<h2 id="h7a9cd2d6f3"><span style="color:#000000">簿記三級の合格に必要な勉強時間は？</span></h2><p><span style="color:#000000">簿記三級の合格に必要な勉強時間は、</span><span style="color:#c7243a">一般的に70〜100時間</span><span style="color:#000000">と言われています。</span><br><span style="color:#000000">しかし、学習時間は、</span><span style="color:#c7243a">個人の生活状況、学習環境、学習スタイル、そして基礎知識の有無によって大きく変わります。</span><br><span style="color:#000000">そのため、一概に「これだけの時間を勉強すれば合格できる」とは言い切れません。</span><br><br><span style="color:#000000">大事なポイントは、まずは</span><span style="color:#c7243a">自身の状況を理解し、最適な学習計画を立てること</span><span style="color:#000000">が、簿記3級の効率的な学習への鍵となります。</span><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/edbc1864651840ceb5b03cfb03651a56/image.png?w=1917&amp;h=1013" alt="簿記三級合格に必要な平均的な勉強時間70〜100時間を示す画像。個人の生活状況、学習環境、学習スタイル、基礎知識によって異なる学習時間の変動性と、効率的な学習計画の重要性を強調"><br><span style="color:#000000">この記事では、</span><span style="color:#c7243a">実際に簿記三級に合格した方のデータ</span><span style="color:#000000">を元に、</span><span style="color:#c7243a">実体験ベースで簿記三級の勉強時間と勉強スケジュールを紹介</span><span style="color:#000000">します。</span><br><span style="color:#000000">これからお伝えする勉強方法を実践すれば、</span><span style="color:#c7243a">少ない勉強時間での簿記三級合格を目指すことが可能</span><span style="color:#000000">ですので、ぜひ参考にしてみてください。</span><br><a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt="Funda簿記の公式LINE"></a></p><h5 id="hf1743a6c10">_ARTICLE_TOC_</h5>

<h3 id="h4d17e356d2"><span style="color:#000000">合格までに必要な勉強時間が変動する要因</span></h3><p><span style="color:#000000">簿記三級の合格には、個々人によって異なる一定量の勉強時間が必要です。この勉強時間が人によってどのように変わるのか、その主な要因は下記の3つとなります。</span></p><ul><li>日常生活とのバランス</li><li>学習環境の質</li><li>事前の基礎知識</li></ul><p><span style="color:#000000">以下に詳しく解説します。</span></p><h4 id="hab5728eb3a"><span style="color:#434343">日常生活とのバランス</span></h4><p><span style="color:#000000">職業や家庭環境は、簿記三級の勉強時間に大きく影響します。</span><br><span style="color:#000000">例えば、フルタイムで働く人は、</span><span style="color:#c7243a">仕事と学習の間で時間を分ける必要</span><span style="color:#000000">があり、利用できる学習時間が限られがちです。また、</span><span style="color:#c7243a">子育てや介護</span><span style="color:#000000">なども、学習に充てられる時間を制限する要因となります。</span><br><br><span style="color:#000000">このような環境で簿記三級に合格される方は、</span><span style="color:#c7243a">隙間時間の学習を積み上げて合格</span><span style="color:#000000">される方が多く、平均よりも勉強時間が少なくなる傾向があります。</span><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/45094960357f4b2dbe8a2424532af9c0/image.png?w=1919&amp;h=994" alt="簿記3級合格に必要な勉強時間とその変動要因を説明する画像。主な要因として日常生活とのバランス、学習環境の質、事前の基礎知識を挙げ、それぞれの影響を詳細に解説。特に職業や家庭環境が学習時間に与える影響を強調し、隙間時間を利用する学習方法の重要性を示唆。"></p><h4 id="h67fde0df60"><span style="color:#434343">学習環境の質</span></h4><p><span style="color:#000000">学習環境の質は、勉強時間の効率に大きな影響を及ぼします。</span><br><span style="color:#000000">優れた教材の選択はもちろん、学習スタイルに合った方法を見つけることが重要です。例えば、書籍を中心にした学習が適しているか、それともスマートフォンのアプリを活用した学習がより効果的かなど、個々の向き不向きは様々です。</span><br><br><span style="color:#c7243a">自分にとって最も学習しやすい教材や方法を選択</span><span style="color:#000000">することは、勉強時間の質と量に直接的な影響を与えます。</span><br><span style="color:#000000">従って、自身の学習スタイルに合った環境を整えることは、簿記三級の勉強において非常に重要な要素となります。</span><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/3f628b5cc1f04198aabac22ec52fc0cd/image.png?w=1919&amp;h=939" alt="簿記3級の学習における学習環境の質とその重要性を説明する画像。学習環境が勉強時間の効率に与える影響を強調し、個々の学習スタイルに適した教材や方法の選択の重要性を指摘。書籍中心の学習やスマートフォンアプリを利用した学習など、様々な学習スタイルに対応する方法を示唆し、個人に最適な学習環境の整備の必要性を強調。"></p><h4 id="h9c2d2d20f8"><span style="color:#434343">事前の基礎知識</span></h4><p><span style="color:#000000">事前に持っている基礎知識は、簿記三級の勉強時間に必要な時間に大きく影響します。</span><br><span style="color:#000000">たとえば、</span><span style="color:#c7243a">会計や簿記に関する知識が既にある人</span><span style="color:#000000">は、初学者に比べて、新しい学習内容をより迅速に理解することができるでしょう。</span><br><br><span style="color:#000000">既に一定の知識を持つ人は、要約された教材やより高度な内容を扱う教材を選ぶことが可能です。一方で、初学者にとっては、より詳細な説明が必要な場合があり、簡潔な教材では理解が不十分になることも考えられます。</span><br><br><span style="color:#000000">このため、自分の基礎知識レベルに適した学習方法や教材を選択することが、効率的な学習には不可欠です。自己評価を行い、自分に最適な教材や学習スタイルを見つけることが、簿記三級の勉強において重要なステップとなります。</span><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/2cf9e15c01a24069922cd4efc1a2eba0/image.png?w=1919&amp;h=982" alt="簿記3級の学習における事前の基礎知識の重要性を説明する画像。基礎知識が学習時間に与える影響を強調し、会計や簿記の事前知識がある人と初学者の学習効率の違いを示す。既存の知識を持つ人が要約された教材や高度な内容を選択できる一方で、初学者はより詳細な説明が必要な場合があることを指摘。自身の基礎知識レベルに合った学習方法や教材の選択が、効率的な学習に欠かせない要素であることを示唆。"></p><h3 id="h160313d315"><span style="color:#000000">自身の状況に合わせて勉強時間のデータを活用する</span></h3><p><span style="color:#000000">簿記三級の勉強時間は、</span><span style="color:#c7243a">個々の生活状況や学習スタイルによって大きく異なります。</span><br><span style="color:#000000">そのため、自分自身の学習計画を立てる際には、</span><span style="color:#c7243a">自分と似た条件の学習者のデータを参考</span><span style="color:#000000">にすることが非常に重要です。</span><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/3a8508707aa345aea2d1eae615fedf69/image.png?w=1919&amp;h=938" alt="簿記3級の勉強時間の個人差を説明する画像。個々の生活状況や学習スタイルによって異なる勉強時間を強調し、自分自身の状況に合った学習計画の重要性を示す。同様の条件を持つ他の学習者のデータを参考にすることの価値を説明。"><br><span style="color:#000000">この記事では、</span><span style="color:#c7243a">簿記三級の合格者の実際の学習時間データを紹介</span><span style="color:#000000">し、それらをどのように有効に活用するかについて詳しく解説します。</span><br><span style="color:#000000">自分の現在の学習状況や目標に照らし合わせながら、これらの情報を参考にして、より効果的な学習計画を立てるためのヒントを提供します。</span></p>

<h2 id="hd4acee6bf6"><span style="color:#000000">簿記三級の勉強時間データの活用方法とは？</span></h2><p><span style="color:#0f0f0f">簿記三級の勉強時間のデータは、自身の学習に活かすことが可能です。しかし、その人の学習フェーズによって活かし方は異なります。</span><br><br><span style="color:#0f0f0f">今回は、以下のような学習フェーズの方向けに、勉強時間データの活用法を紹介します。</span></p><ul><li>学習を始めるか検討している方</li><li>学習を決意し学習計画を立てている方</li><li>既に勉強を進めている方</li></ul><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/e82927dc888d48069cc0880822c99c2c/image.png?w=1919&amp;h=973" alt="簿記三級の勉強時間データの活用方法。簿記三級の勉強時間データは、学習フェーズに応じて異なる方法で活用できます。この画像では、学習を始めるか検討している方、学習計画を立てている方、そして既に勉強を進めている方向けに、勉強時間データの具体的な活用法を紹介しています。"></p><h3 id="h75ce7d34e2"><span style="color:#000000">学習を始めるか検討している方</span></h3><p><span style="color:#0f0f0f">簿記三級の学習を検討している方は、まず、どの程度の時間を学習に割くことが可能かを把握することが重要です。平均的な学習時間を参考に、自分の生活スタイル、仕事、家庭の責任などを考慮し、勉強をはじめるかどうかを検討します。</span><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/b79b971218b547798773055d8dd0405f/image.png?w=1919&amp;h=988" alt="簿記三級の学習を検討している方向けのアドバイス。この画像では、簿記三級の学習を始める前に、どの程度の時間を学習に割くことが可能かを把握することの重要性を強調しています。平均的な学習時間を基に、個々の生活スタイル、仕事、家庭の責任を考慮し、学習を開始するかどうかを検討するためのガイドラインを提供しています。"></p><h3 id="h0846029126"><span style="color:#000000">学習を決意し学習計画を立てている方</span></h3><p><span style="color:#0f0f0f">資格取得に向けて学習計画を立てている方は、どの学習方法が最も効果的かを検討する際に、合格者の勉強データを参考にすることが有効です。このデータは、学習方法や時間配分の戦略を組み立てる際の貴重な指標となります。</span><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a1704ac234dc481c88e4ddcb2e6c6bd7/image.png?w=1919&amp;h=993" alt="資格取得を目指し学習計画を立てている方向けのガイダンス。この画像は、どの学習方法が最も効果的かを判断する際に、簿記三級の合格者の勉強データを参考にすることの重要性を強調しています。合格者のデータは、学習方法や時間配分の戦略を策定する際の貴重な指標として機能し、効率的な学習計画の策定に役立ちます。"></p><h3 id="h8a5119409d"><span style="color:#000000">既に勉強を進めている方</span></h3><p><span style="color:#0f0f0f">既に学習を進めている方は、他の学習者や平均的な学習時間と自分の進捗を比較することで、学習の進行具合を確認できます。この比較は、モチベーション維持にも役立ちます。さらに、効率的な時間管理技術を取り入れることで、学習時間を最大限に活用することが可能です。</span><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/3f3e24c9983d4f68a36442e61551b3d1/image.png?w=1919&amp;h=1000" alt="既に簿記三級の学習を進めている方向けの学習進捗の確認方法。この画像は、他の学習者や平均的な学習時間と自分の進捗を比較することの重要性を示しています。この比較により、学習の進行状況を把握し、モチベーションを維持することができます。また、効率的な時間管理技術を取り入れることで、学習時間を最大限に活用する方法についても説明しています。"></p>

