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基礎知識

2024/01/05

小口現金出納帳とは?簿記試験対策に役立つ基本事項とポイントを解説

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小口現金の補給や支払内容を管理する際は、小口現金出納帳という会計帳簿に記録します。
この記事では、小口現金出納帳の基本概念や記入方法、実際の試験形式についてを簿記初心者向けに分かりやすく解説します。簿記3級では頻出のため、試験本番で点数を取れるようにしておきましょう。

目次

  • 小口現金出納帳とは?
  • 補助記入帳とは
  • 小口現金出納帳の記入方法とは?
  • 小口現金出納帳の記入例
  • 実際の試験形式
  • 小口現金出納帳の確認問題
  • 正解発表
  • 小口現金出納帳:まとめ

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小口現金出納帳とは?

小口現金出納帳こぐちげんきんすいとうちょうとは、小口現金の補給と支払の状況を管理するための補助記入帳です。
「月初に補給される場合」と「月末に補給される場合」で記入方法が異なります。
小口現金出納帳とは

補助記入帳とは

補助記入帳とは、特定の勘定科目の増減明細を取引の発生した順に記録するものをいいます。
小口現金出納帳は、補助記入帳の一種です。
補助記入帳とは
補助記入帳について詳しく学びたい方は、こちらをご覧ください。

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小口現金出納帳の記入方法とは?

下の図を例に小口現金出納帳の記入方法について見ていきます。
小口現金出納帳の記入方法

  • ①補助記入帳の名前…補助記入帳名が記入されます。
  • ②受入欄…受入額を記入します。
  • ③日付欄…取引日を記入します。
  • ④摘要欄…取引の内容を記入します。
  • ⑤支払欄…支払額を記入します。
  • ⑥内訳欄…支払いの内訳を記入します。

小口現金出納帳の記入例

小口現金出納帳の記入パターンは主に2つあります。

  • 週明け補給パターン
  • 週末補給パターン

順に解説していきます。

週明け補給パターン

はじめに、簡単な例題を用いて、「週明け補給」の記入手順について解説します。
小口現金出納帳の記入例
最初に、「定額資金前渡法を採用しており、小口現金500円を受け入れている。また小口現金の補給は翌週の月曜日に行われている。」という取引を記入します。

週初めに小口現金が補給されているため、摘要欄に小口現金受入と記入し、受入欄に500円を記入します
小口現金出納帳の記入例
次に、4月4日:バス代200円、4月5日:文房具100円、4月5日:お菓子50円を記入します。

発生した費用の項目をそれぞれ摘要欄に記入し、支払欄に支払額を記入します。
また、内訳欄にも支払額をそれぞれ記入します
小口現金出納帳の記入例
次に、余った小口現金を次週に繰越計上します。
そのため、日付欄に締めた日を記入し、摘要欄に次週繰越と記入します。
また、余った金額150円(500円-350円)を支払欄に記入します
小口現金出納帳の記入例
帳簿を締めた際は、受入欄と支払欄の合計額を記入し、一致するかを確認します
小口現金出納帳の記入例
最後に、「定額資金前渡法により、週の始めに小口現金500円を用意するため500円から前週繰越分(150円)差し引いた額を新たに小口現金として補給します。」という取引を記入します。

したがって、摘要欄に前週繰越と記入し、受入欄に150円を記入します
また、小口現金350円を補給したため、摘要欄に本日補給と記入し、受入欄に350円を記入します
小口現金出納帳の記入例

週末補給パターン

簡単な例題を用いて、週末補給の記入手順について解説します。
小口現金出納帳の記入例
週末に小口現金を500円にしておく処理方法のため、前週繰越は500円となります。
そのため、摘要欄に前週繰越と記入し、受入欄に500円を記入します
小口現金出納帳の記入例
次に、4月4日:バス代200円、4月5日:文房具100円、4月5日:お菓子50円を記入します。

発生した費用の項目をそれぞれ摘要欄に記入し、支払欄に支払額を記入します。
また、内訳欄にも支払額をそれぞれ記入します
小口現金出納帳の記入例
週末に小口現金を補給する場合は、週末に今週使った小口現金を補給します。そのため、今週の支払額合計と同じ額を小口現金で補給します。

したがって、日付欄に締めた日を記入し、摘要欄に本日補給と記入します。
今週の支払金額350円を補給するため、受入欄に350円を記入します
また、小口現金500円を次週に繰越計上するため、摘要欄に次週繰越と記入し、支払欄に500を記入します
小口現金出納帳の記入例
帳簿を締めた際は、受入欄と支払欄の合計額を記入し、一致するかを確認します
小口現金出納帳の記入例
最後に、前週繰越を受入として記入します。
そのため、摘要欄に前週繰越と記入し、受入欄に500円を記入します
小口現金出納帳の記入例

実際の試験形式

小口現金出納帳は、簿記3級の大問2で出題されます。
取引が提示され、どの補助簿に記入されるかを選ぶ選択形式の問題です。
小口現金出納帳の実際の試験形式
週明け補給パターンの例題を見てわかるように、小口現金を支払ったり補給したりしたときに小口現金出納帳への記入を行います
本番の試験で点数を取れるように、しっかり対策しておきましょう。
小口現金出納帳の実際の試験形式

小口現金出納帳の確認問題

それでは、ここまでの内容を踏まえて、小口現金出納帳に関する問題です。
次の取引は小口現金出納帳に記入されるでしょうか?
小口現金出納帳の確認問題

タップで回答を見ることができます

1

小口現金出納帳に記入される

2

小口現金出納帳に記入されない

一緒に考えてみよう



正解発表

正解は、選択肢②小口現金出納帳に記入されないです。
小口現金出納帳(こぐちげんきんすいとうちょう)とは、小口現金の補給と支払の状況を管理するための補助記入帳です。

問題文の取引は従業員の電車賃を現金で支払っているため、現金が減少しています
したがって、小口現金出納帳には記入されません
小口現金出納帳の確認問題:正解発表

小口現金出納帳:まとめ

今回は簿記3級に登場する「小口現金出納帳」の意味について解説しました。
小口現金出納帳は、小口現金の補給や支払内容を記録する帳簿のことをいいます。
本番の試験では大問2で出題されるため、しっかり理解しておきましょう!

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この記事を書いた人

著者:大手町のランダムウォーカー

大手町のランダムウォーカー

Funda社運営

トータルSNSフォロワー20万人の会計インフルエンサー。著書の『世界一楽しい決算書の読み方』はシリーズ累計30万部突破。

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