、杉本秋さんでした！ 素晴らしい意見ありがとうございます。<h3 id="h1774b11105">後藤大翔さん</h3>続いて、後藤大翔さんにお話を伺っていきます。

この度は優秀賞の受賞おめでとうございます！ 今回の研究の取り組みに対してやりがいを感じた点などはありますか？

後藤大翔さん

単元ごとにミス傾向の違いがあることを仕訳の回答データから統計的に確かめられた点は、研究をしていて非常にやりがいを感じました。

ありがとうございます！ 簿記の勉強をしている方へなにかアドバイスがあればぜひお願いします。

間違えた問題に対して、なぜミスが起きたのかを分析して学習を進めていくことを大事にしてほしいです。

ありがとうございます！ 最後に、今回の満足度について教えてください。

研究した成果をプレゼンする機会を経験できたのはすごく充実していたので、90点を自分につけたいと思います。

以上、後藤大翔さんのインタビューでした。 学生の皆さん素晴らしいコメントありがとうございました！<h3 id="h3f4adb5d9e">岩澤先生</h3>最後に、指導教員である岩澤先生にもお話を伺います。

貴重なお時間を割いて頂きありがとうございます。 今回の研究を通しての感想などがあればお聞きしたいです。

岩澤先生

データをもとに分野ごとのミス傾向を分析する研究は、教員としても興味深い内容でした。各単元でミスの傾向に違いがあるというのは、私の感覚としても違う部分があったので、学びが多かったです。

私も研究テーマは非常に斬新な内容だったと思います。 今回の研究から気づきや示唆などがあればぜひお伺いしたいです。

単元ごとに学習内容の特徴が異なるので、簿記は総合力が求められる資格であると改めて思いました。 たとえば、クレジット売掛金のミスではケアレスミスや計算ミスがなく、ほとんどが論点抜けです。論点さえ理解できれば解ける分野ですので、仕訳問題をたくさん解くことにはあまり意味がないです。 簿記の内容は論点ごとに勉強方法が異なるので、今回の研究は教える側からしても示唆がある内容でした。

大変参考になるコメントありがとうございます。 大学の教員も論点ごとの教え方をまとめたマニュアルなどがあれば、より学生に伝えやすいですね。 本日は貴重なお時間を割いていただき、ありがとうございました！

<h2 id="ha214098e44">まとめ</h2>今回は、東京理科大学岩澤ゼミとFunda簿記で共同研究した内容についてを紹介しました。 本研究を通して、簿記の単元ごとに適した勉強方法が異なることが分かりました。岩澤ゼミの学生3名と指導教員である岩澤先生、お忙しいなかインタビューにご協力してくださり、本当にありがとうございました。 簿記・会計教育に取り組まれている大学の先生方、ぜひFunda簿記を授業に取り入れてみませんか？ トライアルなども大歓迎です。ぜひ気軽にご連絡ください。 <a href="https://boki.funda.jp/contact/business"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/737390bbcb72405ebc56d69adf6cbc11/Funda%E7%B0%BF%E8%A8%98%EF%BC%9A%E6%B3%95%E4%BA%BA%E5%90%91%E3%81%91%E5%B0%8E%E5%85%A5%E7%9B%B8%E8%AB%87%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC%20(1).png?w=1280&amp;h=620" alt="Funda簿記導入相談窓口"></a>

今回は東京理科大学とFunda簿記で共同研究し、第8回アカウンティングコンペティションにおいて優秀賞を受賞した内容についてを解説します。記事の最後に、東京理科大学岩澤ゼミの学生3名と指導教員の岩澤先生のコメントも紹介しています。簿記学習者向けのアドバイスも載せていますので、ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです。

