今回は、2025年3月に簿記3級に合格された会社員E.N.さんにお話を伺いました。
Funda簿記の3級コースにお申込みいただき、見事合格されました。
E.N.さんはお仕事が多忙で、元々予定していた長期のご旅行も重なり、学習を2度中断されています。
忙しい社会人にとって、学習と仕事の両立は大きな課題ですが、その中で簿記の資格取得を成し遂げたE.N.さんのお話は、多くの社会人にとって参考になるはずです。
ぜひ最後までご覧ください。
今回のインタビュアーは、Funda簿記で2級に合格後、Funda簿記メンターとして活動されているゆうぞらさんです。
目次
- 簿記学習のきっかけは仕事でIR資料を読む必要があったため
- 顧客との会話の質を上げるため簿記学習を開始
- 勉強に身が入らず勉強から離れていた
- 勉強方法を変えてスランプを乗り越えた
- アウトプット重視に変えて理解度がアップ
- 挫折した経験から学習タイミングを見直し習慣化
- Funda簿記合格体験記:まとめ
- Funda簿記アプリで一緒に勉強しよう!
簿記学習のきっかけは仕事でIR資料を読む必要があったため
顧客との会話の質を上げるため簿記学習を開始

ゆうぞらさん
E.N.さん、こんにちは。
このたびは簿記3級の合格おめでとうございます。

E.N.さん
ありがとうございます。
ただ、めちゃくちゃ時間がかかってしまいました…勉強方法が良くなかったかもしれません。

ゆうぞらさん
いえいえ、そんなことはありません。
学習データをこちらで拝見していますので、一つずつお話を伺えたらと思います。
まず、簿記学習を始めたきっかけを教えていただけますか?

E.N.さん
はい。私はソフトウェア関連の企業に勤務しており、仕事で顧客のIR(投資家向け情報)資料を読むことがあります。
細かく読み込む必要はないのですが、お客様との会話の中で企業の今後の方針や投資の話になることがあります。
その際に自分の言葉でしっかり話すには、会計の知識が必要だと感じました。
また、NISAを始めたので、お金の知識を深めたいと思って簿記の勉強を始めました。
勉強に身が入らず勉強から離れていた

ゆうぞらさん
E.N.さんは学習期間にブランクがありますが、お仕事の影響でしょうか?

E.N.さん
はい。仕事が繁忙期に入ったこともありますが、おそらく最初の方はやる気があまりなかったのだと思います。
元々「絶対に資格を取りたい!」というよりは、学習のきっかけのとおり会計の知識を身につけたいな、というものだったので、資格に対する強いこだわりはありませんでした。
さらに、予定していた長期の旅行も重なり、学習が中断してしまった時期がありました。
勉強方法を変えてスランプを乗り越えた
アウトプット重視に変えて理解度がアップ

ゆうぞらさん
ブランク明けに簿記学習を再開されたときのことを教えてください。

E.N.さん
実は、ブランクまでの間はスライド学習ばかりしていて、なんとなく分かったようなつもりになっていました。
ブランクから戻ってきたときに、その内容をほとんど忘れていて、これではあかん!と危機感を覚えました。

E.N.さん
そこから本腰を入れて取り組むようになりました。
それまでは問題演習をほとんどしていなかったので、アウトプットを意識した学習に変えてみたところ、理解度が一気に上がりました。
挫折した経験から学習タイミングを見直し習慣化

ゆうぞらさん
ありがとうございます。
ご職業を聞くと、お仕事がかなりお忙しいのでは?と思うのですが、勉強時間はどのように捻出されていたのですか?

E.N.さん
そうですね、ブランク前は土日だけ、寝る前にほんのちょろっとやるだけ、というような感じだったのですが、それだけでは足りないということが失敗して分かりました。

E.N.さん
ちょうどその頃、いいタイミングで仕事が落ち着いたこともあり、時間が作れるようになったので、時間ができれば問題を解きまくるように意識していました。
あとは、朝活をやるといいというのはあちこちで聞くので、仕事前に勉強するように変えたら自然と習慣になりました。

ゆうぞらさん
3級の学習を振り返っていかがでしたか?
目標は達成できましたか?

E.N.さん
合格までの道のりは長かったですが、ブランクが2回あるので実際に勉強した日数はそこまで多くなかったかもしれません。
とにかく、無事に合格できて良かったです。

E.N.さん
本を読むより簿記を勉強した方が財務諸表の知識が深まると聞いていたのですが、そのとおりだと感じました。
学習を進めるうちに理解が深まっていく実感があり、今は簿記2級にも挑戦してみたいと考えています。