<p>今回は、2025年3月に簿記3級に合格された会社員H.O.さんにヒアリングさせていただきました。Funda簿記の3級コースにお申込みいただき、なんと21日間で合格されています。<br><span style="color:#c7243a">H.O.さんは小学生から保育園児の双子まで4人のお子さんのお母さんで、フルタイムでお仕事もされています。一体いつどうやって勉強されていたのか</span>お伺いしました。<br><br><span style="color:#c7243a">小さなお子さんがいらっしゃる方にぜひ読んでいただきたいインタビューです</span>。よろしければお付き合いください。</p>

ゆうぞらさん

<p>H.O.さんこんにちは。<br>この度は3級の合格おめでとうございます。</p>

H.O.さん

<p>今回のインタビュアーは、Funda簿記で2級に合格後、Funda簿記メンターとして活動されているゆうぞらさんです。<br><a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt=""></a></p><h5 id="hf1743a6c10">_ARTICLE_TOC_</h5><p><br></p><h2 id="h979d5fdbbc">簿記学習のきっかけは？</h2><h3 id="h4479476191">育児と仕事の両立に限界を感じて転職</h3>

<p>色々お伺いしたいことがあるのですが、まずは簿記学習のきっかけからお伺いしてもいいですか？</p>

<p>私には小学生から保育園児の双子まで4人の子どもがいます。<br>前職は持ち帰り仕事もあり、帰宅後に再度出社することもあるようなハードワークでして、どう工夫しても育児と仕事の両立が難しくなりました。</p>

<h3 id="hf18089981b">未経験から経理に挑戦するため簿記が必要に</h3>

<p>そこで、子どもがいても働きやすい9時〜17時勤務の仕事に転職しようと考えました。将来のことを考え、経理の仕事がいいなと思って探したところ、幸運にも未経験ながら経理職に採用されました。<br><br>それが最近の話なのですが、<span style="color:#c7243a">入社後に上司から「簿記を勉強してみてね」と言われたのが簿記学習のきっかけ</span>です。</p>

<h2 id="h6829ca2f8f">Funda簿記利用のきっかけは？</h2><h3 id="h18020bfb62">無料教材ではアウトプットする機会が少なかった</h3>

<p>ありがとうございます。前職のお仕事はかなりハードだったようですが、最近まで頑張っておられたんですね。<br>簿記は転職がきっかけとのことですが、Funda簿記以外に使用された教材はありますか？</p>

<p>はい、はじめはネット検索で出てきたFunda簿記の無料ブログを使用していて、そこでどうしても分からない論点は他の無料教材で補完し理解していました。<br><br>それで基礎の基礎は出来上がったと思うのですが、<span style="color:#c7243a">やはり無料教材だけではインプットが完璧でないなと思ったのと、アウトプットする機会が全くなかったので、問題演習をしたいなと思うようになりました</span>。</p>

<h3 id="h4e7a43b2ce">わかりやすい＋無限に問題演習できるFunda簿記に申し込み</h3>

<p>Funda簿記の無料ブログを読んでいて<span style="color:#c7243a">解説が分かりやすいことを知っていたことと、問題演習が無限にできること</span>から、Funda簿記に申し込みました。</p>

<p>なるほど。Funda簿記にお申し込みいただいてから、なんと21日で合格されたということで驚きましたが、Funda簿記のブログもご活用いただいていたのですね。ありがとうございます。</p>

<p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/4db69015cc6c4324936dfcdc10c30d4e/3.png" alt=""><br><br>✅Funda簿記ブログについて<br>H.O.さんが活用されていたFunda簿記のブログでは、個別論点についての記事や仕訳100本ノックなど、様々なコンテンツを無料でご利用いただけます。学習はもちろん、息抜きにもぜひご活用ください。<br><a href="https://boki.funda.jp/blog/article/work-sheet" target="_blank" rel="noopener noreferrer">https://boki.funda.jp/blog/article/work-sheet</a><br><br>✅Funda簿記の問題演習について<br>Funda簿記では、問題を大問別に解いたり、難易度を指定して解いたりすることができ、採点も自動で行われるので、問題演習と復習に集中できます。問題はシステムが作成するので、毎回異なる問題が出題され、何度でも問題を解くことができます。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/7c710927cc0c4549ae998d460c817c25/messageImage_1748426317978.jpg" alt=""><br></p><h2 id="hdc921bdb19">勉強時間を作るコツはずばり「隙間時間」</h2><h3 id="h1b8d92700d">日々の隙間時間を逃さず使いパートナーの協力も得た</h3>

<p>お子さんが4人いて、お仕事もされていて、いつどのように勉強されていたのですか？</p>

<p>はい、ちょうど会社の仕事が落ち着いていたことと、会社から簿記資格の取得を推奨されていたこともあって、仕事の手すき時間に勉強をしていても良かったので、その隙間時間を活用しました。</p>

<p>もちろんずっと勉強できるわけではなく、<span style="color:#c7243a">仕事がひと段落したら少しだけ進める、また仕事に戻る、休憩時間にやる、といった具合にちょっとずつ時間を使って進めていたイメージ</span>です。<br>あとは、<span style="color:#c7243a">寝る前の短時間や通勤バスの中でスライドを見たり、本当に隙間時間で勉強していました</span>。</p>

<p>なるほど、では特定の時間ではなく、通勤時間や育児が落ち着いたタイミングなど、短い時間を積み重ねた感じでしょうか？</p>

<p>そうですね。あ<span style="color:#32302c">とは土日に夫が子どもたちを公園に連れて行ってくれている時に、問題演習をがっつりやっていました。</span></p>

<p>H.O.さんは時間の使い方がとても上手ですね。短期間での合格、本当におめでとうございます。<br>今はFunda簿記で引き続き2級を学習中とのことで、これからも応援しています。</p>

<p>ありがとうございます。<br>引き続きよろしくお願いします！</p>

<h2 id="h7a36d6160d">Funda簿記合格体験記：まとめ</h2><p>さて、いかがでしたか?<br>今回は4人のお子さんの育児中である会社員H.O.さんに、簿記3級短期合格の秘訣をお伺いしました。 インタビュー日はお子さんの卒園式の日だったそうで、おめでとうございます✨<br>このたびはお忙しいところ、貴重なお時間をいただきありがとうございました。<br></p><h3 id="h5d0b7cf793">Funda簿記アプリで一緒に勉強しよう！</h3><p>簿記アプリ「Funda簿記」を使って、今日から一緒に勉強をはじめませんか？<br>あなたの参加をお待ちしております！<br><a href="http://bit.ly/3IEZfb3" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/490cc6273f6a4dd0b03b52a6a0753c1c/Funda%E7%B0%BF%E8%A8%98_%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC%E2%91%A4%E8%96%84%E9%BB%84%E8%89%B2.png?w=2500&amp;h=843" alt="Funda簿記で勉強しよう"></a></p>

Funda簿記を通じて日商簿記検定3級に合格した、H.O.さんの合格体験記を紹介します。小さなお子さんがいるなかでフルタイムでお仕事しながら簿記3級に合格するコツをお伺いしました。簿記3級の取得を考えている方や合格を目指している方はぜひ参考にしてみてください。

【簿記3級合格体験記】働くママが21日間で合格した勉強法とは？

<p>今回は2025年2月に簿記2級に合格された製薬メーカー勤務の会社員K.Y.さんにヒアリングさせていただきました。Funda簿記の3級と2級コースをお申込みいただき両方に合格されています。<br>お仕事がとても忙しく、趣味もあるため3級の学習時にはモチベーションが下がり勉強していない期間があったとのことです。<br>その後ご自身の学習スタイルを確立されたようで、<strong style="color:#c7243a">忙しい社会人の方でも勉強時間を作るコツ</strong>をお伺いしました。よろしければお付き合いください。<br><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/0bbfb3978d4648deb4ce073c7e6aac3a/1.png" alt=""></p>

<p>K.Y.さんこんにちは。<br>この度は3級と2級のW合格おめでとうございます。</p>

K.Y.さん

<p>今回のインタビュアーは、Funda簿記で2級に合格後、Funda簿記メンターとして活動されているゆうぞらさんです。<br><a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt=""></a></p><h5 id="hf1743a6c10">_ARTICLE_TOC_</h5><p><br></p>

<h2 id="h6d4c9c089d">簿記学習のきっかけはビジネスを知るため</h2><h3 id="hf3403b762a">投資家として成長するにはビジネスの理解が必要</h3><p><br></p>