簿記の得意不得意は何で決まるのか？東京理科大学との共同研究を紹介

<h2 id="hbc400072f0">高校生の簿記アプリ活用事例</h2>2023年7月より福岡女子商業高等学校で、簿記アプリ「Funda簿記」を用いた日商簿記3級の学習がスタートしました。 Funda簿記を使ってみた生徒の感想や、日商簿記3級の合格につながったFunda簿記の活用方法についてを紹介します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/46fa1267b4a048a8817723c9c5a66a0a/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E5%A5%B3%E5%AD%90%E7%B4%B9%E4%BB%8B%E7%94%BB%E5%83%8F0312.jpg" alt=""> <h5 id="hf1743a6c10">_ARTICLE_TOC_</h5><h3 id="h04dfb79078">福岡女子商業高校の概要</h3><a href="https://yashima.ac.jp/fgchs/">福岡女子商業高校</a>とは、福岡県にある私立女子商業高等学校です。 グローバルな視点を持って地域や社会に貢献できる目標を自らの意志で設定し、どんな困難あっても達成する女性を育成するという教育理念を掲げています。<h3 id="h868a0f10e3">日商簿記3級合格の感想</h3>今回は、福岡女子商業高等学校の1年生（2023年度）の井村さん、石田さん、白谷さん、角さん、高田さんにお話を伺いました。

みなさん、日商簿記3級合格おめでとうございます！ 合格した瞬間、どんな気持ちでしたか？

井村さん

率直に合格できて嬉しかったです。

石田さん

&nbsp;頑張って勉強してきたので、ほっとしました。

高校1年生で日商簿記3級に合格するというのは、相当な努力があったはずです。 ここからは、合格するまでの過程で、どのような過ごし方をされてきたのかを詳しく伺います。

<h2 id="hb574734841">簿記アプリを使った高校生の感想</h2>まずは、Funda簿記を使って勉強した感想を伺いました。

夏休みごろからFunda簿記を使って勉強していただきましたが、使ってみてどうでしたか？

日商簿記検定のネット試験を想定した作りになっていて、とても勉強しやすかったです。

<h3 id="h0e84b13a57">日商簿記のネット試験を想定した模試</h3>Funda簿記は日商簿記検定のネット試験に完全対応しています。 そのため、本番に近い環境で、問題演習や模試を受けることが可能です。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/ab754da783614db7a24453891cbddd98/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E5%A5%B3%E5%AD%90%E5%95%86%E6%A5%AD%E9%AB%98%E6%A0%A1%20%E8%A8%98%E4%BA%8B%E7%94%BB%E5%83%8F2-2.jpg" alt="">

白谷さん

&nbsp;特に第1問が本番どおりで「見たことある！似てるぞ〜」となって安心しました。 これからもどんどん問題を追加してくれたら嬉しいです。

角さん

&nbsp;模試の点数が本番の結果と直結していて、目安になってよかったです。

<h3 id="h03f2481ba0">最新の問題傾向に沿った試験対策</h3>Funda簿記はWebアプリのため、紙の教材とは違って、短いサイクルで内容をアップデートすることが可能です。 そのため、利用してる生徒は、いつでも最新の傾向に沿った内容で試験対策ができます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/0df3b35d9203454e854b34e041aaeb01/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E5%A5%B3%E5%AD%90%E5%95%86%E6%A5%AD%E9%AB%98%E6%A0%A1%20%E8%A8%98%E4%BA%8B%E7%94%BB%E5%83%8F2-1.jpg" alt=""> <h2 id="h645d89db7d">Funda簿記で高校生が簿記3級に合格できた理由</h2>簿記3級に合格したみなさんに、Funda簿記をどのように活用していたかを伺いました。 特に印象に残ったのは下記の2点です。<ol><li>授業以外で気軽に勉強できる</li><li>自分で問題を作成して苦手な箇所を無くせる</li></ol>それぞれ紹介していきます。<h3 id="h10b21dc739">スマホでいつでもどこでも勉強できる</h3>

Funda簿記を使ってどのように勉強しましたか？

高田さん

スクールバスに乗っている30分間で本番形式の問題を解いていました。これまでは通学中に勉強をしていなかったのですが、Funda簿記を使い始めてから勉強するようになりました。

&nbsp;暗記したいものがあるときは、寝る直前にスマホで勉強していました。机に向かって教科書を持って勉強するよりとても楽にできるので、勉強をスタートするハードルが低かったです。

