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2024/05/16

【簿記3級】未収入金の仕訳問題をわかりやすく解説

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簿記3級で出題される未収入金の仕訳問題

簿記3級では、問題文で与えられている取引を仕訳に変換する仕訳問題が出題されます。
通常、勘定科目と金額の完全解答で、配点が付与されます。

部分点方式ではありませんので、似ている勘定科目名を選んだり、金額の入力ミスをしたりしないように注意しましょう。

この記事では、簿記3級で出題される未収入金の仕訳問題について解説しています。
問題の出題傾向や解き方を紹介していますので、簿記3級を勉強中の方はぜひご覧ください。
最後には本試験レベルの練習問題も用意していますので、ぜひ挑戦してみてください。

目次

  • 簿記3級で出題される未収入金の仕訳問題
  • 未収入金の概要
  • 未収入金の出題傾向
  • 簿記3級での未収入金の配点
  • 未収入金の問題集
  • 未収入金の仕訳問題を解く手順
  • ①問題文から論点を読み取る
  • ②問題文から取引パターンを読み取る
  • ③勘定科目を仕訳に記入する
  • 簿記3級で出題される未収入金の仕訳問題
  • 未収入金の仕訳問題
  • 未収入金の仕訳問題の解答解説
  • 未収入金の仕訳問題の解き方まとめ

未収入金の概要

未収入金とは、営業活動以外で取引があったときに増加する勘定科目です。
取引の後日に代金を回収する権利として、資産に計上されます。


未収入金の基本については、下記の記事にて詳しく解説しています。
もし知識に自信のない方は、先にご覧ください。

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未収入金の出題傾向

日商簿記3級での未収入金の仕訳問題は、大きく3パターンに分かれます。

  1. 有形固定資産の売却(未収入金)
  2. 有形固定資産の売却(未収入金/売却益)
  3. 有形固定資産の売却(未収入金/売却損)


それぞれ一つずつ解説していきます。

①有形固定資産を売却(未収入金)したときの仕訳

有形固定資産を売却し、代金を後日受け取りとしたときの仕訳パターンです。
このとき、未収入金が増加しますので、借方(左側)に未収入金を記入します。

②有形固定資産を売却(未収入金/売却益)したときの仕訳

有形固定資産を売却し、代金を後日受け取りとし、取得原価よりも売却代金が高いときの仕訳パターンです。
このとき、未収入金が増加しますので、借方(左側)に未収入金を記入します。
また、固定資産売却益が発生しているため、貸方(右側)に固定資産売却益を記入します。

③有形固定資産を売却(未収入金/売却損)したときの仕訳

有形固定資産を売却し、代金を後日受け取りとし、取得原価よりも売却代金が低いときの仕訳パターンです。
このとき、未収入金が増加しますので、借方(左側)に未収入金を記入します。
また、固定資産売却損が発生しているため、借方(左側)に固定資産売却損を記入します。

参考:未収代金を受け取ったときの仕訳

未収入金の支払期日が到来したときの仕訳パターンです。
このとき、未収入金が減少しますので、貸方(右側)に未収入金を記入します。

簿記3級での未収入金の配点

未収入金の仕訳問題は、簿記3級試験の第1問に1~2問出題されます。
第1問は45点満点で、1問3点の仕訳問題が15問出題される問題構成です。
したがって、未収入金の仕訳問題ができるようになることで、3~6点をものにすることができます。

未収入金の問題集

簿記の学習アプリ「Funda簿記」では、未収入金の仕訳問題を全パターン解くことができます。
問題を出題する設定は下記のとおりです。

  • 級:簿記3級
  • 出題の方式:カテゴリー別
  • 論点の選択:未収入金・未払金
  • 問題の出題数:自由


また、Funda簿記を利用していない方も、LINEから問題を解くことができます。
ぜひ下記より練習問題に挑戦してみてください。
Funda簿記の公式LINE

未収入金の仕訳問題を解く手順

未収入金の仕訳問題を解く手順は次の3ステップです。

  1. 問題文から論点を読み取る
  2. 問題文から取引パターンを読み取る
  3. 勘定科目を仕訳に記入する


ここからは、未収入金の仕訳問題を解く手順を一つずつ解説します。

①問題文から論点を読み取る

最初に、問われている「論点」を問題文から読み取ります。
ここでの論点とは、通常の商品売買取引(「商品を販売し、代金を現金で受け取る」などの取引)と異なる点のことを指します。