<p>簿記学習のきっかけをお伺いしてもいいですか？</p>

<p>私は株式投資を長らくやっていて、最近は決算書を読んでナレッジを共有するような勉強会に参加しています。<br>その勉強会で、先輩達がどうやって投資家として成長していったのかというお話があり、そこで出てきたのが大手町のランダムウォーカーさんのお名前でした。</p>

<p>大手町さんのコンテンツでビジネスモデルを学んだというお話で、そこからvoicyを聴き始めました。<br><strong style="color:#c7243a">Funda簿記のことはそのvoicyで知り、投資先をより詳しく理解するために簿記学習を決めました</strong>。</p>

<h3 id="he53a0e53f9">ビジネスへの理解が深まる2級まで取ると決めてスタート</h3>

<p>ありがとうございます。<br>K.Y.さんは簿記の学習経験はあったのでしょうか？</p>

<p>「簿記検定」の学習ではないのですが、以前MBAの学校で勉強した時期がありまして、その際に簿記でいうと3級レベルの内容を勉強したことがあります。</p>

<p>そうだったのですね。<br>3級レベルは以前に学習済みとのことですが、今回また3級の学習からスタートされたのはどうしてですか？</p>

<p>そうですね、Funda簿記のことを調べているとアプリで勉強しやすそうだし、せっかくだから3級からもう一度勉強し直して、資格として取っておこうかなと思ったのが理由です。<br><strong style="color:#c7243a">2級まで取るとより決算書への理解が深まると聞いていたので、はじめから2級まで取得するつもりで学習開始しました</strong>。</p>

<h2 id="h049d8d8ba1">忙しい中で勉強時間を確保するコツ</h2><h3 id="h77cd09e256">夜型学習から朝型学習へシフト</h3><p><br></p>

<p>K.Y.さんは3級の学習期間にブランク期間がありますが、お忙しかったなどの理由でしょうか？</p>

<p>そうですね、元々仕事が忙しいのとジムに行ったり趣味の時間もあり、一日のいつ勉強すればいいか分からなくなった時期があり、勉強から足が遠のいていました。<br>家でもついついYouTubeを見たりしてしまうんですよね。</p>

<p>仕事も趣味も大切ですよね。<br>学習を再開できたきっかけはありますか？</p>

<p>はい、voicyでの大手町さんと企業分析ハックさんのお話だったと思うのですが、<strong style="color:#c7243a">「朝活をやるといいよ」という内容の放送がありまして、なるほどとピンと来て朝活を始めることにしました</strong>。</p>

<p>それまでは夜に勉強されていたのですか？</p>

<p>そうです、そのせいでYouTubeを見てしまったりしていました。<br><strong style="color:#c7243a">朝活では朝早くジムに行くことにして、ジムの後カフェで朝食を取った流れでそのまま勉強するというスタイルにしました</strong>。<br>それが私にすごく合っていて、すぐ習慣化することができました。</p>

<p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/13ebc76d14174552b4238f3837a59d15/%E4%BF%AE%E6%AD%A3%E5%BE%8C%E2%91%A1.png" alt=""></p><h3 id="h978c94e70e">朝活をすることでその後の仕事も捗るように</h3><p><br></p>

<p>朝活する場所も色々あると思いますが、K.Y.さんは外で学習されるのが合っていらっしゃったんですね。</p>

<p>はい、仕事が完全フレックスで在宅で仕事できるので、家で勉強となると、仕事とうまく気持ちや頭の切り替えができませんでした。<br>場所を変えるというのが私にはすごくよかったのだと思います。<br><br>カフェというのも色々なお店に行くのではなく、居心地の良いお店を見つけて通ったことで、習慣化しやすかったのだと思います。</p>

<p>ありがとうございます。<br>ジムに行ってカフェで朝食を取られてそのまま勉強、その後お仕事開始だなんてすごく健康的ですし、勉強も仕事も生産性が上がりそうですね。</p>

<p>はい、おかげさまで2級はスムーズに学習できました。</p>

<p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/e2a94fb21a474c5e93ac87c099add049/234-2.png" alt=""></p><h2 id="hc128a7d2c3">忙しい人が効率よく学習したいならFunda簿記がおすすめ</h2><p><br></p>

<p>Funda簿記での学習はいかがでしたか？</p>

<p>そうですね、全体的に効率よく学習できるように工夫されていて、しかもアプリなので使いやすかったです。<br><strong style="color:#c7243a">全体量が把握しやすくて、これだけ勉強すればいいんだというのが分かっているから、迷いもなく勉強できました</strong>。</p>

<p><strong style="color:#c7243a">スライドの最初は、新卒くんが全部を忘れていて復習から入る</strong>ので、特に3級でブランクから戻ってきたときは「あー！こんなのあったわ！」という感じですんなり戻ってこられました。<br><strong style="color:#c7243a">周りにも勧めたい教材です</strong>。</p>

<h2 id="h7a36d6160d">Funda簿記合格体験記：まとめ</h2><p>いかがでしたか?<br>今回は忙しい社会人の勉強方法についてお伺いしました。 インタビュー後にお伺いしたところK.Y.さんは本当にお忙しい方で、このたびは貴重なお時間をいただきありがとうございました。<br></p><h3 id="h5d0b7cf793">Funda簿記アプリで一緒に勉強しよう！</h3><p>簿記アプリ「Funda簿記」を使って、今日から一緒に勉強をはじめませんか？<br>あなたの参加をお待ちしております！<br><a href="http://bit.ly/3IEZfb3" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/490cc6273f6a4dd0b03b52a6a0753c1c/Funda%E7%B0%BF%E8%A8%98_%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC%E2%91%A4%E8%96%84%E9%BB%84%E8%89%B2.png?w=2500&amp;h=843" alt="Funda簿記で勉強しよう"></a></p>

Funda簿記を通じて日商簿記検定2級に合格した、K.Yさんの合格体験記を紹介します。忙しい中でもモチベーションを維持して勉強を続けるコツを伺いました。簿記2級の取得を考えている方や合格を目指している方はぜひ参考にしてみてください。

【簿記2級に3か月で合格！】忙しい中で勉強時間を作るコツは？

<p>今回は2025年3月に簿記3級に合格された高校教諭M.Y.さんにヒアリングさせていただきました。Funda簿記の3級コースにお申込みいただき、43日間で合格されています。<br>M.Y.さんはご家族との時間を大切にされていて、お子さんが起きている間は簿記の勉強はしなかったそうです。<br>お子さんとの時間を最優先で過ごされている社会人の方に勉強時間を作るコツをお伺いしました。よろしければお付き合いください。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f1afdbaa8c2a40d38326c76bd723e68e/235-1.png" alt=""></p>

<p>今回のインタビュアーは、Funda簿記で2級に合格後、Funda簿記メンターとして活動されているゆうぞらさんです。<br><a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt=""></a></p><h5 id="hf1743a6c10">_ARTICLE_TOC_</h5><p><br></p><h2 id="h7ae6f6ea80">Funda簿記を選んだきっかけ</h2><h3 id="he6a983848e">株式投資に必要な財務諸表の知識が欲しい</h3>

<p>M.Y.さんこんにちは。<br>この度は3級の合格おめでとうございます。<br>簿記学習のきっかけをお伺いしてもいいですか？</p>

M.Y.さん

<p>ありがとうございます。<br>私は株式投資をやっているのですが、どの企業を応援しようかな、どの企業が今後伸びそうかな、といったことを検討するには財務諸表の知識が必要だなと思っていました。<br>ネット検索で出てきたのがFunda簿記で、<span style="color:#c7243a">動画がない教材なんて面白そうと思って、始めてみることにしました。</span></p>

<h3 id="h721f05a39d">自分のペースで勉強できる「スライド学習」が決め手</h3>

<p>M.Y.さんは動画がないFunda簿記を「面白そう」と興味を持っていただいたとのことですが、どういった点を気に入ってくださったのですか？</p>

<p>はい、私は今までFP（ファイナンシャルプランナー）やITパスポートなど、本業の高校教諭にはあまり関係のない資格をいくつか取得してきました。その中には動画コンテンツで取得した資格もあります。<br>ただ、動画だと講義が一方的に流れていくため、疲れている時は集中できません。ぼーっと見ていて、聞いているつもりでも聞き逃してしまうことがあるんですよね。また、動画が長いのでいつも2倍速で見ています。</p>

