簿記3級は、学生や社会人にも人気の高い資格です。
簿記3級に合格すれば履歴書に書けるだけでなく、ビジネスで求められる経理の基本が身に付くなどのメリットがあります。
そんな簿記3級ですが、「独学で合格するためのポイントが知りたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、
- 独学で合格するために必要な勉強時間
- 簿記3級に独学で合格するための勉強方法
- 独学で勉強するメリット・デメリット
を紹介しています。
「簿記3級に独学で合格したい」という方は、ぜひ最後までご一読ください。
目次
- 簿記3級は独学で合格できる?
- 簿記3級の合格点
- 簿記3級の合格率
- 簿記3級に独学で合格するために必要な勉強時間は?
- 独学の目安勉強時間
- 独学で合格する秘訣は計画的なスケジュール
- 簿記3級に独学で合格するための勉強方法とは?
- 独学での勉強方法①:参考書などを活用し基本的な知識を理解する
- 独学での勉強方法②:理解が薄い論点は復習する
- 独学での勉強方法③:過去問や予想問題に挑戦する
- 独学で簿記3級を勉強するメリット・デメリット
- メリット
- デメリット
- 効率よく簿記3級に合格したい方は学習アプリ「Funda簿記」がおすすめ
- Funda簿記とは
- 基礎知識が身につくインプットセクション
- 何度も挑戦できるアウトプットセクション
- いつでも質問できるチャットサポート機能
- 好きな時間に勉強できるアプリ学習
- Funda簿記で簿記3級に合格された方の声
- まとめ
簿記3級は独学で合格できる?
簿記3級の取得を考えている方の多くが「簿記3級は難易度が高いのか」「初心者でも独学で合格できるのか」といった疑問を持っていると思います。
まずは簿記3級がどれくらいの難易度なのかを知るために、簿記3級の合格点と直近の合格率を見ていきます。
今回の記事では独学での勉強方法をメインに扱います。
簿記3級の試験内容や取得するメリットについて知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
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簿記3級とは?試験内容や合格率、取得するメリットについて徹底解説
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簿記3級の合格点
簿記3級の合格点は100点満点中70点です。簿記3級の問題は基本的な知識が問われるため、基礎をしっかり身につけていれば独学でも合格を目指せます。
試験時間は60分のため、時間配分に気をつけつつ、分かる問題から解いていくことが大切です。
簿記3級の合格率
直近の第164回(2023年6月11日)の合格率は34.0%です。
ここ10年の最高合格率は第157回の67.2%、最低合格率は第159回の27.1%となっており、平均合格率は41.71%です。
簿記3級の合格率はだいたい40〜50%を推移しており、試験の回ごとに変動します。2人に1人が受かる計算であるため、しっかりと試験対策を行えば独学でも合格が狙える試験と言えます。
出典:簿記 受験者データ|商工会議所の検定試験
簿記3級に独学で合格するために必要な勉強時間は?
簿記3級は独学でも合格が狙える資格ということが分かりました。
では、独学で合格を目指す場合、どれくらいの勉強時間が必要なのでしょうか。
ここからは合格に必要な勉強時間を紹介します。
独学の目安勉強時間
独学で簿記3級合格するまでの目安勉強時間は、100時間です。簿記の学習経験や経理関係の仕事経験がある方は、これよりも目安の勉強時間が短くなると考えていいでしょう。
簿記3級の試験は基本的な知識が問われますが、貸借対照表や損益計算書などの専門用語が出てきます。
したがって、初心者が独学で合格を目指す場合は最低でも約100時間の勉強時間は確保する必要があります。
2ヶ月後に試験を受ける場合は、毎日約2時間弱の勉強時間を確保できれば目安の勉強時間を達成できます。
ただし、100時間勉強することを目的にするのではなく、正しい勉強方法で学習を進めていくことが重要です。
独学で合格する秘訣は計画的なスケジュール
簿記3級に独学で合格するためには、試験日から逆算して計画的なスケジュールを組むことが大切です。
人によってライフスタイルや勉強する時間が異なるので、自分に合ったスケジュールを組みましょう。
また、どれくらいの日数で参考書を理解して、いつから過去問に取り組み始めるかなど、具体的な学習プランも前もって立てておきましょう。
簿記3級に独学で合格するための勉強方法とは?
