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2024/04/09

簿記3級に1ヶ月で合格するには?効率的な学習スケジュールを解説!

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この記事では簿記3級に1ヶ月で合格するための学習スケジュールを解説します。学習スケジュールは簿記学習アプリ「Funda簿記」を利用して1ヶ月で合格された方々のスケジュールを参考に作成しています。

目次

  • 簿記3級の合格ライン
  • 簿記3級の1ヶ月合格スケジュールの全体像
  • ①簿記3級:簿記の基礎(インプット)
  • ②簿記3級:個別論点〈期中取引〉と帳簿組織(インプット)
  • ③簿記3級:決算整理(インプット)
  • ④簿記3級:第1問対策(アウトプット)
  • ⑤簿記3級:第3問対策(アウトプット)
  • ⑥簿記3級:第2問対策(アウトプット)
  • ⑦簿記3級:模試(アウトプット)
  • まとめ

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簿記3級の合格ライン

合格スケジュールの前に、まずは簿記3級の合格ラインを紹介します。
簿記3級は100点満点中70点で合格となる試験です。
試験は大きく3つの大問に分かれています。第1問が45点満点、第2問が20点満点、第3問が35点満点の配点です。
簿記3級の合格ライン
この配点を踏まえると、第1問と第3問それぞれ9割近く取ることができれば、仮に第2問が0点だとしても合格となります。
もちろん簿記をしっかり理解して、第2問でも高得点を取れる状態が理想です。
しかし、短期間で効率的に合格を目指すのであれば、第1問と第3問を優先的に仕上げることがおすすめです。
簿記3級の合格ライン

簿記3級の1ヶ月合格スケジュールの全体像

1ヶ月という短期間で合格するための学習スケジュールを解説します。
大きく7つのフェーズにわかれています。
全体像としては、インプット学習の1回目は10日ほどで終わらせ、残りの20日ほどはアウトプットに使います。

  1. 簿記の基礎(インプット):目安2日
  2. 個別論点〈期中取引〉と帳簿組織(インプット):目安7日
  3. 決算整理(インプット):目安2日
  4. 第1問対策(アウトプット):目安3日
  5. 第3問対策(アウトプット):目安4日
  6. 第2問対策(アウトプット):目安3日
  7. 模試+各問対策(アウトプット):目安7日~

簿記3級の1ヶ月合格スケジュール
各フェーズごとの詳細を解説します。

①簿記3級:簿記の基礎(インプット)

簿記3級の学習を開始して最初にやるべきことは、簿記とはなにか?を理解することです。
簿記の目的や、仕訳の考え方・手順、決算についてを学びましょう。
基礎を疎かにすると「なんのためにこの手続きをやっているんだっけ?」と目的がわからなくなり、内容が頭に入ってこなくなってしまします。
また、練習問題に取り組み始めても全く点が取れない事態にも繋がります。
したがって、まずは簿記を学ぶ土台となる基礎を固めましょう。
簿記の基礎
Funda簿記ではセクション1~セクション3が「簿記の基礎」です。1~3は内容がリンクしているため、間を開けずに2日ほどで学ぶことをおすすめします。

②簿記3級:個別論点〈期中取引〉と帳簿組織(インプット)

簿記の基礎を身に着けたら個別論点の学習に入ります。ここでは取引を記録する方法や、取引を計算する方法を学びます。
このフェーズで意識していただきたことは、1回目の学習で完璧な理解を目指さないことです。
難しい論点も問題を繰り返し解き、復習したタイミングで理解できるようになります。
したがって、1回目は、教材に書いてある内容がわかる、確認問題がある程度解ける状態で次の単元に進みましょう。
個別論点(期中取引)・帳簿組織
Funda簿記ではセクション4~セクション12が該当します。1日1、2セクションずつ進めることが理想です。
スマホでカテゴリー別に仕訳問題が解けるため、余裕がある方は通勤・通学などのすきま時間に、仕訳問題にも挑戦しましょう。

③簿記3級:決算整理(インプット)

期中取引の個別論点を終えたら、決算整理の学習に入ります。ここでは、期末の決算手続きや決算書の作成手順を学びます。
個別論点と比べてイメージがつきにくい内容です。決算手続きの全体像や決算整理の目的を意識しましょう。
決算整理
Funda簿記ではセクション13が「決算整理」です。1セクションのみですが、重要な内容なので2日ほどかけて学びましょう。(ここも1回目で完璧な理解を目指さないよう注意してください)

④簿記3級:第1問対策(アウトプット)

簿記3級の第1問では、仕訳問題が出題されます。表示された取引をもとに仕訳を記入する問題です。
第1問は得点源なので、繰り返し解いて苦手を潰しましょう。
インプット終了直後のこのフェーズでは、点を取ることよりも理解を深めることが重要です。
間違えた問題も正解した問題も解説を読み、インプット教材を使いながら復習しましょう。
第1問対策
本番同様の15問の練習問題で、13問以上正解できるようになることが理想です。

⑤簿記3級:第3問対策(アウトプット)

第2問対策の前に、第3問対策に取りかかり早めに仕上げましょう。理由は第3問で高得点を取ることができれば、合格点に到達する可能性が高いためです。

第3問は、最初は全く点が取れなかったり、解答するのに30分以上かかったりするかもしれません。しかし、問題パターンは第1問のような多さではないため、すぐに問題に慣れます。解説を読みながら、問題文(決算整理事項)がどのような処理を求めているのか、どの空欄にどの数値を入力すればいいのかを掴みましょう。

第3問は全部で3つの回答パターンがあります。それぞれの違いを意識しながら、全パターンで8割近く取れる状態を目指しましょう。
第3問対策

⑥簿記3級:第2問対策(アウトプット)

大問別対策の最後に、第2問に取り掛かりましょう。3種類の問題のうち、特に「勘定記入」問題がやや難問です。
取引を仕訳にする方法と、仕訳を勘定に転記する方法を復習しながら練習しましょう。
第2問対策

⑦簿記3級:模試(アウトプット)

大問別の練習問題で一通り高得点が取れるようになった後は、ひたすら模試を解きましょう。
60分の試験時間に慣れ、大問ごとの時間配分の感覚を身につけることが大切です。
模試は1回の労力が大きいので、よく間違える論点は、大問別の練習問題を活用して解けるようになりましょう。
模試+各問対策
模試で90点以上を取れるかどうかで、本番で合格できる可能性に大きな差が見られます。試験直前は90点以上を取ることに、こだわって模試を繰り返し解きましょう。

まとめ

簿記3級に1ヶ月で合格するための学習スケジュールを解説してきました。学習時間を十分に確保できる方は、ぜひ参考にしてみてください。
簿記3級の1ヶ月合格スケジュールのまとめ
「時間が取れないためこのスケジュール通りには進められない...」という方も

  • 1回目のインプットは完璧な理解を目指さない
  • 大問別の練習問題を解きながら理解を深める

この2点を忘れずに学習を進めましょう。


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この記事を書いた人

著者:大手町のランダムウォーカー

大手町のランダムウォーカー

Funda社運営

トータルSNSフォロワー20万人の会計インフルエンサー。著書の『世界一楽しい決算書の読み方』はシリーズ累計30万部突破。

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