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特集

2024/07/04

【授業レポート】中央大学で実施!大学生が学ぶ管理会計論

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中央大学での講義レポート

株式会社Fundaの福代が中央大学で「企業のビジネスモデルと管理会計の関係」について講義を行いました。この講義では、企業の財務諸表の理解や企業分析の実例を通じて、受講者が実務に即した知識を深めることを目指しています。
中央大学商学部にて決算書の講義を実施
この記事では、講義の目的や内容、学生の感想、そして株式会社Fundaが提供する研修・講義サービスについて詳しく紹介します。
ぜひ最後までお付き合い頂けますと幸いです。

管理会計論の講義概要

今回は、中央大学商学部の妹尾先生の受け持つクラスにて実施させて頂きました。

  • テーマ:企業のビジネスモデルと管理会計
  • 日時:2024年5月14日(火)13:20〜15:00
  • 場所:中央大学8号館2階 8201教室
  • 講師:株式会社Funda 福代 和也、
  • 担当:中央大学商学部教授 妹尾 剛好先生

講義の目的

この講義の目的は、次の2つに焦点を当てています。

  1. 財務三表の実践的な使い方
  2. 管理会計論への興味・関心の向上

管理会計の知識は、企業の経営判断や戦略策定において重要な役割を果たすため、学生たちが将来のキャリアにおいても価値あるスキルを身につけることが期待されます。
会計の一連の流れ
それぞれについて詳しく解説します。

1. 財務三表の実践的な使い方

財務三表(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)や管理会計の知識は、企業の経営判断や戦略策定において重要です。
この講義を通じて、学生たちがこれらの財務諸表を実務でどのように活用するかを学び、将来のキャリアにおいて価値あるスキルを身につけることを目指します。
中央大学商学部にて会計クイズを実施

2. 管理会計論への興味関心の向上

企業事例を用いた具体的な説明を通じて、学生たちの管理会計に対する興味関心を喚起し、学習意欲を向上させることを狙います。
これにより、学生たちは管理会計の重要性を実感し、より積極的に学びに取り組む姿勢を育てます。
中央大学で講義を実施

講義の内容

講義の内容は、下記3つを網羅的に解説する構成となっています。

  1. 財務三表の基本的な読み方の解説
  2. 実際の財務諸表を用いた企業分析の紹介
  3. 管理会計と企業戦略の関係性

それぞれ、実際の資料を元に紹介します。

財務三表の基本的な読み方の解説

学生たちが貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の三大財務諸表を正確に理解し、読み解くスキルを身につけることを目指します。
これにより、企業の財務状況や経営成績を客観的に評価できるようになります。
財務三表の基本を解説

実際の財務諸表を用いた企業分析の紹介

実際の企業事例を使用して、学生たちが財務諸表を活用した企業分析の方法を学びます。
これにより、企業の経営戦略や業績の裏側にある財務的要因を深く理解する力を養います。
具体的な企業の財務データを基に、収益性、安全性、将来性などの観点から分析を行い、実践的な知識を身につけます。
企業事例を通じて解説

管理会計と企業戦略の関係性

管理会計が企業戦略の策定や実行にどのように貢献するかを学びます。
これにより、学生たちが企業のビジネスモデルを支える管理会計の役割を理解し、戦略的な視点での会計情報の活用方法を習得します。戦略の立案から実行、評価までのプロセスにおいて、管理会計がどのように役立つかを具体的な事例を通じて説明します。
管理会計の概要と目的

講義の受講者の反応

ここからは、実際に講義に参加した、教授である妹尾先生と、講義を履修している大学生の感想を紹介します。

教授の感想

授業の責任者である、妹尾先生からも感想を頂きました。

妹尾先生のアイコン

妹尾先生

この戦略管理会計論という授業は、通常、理論やフレームワークの説明が多いです。
そのような学習も重要ですが、今回の講義では企業実務と関連する、より実践的な内容を扱っていただいたので、大学の授業を「補完」するものになると感じました。

特に私が素晴らしいと思ったのは、つぎの3点です。第1に、最初のアイスブレイクで学生の気持ちをすぐにつかんでいたことです(アニメ好きの私の気持ちもつかまれました笑)。
第2に、クイズ形式だったので、大人数講義でも学生が主体的に参加できていたことです。
第3に、最後のJR東海の企業分析で、強みだけではなく弱みも分析し、その弱みを克服するための新たな戦略を学生と一緒に考えられていたことです。
実践的かつ主体的に参加できる講義として、私自身学ぶことが多かったですし、学生にとって最高の「学び」の機会になったと思います。

学生の感想

今回の講義を受けた学生たちからは、次のような感想が寄せられました。
多くのポジティブな感想から、今回の講義が学生たちにとって有益であり、管理会計に対する関心と学習意欲を高める効果があったことがわかります。

実践的な内容がわかりやすかった

実際の企業事例を使った解説が、学生たちにとって理解しやすく、実践的な学びを提供できたことが評価されました。
以下、具体的な感想の紹介です。

  • 「企業分析の実例がとてもわかりやすかったです。」
  • 「具体的なデータを用いた説明で、実務にどう活かすかがよく理解できました。」

興味を引きつける講義

講演者のフラッシュプレゼンテーションの評価が高いようです。また、内容も興味深いものであったため、学生たちの興味を引きつけることに繋がりました。
以下、具体的な感想の紹介です。

  • 「講義内容が興味深く、プレゼンも上手で理解が深まりました。」
  • 「最後まで集中でき、管理会計に対する興味がさらに高まりました。」

貴重な体験

実務での活用法などの紹介は、現場での視点を学ぶことができ、非常に貴重な体験であったようです。
以下、具体的な感想の紹介です。

  • 「40万部の書籍の著者から直接話を聞けたのが貴重な体験でした。」
  • 「実際のビジネスの現場を知ることで、学びが深まりました。」

管理会計の重要性の理解

講義を通じて、管理会計が企業の経営判断や戦略策定においてどれほど重要かを理解し、将来に向けて役立つ知識を得ることができたことが評価されました。

  • 「なんとなく勉強していましたが、改めて管理会計の重要性を実感しました。」
  • 「実務にどう活かすかを具体的に学べて、将来に役立つ知識を得られました。」


まとめ

本講義が学生たちにとって有益な学びの場となり、将来のキャリアにおいても役立つ知識を提供できたことを嬉しく思います。
今後も、決算書の読み方や管理会計の重要性を伝えるための講義や研修を積極的に行っていきます。
管理会計やビジネスに興味を持とう
株式会社Fundaでは、企業向けの管理会計研修や講義の依頼も受け付けておりますので、興味のある方はぜひお問い合わせください。
講義依頼

この記事を書いた人

著者:大手町のランダムウォーカー

大手町のランダムウォーカー

Funda社運営

トータルSNSフォロワー20万人の会計インフルエンサー。著書の『世界一楽しい決算書の読み方』はシリーズ累計30万部突破。

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