簿記を学びたいと思っても、仕事や家の用事があり、土日にまとまった勉強時間を取れない人も多いのではないでしょうか。
今回インタビューさせていただいたT.S.さんは、土日は家のことやプライベートを優先しながら、平日の学習のみで、3か月で簿記3級に合格しました。
どのように時間を使い、何から学び、試験直前の不安に向き合ったのかを伺いました。
今回のインタビュアーは、Funda簿記で2級に合格後、Funda簿記メンターとして活動されているゆうぞらさんです。
目次
- 業務に必要な簿記を未経験から学習
- 休日ではなく平日に学んだ理由
- 平日の限られた時間でどう学んだか
- Funda簿記合格体験記:まとめ
- Funda簿記アプリで一緒に勉強しよう!
補足:本記事は、会社・部署の取り組みとしてFunda簿記を利用し、業務時間中に学習時間を確保できる環境がありました。完全な個人学習の事例ではありませんが、平日中心の勉強で3か月で合格した事例として紹介します。
業務に必要な簿記を未経験から学習
ゆうぞらさん
簿記3級合格、おめでとうございます。まず、簿記3級を学ぶことになった背景を教えてください。
T.S.さん
私は、仕入れ先からお客様への出荷までを管理するSCM(サプライ・チェーン・マネジメント)本部で働いています。
これまでは、業務に必要な学びや自己研鑽は興味がある人が個人的にやってくださいという感じでした。
ただ、みんな自分の業務を行う中で、改めて時間を取ってやるかというと、正直やっている人は少なかったです。
きっかけは、昨年、部署に経理出身の方が異動してこられたことです。
その方が以前Funda簿記を使った経験をお持ちで、「自分のスキルを上げたいけれど、どうしたらいいか分からない人がいたら、こういうものを使ってみたらどうか」という話があり、そこから始まりました。
ゆうぞらさん
T.S.さんご自身は、もともと簿記の学習経験があったのでしょうか。
T.S.さん
全くないです。
商業系でもないですし、今までの業務も簿記関連ではありませんでした。
私は今まで購買の部門にいましたが、去年の11月から今いる管理部に移りました。
現在の部署では、仕入れ先の経営状況を確認する業務があり、財務情報を理解するために簿記の知識が必要だと感じていました。
自分でも見なきゃいけないなと思いつつ、やっていなかった部分だったので、先ほどの方に声をかけられて「それいいね」と思って乗りました。

休日ではなく平日に学んだ理由
ゆうぞらさん
学習データ上では、全35学習日が平日で、土日の記録は0日でした。実際にはどのように曜日を選んでいましたか。
T.S.さん
土日はほとんどプライベートに充てていて、家のことをやったりしていました。
土日はアプリを見ていなかったですね。
もともと、土日も含めて毎日少しずつでもいいからやった方が覚えるよとは聞いていました。
ただ、土日にパソコンを開いてやるとなると意外と難しいと思いました。
それなら、土日は無理に気持ちを奮い立たせて勉強するのではなく、「その分、平日にしっかり取り組もう」と割り切って決めていました。
ゆうぞらさん
平日の中では、どのような時間に学習していましたか。
T.S.さん
ほとんどが、仕事が一段落した夕方にやっているイメージです。
通勤に車で1時間くらいかかるので、電車通勤のように移動中に勉強することはできませんでした。
業務時間後に少し集中してやったりしていました。
Funda簿記さんだけではなく、ネット上でダウンロードできる試験問題や過去問のようなものを解いてみたりもしていました。

ゆうぞらさん
平日の学習ペースは、振り返るとどのようなものでしたか。
T.S.さん
平日にやると決めていたものの、業務の状況によって学習できる日とできない日はありました。
業務中に時間を入れ込める日は入れて、できない日は就業時間後にやるという形でした。
平日の限られた時間でどう学んだか
ゆうぞらさん
簿記未経験の状態から、最初はどのように学習を始めましたか。
T.S.さん
全く簿記の経験がなく、真っ白からスタートしていたので、そもそも「簿記って何?」というところから始まりました。
最初から「3級なんて簡単だよ、大丈夫」と言われていたので、試しにどんな問題かなと思って開いてみたところ、全然何を言っているのか分かりませんでした。
「これは日本語としてどういうことを言っているの?」と思いました。
そこから、近道を探すのではなく、最初から一話ずつ見ようと思って、講座を最初から見ました。
ゆうぞらさん
スライドを見た後は、どのように問題演習へ進めていましたか。
T.S.さん
最初は基礎のところを見て、その後にセクションごとの試験を少し解き始めました。
そこで、スライドを見なくても説明を読んで「こういうことだな」と分かるものについては、実はスライドを飛ばしたりしていました。
説明を見て、こういう考え方で解くんだと分かることが、勉強する上では良かったです。
スライドに行くまでもないと言ったら変ですが、時間が限られている中では、そこまで戻らなくていい場面がありました。
ゆうぞらさん
Funda簿記で使ってよかったと感じた機能はありますか。
T.S.さん
模試の内容もそうですが、各大問ごとの試験も良かったと思っています。
試験を解いた後に、答え合わせのときに簡単な解説が出てくるじゃないですか。
本当に分からないときはスライドに戻ればいいと思いますが、説明を読んで分かるものについてはスライドを飛ばしていました。
解説を見て「こういう考え方で解くんだ」と分かることが、勉強する上では良かったです。

ゆうぞらさん
仕事との両立という点で、アプリでの学習はどうでしたか。
T.S.さん
自分の時間を自由に使えるのは良かったです。
講義形式の教材は、説明はしているけれど「どういうことなんだろう」と分からない部分があると、前後に戻ったりするのがやりにくいと思います。
Funda簿記さんのスライド形式の方が、自分で「これは次こっちだよね」と戻ったり、微調整がしやすいと思いました。
一つひとつのスライドがそんなに長くないので、本当に手が空いた隙間時間でできると思います。
テストはもちろん時間を確保しないとできません。
ゆうぞらさん
もしもう一度、5月に戻って勉強するなら、変えたいことはありますか。
T.S.さん
やり方としては、もう少し早い段階から、模擬試験や問題演習に取り組めばよかったと思います。
最初は様子を見ながらで、スライドも簡単だったので、「また明日でいいや」という気持ちもありました。
今回、自分がやっていたのは、試験までの最後の1週間に集中して問題を解く形でした。
もう少し余裕を持てたら本番で点数が取れたかもしれません。
時間の使い方がもう少し前に寄れば、期間ももう少し短くなったかもしれないと思います。
そのため、前倒しでアウトプットをやっておけばよかったと振り返って思います。
最初からちゃんと順序を組み立てて、最後の週だけに集中するのではなく、もっと早くから試験をどんどん解いていければよかったと思います。

Funda簿記合格体験記:まとめ
いかがでしたか?
簿記を初めて学ぶT.S.さんさんは、土日は家のことやプライベートを優先し、平日を中心に学習を進めました。
平均約1時間勉強することで、約3か月で簿記3級に合格しています。
休日にまとまった勉強時間を確保しなくても、平日の生活に学習時間を組み込むことで、合格まで学習を続けられた事例です。
一方で、T.S.さんは「もっと早くから試験問題を解けばよかった」と振り返っています。
最後の1週間に問題演習を集中させるのではなく、早い段階から問題演習を取り入れることが、余裕を持って本番に臨むためのポイントといえます。