<h2 id="h2dd6e61a17"><span style="color:#000000">簿記三級に１か月で合格した勉強時間を公開</span></h2><p><span style="color:#000000">ここからは、実際に1か月で簿記三級に合格した方の学習記録を紹介します。</span><br><span style="color:#000000">学習アプリ「Funda簿記」では、</span><span style="color:#c7243a">簿記三級合格までの勉強時間がすべて計測</span><span style="color:#000000">されます。この学習データを元に、簿記三級の合格者約30人の平均学習時間を計算すると、</span><span style="color:#c7243a">30～40時間前後</span><span style="color:#000000">となりました。</span><br><br><span style="color:#000000">今回はその合格者の中でも、参考となる事例を紹介します。</span></p><h3 id="h2491a23819"><span style="color:#000000">簿記三級の合格者情報</span></h3><p><span style="color:#000000">今回は、実業団で陸上選手としても活躍している小川 宏海さんの勉強時間のデータを紹介します。</span><br><span style="color:#000000">小川さんは、自身のトレーニングや陸上競技のコーチとして多忙な日々を過ごしている中で、2023年の10月から簿記三級の勉強を開始し一か月弱で見事合格しました。</span><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/25f24488a1f74bcd952faee58aca421d/image.png" alt=""><br><a style="color:#0186ab" href="https://x.com/gawachikunn?s=20" target="_blank" rel="noopener noreferrer">小川さんのTwitterアカウントはこちら</a><br></p><h3 id="ha35be25e55"><span style="color:#000000">簿記三級の合格に要した勉強時間</span></h3><p><span style="color:#000000">まずは、小川さんの簿記三級の勉強時間データのサマリーを紹介します。</span></p><ul><li>学習教材：Funda簿記のみ</li><li>学習に要した日数：26日</li><li>総学習時間：34時間21分51秒</li><li>1日の平均学習時間：1時間19分18秒</li><li>アプリ起動回数：76回</li></ul><p>簿記三級の合格までの勉強時間の詳細を知りたい方は、<span style="color:#c7243a">下記のボタンをクリック</span>してみてください。<br>なお、<span style="color:#c7243a">データはスプレッドシートですので、パソコン環境からの表示がお勧めです。</span><br><a href="https://docs.google.com/spreadsheets/d/1GFSmeLxdNhl0QfmcJibmVwlimb_M59u8cdYOCdXDHBM/edit#gid=0" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/8ea12d6675474dab9fb5c51d4f59d98e/image.png?w=1919&amp;h=1012" alt="小川さんの簿記三級合格までの勉強時間詳細"></a></p><h3 id="hb57c9dada0"><span style="color:#000000">小川さんの学習戦略</span></h3><p><span style="color:#000000">簿記三級の勉強にあたって、小川さんは３つのフェーズを意識しながら学習を進めていきました。</span></p><ol><li>簿記の用語や基本ルールに慣れる</li><li>試験範囲の論点を一通り終わらせる</li><li>本番を意識して苦手論点を潰す</li></ol><p><span style="color:#000000">簿記はビジネス言語であるため、</span><span style="color:#c7243a">初学者の方はまずは「慣れる」という勉強が有効</span><span style="color:#000000">です。最初の１週間はこの慣れる作業に時間を割いています。</span><br><span style="color:#000000">その後、</span><span style="color:#c7243a">試験範囲を２週間弱かけて学習</span><span style="color:#000000">し、</span><span style="color:#c7243a">最後の１週間で苦手な論点を１つずつクリア</span><span style="color:#000000">しています。</span><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/d0ceb97d58ec48b8838a3b48fb243b7e/image.png" alt=""><br><span style="color:#000000">ここからは、小川さんの各フェーズごとの勉強時間と内容を紹介します。</span><br></p><h3 id="h85a4140574"><span style="color:#000000">勉強開始1日目：スタート</span></h3><p><span style="color:#000000">勉強の開始は10月14日の21時17分です。</span><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/31ac88c15cc44cf9af8fa8e6a2a4b151/image.png" alt=""><br><span style="color:#000000">1日目は簿記の勉強方法や、学習アプリ「Funda簿記」の使い方についてを学んでいます。</span><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/0c55f9ead997448fba086f02cfd32be9/image.png" alt=""><br>小川さんは、多忙な日々を送っているため、<span style="color:#c7243a">隙間時間にコツコツ学習するスタイル</span>を採用しました。<br>勉強データの「アプリ起動回数」からも読み取れるように、<span style="color:#c7243a">1日に３～5回アプリを開いています。</span><br>その結果、「簿記」の接触回数も多くなり、比較的早期に用語に慣れたように思えます。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/3c682de2059642aba5401d975a411554/image.png" alt=""></p><h3 id="hcc80443a20"><span style="color:#000000">勉強開始5日目：最初の確認テスト</span></h3><p><span style="color:#000000">学習開始から最初の1週間弱は、</span><span style="color:#c7243a">簿記の基本ルールについてを学習</span><span style="color:#000000">しています。</span><br><span style="color:#000000">簿記はビジネス言語であるため、簿記特有のルールが存在します。具体的には下記の内容を学んでいます。</span></p><ul><li>決算書の種類や特徴</li><li>借方と貸方の考え方</li><li>簿記で登場する勘定科目</li><li>仕訳の書き方</li><li>決算書の作成の流れ</li></ul><p><span style="color:#000000">これらの基礎が適切に身に付いているかどうかを測る基準として</span><span style="color:#c7243a">「本試験形式チャレンジ」という計測点</span><span style="color:#000000">を用意しています。</span><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/8926eb90999b4ff898cebd192ab5f405/image.png" alt=""><br><span style="color:#000000">小川さんは、10月18日16時40分に、こちらの計測ポイントをクリアしています。勉強開始から5日目です。</span><br><br><span style="color:#000000">簿記の学習では、</span><span style="color:#c7243a">理解が怪しい状態で先に進んでしまうと、後々に逆戻りをしてしまい思わぬロスが発生</span><span style="color:#000000">してしまいます。</span><br><span style="color:#000000">そのため、効率的に学習を進めるために、Funda簿記では要所に知識が身に付いているかどうかを計測するポイントを用意しています。</span><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/da6c9c7237a04a6da0954d34bc0bcc81/image.png" alt=""></p><h3 id="h417c3b019b"><span style="color:#000000">勉強開始8日目：練習問題をスタート</span></h3><p><span style="color:#000000">勉強開始から１週間が過ぎると、商品売買取引や固定資産取引、賃貸借取引などの</span><span style="color:#c7243a">個別論点の学習</span><span style="color:#000000">に入っています。</span><br><span style="color:#c7243a">個別論点は覚えやすい一方で、すぐに忘れてしまう特徴</span><span style="color:#000000">があります。そのため、インプットのみならず、アウトプットも同時に行う学習が効果的です。</span><br><br><span style="color:#000000">小川さんの勉強データを見てみると、知識のインプットと同時に、アプリ内に実装されている</span><span style="color:#c7243a">「練習問題」にも着手</span><span style="color:#000000">し、アウトプットも同時に行っています。</span><br><span style="color:#000000">その結果が、短期間で知識を定着することへと繋がっているように思われます。</span><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/04e0f6a21b7143498724283b0c7d69a4/image.png" alt=""><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/d11edaf0ecc241b1badbc3e919e8f956/image.png" alt=""></p><h3 id="haa2d906c60"><span style="color:#000000">勉強開始18日目：試験範囲の学習が完了</span></h3><p><span style="color:#000000">勉強開始から18日目に、</span><span style="color:#c7243a">すべての学習スライドの1周目を完了</span><span style="color:#000000">しています。</span><br><span style="color:#000000">1日1時間程度の学習を継続すると、3週間弱で簿記三級の学習論点を完了することが可能です。</span><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/8401b79479d447b9aac7a64c1a9f0be9/image.png" alt=""><br><span style="color:#000000">学習スライドの1周目が完了後は、</span><span style="color:#c7243a">本番形式の大問別練習問題</span><span style="color:#000000">を集中して実施しています。</span><br><span style="color:#000000">いきなり通しの模試を行うのは少しハードが高いため、まずは大問ごとの出題形式に慣れる必要があります。</span><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/5c3113e5c82940139628b27bb27fb19f/image.png" alt=""></p><h3 id="hee06967f21"><span style="color:#000000">勉強開始20日目：模試で合格点に到達</span></h3><p><span style="color:#000000">学習開始から20日目には、</span><span style="color:#c7243a">本試験を想定した「模試」で、はじめて合格ラインである70点を超えています。</span><br>知識をインプットしている段階から、本番でも出題される問題に挑戦していたことで、短期間での合格点到達に繋がっています。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/39b910913bff493d9de3b8d691472837/image.png" alt=""><br><span style="color:#000000">また、Funda簿記の模試は、アプリが自動で問題を生成するため、二度と同じ問題が出題されることはありません。</span><br><span style="color:#000000">従って、できるようになるまで何度でも挑戦することが可能です。</span><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a3c405d137664820aca11da317b83717/image.png" alt=""><br><span style="color:#000000">小川さんの学習データを見ると、</span><span style="color:#c7243a">合格までに８回の模試に挑戦</span><span style="color:#000000">していることがわかります。</span><br><span style="color:#000000">途中、第2問の点数が伸び悩んでいますが、小川さんはこの期間に第2問の問題を重点的に解くことで、克服をしたそうです。</span><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a0907dc7eb15430ea1719f44eadb0625/image.png" alt=""></p><h3 id="he4e7f7d12d"><span style="color:#000000">勉強開始26日目：簿記三級に合格</span></h3><p><span style="color:#000000">学習開始から26日目に</span><span style="color:#c7243a">日商簿記検定3級に無事合格</span><span style="color:#000000">しています。</span><br><span style="color:#000000">試験当日の朝も、最後の復習として苦手論点を中心に勉強している様子が印象的です。</span><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/6b71f35b5acd440e8d40bd42c65eca2c/image.png" alt=""></p><h3 id="hc9f0d10637"><span style="color:#000000">学習記録から得られる教訓</span></h3><p><span style="color:#000000">学習記録はあくまで個人例ですが、自身が勉強する際の参考となります。</span><br><span style="color:#263843">今回は、簿記3級に合格するまでの勉強時間を</span><span style="color:#c7243a">実体験ベースで紹介</span><span style="color:#263843">しました。</span><br><br><span style="color:#263843">簿記3級は、</span><span style="color:#c7243a">しっかり対策することで誰でも合格できる資格</span><span style="color:#263843">です。一般的には70〜100時間が必要と言われていますが、効率的な勉強計画を立てることで</span><span style="color:#c7243a">30～40時間でも十分合格することが可能</span><span style="color:#263843">です。</span><br><a href="https://boki.funda.jp/"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f76a103b16784134ba3058a183e29b0c/Funda_2.png?w=2500&amp;h=843" alt="Funda簿記で勉強しよう！"></a></p>

<h2 id="ha21fde31f9"><span style="color:#000000">簿記三級の属性別の勉強時間は？</span></h2><p><span style="color:#0f0f0f">簿記三級の合格を目指す多くの方々にとって、</span><span style="color:#c7243a">他の受験者がどのように時間を管理し、効率的に学習しているかを知る</span><span style="color:#0f0f0f">ことは非常に価値があります。</span><br><span style="color:#0f0f0f">特に、</span><span style="color:#c7243a">会社員、主婦、フリーランス</span><span style="color:#0f0f0f">といった異なる生活スタイルを持つ方々は、それぞれに合った学習方法が必要です。</span><br><span style="color:#0f0f0f">この記事の最後は、小川さん以外の合格者の、属性ごとの勉強時間の事例を紹介します。</span></p><h3 id="h94ba0c2c30"><span style="color:#0f0f0f">フルタイムの社会人の勉強時間</span></h3><p><span style="color:#000000">学習経験が全くなかった「いち」さんは、フルタイムの社会人にもかかわらず、</span><span style="color:#c7243a">わずか22日間で簿記三級に合格</span><span style="color:#000000">しています。</span><br><span style="color:#000000">簿記三級の合格に要した勉強時間は約35時間です。具体的な勉強方法についても大変参考になりますので、ぜひ社会人の方は</span><span style="color:#c7243a">下記の記事を参考</span><span style="color:#000000">にしてみてください。</span><br><a href="https://boki.funda.jp/blog/article/fundaboki_goukaku34"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/9aad65eca5a24029aa3ffd0a5d7ad1ef/%E5%90%88%E6%A0%BC%E4%BD%93%E9%A8%93%E8%A8%98%E3%82%B5%E3%83%A0%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%AB%20(4).png?w=1280&amp;h=720" alt="簿記三級に22日で合格！勉強時間を公開！"></a><br>また社会人で満点合格をした「カビゾー」さんの事例も大変参考になります。<br>カビゾーさんも５週間で合格した学習スケジュールを公開していますので、合わせてご覧ください。<br><a href="https://atamap.net/boki3_roadmap/"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/54118dd7fd46440d8d06e04c2cc3bcb3/image.png?w=1104&amp;h=595" alt=""></a></p><h4 id="h9a47b3b007">社会人が毎日勉強するためのヒント</h4><p>社会人の「くまぱんだ」さんは、簿記2級を見据えて、十分な学習時間を確保して簿記3級に合格しました。<br>毎日60分以上勉強して、学習ログがすべて青になっているのは壮観です。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/c595b322aa1e4a69bf36a26c621a69c4/image.png" alt=""><br><a href="https://note.com/kumapanda_note/n/n7a0748c895eb?sub_rt=share_pw" target="_blank" rel="noopener noreferrer">詳細な学習記録はこちら</a></p><h4 id="hc5e434659a">自身のライフスタイルに合った勉強をするヒント</h4><p>さらに、理学療法士として働く「ごぼう」さんの事例も紹介します。<br>比較的お仕事が忙しい中でも、隙間時間を活用し、見事2か月で合格されました。<br>1か月未満で合格される方はもちろん素晴らしいですが、「ごぼう」さんのように、自身の生活スタイルを理解したうえで、無理なく1歩ずつ知識を身に付けていく勉強方法も多くの方に参考になるはずです。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/3116de5dcc2447c5aacd8df392c5f14a/image.png" alt=""><br><a href="https://gobo-burogu30.com/funda-bookkeeping-recommends-studying-to-pass-the-third-level-of-bookkeeping-in-one-shot-without-falling-behind/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">詳細な学習データはこちら</a></p><h3 id="h65758e664a"><span style="color:#000000">フリーランスの勉強時間</span></h3><p><span style="color:#000000">「こむ」さんは、フリーランスという環境で</span><span style="color:#c7243a">１か月での合格を実現</span><span style="color:#000000">しました。</span><br><span style="color:#000000">簿記三級の合格に要した勉強時間は約40時間です。</span><br><br><span style="color:#000000">彼女は、スキマ時間を利用してインプット学習を進め、早朝にパソコンで模試を解くという方法で勉強しました。日々忙しいフリーランスや個人事業主の方は、ぜひ参考にしてみてください。</span><br><a href="https://boki.funda.jp/blog/article/fundaboki_goukaku32"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/283df141581c41038fe14800e084f461/7.png?w=1280&amp;h=720" alt="フリーランスや個人事業主の方が、簿記三級に合格するまでの勉強時間"></a></p><h3 id="h9e6a079afa"><span style="color:#000000">育児中の主婦の勉強時間</span></h3><p><span style="color:#000000">約40時間で合格した、「ふじさわ」さんの事例を紹介します。</span><br><span style="color:#000000">彼女は、育児中の主婦でありながら、日商簿記3級と2級に合格し、育児と簿記学習を両立させることに成功しました。</span><br><br><span style="color:#000000">ふじさわさんは、</span><span style="color:#c7243a">簿記3級を約1ヶ月、2級を約4ヶ月という短期間で合格</span><span style="color:#000000">しています。育児との両立についても詳しく紹介されていますので、同じような環境の方はぜひ参考にしてください。</span><br><a href="https://boki.funda.jp/blog/article/fundaboki_goukaku31"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/1aeebe2be0e7481a8b3f2ffd72dfb4f2/%E5%90%88%E6%A0%BC%E4%BD%93%E9%A8%93%E8%A8%98%E3%82%B5%E3%83%A0%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%AB%20(1).png?w=1280&amp;h=720" alt="育児中の主婦が簿記三級合格するまでにかかった勉強時間"></a></p>