Funda簿記はパソコンやタブレット端末、個人のスマホなど様々なデバイスで利用ができるWebアプリです。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/bc123d0ed9e44854a30821da80898b4f/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E5%A5%B3%E5%AD%90%E5%95%86%E6%A5%AD%E9%AB%98%E6%A0%A1%20%E8%A8%98%E4%BA%8B%E7%94%BB%E5%83%8F2-3.jpg" alt=""> 通学中のバスの中で仕訳問題を解いたり、寝る前に学習スライドを見直して暗記したりと、スキマ時間にスマホひとつで勉強することができます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/7dd488e2f97f4255a4eec6beffa532a1/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E5%A5%B3%E5%AD%90%E5%95%86%E6%A5%AD%E9%AB%98%E6%A0%A1%20%E8%A8%98%E4%BA%8B%E7%94%BB%E5%83%8F2-4.jpg" alt=""><h3 id="h3417a4b561">自分で問題を作成して苦手をなくせる</h3>

問題を解き、解説を読んでみてもわからないときは書き写していました。書き写すことで理解度があがったなと思ったら、違う問題を自分で作成して解いていました。

夏休みに先生から配信される課題はしっかりやりました。さらに本試験の前は、自分ができないところを論点を中心に練習問題をやっていました。

Funda簿記には、自分で問題を作成できる「練習問題機能」があります。 問題の形式や論点カテゴリーを好きなように設定することが可能です。 また、何度でも問題を作成することができるため、繰り返し練習することで、苦手をなくすことができます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/d22d0e0e828a410495e3f30ceaa009b8/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E5%A5%B3%E5%AD%90%E5%95%86%E6%A5%AD%E9%AB%98%E6%A0%A1%20%E8%A8%98%E4%BA%8B%E7%94%BB%E5%83%8F2-5.jpg" alt=""><h2 id="ha214098e44">まとめ</h2>今回は、福岡女子商業高等学校におけるFunda簿記アプリの導入事例を紹介しました。<h3 id="ha33d9151c3">これからFunda簿記で勉強する高校生へ</h3>最後に、これからFunda簿記で勉強する高校生へメッセージをいただきました。

最後に、これからFunda簿記を使って勉強する高校生にメッセージをください！

&nbsp;Funda簿記は他のアプリと違って「何点取ったよ！おめでとう！」と褒めてくれるので、簿記勉強するのが楽しくなりますよ！

&nbsp;スマホで勉強できたり、わざわざ勘定科目を紙に書かなくてよかったりと、簿記を勉強するハードルが低くなるので、Funda簿記はおすすめです！

5名の生徒のみなさん、お忙しい中インタビューにご協力してくださり、ありがとうございました。<h3 id="h08ee94903e">Funda簿記のトライアル</h3>生徒に簿記を楽しく勉強してほしいとお思いの先生方、授業以外にも自主的に簿記を勉強してほしいとお思いの先生方、Funda簿記を授業に取り入れてみませんか？ 少人数からの利用などにも対応しております。ぜひ気軽にご連絡ください。 <a href="https://boki.funda.jp/contact/business"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/737390bbcb72405ebc56d69adf6cbc11/Funda%E7%B0%BF%E8%A8%98%EF%BC%9A%E6%B3%95%E4%BA%BA%E5%90%91%E3%81%91%E5%B0%8E%E5%85%A5%E7%9B%B8%E8%AB%87%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC%20(1).png?w=1280&amp;h=620" alt="Funda簿記導入相談窓口"></a>

今回は簿記アプリ「Funda簿記」を簿記の授業に導入している福岡女子商業高等学校の事例を紹介します。Funda簿記を活用し日商簿記3級に合格するまでの過程で、どのような勉強をしたのかを教えていただきました。生徒に簿記を楽しく勉強してほしい先生方、授業以外にも自主的に簿記を勉強してほしい先生方は、ぜひご覧ください。

高校生が簿記アプリで日商簿記3級合格！福岡女子商業高等学校の事例

<h2 id="h737c8deec9">高校生の簿記3級合格事例</h2>2023年4月より簿記の学習アプリ「<a style="color:#0186ab" href="https://boki.funda.jp/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Funda簿記</a>」を授業に導入した宮崎県立妻高等学校から、ついに合格者が出てきました。 この記事では、妻高等学校の1年間の合格実績やFunda簿記アプリの効果などについて紹介していきます。ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです。 導入時の様子については、下記の記事で詳しくまとめています。 本記事とあわせてぜひご覧ください。

<h5 id="hf1743a6c10">_ARTICLE_TOC_</h5><a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt="Funda簿記の公式LINEに登録しよう"></a>