<p>でも、<span style="color:#c7243a">やっぱり自分のペースで勉強するのが一番効率的だと感じていました。</span>そんな時にFunda簿記のスライド学習を知って、これだ！と思いました。<br><span style="color:#c7243a">スライド学習であれば移動中などの短い時間で勉強できそうだし、自分に合っているかもしれないと思いました。</span></p>

<h2 id="hba66c72fc5">家族の時間を優先しながら43日間で簿記3級に合格した秘訣</h2><h3 id="h228a9059d8">朝の時間を有効活用</h3>

<p>ありがとうございます。<br>移動の時間も使いたいと思っていたとのことですが、1日のスケジュールをお伺いしてもいいですか？</p>

<p>はい、<span style="color:#c7243a">小学生の子どもがいるので、夜は家族との時間を大切にしたいと思っています</span>。そのため仕事は定時に終わらせて、できるだけ夕食を家族と一緒に取るようにしています。<br>その後も、夜は勉強をせずに子どもと一緒に21時台に寝ていました。<span style="color:#c7243a">そして朝は4時半頃に起床し、朝の時間を有効活用して1時間半ほど勉強していました</span>。</p>

<p>あとは<span style="color:#c7243a">通勤時間も1時間ほどあるので、電車ではスライドを見たりしていましたね</span>。<br>Funda簿記は場所によって使い分けができて便利でした。</p>

<p>4時台！！早いですね。夜はしっかりご家族・お子さんとの時間を大切にされ、朝に自分時間を作ることで生活にメリハリをつけておられて素敵です。</p>

<p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/8cd34aa9e9c1428990ab731ac30599ef/235-2.png" alt=""></p><h3 id="hc7a002b3a9">学習進捗表で進捗管理</h3>

<p>M.Y.さんは43日間という短期間での合格ですが、短期間で合格できた学習のコツをお伺いしてもいいですか？</p>

<p><span style="color:#32302c">はい、最初にスライドの全体量を見てから、Notionのアプリを使っていつどのスライドを見るというように計画を立てました。</span><br><span style="color:#32302c">私の場合は大体3週間ぐらいで1周できて、スライドを見たときに理解度を3段階でつけていってまた復習…といったように学習と復習に役立てました。</span></p>

<p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a3ae7fa6d2d34077bb868362ab8b05f1/Notion1.jpg" alt=""><br>こちらは、M.Y.さんが実際に使用されていたオリジナルの学習進捗シートです。<br>とても丁寧に作成されており、感激しました。<br><br>✅Funda簿記の機能について<br>Funda簿記には学習進捗管理のメニューがあり、学習状況を把握することができます。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/ffbab5c71fc9450c95abc832abcd4669/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202025-03-25%20152348.png" alt=""></p><h3 id="hc3e949843a">合格を宣言してモチベーション維持</h3>

<p>モチベーション維持のコツとしては、<span style="color:#c7243a">周りに合格を宣言して短期集中で勉強するのがおすすめ</span>です。<br>私の場合は、家族や勤務先の同僚、友人にも合格を宣言し、自分を追い込むことで勉強にコミットしていました。</p>

<p>同僚の方にも宣言ですか！すごいですね。<br>学習計画をしっかり立てておられたことや、周りに合格を宣言して集中して学習されたことが、43日間という短期間での合格に繋がったのですね。</p>

<p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/346bdafa412a4777aa9971c318850599/235-3.png" alt=""></p><h2 id="he1b8e4f51a">Funda簿記のお気に入りは復習から始まるスライド</h2>

<p>M.Y.さんがFunda簿記で使ってみて一番良かった機能は何でしょうか？</p>

<p>そうですね。やはりスライドですね。<br>毎回新卒くんが前回までの論点を忘れていて復習から始まりますよね。私も教育現場にいるので知っているのですが、やはり何度も出てくる(復習)と自然と頭に入ってきますよね。<br><span style="color:#c7243a">基本的にイラストや図解が多いので視覚的に分かりやすく、それでいて必要な箇所には文章での説明があり、スライドの質がとても高いと思います</span>。</p>

<p>✅Funda簿記の学習スライド<br>登場人物が前回までの論点を忘れているため、復習から入ります。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/c986330cbc5a49d28230c783e73e23b4/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202025-03-25%20154348.png" alt=""><br></p>

<h2 id="h7a36d6160d">Funda簿記合格体験記：まとめ</h2><p>さて、いかがでしたか?<br>今回はご家族との時間を大切にしている高校教諭のM.Y.さんに、簿記3級短期合格の秘訣をお伺いしました。 インタビュー後にお伺いしたところ、M.Y.さんのお子さんは朝勉強しているお父さんを見て進んで勉強するようになったとのことで、お子さんの成長も楽しみですね。<br>このたびは貴重なお時間をいただきありがとうございました。<br></p><h3 id="h5d0b7cf793">Funda簿記アプリで一緒に勉強しよう！</h3><p>簿記アプリ「Funda簿記」を使って、今日から一緒に勉強をはじめませんか？<br>あなたの参加をお待ちしております！<br><a href="http://bit.ly/3IEZfb3" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/490cc6273f6a4dd0b03b52a6a0753c1c/Funda%E7%B0%BF%E8%A8%98_%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC%E2%91%A4%E8%96%84%E9%BB%84%E8%89%B2.png?w=2500&amp;h=843" alt="Funda簿記で勉強しよう"></a></p>

Funda簿記を通じて日商簿記検定3級に合格した、M.Y.さんの合格体験記を紹介します。お子さんとの時間を最優先で過ごされている社会人の方に勉強時間を作るコツをお伺いしました。簿記3級の取得を考えている方や合格を目指している方はぜひ参考にしてみてください。

【簿記3級合格体験記】家族との時間が最優先な方の勉強方法とは？

<h2 id="he30d7b1380">高校の金融教育にFunda簿記が導入された事例</h2><p>この記事では、<span style="color:#c7243a">立命館慶祥高校</span>の金融教育で、簿記の学習アプリ「<a style="color:#0186ab" href="https://boki.funda.jp/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Funda簿記</a>」を導入した事例を紹介します。<br><br>今回は、金融の授業を担当する大沢先生に直接お話を伺いました。<br><span style="color:#c7243a">金融教育に力を入れている背景</span>や、<span style="color:#c7243a">Funda簿記を導入した理由</span>などについて説明していますので、ぜひ最後までご覧ください。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/e5c92388d10a4420bd304659d08a348c/%E3%80%90Funda%E7%B0%BF%E8%A8%98%E3%80%91%E5%B0%8E%E5%85%A5%E4%BA%8B%E4%BE%8B_%E3%81%82%E3%81%98%E3%81%9F%E3%82%93%20(1).png?w=1920&amp;h=1080" alt="大沢先生"></p><h5 id="hf1743a6c10"><span style="color:#68688a">_ARTICLE_TOC_</span></h5>

<h3 id="h322734cc4f">導入高校の概要</h3><p>はじめに、Funda簿記を導入していただいた<span style="color:#c7243a">立命館慶祥高校</span>について簡単に紹介します。<br><br>立命館慶祥高校は、北海道の江別市に位置する私立高校で、今年度開校30周年を迎えます。<br><br><span style="color:#000000">「世界に通用する18歳」をスローガンとしており、</span>チャレンジ精神に満ちた人、社会の変化に対応し自ら深く考え行動する人、「グローバル・シチズンシップ」を備えた人、を「育成する生徒像」とし、さまざまな教育を行っています。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/d76da062283042a6ac36c85de629f5cd/%E7%AB%8B%E5%91%BD%E9%A4%A8%E6%85%B6%E7%A5%A5%E9%AB%98%E6%A0%A1%E3%81%AE%E5%B0%8E%E5%85%A5%E4%BA%8B%E4%BE%8B_%E4%BF%AE%E6%AD%A3%E7%89%88%20(2).jpg?w=1280&amp;h=720" alt="立命館慶祥高校のスローガン"><br><span style="color:black">また、立命館慶祥高校には、さまざまな進路実現に</span>向け、高校3年生で<span style="color:black">3つのコースを用意した教育プログラムが設けられています。</span></p><ul><li>SPコース：東大・京大・医学部医学科を目指すコース</li><li>難関大コース：難関国公立大学・私立大学・海外大学を目指すコース</li><li>立命館コース：立命館大学・立命館アジア太平洋大学への進学に特化したコース</li></ul><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/8ad666ad17b64d69acfa8f8f89b33b04/%E7%AB%8B%E5%91%BD%E9%A4%A8%E6%85%B6%E7%A5%A5%E9%AB%98%E6%A0%A1%E3%81%AE%E5%B0%8E%E5%85%A5%E4%BA%8B%E4%BE%8B%E2%91%A1.jpg?w=1280&amp;h=720" alt="立命館慶祥高校の教育プログラム"><br><span style="color:#000000">このように、立命館慶祥高校は</span>多様な進路実現が可能な教育プログラムや学習環境を提供しており、東大・京大・医学部医学科をはじめとする難関大学への高い<span style="color:#000000">進学実績を持つ北海道の代表的な進学校の一つと言えます</span>。<br><a style="color:#0186ab" href="https://www2.spc.ritsumei.ac.jp/top_menu/topmenu.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">立命館慶祥高校 ホームページ</a><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/e7f7d7ed1040430ea054e1fd528672c8/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%894.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="立命館慶祥高校"></p>