<h2 id="h1f4c19d623"><span style="color:#000000">簿記三級の勉強時間のまとめ</span></h2><p><span style="color:#0f0f0f">簿記三級の勉強時間は個人によって異なるため、</span><span style="color:#c7243a">自身の状況に合った計画を立てることが重要</span><span style="color:#0f0f0f">です。</span><br><span style="color:#0f0f0f">他人の勉強時間を参考にする際は、自身の生活状況や学習スタイルを考慮し、個々の状況に合わせた学習方法と環境の選択が鍵となります。</span><br><span style="color:#0f0f0f">今回の記事では、</span><span style="color:#c7243a">タイプの異なる様々な合格者の勉強時間を紹介</span><span style="color:#0f0f0f">しました。</span><br><span style="color:#0f0f0f">ぜひ、自身にあった方の学習スタイルを参考に学習を進めてみてください。</span><br><br><span style="color:#263843">ここまでの内容を踏まえて、少しでも簿記の学習に興味を持った方は簿記学習アプリ「</span><a style="color:#0186ab" href="http://bit.ly/3Zt5HJz" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Funda簿記</a>」<span style="color:#263843">を使って勉強をはじめませんか？</span><br><span style="color:#263843">あなたの挑戦をお待ちしています。</span><br><a href="https://boki.funda.jp/"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f32714caee434f17a9cdc5b4ee6a1f3a/Funda%E7%B0%BF%E8%A8%98_%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC%EF%BC%88%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%EF%BC%89.png?w=2500&amp;h=843" alt="Funda簿記で簿記の勉強をはじめよう"></a></p>

簿記三級受験生必見！合格までに必要な勉強時間を、実際の合格者の学習データと共に公開します。この記事を通じて、簿記三級に合格するためにどれくらい時間がかかるのか、どのように勉強していけばいいのかがすべて分かります。社会人受験生はもちろん、主婦の方、学生の方も、ぜひ参考にしてください。

【データ全公開】簿記三級合格までの勉強時間は？忙しい社会人も必見

<p>簿記3級に効率よく合格するためには、学習を始める前に、試験内容や点数配分を知っておくことが大切です。<br>この記事では、<span style="color:#c7243a">簿記3級の試験内容</span>や<span style="color:#c7243a">出題傾向</span>、<span style="color:#c7243a">各大問の配点</span>と<span style="color:#c7243a">対策方法</span>について図解を用いて解説していきます。簿記3級合格を目指す方は、ぜひ参考にしてみてください。</p><h5 id="hf1743a6c10">_ARTICLE_TOC_</h5><p><a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt="Funda簿記の公式LINE"></a></p>

<h2 id="hb3cdd9a3ac">簿記3級の試験内容とは？</h2><p>簿記3級の試験では、<span style="color:#c7243a">商業簿記</span>に関する問題が出題されます。<br>日本商工会議所によると、商業簿記は以下のように定義しています。</p>

<p>商業簿記は、購買活動や販売活動など、企業外部との取引を記録・計算 する技能で、企業を取り巻く関係者(経営管理者・取引先・出資者等)に対し、適切、かつ正確な報告(決算書作成)を行うためのものです。</p>

<p>簿記3級の試験形式は、3つの大問で構成されており、<span style="color:#c7243a">第1問に仕訳問題</span>、<span style="color:#c7243a">第2問に語句記入・補助簿選択・勘定記入</span>、<span style="color:#c7243a">第3問に決算書作成問題</span>が出題されます。</p><ol><li>仕訳問題</li><li>語句記入・補助簿選択・勘定記入</li><li>決算書作成問題</li></ol><p>第1問の仕訳問題は計15問出題されます。<br>第2問では、語句記入・補助簿選択・勘定記入のうち、2問が出題されます。<br>第3問では、決算整理後残高試算表作成、貸借対照表・損益計算書作成、精算表作成のうち、1問が出題されます。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/c53b665d921d43d4ac755a2220b6583e/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%891.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="簿記3級の試験形式"><br>簿記3級の合格率や取得するメリット、勉強方法については、下記の記事で詳しく解説しています。</p>

簿記3級の試験内容から合格率、取得するメリット、合格するための勉強方法、ネット試験の対策方法について解説します。簿記について知らない初心者の方でも分かるように図解を用いて丁寧に解説しています。簿記3級に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

簿記3級とは？試験内容や合格率、取得するメリットについて徹底解説

<h3 id="h05d2263b82">配点</h3><p><span style="color:#c7243a">簿記3級の配点</span>は、第1問の仕訳問題が<span style="color:#c7243a">45点</span>、第2問の語句記入・補助簿選択・勘定記入が<span style="color:#c7243a">20点</span>、第3問の決算書作成問題が<span style="color:#c7243a">35点</span>で<span style="color:#c7243a">合計100点満点</span>です。</p><ol><li>第1問（45点）</li><li>第2問（20点）</li><li>第3問（35点）</li></ol><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/bd6409760726424cbfdd51d3b9d154db/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%892.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="簿記3級の配点"></p>

<h3 id="h765f7fc83a">試験時間</h3><p><span style="color:#c7243a">簿記3級の試験時間</span>は<span style="color:#c7243a">60分</span>です。<br>仕訳問題15問、勘定記入などの問題が2問、さらに決算書作成問題1問を60分以内に解かなければならないと考えると、試験時間が意外と短いと感じるかと思います。<br><br>そのため、本試験で時間内にすべて解き終わることができるように、練習問題や過去問などを繰り返し解いて問題慣れしておく必要があります。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/9149d083cb344505b9c41033eb38a1d4/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%893.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="簿記3級の試験時間"></p>

<h3 id="h887eccc7ab">合格点</h3><p><span style="color:#c7243a">簿記3級の合格点</span>は、100点満点中<span style="color:#c7243a">70点</span>です。<br>7割以上の正解を目指す必要があるため、基本的な知識問題で確実に点数を取れるようにしておきましょう。<br>逆に、分からない問題があっても、3割までは間違えても問題ないと解釈することもできます。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/be0577dcf40c4a7e9a702fe8ff6e1dd2/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%894.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="簿記3級の合格点"></p>

<h3 id="he991e42ceb">解く順番</h3><p>簿記3級の試験は、<span style="color:#c7243a">第1問→第3問→第2問の順番で解くことをおすすめします</span>。</p><ol><li>第1問</li><li>第3問</li><li>第2問</li></ol><p>第2問の問題は配点が低いわりに、やや難易度が高い傾向にあります。そのため、先に配点の高い第1問に取り組み、次に第3問の応用問題を解き、残りの時間で第2問に取り掛かる方が効率よく問題を解くことができます。<br><br>ただし、第2問を捨てるべきというわけではありません。満点を取るのは厳しくても、部分点を狙うことはできます。試験時間を意識して、第2問で少しでも点数を稼げるようにしておくことが簿記3級合格の攻略法です。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/6202b90fea7146df8c63d995d54421e7/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%895.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="簿記3級の問題を解く順番"></p>

<h3 id="h78ad3f26d0">時間配分</h3><p>目安の時間配分は、<span style="color:#c7243a">第1問が15～20分</span>、<span style="color:#c7243a">第3問が25～30分</span>、<span style="color:#c7243a">第2問が残りの10～15分</span>です。</p><ul><li>第1問：15～20分</li><li>第3問：25～30分</li><li>第2問：残りの10～15分</li></ul><p>分からない問題に時間を費やしていると、他の問題が解けなくなり、基礎的な問題で点数を落としてしまいます。<br>したがって、試験本番では分かる問題から解いていくことが大切です。<br><br>より確実に合格を目指す場合は、問題を解くスピードを上げて、見直しの時間を5～10分ほど作れると良いでしょう。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/efcff22127594cceb7b45b568b76f2b7/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%896.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="簿記3級の目安の時間配分"></p>

<h2 id="h067e776129">第1問の傾向と対策</h2><p>はじめに、第1問の傾向と対策について見ていきます。</p>

<h3 id="h535a6f3d6c">出題内容</h3><p><span style="color:#c7243a">簿記3級の第1問</span>では、<span style="color:#c7243a">仕訳問題が15問出題されます</span>。<br>仕訳問題とは、問題文で与えられている取引を適切な勘定科目に分類し、借方と貸方に分けて正しい金額を記入する問題です。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/ee8f30f77ffb4eca809a69472f35f5ca/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%897.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="第1問の出題内容"></p>

<p>仕訳問題は、勘定科目と金額の完全解答で、点数が付与されます。部分点方式ではありませんので、似ている勘定科目名を選んだり、金額の入力ミスをしたりしないように注意しましょう。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/0311bbec505441c1af45700ae8be351f/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%898.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="仕訳問題の配点"><br>配点は仕訳問題1問につき3点です。計15問出題されるため、第1問の満点は45点となります。<br>全体の約半分を占めているため、第1問の仕訳問題で点数を稼いでおきたいところです。逆に、ここで落とすと致命傷にもなるため、必ず対策する必要があります。</p>

<h3 id="hc37e96d55f">時間配分の目安</h3><p>第1問の時間配分の目安は、<span style="color:#c7243a">15～20分</span>です。<br>仕訳問題は全部で15問出題されるため、仕訳1問を1分で解いていくペースが必要になります。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/17eee0af140d4eff8644f3341214bb89/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%899.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="第1問の時間配分"></p>

<h3 id="had20a3d656">目標点数</h3><p>第1問の目標点数は、<span style="color:#c7243a">36～39点</span>です。<br>簿記3級に合格するためには70点以上が必要になりますが、第2問がやや難しい傾向にあります。そのため、第1問で最低8割は欲しいところです。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/b547d5ee502d4525ab9fca7e0439c08a/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8910.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="第1問の目標点数"></p>

<h3 id="he71d64924a">第1問の問題を解く際のポイント</h3><p>第1問の仕訳問題を解く際のポイントは、以下の手順に沿って解答することです。</p><ol><li>問題文から論点を読み取る</li><li>問題文から取引パターンを読み取る</li><li>勘定科目と金額を仕訳に記入する</li></ol><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/22d50fbb13cb4a6a8376d1eb467a9827/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8911.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="第1問の問題を解く際のポイント"></p>

<h4 id="ha40160185b">手順1：問題文から論点を読み取る</h4><p>最初に、問われている論点を問題文から読み取ります。<br>ここでの論点とは、商品売買や貸付・借入などの取引内容のことを指します。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/b0dd8aa5ecc7456fa82e50de3eb7a96b/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8912.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="手順1：問題文から論点を読み取る"></p>

<h4 id="h78d799abd9">手順2：問題文から取引パターンを読み取る</h4><p>次に、問題文から問われている取引パターンを読み取ります。<br>通常、第1問で出題される仕訳問題には取引パターンが複数あります。（例：「商品の販売」と「売掛金の回収」など）<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/3ffe18591f9943beb175e7ec931af93e/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8913.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="手順2：問題文から取引パターンを読み取る"></p>

