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試験情報

2025/10/06

【2度の挫折を経て簿記3級合格】忙しい社会人の勉強のコツとは?

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今回は、2025年3月に簿記3級に合格された会社員のE.N.さんにインタビューしました。
E.N.さんはFunda簿記の3級コースを利用し、見事合格を果たしています。

E.N.さんは仕事が忙しい上、もともと計画していた長期旅行もあり、学習を2度中断することになりました。社会人にとって、仕事と勉強を両立するのは大きな課題ですが、そんななかで資格取得を実現したE.N.さんの体験談は、多くの方の参考になるでしょう。

ぜひ最後までお読みください。

今回のインタビュアーは、Funda簿記で2級に合格し、現在はFunda簿記メンターとして活動しているゆうぞらさんです。

目次

  • 簿記学習を始めたきっかけは仕事でIR資料を読む必要があったから
  • 顧客との会話の質を上げるため簿記学習を開始
  • 勉強に集中できず、一度は学習から離れてしまった
  • 勉強方法を見直してスランプを克服
  • アウトプット重視に変えて理解度がアップ
  • 挫折を糧に学習タイミングを見直し、習慣化した方法
  • 学習の振り返りと今後の目標
  • Funda簿記合格体験記:まとめ
  • Funda簿記アプリで一緒に勉強しよう!


簿記学習を始めたきっかけは仕事でIR資料を読む必要があったから

顧客との会話の質を上げるため簿記学習を開始

ゆうぞらさんのアイコン

ゆうぞらさん

E.N.さん、こんにちは。
簿記3級合格、本当におめでとうございます。

E.N.さんのアイコン

E.N.さん

ありがとうございます。でも、かなり時間がかかってしまって…。
もしかしたら最初の勉強方法が合っていなかったのかもしれません。

ゆうぞらさんのアイコン

ゆうぞらさん

いえいえ、全くそんなことはありません。
学習データも拝見していますので、ぜひ一つずつお話をお伺いできればと思います。
まず、簿記の勉強を始めたきっかけを教えていただけますか?

E.N.さんのアイコン

E.N.さん

はい。
私はソフトウェア関連の会社で働いています。
仕事で顧客のIR(投資家向け情報)資料を読む機会があり、細かく読み込むことは少ないですが、お客様との会話で企業の今後の方針や投資の話題が出ることがあります。
そのとき、自分の言葉でしっかり説明するには会計の知識が必要だと感じました。

また、最近NISAを始めたこともあり、お金に関する知識を深めたいと思って簿記の勉強を始めました。

勉強に集中できず、一度は学習から離れてしまった

ゆうぞらさんのアイコン

ゆうぞらさん

E.N.さんは学習の途中でブランクがあったと伺いましたが、それはお仕事の都合でしょうか?

E.N.さんのアイコン

E.N.さん

はい。
仕事が繁忙期になったこともありますし、正直なところ最初はあまりやる気がなかったのだと思います。
最初から「絶対に資格を取る!」という強い気持ちがあったわけではなく、会計知識を身につけたいというのが主な動機でした。
そのうえ、予定していた長期の旅行もあって、学習を中断していた期間もありました。


勉強方法を見直してスランプを克服

アウトプット重視に変えて理解度がアップ

ゆうぞらさんのアイコン

ゆうぞらさん

ブランク明けに勉強を再開されたときの様子について教えてください。

E.N.さんのアイコン

E.N.さん

実は、ブランク前はずっとスライドを見て学ぶだけで、なんとなく分かったつもりになっていました。
しかし、しばらく離れてから再開したときに、その内容をほとんど覚えていないことに気づき、これはまずい!と危機感を覚えました。

E.N.さんのアイコン

E.N.さん

そこからは「何となく」ではなく、問題演習を中心にアウトプットを意識して学ぶように切り替えました。
すると、理解が一気に深まった実感がありました。

挫折を糧に学習タイミングを見直し、習慣化した方法

ゆうぞらさんのアイコン

ゆうぞらさん

ありがとうございます。お仕事もお忙しいと思うのですが、いつ勉強時間を確保していましたか?

E.N.さんのアイコン

E.N.さん

ブランク前は土日だけ、寝る前に少し手をつける程度でした。
でも、それでは全く足りないと実感しました。

E.N.さんのアイコン

E.N.さん

ちょうどその時期に仕事が少し落ち着いたので、空いた時間があればなるべく問題演習に取り組むようにしました。
また、「朝活」が良いとよく聞くので、仕事前に少しでも勉強する習慣を取り入れたら、自分でも驚くほど自然に続けられるようになりました。

学習の振り返りと今後の目標

ゆうぞらさんのアイコン

ゆうぞらさん

3級の勉強を振り返って、目標は達成できましたか?

E.N.さんのアイコン

E.N.さん

2度もブランクがあったので、実際に勉強した日数はさほど多くなかったかもしれませんが、長い道のりを経て合格できて良かったです。

E.N.さんのアイコン

E.N.さん

また、本を読むより簿記の勉強をした方が財務諸表の知識が深まると聞いていましたが、本当にその通りでした。
勉強を続けるうちに理解が深まっていくのがわかり、次は簿記2級にも挑戦してみたいと思っています。

Funda簿記合格体験記:まとめ

E.N.さんは元々、資格取得に強いこだわりはなく、学習も思うようには進んでいませんでした。
しかし、「このままではいけない」と気づき、勉強方法を変えたことで、無事合格されています。
現在は、IR資料への理解をさらに深めるため、簿記2級への挑戦も見据えているそうです。

お忙しいなか、貴重なお話をありがとうございました。今後のご活躍を心より応援しています。

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皆さんのご参加をお待ちしています!
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この記事を書いた人

著者:大手町のランダムウォーカー

大手町のランダムウォーカー

Funda社運営

トータルSNSフォロワー20万人の会計インフルエンサー。著書の『世界一楽しい決算書の読み方』はシリーズ累計30万部突破。

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