<h3 id="h2ae03dd66f">金融教育を重視する背景</h3><p>立命館慶祥高校では、高校3年生（立命館コース）の学校設定科目において「金融講座」が設定されており、金融教育にも力を入れています。<br>ここからは、講座を担当されている大沢先生にお話を伺いました。</p>

<h4 id="ha83f24cb77">理由①：他校との差別化</h4>

大手町さん

<p>なぜ、高校で簿記や会計などの金融教育に力を入れているのですか？</p>

大沢先生

<p>弊校が金融教育を重視する理由は主に2つあります。 1つ目は、他校との差別化です。 金融教育を取り入れることで、独自性のある授業を提供し、他の学校ではできない取り組みや授業を実現したいという想いがあります。</p>

<p>立命館慶祥高校は世間のニーズやトレンドに敏感な学校であり、今話題の投資や資産形成などの金融教育も積極的に取り入れる姿勢があります。</p>

<h4 id="hff8410a112">理由②：生徒の将来を見据えた教育方針</h4>

<p>2つ目は、生徒の将来を見据えた教育方針です。 <br>お金を正しく使う力や正しく貯める力などを高校生のうちから身に付けて欲しいと考えています。そして、金融教育を通じて生徒たちが自分の得意分野を見つけ探究していく過程で、大きく成長する可能性に期待を寄せています。</p>

<p>具体的に、どのようなビジョンを考えていますか？</p>

<p>生徒たちが将来、株主に応援されながら実際に社会で活躍する存在になって欲しいです。企業分析や投資を学ぶ中で、生徒たちが「自分自身が投資される対象」であることに気づき、社会に貢献できる人材に成長してほしいと考えています。社会で活躍するためには、どのようなスキルを身に付ける必要があるかを自分で考え、卒業後の大学生活で必要なスキルを磨いてほしいです。</p>

<p>立命館慶祥高校では生徒を第一に考え、充実した教育や学習環境を用意しています。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/083798a425ac40a3ad1628bc88608a34/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%895.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="金融教育を重視する背景"></p>

<h3 id="h9cf3e8e907">導入以前の課題</h3><p>Funda簿記を導入する前から、金融に関する授業を行っていましたが、<span style="color:#c7243a">いくつか課題を感じていた</span>とのことです。</p>

<p>Funda簿記を導入する前は、どのような授業を行っていたのですか？</p>

<p>以前は、実際に会計士をお呼びし、会計士講座を行っていました。しかし、講師が年齢的に退任したことをきっかけとして、代替となる金融講座を新しく取り入れることにしたんです。</p>

<p>立命館慶祥高校では、本物の弁護士にお願いして司法講座を教育として取り入れたり、起業家の人に来てもらって起業家講座を取り入れたりしており、教育に熱心な学校であることが伝わります。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/2b93519f3ab6440fb16f2ac0b3cb37e5/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%896.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="立命館慶祥高校の講座"></p>

<p>新しく取り入れた金融講座では、具体的にどのような授業をされていたんですか？</p>

<p>金融の知識が体系的に学べるFPの授業を行っていました。実は、金融教育の1つのゴールに日経STOCKリーグの入賞があるんです。</p>

<h4 id="h147586d14d">日経STOCKリーグとは</h4><p>日経STOCKリーグとは、<span style="color:#c7243a">中学生・高校生・大学生を対象とした金融・経済学習コンテスト</span>です。<br><br>参加学生は、投資テーマを設定し、そのテーマに沿った株式ポートフォリオ（10〜20銘柄）を500万円の仮想資金で構築します。その後、学んだことや分析結果をレポートにまとめて提出し、審査員に評価されます。<br><br>実践的な投資学習を通じて、経済・金融リテラシーを高めるとともに、チームワークやコミュニケーション能力、問題解決能力の向上も目指すプログラムです。<br><br>参考：<a style="color:#0186ab;background-color:#ffffff" href="https://manabow.com/sl/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">日経STOCKリーグ | man@bowまなぼう</a><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a00fe92a917c4673b4e509563f9d6f0c/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%897.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="日経STOCKリーグ"></p>

<p>日経STOCKリーグでの入賞を目指すためには、FPだけでなく決算書や企業分析の力が身に付く簿記の授業も必須だと考えています。しかし、簿記を教えるには私自身ハードルが高いと感じているんです。そこで、代替案として動画教材も考えたのですが、私立で授業料を親御様に払っていただいているのに、教員が授業時間で動画を流すだけなのはどうなのかという結論になり、動画教育は没になりました。</p>

<p>動画教育だと、生徒のモチベーションが上がらない可能性もありますからね。</p>

<p>金融講座を新しく取り入れたのですが、簿記を教えられる教員が足りず、また教材もないという課題を抱えている状態でした。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/ba682132517849438494501e63fe56cb/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%897.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="導入以前の課題"></p>

<h2 id="h6fd1f6e16f">Funda簿記を導入した理由</h2><p>上記のような課題がある中で、<span style="color:#c7243a">なぜFunda簿記アプリを金融講座に導入したのか</span>について伺いました。</p>

<h3 id="hfab1573f64">実用的な知識を生徒が身に付けて欲しいため</h3>

<p>弊社の簿記学習アプリ「Funda簿記」を金融教育に導入しようと思った理由は何ですか？</p>

<p>1番は実用性のある知識を生徒が身に付けて欲しいためです。 簿記の資格取得を目指しているというよりは、社会でも活かせる知識を学んでもらい、日経STOCKリーグでの活用、そしてその後の人生に役立ててもらいたい想いがあります。</p>

<p>Funda簿記では、資格取得を目指した知識だけでなく、実際の企業事例や日常生活で登場するニュースの論点なども扱っており、生きた簿記の知識を身に付けることができます。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/83fc07459069480ab4eb312f1ddc52c7/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%898.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="企業事例を用いた解説"></p>

<h3 id="h8ee6680351">ゲーム感覚で学習を進められるため</h3>

<p>また、ゲーム感覚で学習を進められる点も非常に魅力的でした。 これであれば生徒のモチベーションも上げることができますし、自主的に日経STOCKリーグに向けて頑張ってもらえると思います。</p>

<p>Funda簿記には、間違いを正したくなるメダルシステムや進捗状況が可視化されるダッシュボードなど、まるでゲーム感覚で学習を進めたくなる仕組みが用意されています。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/e5e62544b6e348b399a012ca31705fb1/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%899.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="メダルシステム"><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/4dceb73e1fde4381b61f668bd6fb32b1/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8910.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="進捗状況が可視化されるダッシュボード"></p>

<p>このアプリであれば、私自身も教えることができ、簿記教員の不足や教材がない問題も解消できそうです。</p>

<p>それは良かったです！ <br>生徒の将来に役立てるよう、今後もアプリサービスの向上に精進します！</p>

<h2 id="ha214098e44">まとめ</h2><p>今回は、立命館慶祥高校が金融教育に力を入れている背景や、Funda簿記を導入した理由について紹介していきました。<br>インタビューに応じてくださった大沢先生、お忙しい中ありがとうございました。この場を借りて、改めて深く感謝申し上げます。</p>