下の事例では「土地」「代金は後日振り込まれる」と書いてあるため、未収入金の論点であることが読み取れます。

②問題文から取引パターンを読み取る

次に、問題文から問われている「取引パターン」を読み取ります。
通常の商品売買以外の取引には、基本的に取引パターンが複数あります。(例:「商品の販売時」と「代金の回収時」など)

下の事例では、帳簿価額と同額で売却しているため、有形固定資産の売却(未収入金)のパターンであることが読み取れます。


論点を正しく読み取っても、取引パターンを読み間違えると、もちろん正しい仕訳は導き出せません。
問題文をしっかり読み、取引パターンも正確に把握しましょう。

③勘定科目を仕訳に記入する

最後に、勘定科目と金額を一つずつ仕訳に記入します。
取引パターンから勘定科目が増加しているのか、減少しているのかを判断して、記入しましょう。

簿記3級で出題される未収入金の仕訳問題

以上を踏まえて、簿記3級の本試験レベルの仕訳問題に挑戦してみましょう。
「解く手順」を参考に、取引の仕訳として正しいものを選択肢から選んでください。

未収入金の仕訳問題

店舗用として保有していた土地(帳簿価格1,860,000円)を1,844,000円で売却し、代金は後日、当社の普通預金口座に振り込まれることになった。

タップで回答を見ることができます

1

選択肢①

2

選択肢②

3

選択肢③


この問題の正解は選択肢③でした。

未収入金の仕訳問題の解答解説

「解く手順」に沿ってこの問題の解き方を解説します。

①問題文から論点=未収入金を読み取る

最初に、問われている「論点」を問題文から読み取ります。
今回の問題では「土地」「代金は後日振り込まれる」と書いてあるため、未収入金の論点であることが読み取れます。

②問題文から取引パターン=有形固定資産の売却(未収入金/売却損)を読み取る

次に、問題文から問われている「取引パターン」を読み取ります。

今回の問題では帳簿価額より低い金額で売却していることから、有形固定資産の売却(未収入金/売却損)のパターンであることが読み取れます。

【今回のパターン】

③勘定科目を仕訳に記入する

最後に、登場する勘定科目を見落とさないように注意しながら、勘定科目と金額を仕訳に記入します。
今回の問題文には3つの勘定科目が登場します。

土地の減少

問題文の「土地を売却し」より、土地が減少しています。
土地は資産グループに属する勘定科目であるため、借方(左側)がホームポジションです。
したがって、土地の減少を表現するために、土地をホームポジションとは逆の貸方(右側)に記入します。

未収入金の増加

問題文の「代金は後日、普通預金口座に振り込まれることになった」より、未収入金が増加しています。
未収入金は資産グループに属する勘定科目であるため、借方(左側)がホームポジションです。
したがって、未収入金の増加を表現するために、未収入金をホームポジションの借方(左側)に記入します。

固定資産売却損の発生

帳簿価額より低い金額で売却したため、固定資産売却損が発生しています。
固定資産売却損は費用グループに属する勘定科目であるため、借方(左側)がホームポジションです。
したがって、固定資産売却損の発生を表現するために、固定資産売却損をホームポジションの借方(左側)に記入します。


以上より正しい仕訳は選択肢③となります。

未収入金の仕訳問題の解き方まとめ

簿記3級の未収入金の仕訳問題の解き方を解説してきました。
簿記3級の中で最も基本的な取引の一つであるため、試験を受ける方は必ず解けるようになりましょう。

試験合格レベルになると「仕訳問題を解く手順」に沿って瞬時に解答することができるようになります。
問題を繰り返し練習して、仕訳問題を一瞬で解けるようになりましょう!

簿記の学習アプリ「Funda簿記」では、今回のような本試験レベルの問題が解き放題です。
繰り返し問題を解いて理解度を深めたい方は、ぜひFunda簿記で一緒に勉強しましょう!
Funda簿記の学習アプリ

この記事を書いた人

著者:大手町のランダムウォーカー

大手町のランダムウォーカー

Funda社運営

トータルSNSフォロワー20万人の会計インフルエンサー。著書の『世界一楽しい決算書の読み方』はシリーズ累計30万部突破。

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