<h4 id="hdf00f9caff">手順3：勘定科目と金額を仕訳に記入する</h4><p>最後に、勘定科目と金額を1つずつ仕訳に記入します。<br>取引パターンから、どの勘定科目を使うのか、その勘定科目は増加しているのか、減少しているのか、借方と貸方のどちらに置くのかを判断して、記入しましょう。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/6e49e4240076443ab5a429275e4c3ac4/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8914.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="手順3：勘定科目と金額を仕訳に記入する"></p>

大手町さん

<p>問題の読み取りミスをする人が多いので、問題文は正確に読みましょう！</p>

<p>第1問のより詳しい対策方法について知りたい方は、下記の記事をご覧ください。</p>

簿記3級の第1問で出題される「仕訳問題」の対策方法を解説！簿記3級第1問の出題内容や時間配分、目標点数、解き方、注意点などについて図解を用いてわかりやすく説明しています。簿記3級受験生向けに解説付きの練習問題も用意していますので、ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです。

簿記3級の第1問「仕訳問題」の対策方法とは？解説付き練習問題も！

<h2 id="hf9211b4b73">第2問の傾向と対策</h2><p>次に、第2問の傾向と対策について見ていきます。</p>

<h3 id="h535a6f3d6c">出題内容</h3><p>簿記3級の第2問では、語句記入・補助簿選択・勘定記入のうち2問が出題されます。</p><ul><li>語句記入</li><li>補助簿選択</li><li>勘定記入</li></ul>

<h4 id="h1e5a48109e">語句記入</h4><p>語句記入とは、簿記に関する穴埋め文章が表示され、穴埋め部分に該当する正しいものを選択肢の中から選び解答する問題です。<br>簿記の学習をしっかり行っていれば、基礎的な問題で点数を取ることができます。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/422cc76dfd3349719b178700a4360bec/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8915.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="語句記入"></p>

<h4 id="hc9318cbb81">補助簿選択</h4><p>補助簿選択とは、取引内容と補助簿のチェックポイントが表示され、取引が記入される補助簿を選択する問題です。<br>与えられた取引を仕訳に変換することができれば、補助簿の細かい知識は必要ありません。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/203819cbb0234d15851d9c0df79b7934/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8916.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="補助簿選択"></p>

<h4 id="h36845193a8">勘定記入</h4><p>勘定記入とは、取引と各勘定が表示され、取引内容に基づいて各勘定を作成し解答する問題です。<br>仕訳に加えて、勘定記入のやり方も覚えてないと解けないため、他の2つと比べるとやや難しい傾向にあります。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/54532c5c8d1c4493842e7ebf0f86b304/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8917.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="勘定記入"><br>配点は1問あたり10点です。計2問出題されるため、第2問は20点が満点となります。<br>配点が低いわりに範囲が広いため、対策するのが難しい内容となっています。そのため、分かる問題で点数を取ることが大切です。</p>

<h3 id="hc37e96d55f">時間配分の目安</h3><p>第2問の時間配分の目安は、<span style="color:#c7243a">10～15分</span>です。<br>他の2問よりも優先順位は低いですが、20点分の配点があるため、10分程度の試験時間は確保しておきましょう。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/5d8b7ad1ec214f1aac553547c5962637/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8918.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="第2問の時間配分"></p>

<h3 id="had20a3d656">目標点数</h3><p>第2問の目標点数は、<span style="color:#c7243a">12～16点</span>です。<br>第2問はやや難易度が高いため満点を狙うことは難しいですが、部分点は取ることができるため、最低でも6割程度は欲しいところです。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/8e34206f372e4208ad87d099248524b9/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8919.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="第2問の目標点数"></p>

<h3 id="h69dc1dbde5">出題形式ごとの対策方法</h3><p>それでは、出題形式ごとの対策方法について解説していきます。</p>

<h4 id="h582ec814c7">語句記入の対策方法</h4><p>語句記入問題では、<span style="color:#c7243a">簿記の知識</span>が問われます。<br>普段の学習で各論点をしっかりインプットできていれば、正しい語句を選択できるでしょう。逆に、仕訳だけを丸暗記して学習している場合は、語句記入問題で点数が取れなくなってしまいます。<br><br>そのため、語句記入問題で点数を取るためには、普段の学習で丸暗記せず、各論点の特徴や仕訳の仕組みを理解する必要があります。<br><br>ただし、本試験では聞いたことない用語や難しい論点も出題される可能性があります。分からない問題が来たときは、そこに時間をあまり割かず、<span style="color:#c7243a">分かる問題で点数を取ろうと手を動かすことが大切です</span>。</p>

<h4 id="hcc6a89e9ed">補助簿選択の対策方法</h4><p>補助簿選択問題は、与えられた取引がどの補助簿に記入されるかを選択する問題です。<br>基本的に取引を適切に仕訳することができれば、点数を取ることができます。そのため、第1問の対策をきちんとしていれば、補助簿選択は得点源にできるでしょう。<br><br>注意点としては、ひっかけ問題がたまに出題される点です。勘定科目によっては該当する補助簿がないパターンがあるため、答えが「<span style="color:#c7243a">該当なし</span>」などになることもあります。ですが、問題を繰り返し練習し、出題パターンをある程度押さえることができれば、そこまで苦戦することはないでしょう。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/58d9a368d75d4835baf7a0a210856dd4/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8920.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="補助簿選択の対策方法"></p>

<h4 id="h5e5ffe797b">勘定記入の対策方法</h4><p>勘定記入問題は難所と言われており、簿記3級受験者の中で苦手な人が多い問題です。<br>解き方としては、以下の3つのステップで解答することがポイントです。</p><ol><li>取引の内容を理解する</li><li>取引を仕訳に変換する</li><li>勘定へ記入する</li></ol><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/288e85a499fd48a6b90538e05df7469c/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8921.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="勘定記入の対策方法"></p>

<h5 id="h92b42dbd93"><strong>手順1：取引の内容を理解する</strong></h5><p>まずは、問題文をしっかり読み、どのような取引が行われているかを理解しましょう。ここで読み間違えると勘定科目と金額をすべて間違えてしまうため、最後の行まで正確に読むことが大切です。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a2e2e32be1004bd2bfb0d28700712d24/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8922.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="手順1：取引の内容を理解する"></p>

<h5 id="h1978ae650d"><strong>手順2：取引を仕訳に変換する</strong></h5><p>取引の内容を理解したら、仕訳に変換しましょう。勘定記入の前に仕訳がわからないと、先へ進めません。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/7c0cea6d006c4c329da8b88d0cff4759/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8923.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="手順2：取引を仕訳に変換する"></p>

<h5 id="h3759bc2c84"><strong>手順3：勘定へ記入する</strong></h5><p>仕訳が整理できたら、それをもとに勘定へ記入していきます。<br>ホームポジションが借方の勘定科目が増加したら借方に記入し、減少したら貸方に記入します。逆に、ホームポジションが貸方の勘定科目が増加したら貸方に記入し、減少したら借方に記入します。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f39f6ba6fdc54e9286ddf7c58c845245/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8924.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="手順3：勘定へ記入する"><br>T字勘定の記入方法については下記の記事で詳しく解説していますので、苦手意識がある方はあわせてご覧ください。</p>

簿記合格の必須テクニックである「T字勘定」の使い方を図解で徹底解説します。T字勘定は、総勘定元帳を簡易的に表現するためのテクニックです。簿記3級はもちろん、簿記2級の試験でも役に立ちます。簿記試験の点数を底上げしたい方はぜひ参考にしてみてください。実際の試験形式も記載していますので、本番の試験対策にも活用できます。

簿記合格の必須知識「T字勘定」を解説！総勘定元帳を得点源にしよう

<h2 id="h0007a4a197">第3問の傾向と対策</h2><p>最後に、第3問の傾向と対策について見ていきます。</p>

<h3 id="h535a6f3d6c">出題内容</h3><p>簿記3級の第3問では、決算書作成問題が出題されます。<br>具体的には、決算整理後残高試算表作成、貸借対照表・損益計算書作成、精算表作成のうち1問が出されます。</p><ul><li>決算整理後残高試算表作成</li><li>貸借対照表・損益計算書作成</li><li>精算表作成</li></ul>

<h4 id="h0e089b8ba5">決算整理後残高試算表作成</h4><p>表示されている決算整理”前”残高試算表と決算整理事項をもとに、決算整理”後”残高試算表を作成する問題です。<br>決算整理仕訳や表の作成など応用力が求められます。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/e010164b3130459bbb56ea0c22279871/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8925.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="決算整理後残高試算表作成"></p>

<h4 id="hb43fde95e7">貸借対照表・損益計算書作成</h4><p>表示されている決算整理前残高試算表と決算整理事項をもとに、貸借対照表と損益計算書を作成する問題です。<br>決算整理後残高試算表作成とは異なり、当期純利益（または損失）の計算と入力が必要となります。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/8a8e696d97e44b9eaa9bd87ffa31d424/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8926.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="貸借対照表・損益計算書作成"></p>

<h4 id="h16ee3b74e2">精算表作成</h4><p>表示されている決算整理前残高試算表と決算整理事項をもとに、精算表を作成する問題です。<br>貸借対照表・損益計算書作成とは異なり、修正記入欄に決算整理仕訳の入力が必要となります。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/96e3af4dcc954974926a12094296d0af/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8927.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="精算表作成"><br>第3問の配点は35点です。入力箇所のいくつかがランダムで採点対象となっているため、完全解答しないと点数がもらえないわけではありません。<br>そのため、わからない問題があっても部分点はもらえます。</p>

<h3 id="hc37e96d55f">時間配分の目安</h3><p>第3問の時間配分の目安は、<span style="color:#c7243a">25～30分</span>です。<br>他の問題と比べて応用力が試されるため、約30分は確保したいところです。これ以上時間がかかると、他の問題を解く時間が無くなってしまうため、試験前までには30分以内に解けるように練習しておく必要があります。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/0f6a724c90414435b85a27df2f3650d0/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8928.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="時間配分の目安"></p>

<h3 id="had20a3d656">目標点数</h3><p>第3問の目標点数は、<span style="color:#c7243a">24～28点</span>です。<br>簿記3級の中でいう応用問題に当たりますが、繰り返し練習し問題慣れすることで、満点を狙うことも可能な分野です。そのため、しっかりと対策し本番では約7～8割は点数を取りたいです。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/16ba14236a964dcda86ee25d6371d8cb/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8929.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="第3問の目標点数"></p>

<h3 id="ha53e8a7263">出題形式ごとの解き方</h3><p>それでは、出題形式ごとの解き方を解説します。</p>

<h4 id="hff9fb1ab91">決算整理後残高試算表作成の解き方</h4><p>決算整理後残高試算表作成問題を解く手順は、以下の2ステップです。</p><ol><li>決算整理の内容を仕訳にする</li><li>決算整理後残高試算表を埋める</li></ol>

<h5 id="h9351a08858"><strong>手順1：決算整理の内容を仕訳にする</strong></h5><p>決算整理事項が10問出題されるため、まずは10問のうちできるところから仕訳にしていきます。<br><br>中には、決算整理事項の情報のみでは仕訳を行うことができない項目も登場します。その場合は、他の資料（決算整理前残高試算表）にヒントが隠されているため、視野を広く持ち仕訳を行いましょう。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/79bccc4f5b474ebca7cfe6b69a07ab9c/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8930.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="手順1：決算整理の内容を仕訳にする"><br>決算整理仕訳については、下記の記事で詳しく解説しています。</p>

簿記3級において重要な論点である「決算整理仕訳」について詳しく解説。今回は決算整理仕訳について、事例を交えながら簿記初心者向けにわかりやすく説明します。決算整理仕訳が苦手な方は、この記事を通じて簡単に解き方を覚えることができます。知識の確認問題も記載していますので、論点の理解と知識の定着にご利用ください。

【図解】決算整理仕訳とは？簿記3級で頻出の論点をわかりやすく解説

<h5 id="h39492d7de9"><strong>手順2：決算整理後残高試算表を埋める</strong></h5><p>決算整理の内容を仕訳にしたら、決算整理後残高試算表を埋めていきます。<br>具体的には、決算整理前残高試算表の数値に決算整理仕訳を加減して、決算整理後残高試算表に数値を記入します。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/0733c9c6b0dd4897b6549e3e36d5ccbe/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8931.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="手順2：決算整理後残高試算表を埋める"></p>

<h4 id="hab21febef7">貸借対照表・損益計算書作成の解き方</h4><p>貸借対照表・損益計算書作成問題は、決算整理後残高試算表作成問題と比べると形式が少し異なりますが、解答手順は同じです。<br>決算整理仕訳を行い、決算整理前残高試算表の数値に加減して、貸借対照表と損益計算書を作成していきます。<br><br>また、決算整理後残高試算表作成とは異なり、当期純利益（または損失）の計算と入力が必要となるため、注意しましょう。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/019020038ecb42ea9a28e89e1658b4ce/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8932.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="貸借対照表・損益計算書作成の解き方"></p>