<h3 id="hd038c471f1">Funda簿記を高校の金融教育に導入してみませんか？</h3><p>「生徒に簿記を楽しく勉強して欲しい」「実用的な簿記の知識を身に付けて欲しい」とお思いの先生方、Funda簿記を金融の授業に導入してみませんか？<br><br>少人数からの利用などにも対応しております。ぜひ気軽にご連絡ください。<br><a href="https://boki.funda.jp/contact/business"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/737390bbcb72405ebc56d69adf6cbc11/Funda%E7%B0%BF%E8%A8%98%EF%BC%9A%E6%B3%95%E4%BA%BA%E5%90%91%E3%81%91%E5%B0%8E%E5%85%A5%E7%9B%B8%E8%AB%87%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC%20(1).png?w=1280&amp;h=620" alt="Funda簿記導入相談窓口"></a></p>

この記事では、立命館慶祥高校の金融教育で、簿記の学習アプリ「Funda簿記」を導入した事例を紹介します。今回は、金融の授業を担当する大沢先生に直接お話を伺いました。金融教育に力を入れている背景や、Funda簿記を導入した理由などについて説明していますので、ぜひ最後までご覧ください。

金融教育の授業でFunda簿記を導入！立命館慶祥高校の事例

<h2 id="h32cae84837">Funda簿記の導入事例</h2><p>2024年9月より<span style="color:#c7243a">東京都立第一商業高等学校</span>（以下，第一商業高校）の授業で、簿記の学習アプリ「<a style="color:#0186ab" href="https://boki.funda.jp/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Funda簿記</a>」を導入しました。<br><br>今回は、簿記の授業を担当する山縣（やまがた）先生、對馬（つしま）先生、加瀬（かせ）先生に直接お話を伺いました。<br><span style="color:#c7243a">Funda簿記を導入した背景</span>や、<span style="color:#c7243a">アプリの使い方説明会の様子</span>などについて紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。</p><h5 id="hf1743a6c10"><span style="color:#68688a">_ARTICLE_TOC_</span></h5>

<h3 id="h322734cc4f">導入高校の概要</h3><p>はじめに、Funda簿記を導入していただいた<span style="color:#c7243a">第一商業高校</span>について簡単に紹介します。<br><br>第一商業高校は、東京都の渋谷区に位置する商業高校です。簿記や会計、ビジネスなど、商業教育を中心に実践的なスキルを身につけることができるカリキュラムが特徴的です。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a313f858674e41bfbd9ab5025e59fe62/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%891.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="東京都立第一商業高校"><br>今回導入するのは、1年生の発展クラス93人の生徒達です。第一商業高校では、1年生で簿記の科目が必修として用意されており、検定試験に挑戦する機会も設けられています。<br><a style="color:#0186ab" href="https://www.metro.ed.jp/daiichishogyo-h/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">東京都立第一商業高校 ホームページ</a><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/e197054727354825ad9708a2d33a2ca4/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%892.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="第一商業高校の教育カリキュラム"></p>

<h3 id="hb1d14b9536">Funda簿記の導入背景</h3><p>都立の商業高校がなぜ「Funda簿記」のアプリを授業に導入したのでしょうか？<br>ここからは、<span style="color:#c7243a">Funda簿記を導入した理由</span>について山縣先生に伺いました。</p>

<p>今回はどのような背景で、1年生の発展クラスにFunda簿記を導入しようと思ったのですか？</p>

山縣先生

<p>以前、有志の生徒向けにFunda簿記を導入させていただきました。その際、当時高校2年生の董（とう）くんが半年で日商簿記3級と2級に合格したんです。</p>

<p>第一商業高校の生徒さんが、わずか半年で日商簿記3級と2級を取得した合格体験記はこちら</p>

今回は簿記アプリ「Funda簿記」を簿記の導入している東京都立第一商業高校の事例を紹介します。わずか半年で日商簿記3級と2級に合格することができた理由を教えていただきました。生徒に簿記を楽しく勉強してほしい先生方、簿記につまずく生徒を一人でも減らしたい先生方は、ぜひご覧ください。

高校生が日商簿記3級と2級に6か月で合格！【学習データ全て公開】

<p>実は、彼はアプリを使う前、全商簿記2級に落ちて発展クラスに入れなかったんです。そんな彼でもアプリを使って日商簿記2級に合格したのを見て、僕は衝撃を受けました。なので、僕が受け持っている1年生全員が日商簿記2級に合格し、それを進学に活かしてほしいという思いがあったんです。</p>

<p>なるほど！ありがとうございます。 <br>その思いに応えて必ず全員合格させます！</p>

<h2 id="h5c16997ccf">Funda簿記の使い方説明会を実施</h2><p>授業がスタートする前に、Funda簿記アプリの使い方を生徒向けに実施しました。その時の様子をご紹介します。<br><br>はじめに、アイスブレイクとして、<span style="color:#c7243a">簡単なビジネスモデルのクイズ</span>を行いました。このクイズは、簿記の勉強をすることで、企業の儲けの仕組みがわかる楽しさを伝えるという意図があります。</p>

<p>わざわざ足を運んで勉強会を実施していただきありがとうございます。</p>

<p>いえいえ！ <br>みなさん意欲的に参加してくださり、こちらもやりやすかったです！</p>

<p>続いて、<span style="color:#c7243a">アプリの使い方</span>を説明しました。<br>スライドの進め方やダッシュボードの見方などを一通り案内し、上記で説明した董くんの事例も紹介することで、生徒たちのモチベーションを上げていきます。</p>

新卒くん

<p>みんな集中して話を聞いていて偉いですね！</p>

<h3 id="h9309bcf521">生徒の感想</h3><p>それでは、説明会を聞いた生徒たちの実際の声を紹介していきます。</p>

生徒

<p>プレゼンが上手で話を聞いていて面白かったです。Funda簿記を使って日商簿記の3級に受かれるように頑張りたいです。</p>

<p>半年で受かった人がいるって聞いてわくわくしました。自分も受かりたいです。</p>

<p>今までの簿記の授業では、実際の企業と絡めて学ぶ場面がなかったので、実際の企業を交えたクイズを解くことでモチベーションに繋がりました。</p>

<h3 id="h43391f475d">先生がFunda簿記に期待すること</h3><p>最後に、第一商業高校で簿記の授業を担当する對馬先生と加瀬先生にFunda簿記アプリに期待していることについて伺いました。</p>

<p>對馬先生と加瀬先生がFunda簿記アプリに期待することは何ですか？</p>

對馬先生

<p>このアプリに期待しているのは、生徒達の姿勢です。スキマ時間にスマホで勉強できることで、勉強の楽しさが分かり、簿記以外の勉強に対する姿勢が変わってくることを期待しています。</p>

加瀬先生

<p>Funda簿記に期待することは、生徒の自己肯定感の向上です。簿記の検定に合格することで、生徒の自己肯定感が高まり、勉強以外でもより良い方向に進んでいくことを期待しています。</p>

<h2 id="ha214098e44">まとめ</h2><p>今回は、第一商業高校にFunda簿記を導入した背景や、アプリの使い方説明会の様子について紹介していきました。<br><br>インタビューに応じてくださった山縣先生、對馬先生、加瀬先生、お忙しい中ありがとうございました。この場を借りて、改めて深く感謝申し上げます。</p>

この記事では、2024年9月から東京都立第一商業高等学校で簿記学習アプリ「Funda簿記」を導入した事例を紹介します。今回は、簿記の授業を担当する山縣先生、對馬先生、加瀬先生に直接お話を伺いました。Funda簿記を導入した背景や、アプリの使い方説明会の様子などについて紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

東京都の高校に初めてFunda簿記を導入！都立第一商業高校の事例

<p>高校生に簿記や会計を教えるのは難しいという課題はありませんか？<br>簿記アプリ「Funda簿記」を開発するFundaでは、様々な教育機関にて、簿記や会計の魅力を伝える活動を行っています。<br>今回、東京都立第一商業高等学校（以下、第一商業高校）にて「財務諸表分析」をテーマにした授業を実施する機会をいただきました。<br>生徒の皆さんは積極的に参加してくださり、先生方も一緒に授業を楽しんでいただきました。あっという間の1時間でしたが、生徒の理解度と満足度の高さが印象的でした。<br><br>この記事では、第一商業高校で実施した授業の内容を詳しく紹介します。以下の点について詳しく解説しますので、簿記や会計の授業に悩んでいる先生方や、生徒の理解度向上を目指している商業高校の先生方には、ぜひ参考にしていただきたい内容です。</p><ul><li>クイズを用いた参加型授業の進め方</li><li>簿記・会計の基礎知識の効果的な教え方</li><li>生徒の理解度を確認する方法</li></ul><p>それでは、早速第一商業高校での授業の様子を見ていきましょう。<br><a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt="Funda簿記の公式LINEに登録しよう"></a></p><h5 id="hf1743a6c10">_ARTICLE_TOC_</h5><p><br></p>