それでは、簿記3級に独学で合格するための勉強方法について解説していきます。
独学での学習は、参考書と問題集を活用して
- 基本的な知識を理解すること
- 理解が薄い論点は復習すること
- 過去問や予想問題を解くこと
が大切です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
独学での勉強方法①:参考書などを活用し基本的な知識を理解する
簿記3級に独学で合格するポイントは、基礎知識のインプットを行うことです。
簿記試験において、過去問を解くだけの試験対策は推奨されていません。
実際の試験問題でも、出題範囲から標準的な問題がランダムに出題されます。
出題範囲すべての学習が求められていますので、最初はひたすら基礎知識のインプットを行いましょう。
具体的には、参考書1冊を理解するまで読み込むことがおすすめです。そのため、参考書は何冊も買うのではなく、最新の試験内容に対応している1冊を買うようにしましょう。
基礎知識を理解したら、学習した内容が身についているかどうかを確認するために、参考書に用意されている確認問題に挑戦し知識を定着させていきます。
独学での勉強方法②:理解が薄い論点は復習する
確認問題で間違えた問題や、基礎知識のインプットをした際に理解が薄いと感じた論点は重点的に復習しましょう。
手が止まったところは何度も復習し、分からない箇所をなくすことが大切です。
簿記3級の試験は幅広い内容の問題が出題されるため、苦手な論点をなくすことで簿記3級合格に1歩近づくことができます。
独学での勉強方法③:過去問や予想問題に挑戦する
参考書で基礎知識をインプットしたら、問題集を購入し、過去問や予想問題に挑戦しましょう。
たくさんの問題を解くことで、問題に慣れるだけでなく出題傾向の把握や苦手な分野の発見にも役立ちます。
また、自分の得意不得意を見つけることができたら問題を解く順序を決めて、自分流の解き方を確立させることがおすすめです。
解けなかった問題は解説を読み、間違えた原因を把握するようにしましょう。
問題をたくさん解き、アウトプットすることで、知識の定着にもつながります。試験前には時間を測って本番と同じ環境で過去問に挑戦しましょう。
できるだけ短期間で簿記3級に合格したい方は、下記の記事がおすすめです。
1ヶ月で簿記3級に合格する方法を実体験ベースで解説しています。
関連記事
最短で簿記3級に合格する勉強方法
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独学で簿記3級を勉強するメリット・デメリット
ここからは、独学で簿記3級を勉強するメリット・デメリットについて紹介します。
独学で簿記3級の取得を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
メリット
簿記3級を独学で勉強するメリットは、以下の通りです。
- 合格までにかかるコストを抑えられる
- 自分の好きなタイミングで学習できる
合格までにかかるコストを抑えられる
独学で勉強する1番のメリットは、合格までにかかるコストを抑えられる点です。
通信講座や予備校などに通う場合、数万円〜数十万円かかります。
一方、独学で勉強をする場合は、参考書や問題集などの書籍代しかかからないため、数千円程度に抑えることができます。
できる限り費用を抑えたい方は、独学での合格を目指しましょう。
自分の好きなタイミングで学習できる
独学で勉強するもう1つのメリットは、自分の好きなタイミングで学習ができることです。
通信講座や予備校などの場合、まとまった時間を確保できないと学習を進めることは難しいです。
しかし、独学の場合は、自分のライフスタイルに合わせて好きな時間に学習を進めることができます。
また、通勤時間や寝る前などの隙間時間にも勉強できるため、忙しい社会人や育児に追われている主婦などの方にとっては、独学が適していると言えます。
デメリット