<h3 id="h322734cc4f">導入高校の概要</h3>はじめに、2023年4月にFunda簿記を導入していただいた妻高等学校の概要について簡単に紹介します。 妻高等学校は宮崎県西都市に位置し、創立100周年を迎えた伝統ある学校です。学科は、普通科、普通科文理科学コース、情報ビジネスフロンティア科、福祉科の4コースあり、充実した学びを提供しています。<ul><li>普通科</li><li>普通科文理科学コース</li><li>情報ビジネスフロンティア科</li><li>福祉科</li></ul>この記事で紹介するのは情報ビジネスフロンティア科の生徒達です。情報ビジネスフロンティア科では、1年次に「簿記」が必修であり、2・3年次に選択科目で「財務会計」の科目が用意されています。また、生徒達は検定試験に挑戦する機会も設けられています。 <a style="color:#0186ab" href="https://cms.miyazaki-c.ed.jp/6052/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">宮崎県立妻高等学校 ホームページ</a> <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/514bc1a9dd04459fb8329402cf605584/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%891.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="妻高等学校の概要">

<h3 id="h14b0bf3e9f">合格実績</h3>それでは、2023年4月から1年間でどれくらい合格者が出たのか、簿記の科目を担当する有村先生と山本先生に直接伺いました。

山本先生

高校2年生の23名が構成するクラスでは、全員が日商簿記3級の試験に合格しました。2023年4月からクラス全員での合格を共通の目標に掲げていましたので、目標を達成することができて非常に嬉しいです。

日商簿記検定は、全商簿記や全経簿記と比較しても難易度が高い試験であり、特に3級は高校生が合格するには一層の難易度が伴います。そのような状況の中で達成されたクラス全員の合格は、本当に素晴らしい成果です。 この成果は、努力を重ねた学生たちだけでなく、彼らを支えた先生方や、学校の教育体制全体の賜物であることは間違いありません。 また、次のステージである日商簿記2級にもチャレンジし、2名の生徒が見事合格されました。現在は日商簿記2級に全員合格することを目標に日々勉学に励んでいます。 その他の学年でも多くの合格報告が届きました。

有村先生

高校3年生は、1学期の間に6名の生徒が日商簿記2級に合格しました。また、簿記部の1年生は、日々の部活で、各自Funda簿記を自分のペースで進め、2023年の6月に1名、7月に1名、12月に4名が日商簿記3級に合格しました。

中でも、高校3年生は進路が国公立志望、私立の授業料免除狙い、税理士志望の生徒が合格したとのことで、将来の進路に繋がる結果となりました。

<h2 id="h482f941cc0">Funda簿記導入の背景</h2>ここからは、宮崎県立妻高等学校がFunda簿記アプリを授業に導入した背景や理由について紹介します。 数ある簿記の教材の中から、なぜFunda簿記を選んだのでしょうか？

<h3 id="h9cbca6401d">導入理由①：簿記に興味を持って欲しいため</h3>Funda簿記を導入する前は、生徒が簿記に興味を持ちにくいという課題がありました。 例えば、簿記のテキストを読んでも社会でどう活きるかがイメージできなかったり、勘定科目の意味や仕訳を暗記して終わってしまったりしていました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/8cce8af6fa394775845481f87b125785/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%892.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="従来の課題：生徒が簿記に興味を持ちにくい"> そこで、この課題を解決するために、妻高等学校の先生方はFunda簿記を授業に導入することを決めました。

<h4 id="h0adf724915">イラスト中心のわかりやすいスライド</h4>Funda簿記の学習教材はイラスト中心のスライドで構成されています。キャラクターの会話形式で解説されていたり、図解を用いて説明されていたりするため、従来のプリント学習よりも楽しく簿記を学ぶことができます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/5f39c9a052b44908b1fabf36ceba2d6b/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%893.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="イラスト中心のわかりやすいスライド">

<h4 id="h5e24e68146">企業事例を用いた解説</h4>また、簿記の論点をわかりやすく説明するために、実際の企業事例を用いた解説も取り入れています。簿記の内容が実際のビジネスにどう使われているのかを体験することができるため、より実践的に簿記を学習することができます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/25ee894d41fe457d8fa8736811ff76d8/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%894.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="企業事例を用いた解説">