<h4 id="hc2002860a4">精算表作成の解き方</h4><p>精算表作成問題を解く際は、以下の4つの手順で解答していきます。</p><ol><li>決算整理事項をすべて仕訳に変換</li><li>決算整理仕訳を修正記入欄に入力</li><li>損益計算書・貸借対照表に入力</li><li>当期純利益（損失）を計算・入力</li></ol><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/c6158bde5989451ca00a658edb3fd09b/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8933.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="精算表作成の解き方"></p>

<h5 id="h1b46ccadc3"><strong>手順1：決算整理事項をすべて仕訳に変換</strong></h5><p>はじめに、決算整理事項に記載されている10問の取引をすべて仕訳に変換します。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/b209549fda1f4ed094a65c33efd98e2e/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8934.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="手順1：決算整理事項をすべて仕訳に変換"></p>

<h5 id="ha9b0eb618a"><strong>手順2：決算整理仕訳を修正記入欄に入力</strong></h5><p>手順1で行った仕訳を正確に修正記入欄に入力します。<br>修正記入をする際のコツとして、手順1の決算整理仕訳を手元の紙にわかりやすくメモしておくと、ミスが減りやすいのでおすすめです。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/07cdd48a894c408da1bdac65f23ab864/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8935.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="手順2：決算整理仕訳を修正記入欄に入力"></p>

<h5 id="h6ac43007ad"><strong>手順3：損益計算書・貸借対照表に入力</strong></h5><p>修正記入を終えたら、決算整理前残高試算表に修正記入を加味した数値を損益計算書・貸借対照表に入力していきます。<br>この段階で、すべての決算整理事項を修正記入と損益計算書・貸借対照表に反映させ、決算整理の対象外を含めたすべての入力欄を埋めましょう。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/19daf21388ee4a828d0e033926eb3738/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8936.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="手順3：損益計算書・貸借対照表に入力"></p>

<h5 id="hae0949e74d"><strong>手順4：当期純利益（損失）を計算・入力</strong></h5><p>損益計算書の収益と費用の差額から当期純利益（損失）を計算し、入力します。そして、その金額を貸借対照表に組み込みます。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/6b4cd6f29afa419eb496b4ab7005b0ae/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8937.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="手順4：当期純利益（損失）を計算・入力"></p>

<p>収益が費用より大きければ利益を計上し、借方（左側）に記入します。逆に、収益が費用より小さければ損失を計上し、貸方（右側）に記入します。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/b1f99fe8c2a548edaf2a9e37e7327308/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8938.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="手順4：当期純利益（損失）を計算・入力"></p>

<p>最後に、1番下の欄に縦の合計額を入力し、貸借が一致していることを確認します。貸借が一致していない場合は、どこかで計算ミスか入力ミスをしているため、必ず見直しましょう。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/c847c95174c942d3933b499235f3e9cd/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8939.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="手順4：当期純利益（損失）を計算・入力"><br>精算表については、下記の記事で詳しく解説していますので、苦手な方はぜひご覧ください。</p>

簿記3級において重要な論点である「精算表」について詳しく解説。精算表の意味や構成要素、簡単な覚え方についてを簿記初心者向けにわかりやすく説明します。借方と貸方がどちらに記載すればいいかわからない方も、この記事を通じて簡単に覚えることができます。知識の確認問題も記載していますので、論点の理解と知識の定着にご利用ください。

【図解】簿記3級頻出の精算表の簡単な覚え方を解説！

<h2 id="ha214098e44">まとめ</h2><p>簿記3級は仕訳15問や決算書作成と解答欄が多い割には、試験時間が60分しかないため、時間勝負になりやすいです。<br>基礎知識を一通りインプットできたら、模試を繰り返し受けて、正確かつスピーディーに解答できるように練習しましょう。<br><br>簿記学習アプリ「<a style="color:#0186ab" href="https://boki.funda.jp/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Funda簿記</a>」では、簿記3級の本試験を想定した問題を何回も解くことができます。問題はシステムが自動で生成するため、同じ問題が2度出題されることはありません。<br>そのため、本番に備えて問題を繰り返し練習することができます。<br><br>ぜひ一緒にアプリを使った学習を始めませんか？<br>あなたのご参加をお待ちしております！<br><a href="http://bit.ly/3Zt5HJz"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f76a103b16784134ba3058a183e29b0c/Funda_2.png?w=2500&amp;h=843" alt="Funda簿記の学習アプリ"></a></p>

簿記3級の試験内容や対策方法を徹底解説！簿記3級で出題される試験問題や傾向、各大問の配点、対策方法などについて図解を用いてわかりやすく説明しています。簿記3級の受験を考えている方やすでに学習を始めている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

簿記3級の試験内容と出題傾向は？各大問の配点や対策方法も解説！

<p>簿記3級の出題形式は、3つの大問で構成されています。</p><ul><li>第1問：仕訳問題（45点）</li><li>第2問：語句記入・補助簿選択・勘定記入（20点）</li><li>第3問：決算書作成問題（35点）</li></ul><p>試験時間は60分で、合格点は70点以上となっています。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/44d317a5202e436da1f2b91dc4f68755/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%891.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="簿記3級の出題形式"><br>簿記3級の試験傾向については、下記の記事で詳しく解説しています。</p>

<p>この記事では、簿記3級の第1問「<span style="color:#c7243a">仕訳問題</span>」に焦点を当てて解説します。<br><span style="color:#c7243a">第1問の時間配分</span>や<span style="color:#c7243a">問題の解き方</span>、<span style="color:#c7243a">解く際の注意点</span>などについて図解を用いて説明していますので、ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです。</p><h5 id="hf1743a6c10">_ARTICLE_TOC_</h5><p><a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt="Funda簿記の公式LINEを登録しよう"></a></p>

<h2 id="h142b9f5670">簿記3級の第1問とは？</h2><p>簿記3級の第1問では、<span style="color:#c7243a">仕訳問題が15問出題されます</span>。<br>仕訳問題とは、問題文で与えられている取引を適切な勘定科目に分類し、借方と貸方に分けて正しい金額を記入する問題です。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/90375b0f9742470a9de8365e42341a74/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%892.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="仕訳問題とは"><br>仕訳の基本について詳しく知りたい方は、下記の記事がおすすめです。</p>

簿記を学ぶ上で欠かせない基礎的な考え方「仕訳」について解説！仕訳の意味や基本ルール、取引を仕訳に変換する手順を図解を用いてわかりやすく説明します。仕訳のやり方が分からない方やどちらに記入すべきか戸惑う方は、この記事を通じて、仕訳の基本を理解しましょう。

【簿記】仕訳とは？基本ルールや手順、わかりやすい覚え方を解説！

<p>通常、勘定科目と金額の<span style="color:#c7243a">完全解答</span>で、点数が付与されます。部分点方式ではありませんので、似ている勘定科目名を選んだり、金額の入力ミスをしたりしないように注意しましょう。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/e3be23a474e046f08fb6612f525f38db/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%893.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="完全解答で配点"><br>配点は1問につき3点与えられるため、15問出題される<span style="color:#c7243a">第1問は配点が45点分</span>あります。簿記3級の試験は満点が100点のため、第1問だけで約半分を占めるということになります。<br><br>したがって、第1問で点数を稼ぐことが、簿記3級の合格につながります。逆に、ここで落とすと致命傷にもなるため、必ず対策しましょう。</p>

新卒くん

<p>第1問の重要性を感じました。</p>

<h3 id="h78ad3f26d0">時間配分</h3><p>第1問の時間配分の目安は、<span style="color:#c7243a">15分～20分</span>です。<br>仕訳問題は全部で15問出題されるため、仕訳1問を1分で解いていくペースが必要になります。<br><br>また、1問ごとの問題文は短いですが、たまにひっかけ問題も出題されるため、問題を解くスピードと同時に、問題文をしっかり読み取る正確さも求められます。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/4b7a590afcb14840be28e6d2883b244a/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%894.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="第1問の時間配分"></p>

<h3 id="had20a3d656">目標点数</h3><p>第1問の目標点数は、<span style="color:#c7243a">36～39点</span>です。<br>簿記3級に合格するためには70点以上が必要になりますが、第2問がやや難しい傾向にあります。そのため、第1問で最低8割は欲しいところです。<br><br>もちろん、満点を取ることができれば合格に近づきますが、第1問ではたまに難問も出題されます。満点に固執して難問に時間を取られすぎると、他の問題を解く時間が無くなり、結果的に不合格になってしまっては本末転倒です。したがって、第1問では8割以上を取るという気持ちで、試験に望むことをおすすめします。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/ff49122404ec46d5bc16c9ed4d48cb6d/%E7%B0%BF%E8%A8%983%E7%B4%9A%E7%AC%AC1%E5%95%8F%E3%81%AE%E8%A7%A3%E3%81%8D%E6%96%B9.jpg?w=1280&amp;h=720" alt="第1問の目標点数"></p>

<h2 id="h7d3e8f193c">第1問の解き方とは？</h2><p>それでは、第1問の解き方について解説します。<br>第1問の仕訳問題を解く手順は、以下の3ステップです。</p><ol><li>問題文から論点を読み取る</li><li>問題文から取引パターンを読み取る</li><li>勘定科目と金額を仕訳に記入する</li></ol><p>それぞれ詳しく見ていきましょう。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/41faa9b0e8cb4519bbb7614aae61d52f/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%896.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="第1問の解き方"></p>

<h3 id="h1ea6837c4d">Step1．問題文から論点を読み取る</h3><p>最初に、<span style="color:#c7243a">問われている論点を問題文から読み取ります</span>。<br>ここでの論点とは、商品売買や貸付・借入などの取引内容のことを指します。<br><br>例えば、下の事例では「土地を購入」や「後日支払う」と書いてあることから、固定資産の購入の論点であることが読み取れます。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f4dd8a3302a141ca9c6d1f461fe6d8ba/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%897.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="Step1．問題文から論点を読み取る"><br>また、取引が複雑な場合は読み取りのミスが発生しやすいため、取引内容を丁寧に読むことが大切です。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a3a809bf1a504ec9995a885a25581583/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%898.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="Step1．問題文から論点を読み取る"></p>

<h3 id="h1e0013c81a">Step2．問題文から取引パターンを読み取る</h3><p>次に、<span style="color:#c7243a">問題文から問われている取引パターンを読み取ります</span>。<br>通常、第1問で出題される仕訳問題には取引パターンが複数あります。（例：「商品の販売」と「売掛金の回収」など）<br><br>下の事例では、「土地を100,000円で購入し、代金は後日支払うこととした。」と書かれているため、固定資産の購入と未払金の支払いのパターンであることが読み取れます。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/65e5cd3e50704d5faa4c07d2b20a1b5b/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%899.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="Step2．問題文から取引パターンを読み取る"><br>論点を正しく読み取っても取引パターンを読み間違えると、正しい仕訳を導き出すことはできません。<br>問題文をしっかり読み、取引パターンも正確に把握しましょう。</p>

<h4 id="h397e38daae">補足</h4><p>商品の後払いの取引では、買掛金もしくは未払金を使います。<br>買掛金は本業の商品売買取引で使用するのに対して、未払金は本業以外の商品売買取引で使用します。<br><br>今回の事例は土地の売買取引であるため、本業以外の商品売買取引に該当します。したがって、仕訳で記入する勘定科目は未払金となります。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/19bf21939bc54bbba003ceddfbc0187e/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8910.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="買掛金と未払金の違い"><br>未払金の仕訳方法について学びたい方は、下記の記事をご覧ください。</p>

簿記における重要な論点「未払金」「未収入金」について詳しく解説。未払金・未収入金の意味や具体的な仕訳方法についてを簿記初心者向けに分かりやすく説明します。知識の確認問題や仕訳の練習問題も記載していますので、論点の理解と知識の定着にご利用ください。

未払金・未収入金とは？簿記の勘定科目を仕訳事例を用いて徹底解説

<h3 id="h5e43fdaa8f">Step3．勘定科目と金額を仕訳に記入する</h3><p>最後に、<span style="color:#c7243a">勘定科目と金額を1つずつ仕訳に記入します</span>。<br>取引パターンから、どの勘定科目を使うのか、その勘定科目は増加しているのか、減少しているのか、借方と貸方のどちらに置くのかを判断して、記入しましょう。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/54394ef73ebc4d189fb3e8a02e6581a7/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8911.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="Step3．勘定科目と金額を仕訳に記入する"></p>

<h2 id="hc86b92078e">第1問を解く際の注意点</h2><p>第1問を解く際の注意点は、主に3つあります。</p><ul><li>問題文を正確に読む</li><li>貸借の一致を確認する</li><li>証憑問題に注意する</li></ul><p>順に解説していきます。</p>