<h2 id="h7c70a8057e">参加型授業の進め方</h2><p>第一商業高校の授業では、高校生に対して「簿記や会計に興味を持ってもらう」という目的が特に強かったため、参加型の授業を行いました。<br>その際に特に意識した点は下記の2点です。</p><ol><li>フラッシュ講義</li><li>難易度調整</li></ol><p>それぞれ具体的に紹介します。</p><h3 id="h378f2bafa4">スライドを通じたフラッシュ講義</h3><p>Fundaの講義では、フラッシュプレゼンテーションを採用しています。<br>フラッシュプレゼンテーションは、短い時間で多くの情報を効果的に伝えるプレゼンテーション手法の一つです。<br><br>高校生向けの授業において、このフラッシュプレゼンテーションが下記の点から非常に有効と考えています。</p><ul><li>受講者の注意を引き付け、集中力を維持できる</li><li>短時間で多くの情報を印象的に伝えられる</li></ul><p><br>このフラッシュプレゼンテーションと、クイズを組み合わせることで、最後まで集中力を持続させることが可能となります。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/45a37a9860fd44d2a922f73015c2b491/%E9%83%BD%E7%AB%8B%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%95%86%E6%A5%AD%E2%91%A0.png" alt=""><br></p><h3 id="he27ccd2122">参加者のレベルに応じた難易度調整</h3><p>また、全員参加型の授業の場合、参加者のレベルにあった教材作りも非常に重要です。<br>今回の授業では、下記の3パターンのクイズを用意しました。</p><ul><li>完全初学者向け</li><li>初心者向け</li><li>中級者向け</li></ul><p>事前にアンケートを実施し、最も適切な難易度のクイズをその場で選択します。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/175b8c3ec0424a43ae90626d38f0ca26/%E9%83%BD%E7%AB%8B%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%95%86%E6%A5%AD%E2%91%A1.png" alt=""></p>

<h2 id="h58f55d9c46">参加者を飽きさせない仕組み</h2><p>スライドや難易度を調整することは前提条件ですが、最も重要なのは「面白いコンテンツ」です。<br>Fundaの授業では、身近な事例を通じて、最後まで飽きさせない工夫を凝らしています。</p><h3 id="h011d755d27">身近な事例が多数登場</h3><p>クイズで登場する事例は、すべて身近なものばかりです。<br>GoogleやInstagramなどのSNS、喫茶店チェーン、回転ずし、スーパー銭湯など、高校生が頻繁に利用する商品やサービスを取り上げています。<br>これらの馴染みのある事例を、簿記・会計の視点から解説することで、生徒の興味関心を刺激します。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/55b9d9fa47984d09a9b6f9cf6fc28786/%E9%83%BD%E7%AB%8B%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%95%86%E6%A5%AD%E2%91%A2.png" alt=""></p><h3 id="h12ed451700">地域特有のローカライズ</h3><p>また、その学校のある地域特有のテーマを扱うことも重要です。<br>第一商業高校の最寄り駅は東急東横線の「代官山駅」です。多くの学生がこの駅を利用しています。<br>そこで、今回はいつも利用している東急グループの事例を通じて、経営戦略がどのように数字に反映されるかを解説しました。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/14207e5e0c1541019bcef2f56c713cad/%E9%83%BD%E7%AB%8B%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%95%86%E6%A5%AD%E2%91%A3.png" alt=""></p>

<h2 id="h3f034c365f">授業実施の手応え</h2><p>最後に、今回の授業の反応について紹介します。<br>Fundaでは毎回の授業にて、以下の2点を必ず確認し、今後の授業改善に活用しています。</p><ul><li>生徒の理解度</li><li>生徒の授業満足度</li></ul><p>それぞれ解説します。</p><h3 id="h977a393a24">生徒の理解度を確認する方法</h3><p>授業の最後には、アプリを使った確認テストを実施しています。<br>その場で生徒の理解度を確認し、授業の効果を測定しています。<br>今回は、授業で扱った財務諸表分析の論点を問う内容を出題したところ、参加者の正答率は98％を超えていました。<br>1時間の授業内容をしっかり身につけていることがわかります。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/822a271134094fe5a6dbd6bddcb815b0/%E9%83%BD%E7%AB%8B%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%95%86%E6%A5%AD%E2%91%A1.png" alt=""></p><h3 id="h740936a36b">生徒の興味関心を測定</h3><p>また、同時に生徒からの授業満足度も入力してもらっています。<br>今回の回答率は95％であり、そのうちの「たいへん満足した」は93％という非常に高い結果となりました。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/e9255986e82e4bdd97eb0291aad6f691/image.png" alt=""></p><h3 id="hed8532e6d5">授業を受けた先生や生徒の感想</h3><p>以下、実際に参加した先生や学生のコメントを紹介します。</p>

学生さん

<p>授業を受ける前と受けた後で、損益計算書の読み方が大きく変わった。</p>

<p>事例がとても面白く、企業の特徴やビジネスモデルがわかりやすく学べました！</p>

<p>話がとても面白く、簿記の勉強意欲が向上しました！</p>

先生

<p>スピード感のある授業で、気づいたときには授業が終わっていました。あのスライド、どうやって作ってるんですか？スライド作成の授業もして頂きたいです。</p>

<p>生徒と一緒にクイズに挑戦してとても楽しかったです。結構間違えちゃいました笑</p>

<h2 id="ha214098e44">まとめ</h2><p>以上、第一商業高校で実施した授業レポートでした。<br>授業に参加してくださった高校生の皆さん、そして お忙しい中、授業に参加してくださった先生方に心より感謝申し上げます。<br>この授業を通じて、1人でも多くの方に簿記や会計の面白さが伝わりましたら幸いです。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f99e338785c64b379640d7a086b88889/%E9%83%BD%E7%AB%8B%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%95%86%E6%A5%AD%E2%91%A4.png" alt=""><br>Fundaでは、簿記アプリ「Funda簿記」をご利用いただいている教育機関にて、簿記や会計の特別授業を実施しています。<br>ご興味のある方は、ぜひお気軽にご連絡ください。<br><br><a href="https://boki.funda.jp/contact/business"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/737390bbcb72405ebc56d69adf6cbc11/Funda%E7%B0%BF%E8%A8%98%EF%BC%9A%E6%B3%95%E4%BA%BA%E5%90%91%E3%81%91%E5%B0%8E%E5%85%A5%E7%9B%B8%E8%AB%87%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC%20(1).png?w=1280&amp;h=620" alt="Funda簿記導入相談窓口"></a><br></p>

東京都立第一商業高校で財務諸表分析をテーマにした授業を実施しました。クイズを用いた参加型授業で、生徒の理解度と満足度を高めることに成功した結果となりました。この記事では、財務諸表の見方や分析手法を楽しく学べる授業内容と工夫を紹介します。商業高校の先生必見の授業事例です。

【授業レポート】高校生が財務諸表分析に挑戦！都立第一商業の事例

<p>今回の記事では、「簿記・会計教育」をテーマに、東京理科大学様とFunda簿記で共同研究した内容についてを紹介します。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a5bf227765b6466582f14165810bcff3/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%891.JPG" alt=""><br>簿記を学習中の方はもちろん、簿記・会計の教育に携わる方にも有用な内容となっていますので、ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです。<br><a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt="Funda簿記の公式LINE"></a></p><h5 id="hf1743a6c10">_ARTICLE_TOC_</h5><h2 id="hd08541d88f">東京理科大学との共同研究の概要</h2><p>東京理科大学岩澤ゼミの学生3名が簿記学習アプリ「Funda簿記」の学習データを用いて単元ごとのミス傾向を分析し、効果的な勉強方法を提言した研究内容が<span style="color:#c7243a">第8回アカウンティングコンペティションの実践的研究分野において優秀賞を受賞しました</span>。</p>

