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特集

2025/08/04

AI×簿記の最前線!商業高校の先生が知っておくべき生成AI活用法

AI×簿記の最前線!商業高校の先生が知っておくべき生成AI活用法_サムネイル画像

令和5年8月1日、宮崎県立宮崎商業高等学校にて開催された「講話・演習『教育現場における生成AIの可能性』」は、AIが教育現場にもたらす未来を具体的に示す画期的なイベントとなりました。

多忙な教員・講師の皆様が抱える「AIをどう授業に取り入れるか」「生徒の思考力をどう育むか」といった課題に対し、具体的なソリューションをスライド形式で提示しました。

アンケート結果では、参加者約44名中、97.7%がAIへの理解を深め、同数が「活用してみたい」と回答するなど、非常に高い満足度でした。
本記事では、実際の講義の様子や参加された先生方の感想を図解を交えて紹介していきます。


目次

  • 開催概要
  • 講義レポート:教育現場における生成AIの可能性と活用
  • 参加者の声
  • AIへの意識変化
  • 実践への意欲
  • 簿記・会計教育への応用と期待
  • 貴校・貴社でも、体験してみませんか?

開催概要

  • テーマ: 商業科における生成AIの活用について
  • 主催: 宮崎県商業教育研究会
  • 講師: 株式会社Funda 代表 福代
  • 参加対象: 簿記会計の教育に携わる商業高校の教員、校長、教頭

本イベントでは、単なるAIの紹介に留まらず、「AIを使いこなす商業人材育成」という明確なテーマのもと、実践的な講話と演習が行われました。

講義レポート:教育現場における生成AIの可能性と活用

生成AIは教師の時間を創出する「パートナー」として捉えるべきだとし、講義ではAIの基本的な仕組みや教育現場で注目される理由を解説した上で、AIを活用するための全体像が示されました。

AIは教育現場において、主に「教務」「生徒支援」「校務」の3つの分野で効果を発揮することが提示され、それぞれの分野における活用方法と、その際の「実施しやすさ」や「期待されるインパクト」について解説が行われました。

また、AIを安全に活用するために「個人情報は入力しない」「AIは下書き」「引用・著作権を守る」という3つの重要な原則が提示されました。

これらの原則を遵守することで、簿記や会計の教育現場におけるAIの利活用を安全かつ効果的に進められます。

参加者の声

イベント後に行われたアンケートでは、参加者全員が「満足」以上と回答し、そのうち32名が「非常に満足」と答えるなど、極めて高い満足度が示されました。

自由記述の感想も34件寄せられ、参加者の熱意が伝わってきます。
下記にて、当日参加した先生のコメントを一部紹介します。

AIへの意識変化

アンケートでは、事前にAIを活用している方は多くはありませんでした。利用状況については、「週に数回程度」と回答した方が最も多くなっています。

また、アンケート回答者のほとんどが、勉強会を通して生成AIに対する理解が深まったと回答しています。

そのため、多くの方から、今回のイベントでAIへの認識が大きく変わったという声が多数寄せられました。

教員のアイコン

教員

AIのことを全然理解していなかったが、今日の講話ですごく面白い機能だなと思いました。これから少しずつ業務に活用してみようと思えました。

教員のアイコン

教員

教育現場でのAI利用について、グレーに感じていた事をスッキリ整理して頂けて感謝です。有益な時間をありがとうございました。

実践への意欲

イベント後には「生成AIを活用してみようという意向」についてもアンケート調査を実施しました。
その結果、「はい」と回答した方が圧倒的に多く、勉強会後の活用意向も非常に高いことが分かります。

感想コメントを一部抜粋すると、講義で得た学びを、すぐに授業や校務に活かしたいという前向きな声が目立ちました。

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教員

AIを活用する上で大事なことを整理できました。自分の業務で活かしていきます。

教員のアイコン

教員

これまでのテスト問題を作成してみたが、あまりうまくいかなかった理由がわかった。まずはテキストで構成を整える事が必要だと気づいた。早速使ってみようと思う。

簿記・会計教育への応用と期待

AIを簿記・会計教育にどう応用していくか、具体的な展望や次への期待も語られました。

教員のアイコン

教員

ぜひ、生徒にも生成AIを活用した簿記関係の講演をしていただきたいです。

教員のアイコン

教員

AIで作成した簿記の解説が非常に参考になりました。クオリティの高さに驚きました。

これらの声は、AIが簿記・会計の授業実践において、単なるツールを超えた「教育パートナー」として期待されていることを物語っています。

貴校・貴社でも、体験してみませんか?

今回のイベントは、AIが教育現場にもたらす可能性を、具体的な事例と共に示す貴重な機会となりました。AIは、教員・講師の業務効率化に貢献するだけでなく、生徒の「読解力」や「言語化能力」を育成する新しい学習ツールとしても機能します。

今回のイベントを機に、商業高校や大学の簿記・会計教育において、AIの活用がさらに加速していくことが期待されます。弊社では、今後も「AI×簿記」「AI×会計」といったテーマに特化したイベントやウェビナーを企画してまいります。

生徒や社員の会計リテラシービジネスセンスを高めたいとお考えの教育機関ご担当者様、企業の人事・研修ご担当者様。ぜひ、Funda簿記の提供する革新的な学習体験をご検討ください。
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この記事を書いた人

著者:大手町のランダムウォーカー

大手町のランダムウォーカー

Funda社運営

トータルSNSフォロワー20万人の会計インフルエンサー。著書の『世界一楽しい決算書の読み方』はシリーズ累計30万部突破。

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