<h3 id="h0564c5ff22">問題文を正確に読む</h3><p>1問1分で解くペースが目安の時間配分と上述しましたが、問題文を最後まで読まないと解けない問題があるため、必ず問題文は正確に読みましょう。<br><br>例えば、下記の仕訳問題の場合、冒頭の文章だけ見ると「商品の掛け取引」の論点に見えます。しかし、「本日～」以降の文章をしっかり読むと、「商品の返品」の論点であることが分かります。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/0ddcc422dc12427dbc6e4d5ab9b4caa5/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8912.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="問題文を読み間違える例"><br>このように、問題を最後まで読まないとミスをしてしまう可能性があるため、解くスピードを意識しつつも、<span style="color:#c7243a">問題文を正確に読むことも忘れないようにしましょう</span>。</p>

<h3 id="hb5c2aaddba">貸借の一致を確認する</h3><p>毎回多くの受験生が点を落としてしまう注意ポイントに、<span style="color:#c7243a">貸借の不一致</span>があります。<br><br>事例として、下記の仕訳問題を解く新卒くんを見ていきましょう。<br>はじめに、クレジット売掛金の回収であることを読み取り、貸方にクレジット売掛金52,000円を記入しています。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/1cfddc2888d34ec5892277ca8eb509b1/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8913.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="貸借が一致しない例"><br>次に、普通預金口座の入金を読み取り、借方に普通預金52,000円を記入しています。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/b84e7d5763364ae3a2f023cdd2e35473/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8914.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="貸借が一致しない例"><br>その後、問題文の「手数料2%」に気が付き、普通預金の金額を修正しています。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/1b2f576922d14b2696de911d8b598766/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8915.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="貸借が一致しない例"><br>しかし、この解答では不正解です。<br>なにが間違っているかわかりましたか？<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/56825daba43f49d8a46f8fe553859093/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8916.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="貸借が一致しない例"><br>今回の解答における最大の問題点は、貸借が一致していないことです。<br><span style="color:#c7243a">仕訳問題の解答は、必ず貸借が一致します</span>。そのため、仕訳問題の解答を見直す際は、貸借が一致しているかを確認しましょう。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a642aab88e6448a993698660e75abd5e/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8917.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="貸借が一致しない例"><br>貸借が一致していない場合は、必ず間違った処理をしています。<br>先ほどの問題の正解は、差し引かれた手数料を支払手数料（費用）として計上します。模範解答を見ると、借方と貸方が一致しているのが確認できますね。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/61fb9490515a4abb92e19458d6e39793/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8918.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="貸借が一致しない例"></p>

<p>本試験では必ず「貸借の一致」を確認します…</p>

<h3 id="h92240df5cc">証憑問題に注意する</h3><p>第1問には、<span style="color:#c7243a">証憑を読み取らせる問題も出題されます</span>。<br>証憑（しょうひょう）とは、取引内容や取引条件などを明確にし、その証拠となる書類のことです。<br><br>簿記3級で登場する証憑には、取引内容や納品日を確認してもらうための納品書や、名別や担当者別などの任意の区分によって売上高を比較した売上集計表などがあります。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/814a023e94d845daba090957869837b9/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8919.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="証憑とは"><br>最初は難しく感じるかもしれませんが、やっていることは取引内容を仕訳に変換するだけですので、問題に慣れていけば本番でしっかり点数を取ることができます。<br><br>証憑問題の解き方について、より詳しく学びたい方は下記の記事をご覧ください。</p>

簿記3級の仕訳問題の解き方をわかりやすく解説しています。今回解説する論点は証憑です。簿記3級の本試験でも頻繁に出題される論点となっています。知っているだけで点数に直結する問題を解く手順や、出題傾向、配点など含めて解説しているので、受験生の方はぜひ参考にしてください。

【簿記3級】証憑の仕訳問題をわかりやすく解説

<h2 id="h0f3134a044">第1問の仕訳問題に挑戦してみよう</h2><p>以上を踏まえて、簿記3級の本試験レベルの仕訳問題に挑戦してみましょう。<br>「解く手順」を参考に、取引の仕訳として正しいものを選択肢から選んでください。</p>

<p>東京商事から商品150,000円を掛けで仕入れていたが、本日、当該掛代金について電子記録債務の発生記録の請求があったため承諾した。</p>

<p><br><br><br><br><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/b0a2dd4cd66d4f859003a539087e3c6c/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8921.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="みなさんわかりましたか？"><br>この問題の正解は、選択肢②でした。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/b516caf5809648b996e9ac3b3a35c6eb/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8922.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="1問目の解答"><br>それでは、「解く手順」に沿って、この問題の解き方を解説します。</p>

<h4 id="hde0409f3a0">Step1．問題文から論点（電子記録債務）を読み取る</h4><p>はじめに、問われている「<span style="color:#c7243a">論点</span>」を問題文から読み取ります。<br><br>今回の問題では「本日、当該掛代金について電子記録債務の発生記録の請求があったため承諾した」と書かれているため、電子記録債務の論点であることが読み取れます。<br>最初の文章で、掛け取引の論点と判断しないように注意しましょう。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a2d7938481e544bd9e521fdfd04dbb2e/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8923.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="1問目の解説"></p>

<h4 id="h0480cf0031">Step2．問題文から取引パターン（電子記録債務の発生）を読み取る</h4><p>次に、問題文から問われている「<span style="color:#c7243a">取引パターン</span>」読み取ります。<br><br>今回の問題では、「当該掛代金について電子記録債務の発生記録の請求があったため承諾した」と書いてあるため、電子記録債務の発生のパターンであることが読み取れます。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/44d47ff0167c4c42a7119e0f1658740c/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8924.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="1問目の解説"></p>

<h4 id="h5e43fdaa8f">Step3．勘定科目と金額を仕訳に記入する</h4><p>最後に、登場する勘定科目を見落とさないように注意しながら、<span style="color:#c7243a">勘定科目と金額を仕訳に記入します</span>。<br>今回の問題文には2つの勘定科目が登場します。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/58e8e50c7bc2422896efa2449d6b8942/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8925.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="1問目の解説"></p>

<h5 id="hefc931c97c"><strong>電子記録債務の発生</strong></h5><p>問題文の「当該掛代金について電子記録債務の発生記録の請求があったため承諾した」より、電子記録債務が発生しています。<br>電子記録債務は負債グループに属する勘定科目であるため、貸方（右側）がホームポジションです。<br>したがって、電子記録債務の発生を表現するために、電子記録債務をホームポジションの貸方（右側）に記入します。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/df62d013ed944f20beff2ad2cfc30c99/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8926.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="1問目の解説"><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a75a46ed316b4f27ba19dee07547fc7d/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8927.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="電子記録債務"></p>

<h5 id="h431fb302fe"><strong>買掛金の減少</strong></h5><p>問題文の「掛けで仕入れていたが、本日、当該掛代金について電子記録債務の発生記録の請求があったため承諾した」より、買掛金が減少しています。<br>買掛金は負債グループに属する勘定科目であるため、貸方（右側）がホームポジションです。<br>したがって、買掛金の減少を表現するために、買掛金をホームポジションとは逆の借方（左側）に記入します。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/8d31db09718541279325484caa2d60aa/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8928.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="1問目の解説"><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/03ce9615147f46a5b9ce3a05eb5917b0/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8929.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="買掛金"></p>

<p>以上より、正しい仕訳は、選択肢②となります。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/60899377659740748be54f397e91a398/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8930.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="1問目の解答"></p>

<p>本日の売上を以下の集計表に基づき計上する。合計額のうち20,750円は現金にて受け取り、残額はクレジットカード決済とした。</p>

<p><br><br><br><br><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a2f10fa7fe0f4ab3967506c34c598a12/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8933.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="みなさんわかりましたか？"><br>この問題の正解は、選択肢③でした。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a68bfee9fc8848a5b46f32726547eda9/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8934.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="2問目の解答"><br>それでは、「解く手順」に沿って、この問題の解き方を解説します。</p>

<h4 id="h434b3eefaf">Step1．問題文から論点（証憑）を読み取る</h4><p>はじめに、問われている「<span style="color:#c7243a">論点</span>」を問題文から読み取ります。<br><br>今回の問題では「本日の売上を以下の集計表に基づき計上する」と書かれているため、証憑の論点であることが読み取れます。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/deb253f914c24bae85e46b6214b62f0e/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8935.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="2問目の解説"></p>

<h4 id="h9d82856c62">Step2．問題文から取引パターン（売上集計表）を読み取る</h4><p>次に、問題文から問われている「<span style="color:#c7243a">取引パターン</span>」読み取ります。<br><br>今回の問題では、「本日の売上を以下の集計表に基づき計上する」と書いてあるため、売上集計表の読み取りのパターンであることが読み取れます。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/903e51339d1d40f3ae00bf8111d91b55/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8936.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="2問目の解説"></p>

<h4 id="h5e43fdaa8f">Step3．勘定科目と金額を仕訳に記入する</h4><p>最後に、登場する勘定科目を見落とさないように注意しながら、勘定科目と金額を仕訳に記入します。<br>今回の問題文には3つの勘定科目が登場します。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/0f0dbade40684764b235c7fc4703d269/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8937.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="2問目の解説"></p>

<h5 id="hdeaac41aa3"><strong>売上の発生</strong></h5><p>問題文の「本日の売上を以下の集計表に基づき計上する」より、売上が発生しています。<br>売上は収益グループに属する勘定科目であるため、貸方（右側）がホームポジションです。<br>したがって、売上90,750円の発生を表現するために、売上をホームポジションの貸方（右側）に記入します。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/7ea4a3ebdd494b7daa87a29a98f7d8d3/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8938.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="2問目の解説"><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/76e6e4d84bb745abad3ab1bf836646a5/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8939.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="売上"></p>

<h5 id="haa36728aa6"><strong>現金の増加</strong></h5><p>問題文の「合計額のうち20,750円は現金にて受け取り」より、現金が増加しています。<br>現金は資産グループに属する勘定科目であるため、借方（左側）がホームポジションです。<br>したがって、現金20,750円の増加を表現するために、現金をホームポジションの借方（左側）に記入します。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/3412472c6d3c4e2ea610cf9a54f62e62/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8940.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="2問目の解説"><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/51420817475d442ebc7489f3a92277fa/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8941.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="現金"></p>

<h5 id="he60a843185"><strong>クレジット売掛金の増加</strong></h5><p>問題文の「残額はクレジットカード決済とした」より、クレジット売掛金が増加しています。<br>クレジット売掛金は資産グループに属する勘定科目であるため、借方（左側）がホームポジションです。<br>したがって、クレジット売掛金70,000円（90,750円－20,750円）の増加を表現するために、クレジット売掛金をホームポジションの借方（左側）に記入します。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/33b19b539a8549f18ad6cd49dd4085b7/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8942.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="2問目の解説"><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/faedac62da43462f9177146daebabe59/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8943.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="クレジット売掛金"></p>

<p>以上より、正しい仕訳は、選択肢③となります。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/e8aec1afe063485481ea61126305b816/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8944.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="2問目の解答"></p>

<h2 id="hc00d51bbea">【保存版】論点ごとの解き方一覧</h2><p>最後に、論点ごとの仕訳問題の解き方を一覧で掲載します。<br>対策したい論点や苦手な分野などを勉強したいときに、ぜひ活用してみてください。</p>

<h3 id="h9c06917c7a">商品売買</h3><p>日々の営業取引を仕訳に変換する方法を学びましょう。</p><h4 id="h1e35571979">買掛金</h4><p>買掛金の仕訳問題の解き方はこちら</p>

簿記3級の仕訳問題の解き方をわかりやすく解説しています。今回解説する論点は買掛金です。簿記3級の本試験でも必ず出題される論点となっています。知っているだけで点数に直結する問題を解く手順や、出題傾向、配点など含めて解説しているので、受験生の方はぜひ参考にしてください。

【簿記3級】買掛金の仕訳問題をわかりやすく解説

<h4 id="h79084e42b8">売掛金</h4><p>売掛金の仕訳問題の解き方はこちら</p>

簿記3級の仕訳問題の解き方をわかりやすく解説しています。今回解説する論点は売掛金です。簿記3級の本試験でも必ず出題される論点となっています。知っているだけで点数に直結する問題を解く手順や、出題傾向、配点など含めて解説しているので、受験生の方はぜひ参考にしてください。

【簿記3級】売掛金の仕訳問題をわかりやすく解説

<h4 id="h5172d7d3d6">クレジット売掛金</h4><p>クレジット売掛金の仕訳問題の解き方はこちら</p>

簿記3級の仕訳問題の解き方をわかりやすく解説しています。今回解説する論点はクレジット売掛金です。簿記3級の本試験でも必ず出題される論点となっています。知っているだけで点数に直結する問題を解く手順や、出題傾向、配点など含めて解説しているので、受験生の方はぜひ参考にしてください。