<p>この度は優秀賞の受賞おめでとうございます！</p>

<h3 id="h93dac12a89">アカウンティングコンペティションとは</h3><p>アカウンティングコンペティション（通称：アカコン）は、2016年に創設された<span style="color:#c7243a">会計学分野における大学生の研究発表会</span>です。<br><br>2023年12月24日に開催された第8回では、同時開催方式（2方式×2分野＝4部門で表彰する方式）で行われ、71チーム、29ゼミ、23大学が学術的研究分野と実践的研究分野に分かれて、研究成果を競いました。<br><br>出典：<a style="color:#0186ab" href="http://accocom.com/%e3%82%a2%e3%82%ab%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%83%9b%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8/%e7%ac%ac7%e5%9b%9e%ef%bc%882022%e5%b9%b4%ef%bc%89%e5%ae%9f%e6%96%bd%e8%a6%81%e9%a0%98/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">第8回（2023）実施要領｜アカコンホームページ</a><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/66d24dc9775e4fd3804b0cf0a38ec65b/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%892.JPG" alt=""></p><h3 id="ha82f5ecb95">受賞者・指導教員</h3><p>Funda簿記と共同研究し、見事優秀賞を受賞した東京理科大学岩澤ゼミの学生3名を紹介します。</p><ul><li>経営学部経営学科3年の後藤大翔さん</li><li>経営学部経営学科3年の佐藤由衣さん</li><li>経営学部経営学科3年の杉本秋さん</li></ul><p>下の写真は、左から杉本さん、佐藤さん、後藤さんです。<br>3人のインタビューに関しては、後ほど紹介します。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a03f0d3c803e49158d736046520c1814/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%893.JPG" alt=""><br>また、学生3名の指導を行ったのは東京理科大学経営学部経営学科の講師である<span style="color:#c7243a">岩澤佳太先生</span>です。</p>

<p>岩澤　佳太（いわさわ　けいた）東京理科大学経営学部経営学科　講師<br>慶應義塾大学商学研究科博士課程終了後、立教大学経営学部助教を経て、2022年より現職。<br>専門は会計学で、主に「コスト」を切り口に、企業にとって有効なマネジメントとはどのようなものか、そのメカニズムや阻害要因等を定性的かつ定量的なアプローチで研究している。<br><a style="color:#0186ab" href="https://www.tus.ac.jp/ridai/doc/ji/RIJIA01Detail.php?act=pos&amp;kin=ken&amp;diu=7618" target="_blank" rel="noopener noreferrer">詳しくはこちら</a><br></p>

<h3 id="hd8930df7e7">受賞内容</h3><p>受賞題目は「<span style="color:#c7243a">簿記の得意不得意は何で決まるのか？～仕訳回答データ5千件超とアンケートの分析より～</span>」です。<br><br>今回の共同研究は、簿記学習においてミスが起こる要因や苦手意識を持つ要因について、膨大なデータ分析から検証した研究です。簿記学習アプリ「Funda簿記」の学習データを分析し統計的に検証することで、分野ごとのミス傾向等を分析しました。<br>膨大なビックデータの分析に基づいて、簿記学習に対して有意義な提言を行ったことなどが高く評価され、全体2位となる優秀賞の受賞に至りました。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/0cdb1e1c690e40d4a831162d6fb077c8/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%894.JPG" alt=""></p><h2 id="h1db3fd5305">研究内容「簿記の得意不得意は何で決まるのか？」</h2><p>それでは、東京理科大学とFunda簿記で共同研究した内容についてを要約して紹介します。<br>研究内容はタイトルにもある通り「<span style="color:#c7243a">簿記の得意不得意は何で決まるのか？</span>」です。簿記が嫌いになってしまう要因をデータをもとに解明し、効果的な勉強方法を提言します。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/703bbe14c97c46f4b64ec675e3577d11/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0001.jpg" alt=""></p><h3 id="hde1573aa46">研究目的</h3><p>はじめに、研究目的を明確にするために、<span style="color:#c7243a">先行研究</span>についてをいくつか見ていきます。<br><br>学習方法に関する先行研究によると、<span style="color:#c7243a">学習内容・方法は成績や苦手意識に影響がある</span>とされています。たとえば、簿記の講義では資格試験のために暗記重視の学習になり、面白さを感じにくい点から苦手意識を持つ人が多くいます。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f8e047edacb14c6aa635b5e57e2bbe72/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0006.jpg" alt=""><br>また、学習者の特性に関する先行研究では、<span style="color:#c7243a">学習者の特性は学習量・成績に影響を及ぼす</span>とされています。たとえば、誠実性の高い人は他の人に比べて学習量が多くなります。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/e1aaf588034c4604a01c6851b348c98e/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0007.jpg" alt=""><br>簿記教育に関する先行研究においては、<span style="color:#c7243a">結論・暗記ベースの学習で各単元の習熟度の差が生じる</span>とされています。このことから、暗記学習だけでは簿記を完璧に理解することは難しいことが分かります。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/52e308efd91d43a7be81c41b8b038ab5/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0008.jpg" alt=""><br>最後に、山根氏によると、<span style="color:#c7243a">簿記の各単元と各得意科目やGPAに相関がある</span>と結論付けています。簿記の単元ごとに求められる能力が異なるため、各単元で効果的な勉強方法も異なることがこの先行研究から分かります。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/5ff6287ab50c4bd59c349c3e69698218/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0010.jpg" alt=""><br>上記の先行研究をまとめます。</p><ul><li>学習内容・方法は成績や苦手意識に影響あり</li><li>学習者の性質は学習量・成績に影響あり</li><li>結論・暗記ベースの学習で各単元の習熟度の差が生じる</li><li>簿記の各単元と得意科目やGPAとの間に相関あり</li></ul><p>以上を踏まえると、簿記嫌いになってしまう理由を説明するためには、「<span style="color:#c7243a">仕訳問題の各単元に着目して、簿記の得意不得意を分ける要因を解明する</span>」ことが賢明です。こちらが本研究の目的となります。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/7e1abe8ca2f94edc8e357b13950e9303/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0011.jpg" alt=""></p><h3 id="hee0609de82">研究のステップ</h3><p>研究目的を達成するために、以下の3ステップで簿記の得意不得意を分ける要因を解明します。</p><ol><li>仕訳問題にはどのようなミスがあるのか？</li><li>単元ごとにミス傾向の違いがあるのではないか？</li><li>単元ごとの得意不得意には、勉強方法や得意科目が影響しているのではないか？</li></ol><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/751dc5b245ed44439f027bee41b73e31/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0013.jpg" alt=""><br><br>また、その際に以下の2つのデータを用いて分析していきます。</p><ul><li>「Funda簿記」の仕訳問題回答データ</li><li>東京理科大学経営学部経営学科1年生144人を対象とした簿記に関するアンケート</li></ul><p>具体的なデータ収集について説明します。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f56753447bef4177ac1ee1d7bf69104b/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0014.jpg" alt=""><br>簿記学習アプリ「Funda簿記」では、仕訳問題の回答データを収集することができます。そのため、こちらのデータをもとに単元ごとのミスのパターンや傾向についてを分析します。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/781d2dd6c9d84addb8b5e518f0434da1/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0017.jpg" alt=""><br>簿記初学者に対する各単元の得意不得意・学習方法などを調査するために、東京理科大学経営学部経営学科1年生を対象に簿記学習に関するアンケートを取り、学習方法や学習者の性質の影響を抽出します。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/9f0cdbe4c8a34f3c9b2dbd3249c11567/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0020.jpg" alt=""></p><h4 id="hefc05f08f6">STEP1．仕訳問題にはどのようなミスがあるのか？</h4><p>はじめに、仕訳問題のミスを種類分けするために、簿記学習アプリ「Funda簿記」の3級合格者50名分の仕訳問題回答データを収集します。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/69f11a9596604d22a264b052166a18eb/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0022.jpg" alt=""><br>整理したデータをミスの種類ごとに分けて、フローチャートでまとめます。<br>具体例として、数字の桁数を間違えた場合は「ケアレスミス」に分類し、数字は合っているのに勘定科目が違う場合は「単元の理解不足」に分類します。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/50903266a46540a38a92c3eb6061da44/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0026.jpg" alt=""></p><h4 id="h1e48124664">STEP2．単元ごとにミス傾向の違いがあるのではないか？</h4><p>STEP1でまとめたミスの種類は、ミスの原因によって4つのミス傾向に区別することができます。</p><ul><li>ケアレスミス</li><li>論点抜け</li><li>理解不足</li><li>暗記不足</li></ul><p>フローチャートを用いたミス分類データを見ると、各単元でミスの割合が異なります。つまり、<span style="color:#c7243a">単元ごとにミスの傾向に違いがある</span>ことが分かります。<br>たとえば、ケアレスミスが多い論点は「貸付・借入」に対して、論点抜けがが1番多い論点は「有形固定資産の購入」です。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/225f5e1a918b4814bebb54c208f3ae10/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0033.jpg" alt=""><br>また、アンケートの分析結果によると、学生がそれぞれ苦手だと思っている単元には偏りがあるように見えます。<br>このことから、<span style="color:#c7243a">単元ごとに得意不得意が分かれる</span>ことが読み取れます。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/9bc34cb528c14a03ba3435564acf5f28/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0036.jpg" alt=""></p><h4 id="h7f0da908f8">STEP3．単元ごとの得意不得意には、勉強方法や得意科目が影響しているのではないか？</h4><p>STEP2の分析によって、単元ごとに固有のミス傾向があることを発見しました。したがって、<span style="color:#c7243a">各単元で求められる勉強方法が異なるのではないか</span>という仮説が立てられます。これを仮説①とします。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/94a0b0882c2c41b3bf7b23c1e3264851/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0039.jpg" alt=""><br>今回はわかりやすく、アンケート結果を以下の4つの勉強方法に分類して仮説検証を行います。</p><ul><li>外向勉強タイプ</li><li>基礎重視勉強タイプ</li><li>パワー勉強タイプ</li><li>コツコツ勉強タイプ</li></ul><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/e8f79de8e475405eae43369251328804/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0040.jpg" alt=""><br>次に、STEP1で触れた「簿記学修達成度と高校時代の得意科目との関係性」から、<span style="color:#c7243a">単元によって高校時代の得意科目との関係が異なるのではないか</span>という仮説が立てられます。これを仮説②とします。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/529a837afc1e45918c1e2140bed315f2/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0041.jpg" alt=""><br>上記の仮説を2つの単元に焦点を当てて検証します。</p><ul><li>固定資産の改良・修繕</li><li>現金過不足</li></ul><p>固定資産の改良・修繕の単元は暗記不足によるミスが多い傾向にあります。一方、現金過不足の単元は理解不足によるミスが多い傾向にあります。<br>この2つの単元で、<span style="color:#c7243a">求められる勉強方法</span>と<span style="color:#c7243a">得意科目との関係性</span>が異なるのかを見ていきます。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/876e8319a9a8496a837673b0610cd619/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0045.jpg" alt=""><br>最初に、仮説①について検証します。<br>重回帰分析の結果、固定資産の改良・修繕の単元の場合、パワー勉強タイプと基礎重視勉強タイプと関係があることが分かります。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/28cf43066ef8444f80b1918debf44410/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0047.jpg" alt=""><br>一方、現金過不足の単元の場合は、パワー勉強タイプと関係があることが分かります。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/e60a34268ec74467bcc927c5558e4b37/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0048.jpg" alt=""><br>以上の結果から、<span style="color:#c7243a">単元ごとに求められる勉強方法は異なる</span>ことが証明できます。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/b5fc983f12d24355a66b073ed7901cef/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0049.jpg" alt=""><br>次に、仮説②について見ていきます。<br>t検定の結果、固定資産の改良・修繕の単元は、数学の得意度と関係があることが分かります。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/1c4033aa92ba408591f0278a544c1c20/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0051.jpg" alt=""><br>一方、現金過不足の単元は、数学の得意度との関係は見られませんでした。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/483acdf99c7c436a9d8c2192ba655610/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0052.jpg" alt=""><br>以上の結果から、<span style="color:#c7243a">単元によって高校時代の得意科目との関係が異なる</span>ことが証明できます。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/dad87c4d02844aaa95d04b7431b16733/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0053.jpg" alt=""><br>仮説①と仮説②の検証の結果、<span style="color:#c7243a">各単元で有用な勉強方法や能力（得意科目）との関係性が異なる</span>ことが分かりました。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a635f2083d0345c68cc801e00f3f44ba/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0054.jpg" alt=""></p><h3 id="h877ab5691f">研究結果</h3><p>最後に本研究の結果をまとめます。<br>研究のステップ1～3によって、以下のことが分かりました。</p><ul><li>単元ごとに固有のミス傾向がある</li><li>単元ごとに有用な勉強方法や能力（得意科目）との関係性は異なる</li></ul><p>つまり、<span style="color:#c7243a">簿記の学習では、単元や問題ごとに適した勉強方法を考えるべきであり、また能力によって効率的な勉強方法が異なるため、自分に合った勉強方法を行うことが大切になります</span>。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/94772bcfd8114439ae56d4864e679c48/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%90%86%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6_page-0056.jpg" alt=""></p><h2 id="h59237dafe6">学生・先生によるコメント</h2><p>ここからは、Funda簿記と共同研究を行った東京理科大学岩澤ゼミの学生3人と指導教員である岩澤先生にお話を伺います。</p>