<h4 id="h1524e25e4f">実際の生徒の声</h4>

生徒

イラストや図解で簿記の解説をしてくれたので、すごくわかりやすかったです。

知ってる企業の事例と一緒に簿記を学べたので、イメージしやすかったです。とても楽しく簿記の勉強をすることができました。

<h3 id="h73df5a8266">導入理由②：先生の業務負担の軽減</h3>教科書やプリントを用いた学習をしていた時期は、先生の業務負担が多すぎるという課題がありました。 具体的には、自作のプリントの印刷や小テストの作問・印刷など、授業を行うたびに印刷業務が発生していました。また、定期試験の際は、問題の作成から印刷、採点、評価にいたるまで、すべて手作業で行う必要がありました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/d5b23f664c6d4023a4da7ce7a64ee985/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%895.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="従来の課題：先生の業務負担が多すぎる"> そこで、Funda簿記の「固定問題機能」を利用して、これらの課題を解決しました。

<h4 id="h266a660762">固定問題機能とは</h4>固定問題機能とは、先生が論点と問題形式を選択するだけで、瞬時に問題を作成できる機能です。問題の作成が完了すると、すぐに生徒のアプリに配信されます。さらに、解き終わった問題はアプリが自動で採点してくれます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/e987e46f6d974851b9de42171c6c82e2/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%896.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="固定問題機能"> この機能を活用して、小テストや定期試験を実施することで、プリントの印刷業務がかなり削減されました。また、生徒が解答完了ボタンを押すと自動で採点が行われるため、先生が採点する業務はなくなりました。

<h4 id="hbc224c4bf4">山本先生のコメント</h4>

Funda簿記を導入してからは、テストの作問と採点の負担が大幅に減りました。また、簿記の授業のために印刷室に行くことがなくなり、作問も単元を指定してピンポイントで出題できるようになりました。本当に助かっています。

<h2 id="h622a050184">生徒の学習体験とアプリの効果</h2>Funda簿記導入後、1年で高校2年生のクラス全員が日商簿記3級に合格することができました。 なぜ、難易度の高い日商簿記3級に高校生23人が合格することができたのでしょうか？ その秘密は、Funda簿記の学習体験にあります。

<h3 id="hfa558a7093">ゲーム感覚の学習でモチベーションアップ</h3>Funda簿記には、間違いを正したくなるメダルシステムや進捗状況のパーセント表示など、ゲーム性があり、夢中で学習を進めたくなる仕組みが用意されています。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/5928f57598a5447c8152be74134ea95d/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%897.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="ゲーム感覚の学習でモチベーションアップ">

<h4 id="ha4dfc50963">メダルシステム</h4>Funda簿記では、学習パートごとに理解度に応じたメダルが表示されます。付与されるメダルの種類は3種類あります。<ul><li>金メダル…説明スライドをすべて完了し、小テストにも正解した場合付与されます。</li><li>銀メダル…説明スライドをすべて完了したものの、小テストには正解できなかった場合に付与されます。</li><li>銅メダル…説明スライドだけ完了し、まだ小テストには挑戦していない場合に付与されます。</li></ul>学習パートを進め、小テストに正解すると金メダルが付与されますが、小テストを間違えると銀メダルとなってしまいます。そのため、間違えた箇所や苦手な論点が一目瞭然となります。 「銀メダルをすべて金メダルに」と学習を進めていくと、自然と復習を行うことができ、学習のモチベーションを維持することができます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/748b2b70b0934ebc811df2c536e5b287/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%898.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="メダルシステム">

<h4 id="h73fba5891e">進捗状況が可視化されるダッシュボード</h4>また、Funda簿記には学習の進捗状況が可視化されるダッシュボードが用意されています。 アプリで学習を進めていくと、進捗状況が見えるため、前に進んでいる感覚を得られる点も生徒のモチベーションアップにつながっています。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/7d99274ab420400d80433cb22f7056c6/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%899.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="進捗状況が可視化されるダッシュボード">

<h3 id="h3c26ee73ce">自主的に学習を進める生徒が増加</h3>目に見える大きな変化として、自主的に学習を進める生徒が以前より増加したことが挙げられます。 従来の教科書授業では、予習復習をする際にカバンから取り出す必要があるため、勉強のハードルが高い傾向にありました。しかし、Funda簿記はスマホ1つで学習を進めることができるため、電車の中や寝る前の隙間時間などに自主学習をする生徒が増加しました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/06b71b5259884e4fbe3c64320789e220/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8910.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="隙間時間に自主学習をする生徒が増加">