簿記3級を独学で勉強するデメリットは、以下の通りです。
- 計画を組むのが難しい
- 効率が悪くなる可能性がある
計画を組むのが難しい
独学だと予備校のように勉強しなきゃいけない環境がある訳ではありません。そのため、人によっては「合格までの計画を組むのが難しい」と感じることもあるでしょう。
また、計画を立ててもそれ通りに実行できるとは限りません。試験当日まで高いモチベーションを保つ必要がありますが、時には何らかの事情で挫折してしまうことがあるかもしれません。
その場合、合格までの期間が長くなってしまう可能性があります。
効率が悪くなる可能性がある
独学で勉強する場合、分からない問題で手が止まってしまったときに質問できる人がいません。そのため、1つの問題を理解するのに時間がかかってしまったり、分からないまま放置してしまったりした結果、効率が悪くなる可能性があります。
もし短期間で簿記3級の取得を考えている場合、独学はあまりおすすめしません。
効率よく簿記3級に合格したい方は学習アプリ「Funda簿記」がおすすめ
短期間で効率よく簿記3級に合格したい方は、学習アプリ「Funda簿記」がおすすめです。
Funda簿記とは
Funda簿記とは、短期集中型の簿記学習アプリです。フルカラーの図解で基礎からしっかり学べるスライド学習と何回も受講できる模試機能で、短期間で簿記3級の資格取得を目指すことができます。
基礎知識が身につくインプットセクション
学習資料は公認会計士や資格学校の講師陣が作成し、総数8,000枚近いテキストとなっています。
完全初学者でも理解できるレベルまで内容をかみ砕き、簿記や会計の論点を徹底解説しています。
何度も挑戦できるアウトプットセクション
Funda簿記の大問別練習問題や模試機能では、本番に近い問題に何度も挑戦することができます。システムが自動で問題を生成するため、同じ問題が2度出題されることはありません。
いつでも質問できるチャットサポート機能
チャットサポート機能を利用すれば、分からない問題につまづいたときに質問できるため、効率よく学習を進めることができます。
好きな時間に勉強できるアプリ学習
また、Funda簿記では1日3分からスマホで手軽に学習できるため、自分のライフスタイルにあわせて勉強をすることが可能です。
Funda簿記アプリでの詳しい学習方法はこちら
Funda簿記で簿記3級に合格された方の声
最後に、Funda簿記の学習アプリを利用して簿記3級に合格された方の声をご紹介します。
眞中さんの事例
眞中さんは20年前の高校1年生の時に、簿記3級を受験しましたが結果は不合格でした。過去に挫折を経験したものの、マネーリテラシー向上のため20年越しのリベンジでFunda簿記アプリを利用し、見事1ヶ月で簿記3級に合格されました。
学習前のレベルは、20年ぶりの簿記学習ということで、当然ながらほとんどの知識を忘れていたとのことです。ブランクがあったとはいえ、働きながら1ヶ月で合格されたのはかなり早い方ですね。
眞中さんによると、
- 参考書を読むのが苦手な人
- 私のような一度は挫折したことがある人
- とりあえず簿記に興味がある人
上記のいずれかに当てはまる人にFunda簿記をおすすめしたいと仰っていました。
眞中さんの合格体験記はこちら
過去に簿記で挫折した経験があり、独学での学習に抵抗がある方はぜひ「Funda簿記」を検討してみてください。
まとめ
今回は、簿記3級に独学で合格する方法についてお伝えしました。簿記3級は独学でも十分に合格を目指せる資格です。
ただし、合格するためには正しい対策を計画的に進めることが求められます。時には予定通り学習が進まなかったり、効率が悪くなってしまう可能性もあります。
効率よく簿記3級を取得したい場合は、簿記学習アプリ「Funda簿記」がおすすめです。
スライド学習や模試機能などを利用して、短期間で合格を目指すことができます。
ぜひ一緒にアプリを使った学習をしてみませんか?
あなたのご参加をお待ちしております!