<p>今回の研究の取り組みや満足度、簿記の勉強をしている方へのアドバイスなどについてを色々聞いていきます。</p>

<h3 id="h1579bcfe71">佐藤由衣さん</h3><p>はじめに、佐藤由衣さんにお話を伺っていきます。</p>

<p>まずはお疲れさまでした！<br>今回の研究の取り組みに対してなにか苦労した点などはありますか？</p>

佐藤由衣さん

<p>1番苦労したのは方向性を決めたことです。<br>研究の3ステップや最後の結論をどのように持って行くかについて、先生のお話を色々伺ったりゼミ生の間でも話し合ったりして苦労した覚えがあります。</p>

<p>ありがとうございます！<br>今回の研究を終えて、簿記の勉強をしている方へアドバイスがあればぜひお願いします。<br></p>

<p>仕訳問題を解いて間違えたり、苦手だと感じたりしても、簿記を嫌いにならないでください。間違えた箇所を見直したり、もう一度理論に戻って復習を行ったりなどしたら、仕訳問題を解けるようになると思います。</p>

<p>素晴らしいですね！<br>最後に、自分の中での満足度について教えてください。</p>

<p>色々大変な部分はありましたし最優秀賞は取れませんでしたけど、ゼミ生との分析はすごく楽しかったので、満足度は120点です！</p>

<p>以上、佐藤由衣さんのコメントでした。<br>ありがとうございました！</p><h3 id="h4b1112cdd4">杉本秋さん</h3><p>続いて、杉本秋さんにお話を伺っていきます。</p>

<p>杉本さんよろしくお願いします！<br>今回の研究の取り組みで1番力を入れた点などはありますか？</p>

杉本秋さん

<p>1番力を入れた点は、フローチャートを作成してミスの傾向を分類ごとにまとめたことです。<br>どれがどのミスに分類するのかを判断する基準を作って、1つ1つミスを当てはめていく作業は大変でした。ただ、それと同時に、数字のデータに基づいて分析を行う重要性を実感しました。</p>

<p>素晴らしいですね！<br>いま簿記の勉強をしている方へなにかアドバイスがあればぜひお願いします。</p>

<p>問題を間違えた際に、ただ間違えたで終わらせるのではなく、間違えた理由を自分の中で分析しながら勉強した方が効果的だと思います。</p>

<p>なるほど、ありがとうございます！<br>最後に、今回の研究に対する満足度について教えてください。</p>

<p>最優秀賞を逃した点と、時間があれば人ごとのミス傾向についても分析したかった点を踏まえて、満足度は80点くらいです。</p>

<p>以上、杉本秋さんでした！<br>素晴らしい意見ありがとうございます。</p><h3 id="h1774b11105">後藤大翔さん</h3><p>続いて、後藤大翔さんにお話を伺っていきます。</p>

<p>この度は優秀賞の受賞おめでとうございます！<br>今回の研究の取り組みに対してやりがいを感じた点などはありますか？</p>

後藤大翔さん

<p>単元ごとにミス傾向の違いがあることを仕訳の回答データから統計的に確かめられた点は、研究をしていて非常にやりがいを感じました。</p>

<p>ありがとうございます！<br>簿記の勉強をしている方へなにかアドバイスがあればぜひお願いします。</p>

<p>間違えた問題に対して、なぜミスが起きたのかを分析して学習を進めていくことを大事にしてほしいです。</p>

今回は東京理科大学とFunda簿記で共同研究し、第8回アカウンティングコンペティションにおいて優秀賞を受賞した内容についてを解説します。記事の最後に、東京理科大学岩澤ゼミの学生3名と指導教員の岩澤先生のコメントも紹介しています。簿記学習者向けのアドバイスも載せていますので、ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです。

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