また、生徒の試験に対する意識にも変化が見られました。 以前は、試験の1週間後にテストが返却されたため、返却時には試験の内容を忘れており、復習や見直しができないという状況でした。しかし、Funda簿記では、すぐに結果が表示されるため、間違えた箇所を確認して、復習に時間を費やすようになりました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/9d6e2be1e1264455b777f56c1def0fd3/%E5%A6%BB%E9%AB%98%E6%A0%A1%E3%81%AE%E5%85%A8%E5%93%A1%E5%90%88%E6%A0%BC%E4%BA%8B%E4%BE%8B_%E4%BF%AE%E6%AD%A3.jpg?w=1280&amp;h=720" alt="自主的に復習を行う生徒が増加"> このように、モチベーションの向上や学習意識の変化があった結果、クラス全員の簿記3級合格につながったと考えられます。

<h2 id="h7209e94fe1">先生のサポートとアプリの利点</h2>クラス全員の簿記3級合格を達成した要因には、生徒の努力はもちろんですが、先生のサポート体制にもあります。 ここからは、Funda簿記導入後、先生のサポート体制の変化について詳しく紹介していきます。

<h3 id="h4958f30458">簿記の面白さをアプリを通じて伝えられる</h3>実は、先生自身も簿記の面白さを伝えられないという悩みがありました。なぜなら、実際のビジネスの現場を経験している先生が少ないためです。そのため、授業を通して簿記の面白さや実社会との結びつきを教えるのが難しい状況でした。 しかし、Funda簿記の学習スライドには実際のビジネス事例が掲載されているため、アプリを通じて簿記の面白さを生徒達に伝えることができるようになりました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/8fb36e725d62488596a0e745e6cc6891/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8912.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="簿記の面白さをアプリを通じて伝えられる">

<h3 id="hec3eca7130">生徒の学習管理が容易に</h3>Funda簿記では、管理画面を用いることで、先生が生徒全員の学習状況やテストの結果を確認することができます。生徒の学習の進み具合やつまづいているポイントを把握することができるため、生徒1人1人に合った指導をすることが可能になりました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/3105bfec0b17417188f56ce28f708d73/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8913.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="生徒の学習管理が容易に"> 以前は、印刷業務に追い込まれ生徒の指導に集中できなかったこともありましたが、今では業務負担が軽減され生徒の指導に集中することができています。このようなサポート体制の変化も、合格実績に寄与したと考えられます。

<h2 id="ha214098e44">まとめ</h2>今回は、宮崎県立妻高等学校の1年間の合格実績やFunda簿記アプリの効果についてを紹介していきました。

<h3 id="h1c90abd01c">担当の先生のコメント</h3>最後に、有村先生と山本先生からコメントをいただきました。

<h4 id="h601d8a49f5">有村先生のコメント</h4>

Funda簿記について初めて知った時は、とても衝撃を受けました。 なぜなら、資格試験の合格を目指すための教材が数多く存在する中で、Funda簿記は資格取得に加えて、その実用性についても学べると感じたからです。 大学を卒業し、教員になった私には、これまで分からなかった世界を生徒たちに伝えるのに、最適な教材だと思いました。

Funda簿記に出会うまで、私の簿記指導は、ただの数字のパズルというより他なりませんでした。今となってはそう思います。 大学を卒業してすぐに教職に就いた私には、現場の知識が乏しく、いつも何かが足りないと感じていました。 しかし、Funda簿記は、そのギャップを見事に埋めてくれました。生徒たちはもちろん、実務経験がなく簿記指導を行っている私のような方にも、是非一度体験していただきたいと思います。長い間探していたピースが見つかる感覚が得られますし、職員研修としてこれ以上ない教材だと感じています。