【簿記3級】クレジット売掛金の仕訳問題をわかりやすく解説

<h4 id="hb5a8a13b56">支払手形</h4><p>支払手形の仕訳問題の解き方はこちら</p>

簿記3級の仕訳問題の解き方をわかりやすく解説しています。今回解説する論点は支払手形です。簿記3級の本試験でも必ず出題される論点となっています。知っているだけで点数に直結する問題を解く手順や、出題傾向、配点など含めて解説しているので、受験生の方はぜひ参考にしてください。

【簿記3級】支払手形の仕訳問題をわかりやすく解説

<h4 id="hb994246907">受取手形</h4><p>受取手形の仕訳問題の解き方はこちら</p>

簿記3級の仕訳問題の解き方をわかりやすく解説しています。今回解説する論点は受取手形です。簿記3級の本試験でも必ず出題される論点となっています。知っているだけで点数に直結する問題を解く手順や、出題傾向、配点など含めて解説しているので、受験生の方はぜひ参考にしてください。

【簿記3級】受取手形の仕訳問題をわかりやすく解説

<h4 id="hc93946a967">電子記録債務</h4><p>電子記録債務の仕訳問題の解き方はこちら</p>

簿記3級の仕訳問題の解き方をわかりやすく解説しています。今回解説する論点は電子記録債務です。簿記3級の本試験でも必ず出題される論点となっています。知っているだけで点数に直結する問題を解く手順や、出題傾向、配点など含めて解説しているので、受験生の方はぜひ参考にしてください。

【簿記3級】電子記録債務の仕訳問題をわかりやすく解説

<h4 id="h2ddb6002b3">電子記録債権</h4><p>電子記録債権の仕訳問題の解き方はこちら</p>

簿記3級の仕訳問題の解き方をわかりやすく解説しています。今回解説する論点は電子記録債権です。簿記3級の本試験でも必ず出題される論点となっています。知っているだけで点数に直結する問題を解く手順や、出題傾向、配点など含めて解説しているので、受験生の方はぜひ参考にしてください。

【簿記3級】電子記録債権の仕訳問題をわかりやすく解説

<h4 id="h31994db2c7">受取商品券</h4><p>受取商品券の仕訳問題の解き方はこちら</p>

簿記3級の仕訳問題の解き方をわかりやすく解説しています。今回解説する論点は受取商品券です。簿記3級の本試験でも頻繁に出題される論点となっています。知っているだけで点数に直結する問題を解く手順や、出題傾向、配点など含めて解説しているので、受験生の方はぜひ参考にしてください。

【簿記3級】受取商品券の仕訳問題をわかりやすく解説

<h4 id="h303752ffd9">返品</h4><p>返品の仕訳問題の解き方はこちら</p>

簿記3級の仕訳問題の解き方をわかりやすく解説しています。今回解説する論点は返品です。簿記3級の本試験でも頻繁に出題される論点となっています。知っているだけで点数に直結する問題を解く手順や、出題傾向、配点など含めて解説しているので、受験生の方はぜひ参考にしてください。

【簿記3級】返品の仕訳問題をわかりやすく解説

<h4 id="h7382571bbe">諸掛</h4><p>諸掛の仕訳問題の解き方はこちら</p>

簿記3級の仕訳問題の解き方をわかりやすく解説しています。今回解説する論点は諸掛です。簿記3級の本試験でも必ず出題される論点となっています。知っているだけで点数に直結する問題を解く手順や、出題傾向、配点など含めて解説しているので、受験生の方はぜひ参考にしてください。

【簿記3級】諸掛の仕訳問題をわかりやすく解説

<h4 id="hb0499bba9c">前払金</h4><p>前払金の仕訳問題の解き方はこちら</p>

簿記3級の仕訳問題の解き方をわかりやすく解説しています。今回解説する論点は前払金です。簿記3級の本試験でも頻繁に出題される論点となっています。知っているだけで点数に直結する問題を解く手順や、出題傾向、配点など含めて解説しているので、受験生の方はぜひ参考にしてください。

【簿記3級】前払金の仕訳問題をわかりやすく解説

<h4 id="h340391f154">前受金</h4><p>前受金の仕訳問題の解き方はこちら</p>

簿記3級の仕訳問題の解き方をわかりやすく解説しています。今回解説する論点は前受金です。簿記3級の本試験でも頻繁に出題される論点となっています。知っているだけで点数に直結する問題を解く手順や、出題傾向、配点など含めて解説しているので、受験生の方はぜひ参考にしてください。

【簿記3級】前受金の仕訳問題をわかりやすく解説

<h3 id="hb8cd4b1875">証憑・伝票</h3><p>証憑の読み取りや伝票会計の処理方法について学習していきましょう。</p><h4 id="h677fd74f99">証憑</h4><p>証憑の仕訳問題の解き方はこちら</p>

<h4 id="h42332714ba">振替伝票</h4><p>振替伝票の仕訳問題の解き方はこちら</p>

簿記3級の仕訳問題の解き方をわかりやすく解説しています。今回解説する論点は振替伝票です。簿記3級の本試験でも頻繁に出題される論点となっています。知っているだけで点数に直結する問題を解く手順や、出題傾向、配点など含めて解説しているので、受験生の方はぜひ参考にしてください。

【簿記3級】振替伝票の仕訳問題をわかりやすく解説

<h3 id="h7864789724">現金預金</h3><p><span style="color:#263843">取引を現金や銀行預金を用いて行った際の処理について、学習していきましょう。</span></p><h4 id="hd453d87b40"><span style="color:#263843">現金</span></h4><p>現金の仕訳問題の解き方はこちら</p>

簿記3級の仕訳問題の解き方をわかりやすく解説しています。今回解説する論点は現金です。簿記3級の本試験でも頻繁に出題される論点となっています。知っているだけで点数に直結する問題を解く手順や、出題傾向、配点など含めて解説しているので、受験生の方はぜひ参考にしてください。

【簿記3級】現金の仕訳問題をわかりやすく解説

<h4 id="h32e5f28110">現金過不足</h4><p>現金過不足の仕訳問題の解き方はこちら</p>

簿記3級の仕訳問題の解き方をわかりやすく解説しています。今回解説する論点は現金過不足です。簿記3級の本試験でも必ず出題される論点となっています。知っているだけで点数に直結する問題を解く手順や、出題傾向、配点など含めて解説しているので、受験生の方はぜひ参考にしてください。

【簿記3級】現金過不足の仕訳問題をわかりやすく解説

<h4 id="h4b83efb697">預金</h4><p>預金の仕訳問題の解き方はこちら</p>

簿記3級の仕訳問題の解き方をわかりやすく解説しています。今回解説する論点は預金です。簿記3級の本試験でも頻繁に出題される論点となっています。知っているだけで点数に直結する問題を解く手順や、出題傾向、配点など含めて解説しているので、受験生の方はぜひ参考にしてください。

【簿記3級】預金の仕訳問題をわかりやすく解説

<h4 id="h6675fa0ef3">当座借越</h4><p>当座借越の仕訳問題の解き方はこちら</p>

簿記3級の仕訳問題の解き方をわかりやすく解説しています。今回解説する論点は当座借越です。簿記3級の本試験でも頻繁に出題される論点となっています。知っているだけで点数に直結する問題を解く手順や、出題傾向、配点など含めて解説しているので、受験生の方はぜひ参考にしてください。

【簿記3級】当座借越の仕訳問題をわかりやすく解説

<h4 id="h79170182e1">小口現金</h4><p>小口現金の仕訳問題の解き方はこちら</p>

簿記3級の仕訳問題の解き方をわかりやすく解説しています。今回解説する論点は小口現金です。簿記3級の本試験でも頻繁に出題される論点となっています。知っているだけで点数に直結する問題を解く手順や、出題傾向、配点など含めて解説しているので、受験生の方はぜひ参考にしてください。

【簿記3級】小口現金の仕訳問題をわかりやすく解説

<h3 id="ha30151f6ee">貸付と借入</h3><p><span style="color:#263843">お金を貸し付けた場合や、借り入れた場合の仕訳方法について学びましょう。</span></p><h4 id="h66e1a33e95">貸付金</h4><p>貸付金の仕訳問題の解き方はこちら</p>

簿記3級の仕訳問題の解き方をわかりやすく解説しています。今回解説する論点は貸付金です。簿記3級の本試験でも頻繁に出題される論点となっています。知っているだけで点数に直結する問題を解く手順や、出題傾向、配点など含めて解説しているので、受験生の方はぜひ参考にしてください。

【簿記3級】貸付金の仕訳問題をわかりやすく解説

<h4 id="h943475196e">借入金</h4><p>借入金の仕訳問題の解き方はこちら</p>

簿記3級の仕訳問題の解き方をわかりやすく解説しています。今回解説する論点は借入金です。簿記3級の本試験でも必ず出題される論点となっています。知っているだけで点数に直結する問題を解く手順や、出題傾向、配点など含めて解説しているので、受験生の方はぜひ参考にしてください。

【簿記3級】借入金の仕訳問題をわかりやすく解説

<h4 id="h852ef33f05">手形貸付金</h4><p>手形貸付金の仕訳問題の解き方はこちら</p>

簿記3級の仕訳問題の解き方をわかりやすく解説しています。今回解説する論点は手形貸付金です。簿記3級の本試験でも頻繁に出題される論点となっています。知っているだけで点数に直結する問題を解く手順や、出題傾向、配点など含めて解説しているので、受験生の方はぜひ参考にしてください。

【簿記3級】手形貸付金の仕訳問題をわかりやすく解説

<h4 id="hbe0aef812c">手形借入金</h4><p>手形借入金の仕訳問題の解き方はこちら</p>

簿記3級の仕訳問題の解き方をわかりやすく解説しています。今回解説する論点は手形借入金です。簿記3級の本試験でも頻繁に出題される論点となっています。知っているだけで点数に直結する問題を解く手順や、出題傾向、配点など含めて解説しているので、受験生の方はぜひ参考にしてください。

【簿記3級】手形借入金の仕訳問題をわかりやすく解説

<h3 id="h1bd7b83b84">貸倒関連</h3><p><span style="color:#263843">売上などが回収できなくなってしまった場合の処理について、学んでいきましょう。</span></p><h4 id="hed3d8fc1f1"><span style="color:#263843">貸倒れ</span></h4><p>貸倒れの仕訳問題の解き方はこちら</p>

簿記3級の仕訳問題の解き方をわかりやすく解説しています。今回解説する論点は貸倒れです。簿記3級の本試験でも頻繁に出題される論点となっています。知っているだけで点数に直結する問題を解く手順や、出題傾向、配点など含めて解説しているので、受験生の方はぜひ参考にしてください。

【簿記3級】貸倒れの仕訳問題をわかりやすく解説

<h3 id="hbd194b9b53">特殊な取引</h3><p><span style="color:#263843">簿記3級の中で少し変わった取引について、どのように仕訳を行うのかを学習していきましょう。</span></p><h4 id="ha380ccfa69">仮受金</h4><p>仮受金の仕訳問題の解き方はこちら</p>

簿記3級の仕訳問題の解き方をわかりやすく解説しています。今回解説する論点は仮受金です。簿記3級の本試験でも頻繁に出題される論点となっています。知っているだけで点数に直結する問題を解く手順や、出題傾向、配点など含めて解説しているので、受験生の方はぜひ参考にしてください。

【簿記3級】仮受金の仕訳問題をわかりやすく解説

<h4 id="ha34ec80034">仮払金</h4><p>仮払金の仕訳問題の解き方はこちら</p>

簿記3級の仕訳問題の解き方をわかりやすく解説しています。今回解説する論点は仮払金です。簿記3級の本試験でも頻繁に出題される論点となっています。知っているだけで点数に直結する問題を解く手順や、出題傾向、配点など含めて解説しているので、受験生の方はぜひ参考にしてください。

