高校金融教育の最前線！学習アプリ「Funda簿記」の高校導入事例

2023年4月より宮崎県立妻高等学校で、簿記の学習アプリ「Funda簿記」を用いた授業がスタートしました。
Funda簿記を導入することで、簿記を学ぶ生徒にどのような変化が起きたのか紹介します！

今回は、簿記の科目を担当する、有村先生と山本先生に直接お話を伺いました。

目次

• 抱えていた課題：生徒が簿記に興味を持ちにくい
• 理由①簿記を学ぶ必要性がわからない
• 理由② 無機質な暗記で終わる
• 理由③先生も簿記の面白さを伝えられない
• 解決策としてFunda簿記を選んだ理由
• 理由①イラスト中心のわかりやすいスライド
• 理由②決算書やビジネス事例を用いて解説
• Funda簿記の導入による生徒の変化
• 簿記への興味が高まった
• 家で学習する生徒が増加
• まとめ

抱えていた課題：生徒が簿記に興味を持ちにくい

宮崎県立妻高等学校ではこれまで、紙のテキストや問題集を用いて、簿記の授業を行っていました。それにより、生徒が簿記に興味を持ちにくいという課題がありました。その理由は3つあります。

理由①簿記を学ぶ必要性がわからない

以前まで使用していたテキストは、実社会とどのように関係があるのかは記載されていません。
簿記が社会に活きる知識であることは知っていても、就活や仕事にどのように活きるのか明確にイメージできず、学ぶ必要性がわからない生徒が多かったです。

理由② 無機質な暗記で終わる

従来のテキストは、勘定科目の意味や仕訳を解説するだけで終わります。
ただ事実が記載されており、それを見たまま暗記するだけの学習方法になってしまう生徒が多くいました。

理由③先生も簿記の面白さを伝えられない

先生自身も簿記の面白さを伝えられないという悩みがありました。実際のビジネスの現場を経験している先生が少ないため、簿記の事例を説明することができませんでした。
授業を通して資産運用や就職に役立つことまで伝えたかったものの、難しいと感じていました。

解決策としてFunda簿記を選んだ理由

妻高等学校の先生方は、生徒に楽しく簿記を学んでほしいと思っていました。
この課題を解決するために、Funda簿記の導入を決定しました。
なぜFunda簿記を選んでくれたのでしょうか？理由は主に2つです。

理由①イラスト中心のわかりやすいスライド

Funda簿記の学習教材はイラスト中心のスライドです。
キャラクターの会話形式で解説されていたり、図解を用いて解説されていたりします。
そのため、従来の活字のテキストよりもわかりやすく、楽しく簿記を学べる教材となっています。

理由②決算書やビジネス事例を用いて解説

また、論点に絡めた決算書やビジネス事例を豊富に取り入れています。
学習して得た知識が、どのようなビジネス、どのような場面で活きるのかを体験できます。

Funda簿記の導入による生徒の変化

Funda簿記を導入した結果、多くの生徒が簿記を楽しく学ぶようになりました。

簿記への興味が高まった

特に実際の企業事例が登場することで、取引のイメージがより具体的になり、知識がどのように活きるのかをイメージできるようなるため、学ぶモチベーションが高くなっています。

また、アプリによる進捗管理によって前に進んでいる感覚を得られることも生徒の学習モチベーション向上につながっています。

家で学習する生徒が増加

目に見える大きな変化には、家で学習する生徒が増加したことが挙げられます。

従来の紙テキストは机に座り、カバンから取り出して開く必要があるため、予習や復習のハードルが高い傾向にあります。
しかし、Funda簿記は、常に手元にあるスマホの中に教材が入っているため、お風呂の中や寝る直前に学習する生徒が増えました。中には趣味のゲームついでに簿記アプリを開く生徒もいます。

まとめ

企業事例が豊富で、ゲーム感覚で簿記を学べるアプリを導入したことで、妻高等学校では簿記に興味を持ってくれる生徒が増えました。授業にお邪魔したときに、生徒からも「簿記が楽しくなった」という声を聞くことができました。
有村先生・山本先生、お忙しいなかインタビューにご協力してくださり、本当にありがとうございます。

生徒に簿記を楽しく学んでほしいと思っている高校の先生方、ぜひFunda簿記を使った授業をしてみませんか？
ご連絡お待ちしています！

また、より詳しく知りたい方は、先生業務を5分の１まで削減し、より効率的な教育体制を構築した事例もセットでご覧ください。