インタビューに応じてくださった有村先生、山本先生、そして生徒の皆さん、お忙しい中ありがとうございました。この場を借りて、改めて深く感謝申し上げます。

<h3 id="h0e544bd997">Funda簿記を授業に導入してみませんか？</h3>簿記の合格実績を上げたいと考えている高校の先生方、ぜひFunda簿記を授業に取り入れてみませんか？ トライアルなども大歓迎です。ぜひ気軽にご連絡ください。 <a href="https://boki.funda.jp/contact/business"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/737390bbcb72405ebc56d69adf6cbc11/Funda%E7%B0%BF%E8%A8%98%EF%BC%9A%E6%B3%95%E4%BA%BA%E5%90%91%E3%81%91%E5%B0%8E%E5%85%A5%E7%9B%B8%E8%AB%87%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC%20(1).png?w=1280&amp;h=620" alt="Funda簿記導入相談窓口"></a>

2023年4月より簿記の学習アプリ「Funda簿記」を授業に導入した宮崎県立妻高等学校から、ついに合格者が出てきました。この記事では、妻高等学校の1年間の合格実績やFunda簿記アプリの効果などについて紹介していきます。ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです。

高校生のクラス全員が日商簿記3級に合格！Funda簿記の合格事例

高校生に簿記や会計を教えるのは難しいという課題はありませんか？ 簿記アプリ「Funda簿記」を開発するFundaでは、様々な教育機関にて、簿記や会計の魅力を伝える活動を行っています。 今回、東京都立第一商業高等学校（以下、第一商業高校）にて「財務諸表分析」をテーマにした授業を実施する機会をいただきました。 生徒の皆さんは積極的に参加してくださり、先生方も一緒に授業を楽しんでいただきました。あっという間の1時間でしたが、生徒の理解度と満足度の高さが印象的でした。 この記事では、第一商業高校で実施した授業の内容を詳しく紹介します。以下の点について詳しく解説しますので、簿記や会計の授業に悩んでいる先生方や、生徒の理解度向上を目指している商業高校の先生方には、ぜひ参考にしていただきたい内容です。<ul><li>クイズを用いた参加型授業の進め方</li><li>簿記・会計の基礎知識の効果的な教え方</li><li>生徒の理解度を確認する方法</li></ul>それでは、早速第一商業高校での授業の様子を見ていきましょう。 <a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt="Funda簿記の公式LINEに登録しよう"></a><h5 id="hf1743a6c10">_ARTICLE_TOC_</h5>

<h2 id="h7c70a8057e">参加型授業の進め方</h2>第一商業高校の授業では、高校生に対して「簿記や会計に興味を持ってもらう」という目的が特に強かったため、参加型の授業を行いました。 その際に特に意識した点は下記の2点です。<ol><li>フラッシュ講義</li><li>難易度調整</li></ol>それぞれ具体的に紹介します。<h3 id="h378f2bafa4">スライドを通じたフラッシュ講義</h3>Fundaの講義では、フラッシュプレゼンテーションを採用しています。 フラッシュプレゼンテーションは、短い時間で多くの情報を効果的に伝えるプレゼンテーション手法の一つです。 高校生向けの授業において、このフラッシュプレゼンテーションが下記の点から非常に有効と考えています。<ul><li>受講者の注意を引き付け、集中力を維持できる</li><li>短時間で多くの情報を印象的に伝えられる</li></ul> このフラッシュプレゼンテーションと、クイズを組み合わせることで、最後まで集中力を持続させることが可能となります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/45a37a9860fd44d2a922f73015c2b491/%E9%83%BD%E7%AB%8B%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%95%86%E6%A5%AD%E2%91%A0.png" alt=""> <h3 id="he27ccd2122">参加者のレベルに応じた難易度調整</h3>また、全員参加型の授業の場合、参加者のレベルにあった教材作りも非常に重要です。 今回の授業では、下記の3パターンのクイズを用意しました。<ul><li>完全初学者向け</li><li>初心者向け</li><li>中級者向け</li></ul>事前にアンケートを実施し、最も適切な難易度のクイズをその場で選択します。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/175b8c3ec0424a43ae90626d38f0ca26/%E9%83%BD%E7%AB%8B%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%95%86%E6%A5%AD%E2%91%A1.png" alt="">

東京都立第一商業高校で財務諸表分析をテーマにした授業を実施しました。クイズを用いた参加型授業で、生徒の理解度と満足度を高めることに成功した結果となりました。この記事では、財務諸表の見方や分析手法を楽しく学べる授業内容と工夫を紹介します。商業高校の先生必見の授業事例です。

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