【簿記3級】仮払金の仕訳問題をわかりやすく解説

<h4 id="hf782fa9c6a">給料</h4><p>給料の仕訳問題の解き方はこちら</p>

<p>この記事では、日商簿記検定3級（以下：簿記3級）に<span style="color:#c7243a">1ヶ月で合格するための学習スケジュール</span>と<span style="color:#c7243a">必要な勉強時間</span>を解説します。<br>学習スケジュールに関しては、簿記学習アプリ「Funda簿記」を利用して1ヶ月で合格された方々のスケジュールを参考に作成しています。<br>簿記3級を1ヵ月で取得したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。<br><br>「Funda簿記」の詳細については、下記のリンクからご覧ください。<br><a href="http://bit.ly/3Zt5HJz"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f76a103b16784134ba3058a183e29b0c/Funda_2.png?w=2500&amp;h=843" alt="Funda簿記の学習アプリ"></a></p><h5 id="hf1743a6c10"><span style="color:#000000">_ARTICLE_TOC_</span></h5><p><a href="https://liff.line.me/1657040309-9L7adOKE/landing?follow=%40886dfkbv&amp;lp=YrLrVH&amp;liff_id=1657040309-9L7adOKE"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/fa4b74bf2b534ca49013f21217d747f4/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81_LINE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.png?w=1920&amp;h=647" alt="Funda簿記の公式LINE"></a></p><h2 id="h78761e8f0e">簿記3級とは？</h2><p>簿記3級とは、<span style="color:#c7243a">基本的な経理業務を行える人材であることを証明することができる資格</span>です。試験では、企業のお金の流れを把握し、経営成績や財務状態を記録する知識が問われます。<br><br>簿記3級を取得すると、業種・職種にかかわらず、多くの企業からビジネスパーソンにとって必須の「基本知識」が身に付いているとして評価されます。<br><br>試験は入門レベルでチャレンジしやすく、正しい対策をすることで確実に合格を狙える資格と言われています。<br>また、受験料も3,300円（税込）と敷居も低くなっています。<br><br>ただし、少し勉強すれば受かるほど簡単な試験ではありません。簿記3級に合格するためには、継続して勉強する努力が必要になります。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/3f51c48918344222886c66c45cacaa1a/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%891.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="簿記3級とは"></p><h3 id="hdc84aa9897">簿記3級の試験内容</h3><p>簿記3級で問われるのは「<span style="color:#c7243a">商業簿記</span>」に関する内容です。日々の取引における仕訳や決算書を作成する知識・スキルなどが問われます。<br><br>試験は大問が3つに分かれており、以下の形式で出題されます。</p><ul><li>大問1：仕訳問題</li><li>大問2：勘定記入・語句記入・補助簿選択の問題</li><li>大問3：決算書作成問題</li></ul><p>計算問題も求められますが、基本的な四則計算ができれば問題ないです。試験本番は電卓を使用できるため、数学の知識が必要だったり、理系でないと合格が難しいというわけではありません。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/b8bc001807e54fc696b7b278e577635c/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%891.JPG?w=1080&amp;h=1080" alt="簿記3級の試験内容"></p><h3 id="hfb7152d3a9">簿記3級の合格ライン</h3><p>簿記3級の合格ラインは、100点満点中<strong>70点</strong>です。<br>大問ごとの配点は、「大問1（45点）」「大問2（20点）」「大問3（35点）」の合計100点となっています。</p><ul><li>大問1：45点</li><li>大問2：20点</li><li>大問3：35点</li></ul><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/0618fe5f8cd947cebaf15b61c20782e0/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%892.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="簿記3級の合格ライン"><br>大問2は出題範囲が広く、出題内容が多岐にわたるため短期間での対策は難しいです。逆に、大問1と大問3は簿記の基礎である「<span style="color:#c7243a">仕訳</span>」ができれば、満点を狙うことも可能です。<br>そのため、大問1と大問3でそれぞれ9割近く取ることができれば、仮に第2問が0点だとしても合格することができます。<br><br>もちろん簿記をしっかり理解して、大問2でも高得点を取れる状態が理想です。<br>しかし、短期間で効率的に合格を目指すのであれば、大問1と大問3を優先的に仕上げることをおすすめします。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/40bfb5cb581a4578b77dbdf80a549f8e/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%893.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="簿記3級の合格ライン"><br>簿記3級の合格率や取得するメリットなどについて詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。</p>

<h3 id="h695863bdea">必要な勉強時間</h3><p>簿記3級の合格に必要な勉強時間は、<span style="color:#c7243a">約100時間</span>と言われています。簿記の学習経験や経理関係の仕事経験がある方は、これよりも目安の勉強時間が短くなると考えていいでしょう。<br><br>1ヵ月で合格を目指す場合は、1日平均3時間程度の勉強をする必要があります。仕事などで平日時間がとれないときは、土日休みなどを活用して勉強時間を確保しましょう。<br><br>ただし、100時間勉強することを目的にするのではなく、正しい勉強方法で学習を進めていくことが大切です。</p><h2 id="h052c794c4d">簿記3級の1ヶ月合格スケジュールの全体像</h2><p>それでは、1ヶ月という短期間で簿記3級に合格するための学習スケジュールを紹介します。<br>スケジュールは大きく<span style="color:#c7243a">7つのフェーズ</span>にわかれています。<br>全体像としては、インプット学習の1回目は10日ほどで終わらせ、残りの20日ほどはアウトプットに使います。</p><ol><li>簿記の基礎（インプット）：目安2日</li><li>個別論点〈期中取引〉と帳簿組織（インプット）：目安7日</li><li>決算整理（インプット）：目安2日</li><li>大問1の対策（アウトプット）：目安3日</li><li>大問3の対策（アウトプット）：目安4日</li><li>大問2の対策（アウトプット）：目安3日</li><li>模試＋各問対策（アウトプット）：目安7日～</li></ol><p>各フェーズごとの詳細について解説していきます。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/28f867c07fd4419eb196eed9b0fc5bda/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%894.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="簿記3級の1ヶ月合格スケジュール"></p><h3 id="h200a7087ec">簿記の基礎（インプット）：目安2日</h3><p>簿記3級の学習を開始して最初にやるべきことは、<span style="color:#c7243a">簿記とはなにか？</span>を理解することです。<br>簿記の目的や、仕訳の考え方・手順、決算についてを学びましょう。<br><br>基礎を疎かにすると「なんのためにこの手続きをやっているんだっけ？」と目的がわからなくなり、内容が頭に入ってこなくなってしまいます。<br><br>また、練習問題に取り組み始めても全く点が取れない事態にも繋がります。<br>したがって、まずは簿記を学ぶ土台となる基礎を固めましょう。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f7561c74fb594b628d9e86f7aec71e10/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%895.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="簿記の基礎"><br>Funda簿記ではセクション1～3が「簿記の基礎」です。1～3は内容がリンクしているため、間を開けずに2日ほどで学ぶことをおすすめします。</p><h3 id="h8937d17046">個別論点〈期中取引〉と帳簿組織（インプット）：目安7日</h3><p>簿記の基礎を身に付けたら、<span style="color:#c7243a">個別論点</span>の学習に入ります。ここでは取引を記録する方法や、取引を計算する方法を学びます。<br><br>このフェーズで意識していただきたことは、1回の学習で完璧な理解を目指さないことです。難しい論点も繰り返し問題を解くことによって、復習したタイミングで理解できるようになります。<br>したがって、1回目は、アプリ内にある確認問題が解ける状態で次の単元に進みましょう。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/0c5d42be3d384da692d37cd80b8046c2/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%896.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="個別論点（期中取引）・帳簿組織"><br>Funda簿記ではセクション4～12が該当します。1日1、2セクションずつ進めることが理想です。<br>また、アプリ内には大問別の練習問題が用意されています。スマホでカテゴリー別の仕訳問題が解けるため、余裕がある方は通勤・通学などの隙間時間に、仕訳問題にも挑戦しましょう。</p><h3 id="ha7429c0691">決算整理（インプット）：目安2日</h3><p>期中取引の個別論点を終えたら、<span style="color:#c7243a">決算整理</span>の学習に入ります。ここでは、期末の決算手続きや決算書の作成手順を学びます。<br>個別論点と比べてイメージがつきにくく、苦手意識を持つ方が多い内容です。決算手続きの全体像や決算整理の目的を意識して、1つずつ知識を身に付けていきましょう。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/6a8f6c9c21db4c90a77b226c481df884/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%897.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="決算整理"><br>Funda簿記ではセクション13が「決算整理」です。1セクションのみですが、重要な内容なので2日ほどかけて学びましょう。<br>また、ここも個別論点と同様に、1回で完璧な理解を目指さないように注意してください。</p><h3 id="h1ca635be16">大問1の対策（アウトプット）：目安3日</h3><p>簿記3級の大問1では、<span style="color:#c7243a">仕訳問題</span>が出題されます。表示された取引をもとに仕訳を記入する問題です。通常、勘定科目と金額の完全解答で、配点が付与されます。<br><br>大問1は得点源なので、繰り返し解いて苦手な分野をなくしましょう。インプット終了直後のこのフェーズでは、点を取ることよりも理解を深めることが重要です。<br>間違えた問題も正解した問題も解説を読み、インプットセクションを活用して復習しましょう。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/8a52f512a89d400bbcaf0774d45f7f2e/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%899.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="第1問対策"><br>Funda簿記では大問別練習問題で、仕訳問題を何回も解くことができます。問題はシステムが自動で生成するため、同じ問題が2度出ることはありません。<br>試験当日までに15問中13問以上正解できるようになることが理想です。</p><h3 id="h415bfbfa97">大問3の対策（アウトプット）：目安4日</h3><p>大問2の対策の前に、<span style="color:#c7243a">大問3の対策</span>に取りかかり早めに仕上げましょう。理由は前述した通り、大問3で高得点を取ることができれば、合格点に到達する可能性が高いためです。<br><br>はじめは全く点数が取れなかったり、解答するのに30分以上かかったりするかもしれません。しかし、問題パターンは大問1のような多さではないため、すぐに問題に慣れます。解説を読みながら、問題文（決算整理事項）がどのような処理を求めているのか、どの空欄にどの数値を入力すればいいのかを掴みましょう。<br><br>大問3は全部で3つの解答パターンがあります。それぞれの違いを意識しながら、全パターンで8割近く取れる状態を目指しましょう。</p><ul><li>決算整理着残高試算表</li><li>貸借対照表・損益計算書作成</li><li>精算表作成</li></ul><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/f71c13b3ccba4724a586cc9d670f785c/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8910.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="第3問対策"></p><h3 id="h812a37f6e9">大問2の対策（アウトプット）：目安3日</h3><p>大問別対策の最後に、<span style="color:#c7243a">大問2</span>に取り掛かりましょう。3種類の問題のうち、特に「勘定記入」問題がやや難問です。</p><ul><li>勘定記入</li><li>語句記入</li><li>補助簿選択</li></ul><p>取引を仕訳にする方法と、仕訳を勘定に転記する方法を復習しながら練習しましょう。<br>ただし、大問2は試験範囲が広いにもかかわらず、他の大問と比べて配点が少ないです。そのため、ここにあまり時間を割かずに他の大問の対策をするのも、短期間で合格を目指す1つの手です。<br><br>本番では満点を狙うことは難しいため、部分点を取ることを意識しましょう。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/a827e0633843471f9687389019e6743e/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8911.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="第2問対策"></p><h3 id="ha099de3787">模試＋各問対策（アウトプット）：目安7日</h3><p>大問別の練習問題で一通り高得点が取れるようになった後は、ひたすら<span style="color:#c7243a">模試</span>を解きましょう。<br>60分の試験時間に慣れ、大問ごとの時間配分の感覚を身につけることが大切です。<br><br>模試は1回の労力が大きいため、よく間違える論点は、大問別の練習問題を活用して解けるようになりましょう。<br><br>本番は70点以上で合格ですが、模試の時点では90点以上を取りたいところです。<br>なぜなら、模試で90点以上を取れるかどうかで、本番で合格できる可能性に大きな差が見られるからです。試験直前は90点以上を取ることにこだわって、模試を繰り返し解きましょう。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/6133d7fd3656441cbbc75f00f8616cd8/e78c1582fa9d499fa1f95fa33a290411/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8912.JPG?w=1280&amp;h=720" alt="模試＋各問対策"></p>

<h2 id="h79edd25b38">実際に簿記3級に1ヵ月で合格された方を紹介</h2><p>最後に、「<a style="color:#0186ab;background-color:#ffffff" href="http://bit.ly/3Zt5HJz" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Funda簿記</a>」を利用して、<span style="color:#c7243a">実際に簿記3級に1ヵ月で合格された方</span>を紹介します。</p><h3 id="h65c3e219b5">社会人の合格事例</h3><p>はじめに、実業団で陸上選手としても活躍している小川 宏海さんの合格事例を紹介します。小川さんは、2023年の10月から簿記3級の勉強を開始し、1か月弱で見事合格されました。<br><br>合格までの日数は26日、総学習時間は約34時間と、目安よりも短い期間で合格されています。小川さんによると、簿記の学習にあたって以下の3つのフェーズを意識しながら学習を進めたそうです。</p><ol><li>簿記の用語や基本ルールに慣れる（1週間）</li><li>試験範囲の論点を一通り終わらせる（1週間）</li><li>本番を意識して苦手論点を潰す（2週間）</li></ol><p>具体的な学習スケジュールや学習方法に関しては、下記の記事で詳しく解説しています。</p>

簿記3級に1ヶ月で合格するための学習スケジュールと必要な勉強時間を図解を用いてわかりやすく解説します。また、実際に簿記3級に1ヵ月で合格された方の事例も紹介しています。短期間で効率的に簿記3級の合格を目指したい方はぜひ参考にしてみてください。

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